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気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~

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監督:マチルダ・ジュリアン&ジョナサン・カレン
監督:カール-A・フェヒナー
監督:ダーヴィド・グロス
監督:カール-A・フェヒナー

気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 86分 製作年2018年  監督 カール-A・フェヒナー

地球が危ない 人類が危ない
気候変動を止める 私たちは挑む

気候変動を止める気候活動家(気候戦士)たちの挑戦に密着したドキュメンタリー

この映画は「未来へのデジャブ」だ。
前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望
が描かれている。

- 飯田哲也(いいだてつなり)/環境エネルギー政策研究所 所長

Screening Information

上映会 開催者募集

About the film

気候変動は人類への脅威であり緊急な対策が求められている。しかしドナルド・トランプ大統領は、気候変動抑制に関する国際協定パリ協定から脱退を宣言し、石炭復活策を進めるなど時代と逆行した行動を重ねている。他方、アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事は、州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるために米国政府機関を提訴。17歳の先住民でヒップホップ・アーティストのシューテスカット・マルティネスは、人類の生存を揺るがす喫緊の課題に立ち向かう若手の気候活動リーダーだ。彼も若者達と気候変動に消極的な米国政府を提訴している。太陽光、揚水、水素やバイオガス発電など再生可能エネルギー100%転換のための技術は揃っている。映画『第4の革命』の成功から7年。カール-A・フェヒナー監督が気候変動を阻止するために制作した渾身のドキュメンタリー。

More info

産業革命以後、温暖化効果ガスの増大で気温上昇が続き人類の未来は暗い。人々は移民を余儀なくされ、地球環境の汚染が続いている。気候変動は人類への脅威であり緊急な対策が求められている。しかし世界第2位の二酸化炭素排出国米国のドナルド・トランプ大統領は、気候変動抑制に関する国際協定パリ協定から脱退を宣言し、石炭復活策を進めるなど時代と逆行した行動を重ねている。他方、アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事は、州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるために米国政府機関を提訴。脱炭素と草の根運動の重要性を訴えている。

17歳の先住民でヒップホップ・アーティストのシューテスカット・マルティネスは、人類の生存を揺るがす喫緊の課題に立ち向かう気候戦士で、若手の気候活動グローバルリーダーだ。彼もまた、若者達と気候変動に消極的な米国政府を提訴している。発明家エディ・クラウスは孫の世代のために藁を活用したバイオマス発電を実用化した。その他、太陽光、揚水、水素やバイオガス発電など再生可能エネルギー100%転換のための技術は揃っている。映画『第4の革命』の成功から7年。カール-A・フェヒナー監督はこう呼びかける。「立ち上がろう!そして100%再生可能エネルギー実現のために今こそ行動しよう!」と。

Data

原題 Climate Warriors 製作年 2018年
製作国 ドイツ 制作 フェヒナー・メディア
配給 ユナイテッドピープル 時間 86分

Cast & Staff

監督 カール-A・フェヒナー 製作総指揮
プロデューサー カール-A・フェヒナー 原作
脚本 音楽 ゲルハルト・ダウム、ラルフ・ヴィーンリッヒ、エカート・ガドウ
撮影 フィリップ・バベン・デア・エルデ 編集 バンハート・レディッヒ、デイヴィッド・グロシュカ
キャスト アーノルド・シュワルツェネッガー、カール-A・フェヒナー、ハンス・ヨーゼフ・フェル、ガナ・グラッドキーク、フランク・ギュンテル、クラウディア・ケンファート、エディ・クラウス、ライナー・マンゴールド、シューテスカット・マルティネス、カイラ・ペック、ジョイレット・ポートロック、シュテファン・ラムラー、マーティン・ランデルホフ、アミール・ロガニ、ニッキー・シルヴェストリ

Review(1)

20/05/08 14:19

ユナイテッドピープル さんのレビュー
感動 元気 役立ち 学び
この映画は「未来へのデジャブ」だ。

前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望
が描かれている。

- 飯田哲也(いいだてつなり)/環境エネルギー政策研究所 所長

***

変化は確実に始まっている。

従来の石油、石炭、天然ガスから自然エネルギーへの転換だ。世界各地で地道な努力を続ける気候戦士たちの行動の結果が、確実に身を結び始めている。「党派は関係ない、これは人類の問題だ!」政治家目線からのアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉には力がある。また、福島の事故をきっかけに考えを新たにした人たちが全世界にいる。そして彼らは、日本がいつ本腰を入れて動き出すのか?心の底から待ち望んでいるに違いない。

