5月14日(木)に、「気候戦士」を上映し、学生・一般合計7名が視聴しました。
この映画は、気候変動を止めるために積極的に行動している人々=気候戦士たちの活動を追ったドキュメンタリーです。アーノルド・シュワルツェネッガー元カルフォルニア州知事、若き気候活動リーダーのシューテスカット・マルティネス、経済学者、起業家、デザイナー、技術者、ユーチューバー、学生らが登場し、それぞれの立場で行動します。はっきりと対抗を表明したり、デモをしたりすることが少ない日本との違いを感じました。
視聴後、参加者のみなさんと対話の時間を持ちました。
〇映画を見て思ったこと
・ 映画では、いろんな人が気候変動を止めるためにデモをしていた。日本では環境に関わる運動が見られることはあまりない。それらの方の意見が聞けたのは興味深かった。
・ バングラデシュで、少ない支援でソーラーパネルを買って屋根に貼っているシーンが印象的だった。環境問題に携わる人が少なすぎる。興味のない人に意識を持ってもらうようになることが大事だと思う。
・ 石炭を発掘している地域では、さまざまな環境破壊があることを知った。
・ 登場者たちはそれぞれ活動していたが、それがつながって協力できたら良いのではないかと思った。
・ アメリカの大学に行っているが、年中灯りがつけっぱなしになっている。まだまだ省エネできる部分はあるのではないかと思った。その点、日本は省エネ先進国ではないか。
・ 映画監督も保守派、ドナルド・トランプもアーノルド・シュワルツェネッガーも共和党、つまり保守派、同じ保守でもいろいろな考え方があり、何を目指すかで随分異なることを示していた。
・ 基本的にこれまで我々は、誰かが作ったエネルギーを自由に使って生活している。これからは、自分でエネルギーを作ったり工夫したりすることになるのではないかと思った。
〇あなたが気候戦士ならば、何をしたいか。
・ 多くの人に気候変動に関する情報を知ってもらうために、現状を広めるという活動をしたい。
・ SNS活動による気候変動のデータや影響についてなどを発信し、それを見た人に少しでも興味を持ってもらえるような活動をしたい。
・ 環境に関する行動をしたときにSNSで発信。気候変動による被害者の声を聞くこと。
・ リサイクルを友人に勧めたい。
・ 気候変動が起きていることを分かりやすい形で整理したい。
・ 日本は環境への意識が高いと言われているが、実際にはどうなのか調べてみたい。
・ 再生可能エネルギーに置き換える場合と現状のエネルギー源で発電を続ける場合とを比較し、どちらが経済的か環境に良いか計算したデータや研究を調べたり、自身がその研究に取り組んだりしたい。
・ 日本でも農家などでは気候変動の被害があるようなので、現場の声を見聞きしてみたい。
以上、新1年生も加わり、前向きな意見を共有できました。参加した皆さん、有難うございました。














前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望
が描かれている。
- 飯田哲也(いいだてつなり)/環境エネルギー政策研究所 所長
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変化は確実に始まっている。
従来の石油、石炭、天然ガスから自然エネルギーへの転換だ。世界各地で地道な努力を続ける気候戦士たちの行動の結果が、確実に身を結び始めている。「党派は関係ない、これは人類の問題だ!」政治家目線からのアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉には力がある。また、福島の事故をきっかけに考えを新たにした人たちが全世界にいる。そして彼らは、日本がいつ本腰を入れて動き出すのか?心の底から待ち望んでいるに違いない。
- 正木 明(気象予報士・防災士)
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この映画は、古い世界と新しい世界がぶつかりあう、ちょうどそのときに私たちは生きていることを痛感させる。
古い世界が去り、新しい時代が来ることは間違いないが、そのスピードが問われている。そして、そのスピードを加速するための答えも映画には描かれている。この時代に生きるひとりの人間として、何をすべきかーー希望とともに決意を新たにする思いだ。
- 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長)
レビュー一覧
https://unitedpeople.jp/climate/rv