一方日本では原発を動かしたままで再生エネルギーのこともほとんど報道されていないことをもっと深刻に考えなければとおもった。
日本はかなり出遅れていると思った。しかし福岡でも若い方の活動を知り嬉しくなった。選挙で国のリーダーをきちんと選ぶことも大事だと改めて感じた。
色んな新しい形のエネルギーに関する技術が開発されていること。一方で新しい技術に頼らなくても今ある技術を活用すればエネルギーの需要を減らせること。
具体的に世界の中でどのようなことが起きているのかを知ることができて希望をもらえる。ただ、アメリカのように戦いに勝つか負けるかというとらえ方ではなく、日本的なスタイルでエネルギー転換できたらいいと思う。
やはりドキュメンタリーは情報が多いので、吹替がベストですが製作費がかかるのでそうもいきませんね。数字等を含め頭に入れるには、もう一度見ないとという感じです。
九大院生の話をきいて、映画とまっすぐつながった。各国で起こっている活動がどのように始まったかをときあかしてくれるように思いました。(マーチはいいですね。)各場面での一人一人の発言は共感するものでしたが、先月の映画と比べて自分へのインパクトは強いものではありませんでした。院生のお話はそれをつないでくれました。
行動に移している人がわかい!
世界で活動している人がいることを知って勇気をもらいました。
子供なのに考えていることがすごい!デモ行進をして多くの人に知ってもらっていること!外国のデモは若い人が多かった。未来の子供たちのことを考えて、固形燃料をあきらめずに作った人がすごい!
<自分なりにできること>(具体的なアクション)
木を植える。Co2を吸収。
この映画のことを友達に話す。
寒いときはできるだけ着ること(節約)
海岸清掃をする。
バイオ炭などをしらべてみたい(エネルギーをかえること)
日本は20年前とかわっていない。
勇気づけられた。
仕事のモチベーションが上がった。全力で仕事をしたい。
楽しかった。同志がたくさんいる。
既得権益にどう挑むか。
エネルギー独裁。でも倒れなかった独裁はいない。
血が騒ぐ。戦いではない、暮らしが大事という意見が出た。ネイティブの方の話で「ウオーリャー」は戦うではなく、“守る“意味と教えられた。
現代は自然との関係が切れている。そのことの意味は大きい。
色々なものは個人の所有物ではない。
抗議は苦しいと思っていたが、大切なことを知ってもらうという意味で大切な行動だと思った。
若い人たちにどう伝えるか。その機会をどうつくるか。
小学校でこの映画を見れるようにできないだろうか。(具体的なアクションとして)
地域発電について。大型の一極集中の発電は災害にもろい。小さい集落ごとに発電設備を持っておくことが災害時の強みとなる。発電方法はその地域の特性を活かせばよい。全てを賄うことより、公民館や公のスペースの電力を確保することを最優先に。水道とトイレだけは使えるようにする。
前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望
が描かれている。
- 飯田哲也(いいだてつなり)/環境エネルギー政策研究所 所長
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変化は確実に始まっている。
従来の石油、石炭、天然ガスから自然エネルギーへの転換だ。世界各地で地道な努力を続ける気候戦士たちの行動の結果が、確実に身を結び始めている。「党派は関係ない、これは人類の問題だ!」政治家目線からのアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉には力がある。また、福島の事故をきっかけに考えを新たにした人たちが全世界にいる。そして彼らは、日本がいつ本腰を入れて動き出すのか?心の底から待ち望んでいるに違いない。
- 正木 明(気象予報士・防災士)
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この映画は、古い世界と新しい世界がぶつかりあう、ちょうどそのときに私たちは生きていることを痛感させる。
古い世界が去り、新しい時代が来ることは間違いないが、そのスピードが問われている。そして、そのスピードを加速するための答えも映画には描かれている。この時代に生きるひとりの人間として、何をすべきかーー希望とともに決意を新たにする思いだ。
- 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長)
レビュー一覧
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