- 正木 明(気象予報士・防災士)

***


この映画は、古い世界と新しい世界がぶつかりあう、ちょうどそのときに私たちは生きていることを痛感させる。

古い世界が去り、新しい時代が来ることは間違いないが、そのスピードが問われている。そして、そのスピードを加速するための答えも映画には描かれている。この時代に生きるひとりの人間として、何をすべきかーー希望とともに決意を新たにする思いだ。

- 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長)

レビュー一覧
https://unitedpeople.jp/climate/rv

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
気候変動対策に向けて一人の100よりみんなの一歩
NPO法人 HAPPY PLANET 2024年02月03日
映画に登場する気候変動に対する世界中の人々の対策には、勇気と希望を感じました。上映会の後に行われた交流会では、私たちができることについて話し合いました。

酷暑にぴったり
みどりアートパーク 2023年09月14日
過去に例がないほどの酷暑に見舞われた日本の夏。観客はどれほど作品を自分事と思えただろうか。

CATFLIX  2023年05月12日
持続可能エネルギーへ移行する準備はできているのにやらずに私利私欲にしがみついてる人達がいるのだなぁ。諦めずに行動する事に勇気をもらい
未来の地球の為に今できる事をやるしかない。

来館者からのアンケート結果
エコットシアター 2022年05月15日
原発問題や環境に興味・関心をを持っていただいた一方、理解するのが難しかったというご意見をいただきました。
今後さらに環境映画について上映を予定しております。

2021ウナギネマvol.22『気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~』
北京冬季オリンピックの最中にこの作品を鑑賞しました。
若い世代が自分の限界にチャレンジし、それを国籍に関係なく称え合う姿に心を熱くし、
同様に、この作品に描かれる思いを持った人々に未来への可能性を確信しました。

折しも、この平和の祭典の期間にも関わらず、ウクライナでは情勢が緊迫しています。
どちら側の指導者も、相手を非難することに終始し、本質的な解決に向けての動きはありません。
対立という構図からは、未来への道が見えてこないのではないでしょうか。

この作品も、ところどころに「勝利」というメッセージが表れます。
「戦士」と名付けられたタイトルも、それを象徴しているかのようです。
いったい私たちは何と戦わなくてはいけないでしょうか。

政府や大企業に対して戦いを挑み、未来への可能性を勝ち取るということ理解できます。
しかし、この「闘う」ということに大きな違和感を感じます。
私たちが向かうべきなのは、相手を打ち負かすことではなく、対話による未来の共有なのではないでしょうか。

おそらく今の若い世代は、これを無意識のうちに理解しているのだと思います。
だからこそ、オリンピックでも結果に関係なく、お互いのチャレンジを認め合えるのでしょう。
個人レベルではこれができるのに、国家や企業がそこに介入するとたちまち困難になります。

映画でも触れられているように、既得権益を持つものにとって変化は脅威です。
だから、あの手この手を使って、現状からの変化を防ごうとしています。
そして、その先の未来に何が待つのかは見えていないことにしています。

確かに、現状で経済を優先しなければ社会は成り立たないかもしれません。
しかし、そのことが未来への視点を排除することにつながってはなりません。

0か100かではなく、その中でバランスを取りながら、未来へのステップを歩むこと。
このことを私たちはしっかりと自覚する必要があります。
それを一人でも多くの人に伝えるためなら、私も「戦士」の一員となりたいと思います。

次回のウナギネマは、2022年3月5日(土)『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』
天才ピアニストとうたわれたデイヴィッド・ヘルフゴット。
やがて精神を患い11 年の闘病⽣活。
奇跡の復活を果たした彼の⼈⽣は⽣きる喜びに満ちあふれている。
ふたつの個性が共振することで⼈⽣の豊かな⾳⾊が⽣まれる。
奇跡的な夫婦愛を描いたドキュメンタリー。

ぜひ次回のウナギネマもどうぞお楽しみに。
詳細・ご予約はこちらからどうぞ!
https://2021unaginema23.peatix.com/