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おだやかな革命

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監督:アンドリュー・ヒントン、 ジョニー・バーク
監督:ヴェルナー・ブーテ
監督:ルーシー・ウォーカー   共同監督: ジョアン・ジャルディン、カレン・ハーレイ
監督:ロクサレ・ガエム・マガミ
監督:ベルクロウ・リッパー

おだやかな革命

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 100分 製作年2017年  監督 渡辺智史

自然エネルギーによる地域再生。これからの時代の「豊かさ」を巡る物語。

地域を変えた、移住者・被災者たちの「暮らしの選択」、映画に。
「あたり前」を取り戻すために選んだ未来とは…

Screening Information

2024/06/21
[ 福岡県 ] おだやかな革命
2024/06/22 ~ 2024/06/22
[ 兵庫県 ] 『おだやかな革命』映画会とお話し会&「0円食堂」

上映会 開催者募集

(c)いでは堂

About the film

-原発被害の残る福島県飯館村で畜産農家がこれからの世代へ未来をつなごうと立ち上げた電力会社
-地域唯一の小学校を守ろうと、岐阜県にある100世帯の集落“石徹白”で立ち上がった小水力電力事業

 今、子供達に幸せな未来を残すため、自然と向き合い、人と向き合い、地域と向き合いながら、暮らしの選択を続ける人たちがいます。大きなシステムに依存せず、自らの暮らしを支えるエネルギーを自治しながら、「あたり前」にあったはずの、本当の豊かさを取り戻していく…そんな彼らの、穏やかな、そして力強い挑戦の姿を描きます。
 監督は、前作「よみがえりのレシピ」で、在来種のタネをめぐる物語を描いた渡辺智史監督。2014年より本作の取材を始め、全国の自然エネルギーによるまちづくりの取組みを追ってきました。
映画に登場するのは、福島県・秋田県・岡山県、そして、岐阜県で「エネルギー自治」に取り組む人々です。原発事故をきっかけに感じた不安や怒りや恐怖や、疑問。それを誰かのせいにするのではなく、自分たちの手で未来を変えようと動き続ける人たちの姿からは、未来を豊かにする「暮らしの選択」のヒントが見えてくるはずです。
これまでの、成長・拡大を求める経済のあり方とは違う、それぞれの地域の「幸せな経済」が全国で生まれつつある現在。『おだやかな革命』は、原発被害の残る福島県飯館村や、今では移住者の絶えない石徹白、西粟倉の取り組みなど、エネルギー自治の出発点から現在地までを見つめた、未来に向かうおだやかな革命の物語です。

More info

3.11の原発事故を一つのきっかけにして、これまでの成長・拡大を求める経済のあり方とは違う、それぞれの地域での「幸せな経済」が全国で生まれつつある。『おだやかな革命』は、大きなシステムに依存せず、自らの暮らしを支えるエネルギーを自治しながら、本当の豊かさを取り戻していく地域の姿を見つめた物語だ。2年にわたり追い続けたのは、原発事故後に福島県の酒蔵の当主が立ち上げた会津電力。放射能汚染によって居住制限地域となった飯館村で畜産農家が立ち上げた飯館電力。岐阜県にある100世帯の小さな集落が立ち上げた小水力事業。さらに、首都圏の消費者と地方の農家、食品加工業者が連携して進めている秋田県の市民風車。そして、自主自立を目指して村の森を再生しながら森林資源を生かしたビジネスを起こし、若者の起業家を集めている人口1500人の西粟倉村の取り組み。
「当たり前の日常」が今日も当たり前であることの難しさに直面しながらも、そこから逃げずに向き合った彼らの「暮らしの選択」が、穏やかに地域を変えていく。映画に登場するこれらの地域の暮らしの選択には、これからの時代の希望のタネが詰まっていた。

Data

原題 製作年 2017年
製作国 日本 制作 いでは堂
配給 いでは堂 時間 100分

Cast & Staff

監督 渡辺智史 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽 鈴木治行
撮影 佐藤広一 編集 渡辺智史
キャスト

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
2023ウナギネマvol.7『おだやかな革命』
エネルギーの自給自足をテーマに、その取り組みによって地域のコミュニティが築かれていく事例を日本各地から紹介する映画です。

