映画『1日1ドルで生活』の監督が再び、実践型ドキュメンタリーを制作!今度は85,000人が暮らす、難民キャンプへ。
2人のアメリカ人がシリア難民が暮らす難民キャンプで日常生活を体験するドキュメンタリー。
News
About the film
2人のアメリカ人青年の制作チームが、シリア難民が暮らすヨルダンのザータリ難民キャンプでの滞在を許可された。キャンプ内のテントで1カ月生活し、テントを張ったり配給に並んだりする難民の日常生活を体験。「隣人」たちとの日々の交流から見えてきたのは、トラウマを抱えながらも、自分にできることを見出し、平和を求めて懸命に生きる一人ひとりの姿だった。キャンプの外で暮らす8割の難民たちの生活についても知りたいと、近隣の町で暮らしている母子家庭も訪問。原題にある”Salam”とは、アラビア語で「平和」という意味を含むあいさつの言葉。
More info
グアテマラの貧困地域で2ヶ月間生活した様子を追ったドキュメンタリー『1日1ドルで生活』のアメリカ人青年、ザックとクリスが今度はシリア難民が暮らすヨルダンのザータリ難民キャンプで1ヶ月の生活を体験する。このキャンプにはシリアから逃れてきた難民が暮らしており、一時は20万人に達するほどだった。国連が初めてザータリ難民キャンプ内にテントを張って生活することを許可した最初の映画制作者として、2人はテントを建てたり配給に並んだりする難民の日常生活を体験していく。
全体で数百万人もの人々が家を追われて難民となったシリア危機は、第二次世界大戦後最大の人道危機といわれている。ザータリ難民キャンプで、人々はどんな暮らしをしているのだろうか?そこには2人の想像を超える困難の中、トラウマを抱え生き抜こうとしている人々がいた。世界で最も差し迫った危機の最中で生きる人々と出会い、戸惑い、時に涙しながらも徐々に自分たちができる役割を見つけていく。難民と世界とつなぎ、彼らをサポートするために。
Data
| 原題 | Salam Neighbor | 製作年 | 2015年 |
|---|---|---|---|
| 製作国 | アメリカ | 制作 | |
| 配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 75分 |
Cast & Staff
| 監督 | クリス・テンプル、ザック・イングラシー | 製作総指揮 | |
|---|---|---|---|
| プロデューサー | サラム・ダルワザ、モハブ・カタブクリス・テンプル、ザック・イングラシー | 原作 | |
| 脚本 | 音楽 | ||
| 撮影 | シーン・クサナギ | 編集 | モハメッド・エル・マナスターリー、ジェニファー・ティエキシエラ |
| キャスト | |||
Review(0)
上映者の声
マアルシネマの上映会「難民キャンプで暮らしてみたら」とアレッポの石鹸太田さんのお話会、今年もたくさんの方々がご参加くださいました。
ご来場のかたのうち半分は昨年に引き続きのご参加。
今年初めてご参加された方々も、「もっと聞きたい」「来年また広島へ来てください!」の声が相次ぎました。
アンケートから(一部抜粋)
・自分に何ができるかわからないが、まずは隣人を大切に、の精神で日々生活していきたい
・知らない世界をアレッポの石鹸を通じて知ることができました。
・「難民」といっても一人一人の物語があることに改めて気づかされました
・遠い国、の話でしたが、今回の会で興味を持つことができてよかったです。
まだまだ紛争の最中にあるシリア。
ウクライナとロシアの話はテレビに出ても、
なかなかシリアの話は意識しないと目にしない昨今。
昨年はシリアに残って市民を守るホワイトヘルメットと呼ばれる消防団のような活動をしている人たちのドキュメンタリー、
今年は、シリアを離れ、近隣の受け入れ国のキャンプに身を寄せている人たちのドキュメンタリー。
両方観ることで、また、ひとつ、視野が広がった気がします。
この世界中で起きている内紛や、侵略、戦争、自然災害によって人間的な暮らしができなくなった地で支援活動を続けていらっしゃるNGO法人「パルシック」さんに、本日、ご参加の皆様からお預かりしていたお金を入金させていただきましたのでここにご報告します。
今回のお話会の参加費は、あらかじめお伝えしていましたとおり、
おひとりあたり1,000円の寄付が含まれておりました。
今回13名のご参加でしたので13,000円、そしてマアルから3,000円
合計で16,000円の寄付を振り込みました。
「アレッポの石鹸 太田代表のおはなしと、寄付のご報告」
以下リンク先blogより一部抜粋して掲載
https://marru.net/blog/marrucinema-aleppo202209/
先の映画が、「故郷のため、人々の為、戦地に残る」という選択をした人たちの話ならば、本作品は「家族の為、命を守るために、故郷を後にした」人たちの話ということで、表裏一体のように感じました。
キャンプで暮らす人々は、助け合い、少しでも快適に暮らせるように工夫と努力をされ、笑顔もあり、楽しく朗らかな気分を抱きました。しかし、彼らがここでの生活を望んでいるわけではなく、本来なら持たなくいいはずの深い傷跡がくっきりと浮かびあがり、己の想像力のなさを恥ずかしく思いました。
貴重な経験を記録した本作品は、観る側に行動を起こすよう呼びかける強いメッセージがあり、ラストの言葉に深く共感するとともに、まずは自分でできることから始めようと、強く決意いたしました。
日本の外務省も日本の国益を中心に考えてしまっていて、小さくNPO・NGOの支援が最も大切な支援をしている。
自分が今どこでどう動いたらいいのかをむっちゃ悩んでいる。
支援がうまくいっていたとしても社会上映が変わると全てが水の泡になってしまう。本当に根源的なことに取り組みたい。
私たちはさまざまな問題の一つひとつと取っ組み合う必要はない。その代わりに、それらの問題の根っこにある根本的な原因を明るみに出して、グローバル・システムへの依存から抜け出し、地域の相互依存を再構築するために、協力し合うことだ。複数の危機を一度に解決する運動に参加したい。
難民キャンプで生活するという初の試み。
仲良くなった小学生が、不登校。その理由が、爆撃をされたことがトラウマになっている。
明るく手料理を振る舞ってくれた家族の息子さんが、無惨な死を遂げている。戦争の犠牲者は、市民であることをまざまざと見せつけられました。辛い現実がそこにあること、生活する一人一人に、それまでの生活のストーリーがあること。
ドキュメンタリーとして、ロシアのウクライナ進行がある今、見るべき映画です。












