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アニマル ぼくたちと動物のこと

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監督:カール-A・フェヒナー
監督:ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル
監督:ルーシー・クラフト、ケレン・カズマウスキー、キャサリン・トールバート

アニマル ぼくたちと動物のこと

ジャンル 環境 教育 人権 社会変革 問題解決
時間 105分 製作年2021年  監督 シリル・ディオン

僕たちは絶滅するの?
地球上の生命の「6度目の大量絶滅」が迫っているらしい。
危機感を覚えた16歳のベラとヴィプランの2人が阻止する方法を探りに世界各地へ旅するが果たして・・・

フランスで110万人が観た大ヒットドキュメンタリー『TOMORROW パーマネントライフを探して』のシリル・ディオン監督最新作!
*カンヌ国際映画祭2021 ドキュメンタリー映画賞 ノミネート
*セザール賞2022 最優秀ドキュメンタリー賞 ノミネート
*ヨーロッパ映画賞2022 ヤング観客賞 受賞

【文部科学省選定作品】
社会教育(教材)
青年・成人向き(自然保護・地域開発)
2024年4月26日認定

Screening Information

2025/05/27 ~ 2025/05/28
[ 福岡県 ] 福岡5月開催:ソーシャルシネマ上映会『アニマル ぼくたちと動物のこと』

上映会 開催者募集

©CAPA Studio, Bright Bright Bright, UGC Images, Orange Studio, France 2 Cinéma – 2021

About the film

ベラとヴィプランは、動物保護と気候変動問題に取り組む16歳のティーンエイジャー。自分たちの未来が危機にさらされていると確信している世代だ。過去40年間に絶滅した脊椎動物の個体数はすでに60%以上と言われ、ヨーロッパでは飛翔昆虫の80%も姿を消した。このことを科学者たちは「6度目の大量絶滅」と呼んでいる。50年後、人類は生存していないかもしれない。2人は、映画監督で活動家のシリル・ディオンに後押しされ、気候変動と種の絶滅という2つの大きな危機の核心に迫ろうと決意し、絶滅を食い止めるための答えを探るべく、世界を巡る旅に出る。インドではプラスチック汚染について、フランスでは温室効果ガス排出量の約15%を占める畜産業の実態を、パリでは動物行動学者のジェーン・グドールから動物と人間の関係について学ぶ。また、ケニアの大草原を訪れ、環境大国コスタリカでは現職大統領から自然再生のノウハウを学ぶ。2人は果たしてより良い未来のための解決策を見出せるだろうか?

More info

過去40年で野生動物の6割以上が絶滅?
どうすれば絶滅を回避できる?2人は解決策を探りに世界各地へ。

6度目の大量絶滅はすでに始まっている。

ベラとヴィプランは、動物保護と気候変動問題に取り組む16歳のティーンエイジャー。自分たちの未来が危機にさらされていると確信している世代だ。過去40年間に絶滅した脊椎動物の個体数はすでに60%以上と言われ、ヨーロッパでは飛翔昆虫の80%も姿を消した。このことを科学者たちは「6度目の大量絶滅」と呼んでいる。気候変動に、6度目の大量絶滅・・・。50年後、人類は生存していないかもしれない。2人は何年も抗議行動、ストライキ、デモに参加し、環境保護団体等と関わってきたが、どれもうまくいかない。そこで映画監督で活動家のシリル・ディオンに後押しされ、気候変動と種の絶滅という2つの大きな危機の核心に迫ろうと決意した。

人間の果たすべき役割とは──

なぜ野生動物は姿を消しつつあるのだろうか?そして何よりも、どうすれば絶滅を食い止められるのだろうか?これらの答えを探るべく、2人は世界を巡る旅に出る。まず、古生物学者アンソニー・バルノスキーからは種の絶滅の5つの原因を教わる。それからインドの海岸ではプラスチック汚染について、フランスでは温室効果ガス排出量の約15%を占めている畜産業の実態を、ベルギーでは魚の乱獲問題を、パリでは著名な動物行動学者のジェーン・グドールから動物と人間の関係について学んでいく。また、野生動物に出会うべくケニアの大草原を訪れ、環境大国コスタリカでは現職大統領から自然再生のノウハウを学ぶ。2人は果たしてより良い未来のための解決策を見出せるだろうか?

