ありがとうございます!

レビューも投稿してみませんか?

投稿してみる

ミッドナイト・トラベラー

メンバー登録(無料)

メンバー(無料)になると最新の映画情報が届きます。詳しくはこちら

SDGsカテゴリー(SDGsとは?

Recommend

監督:チョ・ソンヒョン
監督:ダーヴィド・グロス
監督:ルイ・シホヨス、ペギー・キャラハン(共同監督)
監督:オースティン・アンドリュース
監督:ルーシー・ウォーカー   共同監督: ジョアン・ジャルディン、カレン・ハーレイ

ミッドナイト・トラベラー

ジャンル 教育 平和 政治経済 人権
時間 87分 製作年2019年  監督 ハッサン・ファジリ

アフガニスタンからヨーロッパまで5600km。
安住の地を求めて旅する難民家族が3台のスマホで自らの旅を撮影した前代未聞のセルフドキュメンタリー!
2019年 サンダンス映画祭 ワールドシネマドキュメンタリー審査員特別賞 他 合計23賞受賞 18 ノミネート作品

文部科学省選定作品
社会教育(教材) 青年向き 国際性(国際理解・平和)
社会教育(教材) 成人向き 国際性(国際理解・平和)
(2021年8月17日選定)

Screening Information

2024/06/08 ~ 2024/06/08
[ 東京都 ] 「世界一受けたい授業」で取り上げられた難民ドキュメンタリー上映と在日難民ご家族との交流

上映会 開催者募集

©2019 OLD CHILLY PICTURES LLC.

About the film

4人家族、5600km、3台のスマートフォン

2015年、映像作家のハッサン・ファジリはタリバンから死刑宣告を受ける。自身が制作したアフガニスタンの平和に関するドキュメンタリーが国営放送で放送されると、タリバンはその内容に憤慨し、出演した男性を殺害。監督したハッサンにも危険が迫っていた。彼は、家族を守るため、アフガニスタンからヨーロッパまで5600kmの旅に、妻と2人の娘たちと出発することを決意する。そしてその旅を3台のスマートフォンで記録した。妻も元々映画制作に関わっていたし、娘たちには映像教育を行っていた。

More info

故郷を追われて難民となることとは?

ハッサンと家族は、スマートフォンを手に、タジキスタン、トルコ、ブルガリアを経て、安全な場所を求めて命がけの旅を敢行する。砂漠や平野、山を越え、荒野をさまよい辿りついた先で、難民保護を受けられずに苦労することも。ヨーロッパへの脱出は、想像以上に困難を極めていた。人としての尊厳を傷つけられるような境遇を経験しながらも、一家は旅の記録を続けていく。撮影することが、まだ生きているということを確認することであるかのように──。本作は、故郷を追われて難民となるとはどういうことか、その現実が観る者に容赦なく迫ってくるドキュメンタリーだ。

Data

原題 Midnight Traveler 製作年 2019年
製作国 アメリカ、カタール、カナダ、イギリス 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 87分

Cast & Staff

監督 ハッサン・ファジリ 製作総指揮
プロデューサー エムリー・マフダヴィアン、スー・キム 原作
脚本 エムリー・マフダヴィアン 音楽 グレッチェン・ジュード
撮影 ナルギス・ファジリ、ザフラ・ファジリ、ファティマ・フサイニ、ハッサン・ファジリ 編集 エムリー・マフダヴィアン
キャスト ナルギス・ファジリ ザフラ・ファジリ ハッサン・ファジリ ファティマ・フサイニ

Review(0)

レビューを投稿

800文字以内でご入力ください

             

cinemoメンバーに登録してレビューを投稿しよう!

上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
盛り上がるトーク
みどりアートパーク 2022年05月28日
上映後のアフタートークで作品への賛辞の声が上がった。スマホで撮影したためか難民家族への親近感を感じたようだ。神奈川県ユニセフ協会のスタッフが加わったトークは、難民問題を「自分事」と考える発言が多かった。アフガニスタンや難民問題、ウクライナや紛争に関する意見のほか、中国残留孤児経験者ら実際の戦争体験を語る参加者も現れた。

2022ウナギネマvol.2『ミッドナイトトラベラー』
言葉として「難民」を知っているけれども、実際はこのようなことが起きていたのか。
これまで私たちは何も知らなかったことをこの映画は教えてくれます。

安全を求めてアフガニスタンを出国してから3年間。
1日も心休まる日もなく過ごす日々がどれほどつらかったことでしょう。
幼い子どもたちにも、それは同じようにのしかかります。

