
食の もったいない を美味しく楽しく解決!舞台は「もったいない精神」の国、日本 。
“もったいない精神”に魅せられ、オーストリアからやって来た食材救出人で映画監督のダーヴィド。日本を旅して発見する、サステナブルな未来のヒントとは。
【コメント】
必要、不要、無駄なモノをまざまざと知らしめられたコロナ禍。
来たるアフターコロナの新世界。
我々の新たなフードライフラインの基準は
この”もったいない精神”である事を願っています。
これ以上地球を怒らせない様に。
― 斎藤工 (俳優・映画監督、本作アンバサダー、ナレーション、吹き替え担当)
ほか多数 https://www.mottainai-kitchen.net/review/
文部科学省選定 学校教育教材 高等学校生徒向き
文部科学省選定 社会教育教材 青年向き
文部科学省選定 社会教育教材 成人向き
(2020年7月8日選定)
Screening Information
- 2025/10/01
- [ 三重県 ] 市民カフェ「もったいないキッチン」
- 2025/10/01
- [ 福岡県 ] 朝からシネマ 『もったいないキッチン』
- 2025/10/07
- [ 神奈川県 ] とつかエコ「もったいないキッチン」上映会
- 2025/10/18
- [ 神奈川県 ] あーすぷらざ上映会「もったいないキッチン」
- 2025/10/19 ~ 2025/10/19
- [ 埼玉県 ] 劇場公開5周年記念!映画『もったいないキッチン』上映会 in 川口
News
- 2025/08/01
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- 8月21日東京 映画『もったいないキッチン』5周年記念オールスターズ上映トークイベント
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- 2025年10月「世界食料デー」月間 映画『もったいないキッチン』上映料3割引!
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- 5.24(土)~博多市民センターでシネマ開始!ユナイテッドピープル開催協力
- 2024/08/26
- 2024年10月「世界食料デー」月間 映画上映キャンペーン!映画『もったいないキッチン』他

©UNITED PEOPLE
About the film
“もったいない”。
元々は仏教思想に由来する言葉で、無駄をなくすということだけではなく、命あるものに対する畏敬の念が込められた日本独自の美しい言葉だ。そんな“もったいない”精神に魅せられ日本にやってきたのは、食材救出人で映画監督のダーヴィド・グロス。ところがもったいない精神を大切にして来た日本の食品ロスは、実は世界トップクラス。その量毎年643万トンで、国民一人あたり毎日おにぎり1個分。一家庭当たり年間6万円のまだ食べられる食べ物が捨てられている。ダーヴィドはコンビニや一般家庭に突撃し、捨てられてしまう食材を次々救出!キッチンカーで美味しい料理に変身させる“もったいないキッチン”を日本各地でオープンする。
More info
福島から鹿児島まで4週間1600kmの旅。ダーヴィドと旅のパートナーニキを助けてくれるのは、もったいないアイデアを持つ日本のシェフや生産者たち。フレンチシェフがネギ坊主まで丸ごと使うもったいない料理、野山が“食材庫”という82歳で医者いらずのおばあちゃんが作る野草の天ぷら、0円エネルギー、自然の蒸気を使った蒸し料理など、もったいない精神に満ちたアイデアに出逢う。次第にダーヴィドは“もったいない”の先に、食品ロス解決のヒントだけではない、たくさんの幸せを見つけていく。さあ、2人と“もったいないキッチン”の旅に出かけよう!
文部科学省選定 学校教育教材 高等学校学生向き 公民
文部科学省選定 社会教育教材 青年向き/成人向き 国民生活(環境・資源・
エネルギー)
通知日:令和2年7月8日
Data
原題 | 製作年 | 2020年 | |
---|---|---|---|
製作国 | 日本 | 制作 | ユナイテッドピープル |
配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 95分,35分 |
Cast & Staff
監督 | ダーヴィド・グロス | 製作総指揮 | 松嶋 啓介 |
---|---|---|---|
プロデューサー | 関根 健次 | 原作 | |
脚本 | ダーヴィド・グロス | 音楽 | 高橋 英明 |
撮影 | ダニエル・サメール | 編集 | 神保 慶政 |
キャスト | ダーヴィド・グロス 塚本ニキ 井出留美 髙橋 巧一 青江 覚峰 ソウダルア 岩元 美智彦 白石 長利 萩 春朋 真珠まりこ 若杉 友子 篠原 祐太 渡邉 格 たいら 由以子 たかはし かよこ 瀨﨑 祐介 横田 岳 |
Review(4)
22/07/08 16:49
日本は「もったいない」に代表される素晴らしい価値観があるので、そこに立ち戻って、自分の暮らしを大切にしていきたいと思いました。
一方、コンビニやスーパーマーケットの食品の流通システムなど、大手が自社に都合の良いように作ったシステムで苦しむ小規模事業者の姿とフードロスの問題も透けて見える。
そういったことには消費者が声を上げていく必要があるなと思いました。
上映者の声


映画もテンポよく明るく考えさせられる内容でした。映画の後は地元でフードバンクを運営しているNPO理事長とのトークセッションと、参加者同士で感想をシェアするワークショップを行いました。参加者の満足度も高く、2回目が早くも楽しみです。
祝日前の夕方開催で、お子さん連れも参加しやすくアットホームな、食卓を囲むような自由な雰囲気でした。
字幕版かどうしようかと迷いましたが、吹替版は思った以上に楽で(字幕を追わなくていいので)齋藤工さんの吹替というのも、馴染みのある声で落ち着いた感じがします。
こじんまりした会場で、参加者も多くはありませんでしたが、大きなスクリーンで観ると心の入り込み方が違うと改めて思いました。
「もったいないキッチン」を観て、手軽さを求める食生活のスタイルとそれを促す商業主義などが、多くのムダを生み出していると改めて思いました。
土井善晴さんの言う「一汁一菜」のように、人任せでなく、また、世の中の情報や趨勢に流されることなく、むずかしいことではないシンプルなこととして食と向き合うこと。それが、生きていくことの根幹であることを、この映画に出ている方たちがそれぞれのかたちで教えてくれています。
今回のコロナ禍でもわかるように、お膳立てされたもの、これがいいよと言われたものを当たり前として受け入れる人がほとんどです。でも、ちょっと待って、本当にそれでいいの?私は本当はどうしたいんだろう?そんな問いが広がって行ってほしいです。それがフードロス削減にも結びついていくと思います。
塚本ニキさんには東日本大震災から2年後の2013年3月11日に平泉町(岩手県)に「第4の革命サミット」でいらしていただいていたのでその発言に親しみが倍増しました。
地球少年の昆虫食や野草革命の若杉ばあちゃんや腐る経済の天然酵母パンやさんとか、リジェネラティブ(大地再生)農業のことやいのちのスープの辰巳芳子さんやいろんなことを重ねながら観ました。
映画まだしか参加できませんでしたが、見せていただいて、改めて自分の食生活を考え直さないといけないと思いました。
賞味期限、消費期限の絶対王権を今日からやめます。(女性・30代以上)