チョコレートが平和を届ける!?
シリアからカナダへ、そして世界へと広がる感動の実話!
さぁ、はじめよう。甘くて苦い再出発の物語を。
© Peace by Chocolate
About the film
***受賞***
世界40映画祭ノミネート 40受賞(以下、受賞のみ)
・コルディエラ映画祭2021(アメリカ合衆国)
最優秀監督賞
・ポート・タウンセンド映画祭2021(アメリカ合衆国)
ワールドレンズ賞
・ライジングサン国際映画祭2021(日本)
最優秀映画賞
最優秀俳優賞
他、ナポリ国際映画祭2021(イタリア)
ハートランド国際映画祭2021(アメリカ合衆国)
ウッズホール映画祭(アメリカ合衆国)など11部門ノミネート!
More info
シリア内戦により難民となったテレクは家族と共にカナダへ移住する。一家の受け入れ先であるアンティゴニッシュは、故郷のダマスカスに比べてはるかに小さな街だったが、内戦で宙ぶらりんになった医学部卒業を目指すテレクは方法を模索する。
一方、ダマスカスで一流のチョコレート職人だった父親のイッサムは、移住先の人々の支援を得てチョコレート販売を再開し、成功の道が開けるが___。
家族と平和、そして人々に幸せを運ぶチョコレートを描いた、実在するチョコレート店の心温まるサクセスストーリー。
Data
原題 |
Peace by Chocolate |
製作年 |
2021年 |
製作国 |
カナダ |
制作 |
|
配給 |
D6 モーション・ピクチャーズ |
時間 |
96分 |
Cast & Staff
監督 |
ジョナサン・カイザー |
製作総指揮 |
チャディ・ダリ |
プロデューサー |
ジョナサン・カイザー、マルタン・ポール=ユス、カトリーヌ・レジェ、キャシー・ウルフ |
原作 |
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脚本 |
ジョナサン・カイザー、アブドゥル・マリク |
音楽 |
デヴィッド・ベルトック |
撮影 |
ブノワ・ボーリュー |
編集 |
ジョナサン・カイザー、マシュー・ベランジェ |
キャスト |
アイハム・アブ・アンマー、ハテム・アリ、マーク・カマチョ他
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上映会主催者の声
上映会を主催された方の声を紹介します
下川すまっこシネマ 2025.1月上映会 『ピース・バイ・チョコレート』
実話をもとにしたドラマということで、いつものドキュメンタリーとはまた違った雰囲気の作品という印象でした。チョコレートというワードに惹かれて小学生も見にきてくれたのが嬉しい出来事でした。
【参加者の感想】
戦争という悲惨な状況下から逃げてこられて、しかも祖国とは比べものにならないくらいの極寒の地で新たな生活基盤を作っていく。映画の中では人に恵まれたからとそれほど深刻には描かれていませんでしたが、ここに至るまで相当に大変だったのだろうなと想像できました。
人生の中でやりたいことが必ずしもできるわけではないのだけれど、選ばなかった道に後悔するのではなく、「その機会じゃない」とまだ先があるという肯定的に捉えている姿がとても幸せに感じました。人生楽しい方が絶対いいじゃない!私も見習おう。
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道北地区、移住者が多いけれど、世界には、希望しない移住をしなければならない人がたくさんいること、そして、それを受け入れなければいけない町がたくさんあるこを身を持って感じた。お互いの文化を理解しよう、と言うのは簡単だけれど、実際にはなかなか難しいことだと思う。私も2年前に道北に自ら望んで引っ越してきたが、いいことばかりではなく、うーん、と思うこともたくさんあった。でも、主人公のように、自分のやりたいことを信じて、突き進めば道が拓ける、というストーリーには、すごく勇気づけられた。
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家族愛について考える機会をもらえました
戦争については傍に置く感想になりますが、主人公が父に縛られながらも、自分のやりたい事をやろうとし、でも家族を大事に思い父親の夢を形にするために力を貸す、そして後回しにした自分の夢も諦めていない
主人公の人間性にとても共感し、自分もお手本にしたいような生き方だと思いました
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登場人物が、それぞれの葛藤を抱えながら、何を大切にしていくかを丁寧に描いた作品だと思いました。
トルドー政権への評価は厳しいものもありますが、カナダの難民受け入れの姿勢は、私たちも見習うべきだと思いました。
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ドキュメンタリー良かったです。大きい工場でできてすごいと思いました。チョコレート食べてみたいです。
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難民の方の日常や差別、葛藤が描かれていてでも人間は人種に関係なく家族や兄弟のようにつながることができる。戦争の悲劇と家族の大切さや最後には希望も与えてくれる映画でした。
1/18(土)昼、第210回銀座ソーシャル映画祭を開催しました。
初めての上映作品で、実話に基づくものの、いつものドキュメンタリーではなく、感想共有でも様々な印象が話されたようです。
今年も積極的に開催いたしますので、よろしくお願いいたします。
実話に基づいて演じられたストーリーのある映画で見やすかったという感想がありました。難民としてカナダへ渡った家族の物語が素敵に描かれていたと思います。
主張したくなる「シリア、難民、平和」よりも、一人一人の人生がそれぞれ描かれた、
立体的な名作です!
主人公は内戦で、後少しというところで医者になれず、
夢を追いかけている。お父さんはシリア1のチョコレート職人。
二人揃って、自分の夢を持っている。
私も長男で田舎の生まれ。
親に反発したくなる主人公の気持ちも、そして
家族で一緒にチョコを通じて頑張って行きたい、そんな
両親の思いもわからぬわけではない。
けれども、主人公は医者という夢を諦めず、ずっと
足掻き続けている。その姿は私にとっては痛いほど
共感できるものがある。
とネタバレ覚悟で書きたいけれどもw
とにかく重たいテーマは背景に押し留められて、
実に家族と起業に奮闘する様子がきちんと描かれている。
葛藤シーンでは、母親、妹、父親から主人公は結構キツい
言葉を投げかけられる。日本人からすると、ちょっと
「それは厳しすぎる」感じがして、ちょっと温度差感じる場面も。。。
しかし、脇役のカナダの皆さんがとってもいい人。
みていただいたら、わかると思いますが、家族をずっと応援する
フランク。彼の人柄の良さと言ったら、もう。
さすが四十もの賞を取っただけの作品だと思います。
ぜひお勧めします!