【文部科学省選定作品】
社会教育(教材)
青年・成人向き(自然保護・地域開発)
2024年4月26日認定

Data

原題 ANIMAL 製作年 2021年
製作国 フランス 制作 【共同制作】CAPA STUDIO, BRIGHT BRIGHT BRIGHT, UGC, ORANGE STUDIO, FRANCE 2 CINEMA
配給 ユナイテッドピープル 時間 105分

Cast & Staff

監督 シリル・ディオン 製作総指揮
プロデューサー ギヨーム・トゥーレ, セリーヌ・ルー, ジャン=マリー・ミシェル, トマ・ベネ, シリル・ ディオン, パトリック・フルニエ 原作
脚本 シリル・ディオン, ウォルター・ブーヴェ 音楽 セバスチャン・フーグ, ザヴィエ・ポリカルプ
撮影 アレクサンドル・レグリーズ 編集 サンディ・ボンパー
キャスト ベラ・ラック、ヴィプラン・プハネスワラン、ジェーン・グドール 他

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
シネマシェア米沢 2025年02月15日
シネマシェア米沢として2回目の上映会でしたが、先月に引き続き大雪に見舞われた中での開催となりました。
そんな中でも足を運んでいただいた皆さんに感謝です。
参加者された方からは、すばらしい映画だ、という声が聞かれました。

第9回マチリノシネマ
第9回マチリノシネマは「アニマル」を上映しました。

今回は小学生の男の子と女の子も参加。
実際にお子さんを目の前にして、
(あのシーン、大丈夫かな)
(ショック受けないかな)

受け取る感受性は一人ひとり違うから、
大人が守りすぎないように。
かつ、一人一人の成長のタイミングも大切にしたいな。
そんな両方の気持に気づく時間にもなりました。
(シェア会で聞いたら、大丈夫でした♡)

上映会後、印象に残ったシーン、感じたことを聞いていくと、一人ひとり違った感想が聞けて視界が開けました。

「〜〜でなければ!」
「○○はだめ!」

他責にしたり、周りに変わることを求めるのではなく、
まず自分。まずは足元。
自分の暮らしと選択を見つめ直す「個の回帰」
と同時に、
システム、資本、お金、権力に支配されてる社会。身動き取れなくなってる大人たち…
価値観、システムからくる問題も確かにあることがよくわかりました。

団結して知ってもらうこと、伝えていくこと、繋がること。
そういったちょっとエネルギーが必要な「社会改革」「社会活動」。

「個の回帰」と「社会活動」この2つの視点を同時に、かつ分けて目の前に起こってることを眺める必要がありますね。

そして、デモやストライキも大切だけれど、
この“素晴らしいイノチ”を愛しているからこその、憎しみのパワーではなく、喜び・希望で伝えていくこと。

同じ「愛」からの動きだけれど、どちら側の視点で見ていくかで、見える世界が変わっていく。

若い2人の表情の変化が映画からも伝わってきて、ヒューマンドラマとして共感した方も多かったです。

今の暮らしの延長線ではないミライ。何から変えていこうか…そう参加者一人一人がテーマとして持ち帰られたように思います。

主催者として、「一度自分が観て終わりじゃないな。必要とする人が、子どもがいたら、また何度でもまた上映しよう。」
「少人数でも、赤字にならない限り、小さな声にも応えていこう」

そう感じています。
これからも、ドキュメンタリー映画のチカラをお勧めしていきます!

そうだそうだと思うことばかりだった
・今、戦争をしている場合ではない。人間がどこまでおごってい
るかと思った。人間の思うままにしようとする傲慢さが感じられた。何か行動をがんばろうと思った。
・人間である私たちはどうなの?前半は混乱してしまい、涙がでそうになった。
・衝撃を受けた。息子に映画のような体験や旅をさせてたいとおもっていた。こどもの時に、知識の無さから、環境問題などと聞くと人間は良い方法を生み出せることを知らなかったから、人間でごめんなさい、生きていてごめんなさいと思っていた。多くの子どもたちに見てほしい。
・技術の発展は悪くはないが、その結果を責任とっていないのが問題。その解決のためにはお金も必要になる。
・食物連鎖が1つ崩れると、みんなが困る。
・家畜を殺す人の気持ちを知り、複雑な気持ちになった。捨てられてしまう動物の気持ちも。
・気づくことの大切さを感じた。子どもたちが言っていた「憎んでいても何も変わらない」というところが私たちの信念に似ている。何が出来るのかを考える。
・そのままで過ごすのではなく、何かしらしないといけない。特に、日本は被災者の死体などはニュースに流さない。命は失われるんだということを知らない。隠す文化がある。
・ゲーム感覚になっている。実際に触れる体験がない。関西では、体験した命の大切さを絵に書く。
・環境問題に絶望を感じていた子どもたちが、自然の美しさに触れ、もっともっと自然を知りたい、関わりたいと前向きに変化していったことが嬉しかった。感じたことを伝える、対話をしていくことが大切だと思った。
・深く考えさせられるいい映画だった。また、その後、みなさんと思いを話し合う場があってとても有意
義な時間でした。楽しかったです。

