大阪市下水道科学館にて、今月2回目の「ザ・トゥルーコスト」の上映会を開催し、計10名の方にご参加いただきました。前回に引き続き、安く売られる衣服の背景にある生産者の過酷な労働環境や、工場排水による河川の汚染と流域の人々の健康被害などを知り、参加した方たちからもたくさんの感想をいただきました。
一例をご紹介します。
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・物の値段に生産者への賃金や労働環境を整備する費用が含まれていることを考えなくてはいけない。
・汚れた水が川を流れるシーンが印象に残った。
日本のような技術がある国こそ、海外に行って水質汚染の問題に取り組んでほしい。
・私たち消費する者は、欲望と必要を取り違えてはいけない。その代償は計り知れないと知った。
・自然環境をもっと大切にしないといけないと思った。
・考えさせられることがたくさんあった。とても良い機会になった。
・このようなイベントをこれからも開催し続けていただきたい。
・バングラデシュで働く人々の状況など、普通に生活しているとなかなか見えないことが分かった。
自分自身しっかりと目を開き、行動していきたいと思った。
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40代~70代の年齢層の方が多かったですが、
「残る人生に何をしたらよいのか?と考えさせられた。」
「自らの生活を見直す機会となりました。」
「世界中の人々の苦しみ悲しみを知り、とても重い課題をいただきました。」など、年齢問わず多くのことを学び、考える機会にしていただけたようです。
当館の上映会の名称にある「みずから」は、「水から」「自ら」の二つの意味を持ちます。
これからも私たちの生活と水環境や自然環境との関りに触れた映画を上映し、みなさまと一緒に課題を知り、私たちに何ができるのかを考えるきっかけにしていくことができれば、と思います。













どこのブランドのどの服を選択するかは私たちの自由。しかしその何気ない、無意識な意思決定の背景で血が流れていることを、私はこの映画で初めて知った。
安い服を買い回してクロゼットを膨らますこと、着倒すまで着ないで廃棄することを見直そう、ではない。
低価格の服の企画、生産、流通の事業が、グローバル化した世界でどんな構造で成立しているか、華やかなファッション業界の裏側の知られざる真実についてドキュメンタリー映画を通して伝え、問題提起しているのがこの映画【ザ・トゥルーコスト ファストファッション~ 真の代償~】だ。
私の昨今のテーマで、過日のミニ講演でもお話しした【豊かさと幸せのものさしが変わった】ことに通じる主題であり、本当に深く染み入る映画だった。消費(しすぎる)社会への警鐘。
だからこれはファッション業界を題材にしてはいるが、そこだけの話ではないと言える。
是非、11/14から公開の渋谷のアップリンクへ