上映時間が30分とコンパクトになったのですが、主要な部分はしっかりと残っていて、きちんと観客の皆さんにメッセージが伝わりました
上映後の感想共有会でもっとも盛り上がった話題は、野草を食べること
作品内では、京都のおばあちゃんが娘さんと一緒に、野草を採取して天ぷらにしていただくシーンが出てきます
私たちが暮らす地域もいわゆる田舎なので、自宅の庭にもいろいろな野草が生えていますが、雑草として草刈機で一気に片付けてしまうのが普通です
でも、詳しく知っている人が見れば、そんな庭も食べられるものがたくさん
ツユクサだってタンポポだってドクダミだって、みんな美味しくいただけます
では、なぜそれを口にすることがないのでしょうか?
それは、私たちにそれをする時間の余裕、そして心の余裕がないから
野原に野草を摘みに行くには、どうしても時間と手間がかかります
それよりもスーパーの野菜を買った方が手っ取り早いし何よりも楽です
これが食べられると知っていて、食べ方もわかっていても、たぶんスーパーの野菜を買う方を選ぶでしょう
6月に『食べることは生きること』を上映して、その中でアリスさんが触れていた「ファーストフード文化」がここでも最優先されてしまっているわけです
どうして私たちはこんなに忙しくなってしまったのでしょうか?
私個人としては、豊かな生活を求めて経済優先で回してきたツケが回ってきたように感じてなりません
テレビのドラマで、平安時代の暮らしが映し出されることがあります
この時代は、人々は今ほど忙しくはなかったことでしょう
自分が豊かに使える時間がたくさんありました
でも、その代わりに、今の生活と比べれば、貧しかったとしか言いようがありません
豊かな毎日を求めることが決して悪いことだとは思いませんが、たまには、豊かさの背後には何があるのかについて、思いを巡らすことも必要ですね
何も考えないでただ暮らすだけなんて、もったいない!!
一緒に映画を観た方の感想です
「暑くなっても野草は茂っています。食べられる野草を知らないなんて、もったいない!キッチンでした」
「私たちのクラブでも廃棄食材と野草であんなのしてみたいですね
コンビニやスーパーなどの賞味期限廃棄・・そして、過剰なプラ梱包(ちーん)
「何故食べれるのに捨てるの?あなたはほんとに捨てなきゃいけないと思う?」私もずっとおもってました。
また、田舎のおばあちゃん??が、近くから野草とって食事にされていましたが、それができれば一番いいなぁと
(スーパーの袋もいらない、無料、新鮮、食べれるだけ)
そんな山の土は生態系がちゃんとなりたってるから、肥料も農薬もいらず、健康で虫もつかない葉っぱを育てます・・?
今人間が作り出している野菜は・・薬薬薬
そんな野菜を私たちは食べているなぁと。
ネット、スマホデジタル化は進み、時短になったようだけど、なんか空回りで「豊か」って言葉がどっか行ってる現代の生活・・ほんとに怖い
「もったいない」日本にしかない素晴らしい言葉。
まずは、自宅のキッキンを通して行動・発信していきたいと思います・・」
次回の上映は9/24水曜『ラディカルラブ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』
「幸せでありたければ、ただ愛すること。愛、愛、愛、いつでも愛!」
― サティシュ・クマール
かつて核兵器廃絶を求め1万3,000キロの平和巡礼の旅を成し遂げた
現代を代表する思想家・平和活動家サティシュ・クマールの信念とは ――
詳細はこちら
https://facebook.com/events/s/ソーシャルシネマ上映会『ラディカル・ラブ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』
映画まだしか参加できませんでしたが、見せていただいて、改めて自分の食生活を考え直さないといけないと思いました。
賞味期限、消費期限の絶対王権を今日からやめます。(女性・30代以上)