経済成長って本当に必要? 自分たちはどう生きるかが問われている
・女の子は、昔の自分を見ているようだった。人間への憎しみ、自分もそうだった。

・前半は絶望的なシーンが多く、しんどかったが、最後は前向きな顔に変わっていて良かった。

・映画のBGMが良かった。しんどいシーンも、音楽に助けられた。

・研究者同士でも、分野が違うと交流がない。鳥の先生は上を見て歩き、アリの先生は下を見て歩く。いま舞鶴公園の問題に取り組んでいる勝瀬志保さんは、生物すべてを見ている。市井の学者だと思う。

・清掃活動をしているインドの方が「活動して、広めろ」と言っていたのが印象に残った。小さなことでもアクションを起こして、続けていくことの大切さを痛感した。

・現場の人、自然の中に入っている人のほうが知っていることもある。子どもはあ直感で感じられる。大学生など若者には「自然に入っていって」と思う。

・西新でも毎年変化を感じる。アリの数、セミの数、ミミズの数…。小さなスペースでも変化が起きていて、地球ではもっとすごい規模で起きているのだと思った。

・プラスチックの海を見て「本当にこんなにあるんだな」と感じた。

・プラスチックをなるべく買わないように、使わないようにしたいが限界がある。自分はどうやって変わっていったらいいのだろう。

・家畜の扱い方がショックだった。工業的畜産。スイスで牛を育てているおじいさんに救われた。

・地元でイノシシが出ると「捕獲」がニュースになるが、映画では「オオカミを殺そう」とならなかったのがすごいと思った。

・ホロコーストでは、番号(数字)で人を呼んでいた。「名前」を付けることが大事。

・生物多様性だけでなく、人間の多様性も大事。多様性があるから社会が強くなる。エンドロールでクラウドファンディングの協力者が白人ばかりだったのが気になった。

・経済成長、本当に必要だろうか? 健康や社会との繋がりなどを幸福度を測ることにする国々も出てきた。そういう国が当たり前になっていけばと思う。

・若者2人が「解決策を持っていて、それを広めていけばいいと思ってたけど、誰も解決策を持っていなかった」と言っていたのが印象に残った。100年後、200年後の人たちが豊かになれる方法は、おぼろげながら分かっているけど、まだ分かっていない。転換の時代。「自分たち人間は分かっていない」と謙虚な姿勢が大事。いま木を植えて、森になるのは100年後。100年森に関わることで、自分たちが変わる。その「過程」の関わりが大事だと思う。いま増えた多様性が、また次の多様性を生むと思っている。

・先が見えないのは、いつの時代も同じ。青写真はなくても、「自分たちはどう生きるか」と問われている。

・最後に男の子が「美しいから守る」と言っていたのがよく分かる。自分も地元の干潟を見て、たしかに干潟を守るのに理由は要らないなと思った。

下目黒ソーシャルシネマvol.6『アニマル ぼくたちと動物のこと』上映会
「下目黒ソーシャルシネマ」の第6回は、『アニマル ぼくたちと動物のこと』を上映しました。

ティーンエージャー2人が取り組む環境保護の軌跡。立ちはだかる壁への奮闘と成長の物語が、心にぐっとくるドキュメンタリー映画でした。2人が世界を巡り、多様な大人たちと行った対話はどれも示唆に富むものでした。経済成長以外のすべてが悪化している国や地域が示され、今後はウェルビーイングを1つの指標として取り組むべきという経済学者の提言が少しでも広まればとも感じました。

「下目黒ソーシャルシネマ」は、「花と緑」や「自然や環境」等に関連する映画を選び、地域の高齢者施設を借りて行う上映会です。参加者の輪を広げて「人とみどりがつながるコミュニティーづくり」につなげたいと思いますので、ご興味ありましたら、ぜひご参加ください。