どの地域の事例も、血と心の通った温かさが画面を通して伝わってきます。
3.11を契機に、太陽光発電事業に乗り出した造り酒屋や畜産農家の方々。
自分の生きる土地への限りない愛情があふれていました。

地方から食やエネルギーを安価で搾取する都会という指摘にゾッとしました。
その関係を見直して、消費者と生産者をつなぐ生活クラブの取り組みも見事です。
私たちの消費が未来を築くという事実を如実に教えてくれます。

石徹白や西粟倉の事例は、私たちに「そんなに急いでどうするの?」と問いかけるようです。
目の前のことに囚われるのではなく、本当に大事にすべきなのは何かを見つめる視点。
「懐かしい未来」という言葉が登場しますが、言い得て妙とはこのことではないでしょうか。

すべてにおいて効率が優先され「コンビニ」であることが求められる現代。
今まで当たり前のものとして受け取ってきたことを、あらためて見つめ直してみよう。
果たして便利であることは、本当に幸せなことなのでしょうか。

本当に豊かな暮らしとは何か。
それを問う人にはぜひ観ていただきたい作品です。

『おだやかな革命』公式サイトもぜひご覧ください。
https://odayaka-kakumei.com/

次回のウナギネマは12/14(木)〜17(日)の4日間です。
上映作品は『ガザ 素顔の日常』。

地中海に面した美しいビーチ。サーファーやラッパーに普通の大学生たち。
あなたの全く知らないガザ地区へご招待!

東京23区の6割ぐらいの狭い場所にパレスチナ人約200万人が暮らすガザでは人々
が貧困にあえいでいる。イスラエルが壁で囲み封鎖したため物資は不足し移動の自由も
なく「天井のない監獄」と呼ばれる。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる──。

詳細はこちらから。
http://unaginema.com/2023/11/13/2023ウナギネマvol-8『ガザ-素顔の日常』/

#映画 #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ #福岡 #柳川 #ドキュメンタリー #ガザ #パレスチナ #イスラエル

CATFLIX  2023年11月10日
タイトル通り、まさに革命的な活動をしている登場人物たちなのにそれぞれとても穏やかに生き生きとしていて、見終わった後自分たちはどう生きていくべきかを前向きに考え話し合いました。

自分の活動を振り返りたくなる作品
各地で自分たちの地域に働きかけ、地域が協力して新しい活気を生み出す姿が印象的な作品だった。振り返りの時間には、2組に分かれて感想のシェアをおこなったのだが、どちらのグループも、自分たちが地域や関わりのある施設でどんなことをしているかという紹介が多かったようだ。
だれもが、自分の場所で他者に向かって、未来に向かってできることをしているという姿。エネルギーや気候変動は大きな課題だが、ひとりひとりができることをやる、それもまたおだやかな革命なのだと感じた。


ナラティヴ・ラボ 2023年10月07日
作品の中に岐阜・郡上での自然エネルギーによってコミュニティがどんどん変化していく様子が丁寧に描かれていて、参加してくださった皆さんにとってもとても身近で惹きこまれる内容だったのではないかと感じました。

私とエネルギー、という話題から最後は生きる中で幸せと感じるとき、豊かだと感じるときという話題へと広がり、子どもから大人まで幅広い世代がフラットに交流できるいい場になりました。

懐かしい未来をつくる
Library&Kitchen まきば 2023年09月30日
朝昼夜の3回上映会を開催しました。それぞれ、5名・5名・4名の参加で、上映後はそれぞれの感想を共有しながら全体で話しました。

参加者からは、

「地域の特色をいかして、自然を活かしていけたらいいかな、と。
長く住んでいると良いことも悪いことも受け入れて当たり前になっている。外から来た人だから気づくこともある。外から来た人と地元の人が協力していくことが鍵になると思った」

「若い人たちに期待する一方で、自分たちに何ができるか考えていきたいと思った」

「価値観が多様化している中で、バランス感覚が重要だと思った」

「懐かしい未来、というキーワードがこの町の人と外から来た人が協力するためのひとつのキーワードになると思った」

「風車の景観問題などそういった部分に対してどのように理解を得たのか、ソーラーパネルの廃棄物問題などそういった負の側面についても気になった。うまくいくまでに苦労したことや困難などそういった裏側も知りたいと思った」

といった感想をいただきました。それぞれ感じたことの違いから話が広がっていきました。