排他的な考えを持つ人からの暴力。
はっきりとした未来が見えない中での制限された暮らし。
そのような中でもたくましく生き抜いていく一家の姿が、逆に切なさをそそります。

3年もの間「我が家」と呼べる場所がなく常に仮住まい。
やむを得ず森の中で野宿することも。
日本に暮らしている私たちとはまったく異なる生活は簡単には想像できません。

同じ人間でありながら、どこで生まれたかでこんなに大きな違いがある。
私たちの世界は、やはり大きく変わることが必要なのです。

鑑賞後のオンライン交流会では、なぜ難民が生まれてしまうのかについて意見交換しました。
国という単位でバラバラに区切られていることが問題なのではないか。
国境がなくなればこのような悲劇は減らしていけるのではないか。

私たちは自分が望めばどこに暮らしてもよい権利を持っているはずです。
国境があったとしても、移動の自由があれば、生活の場を自分で選択することが可能です。

指導者たちが口する「自国の利益」とはいったい誰のためのものでしょうか。
個人の幸福の追求に優る利益というのはあるのでしょうか。
一国の指導者たるものが目指すのは、国民一人ひとりの幸福以外にないはずです。

国家としての尊厳を守るために、個人の生命が失われていく。
このような悲しい出来事はすぐに止めなければいけないし、これからも起こしてはいけません。

私たちは地球市民として、この地球を共有する家族なのです。
この意識を忘れなければ、世界はもう少し暮らしやすくなると思います。

現在、ウナギネマでは、新規会員募集中です。
月に2本ソーシャルシネマをオンライン鑑賞できて、年会費9200円(5/7までにご入会の場合)です。※2023年3月まで有効
ぜひこの機会にウナギネマへの入会をご検討ください。
詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
http://www.unaginema.com/

次回のウナギネマは5月7日(土)『戦火のランナー』
8歳の頃、グオル・マリアルはスーダン内戦を生き延びるために走って逃げた。
走り続け、一時は“国のない男”と呼ばれた彼には栄光の舞台が待っていた─ ─

詳細・ご予約はこちらからどうぞ!
https://2022unaginema03.peatix.com/

#映画 #オンライン #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ

映画「ミッドナイト トラベラー」上映会 開催報告
創価学会平和委員会 2022年04月21日
映画「ミッドナイト トラベラー」の上映会を運営致しました。終了後のアンケートでは、「世界地図を広げながら彼らが歩いた道のりの遠さ大変さを実感しながら見ていました。現在日本にもウクライナの難民を受け入れる状況ですが、島国の日本が彼らを温かく受け入れられたらと思っています。」等の声が多数寄せられ、世界中の難民・避難民の方々が直面している問題に思いを巡らせる機会となりました。

また、「自分ができることは小さなことかもしれませんが、多くの人にこの現実を知ってもらい、平和な世界を築いていきたいと思います。」と深刻な問題に対して、関心を持つことや、周囲に共有することなど、日本に暮らす私たち1人1人ができる行動を決意された参加者が多くいらっしゃいました。

あわせて、難民問題に専門的に対応している方から報告をいただくと共に、アフガニスタンからの避難民からのビデオ・メッセージを上映したことで、参加者の皆様には理解を一層深めていただくことができました。

CATFLIX  2022年04月20日
ただ普通に家族との生活が出来ない現状に悲しくなるも、そんな中でも笑顔やジョークで笑える逞しさに感動しました。そしてスマホで撮っているのにもかかわらず風景の美しさに実際の目で見たらどんなに素晴らしい景色なのかと思いを馳せました。

第26回 haishopソーシャル映画祭 × 第130回 銀座ソーシャル映画祭
株式会社Innovation Design 2022年04月06日
現在のウクライナ・ロシアの問題ともリンクして考えられる
とてもタイムリーなタイミングでの開催となりました。

いつ私たちも国外退避せざるを得ない状況になるかわからない中で、難民の方、そして受け入れる側どちらにも想像を絶するような状況下にあることを知ることができました。

スマホで撮影しているからこそ、より臨場感のある感覚でミルコ音ができたという感想も中にはありました。

様々に意見を交換する中で、私たちにできることは、とにかく知ることを諦めずに世界を見るときの解像度を上げていき、学んだことを社会に発信し続けるということでした。

平和である社会には何が必要なのか改めて考えさせられた映画祭となりました。