『静大サステナ映画館』の第10回上映会を開催しましたので、ご報告をします。4月23日(木)に、リクエストのあった「プラスチックの海」を再上映し、教職員・一般、計7名が視聴しました。
この映画では、海に流出したプラスチックの多くが分解されずマイクロプラスチックとなって生態系や人体に影響を及ぼしている実態、使い捨てプラスチックをどんどん消費する先進国、プラごみを輸入する開発途上国、ゴミの山の近くで逞しく生きる子どもたちの姿が描かれています。視聴者は「どうしたらいいのだろう?」と考え始め、プラスチックを手放せない私たちの暮らしを思い返すようになります。この映画は、視聴者の思考を拓く、とても良い作品だと思います。
視聴後、参加者のみなさんとの対話の時間を持ちました。
映画の感想
・ 何気なく便利に使っているプラスチックがここまで生物に影響を与えていることは、わかっていたが、もっと深刻なのだと思った。日本のスーパーは、すべてパッキングされて売るのが普通になっている。便利さを求めてプラスチックを使っているが、弊害もある。
・ 自然の中にプラごみを置いていくのはなぜか?楽をしたいから、持って家に帰るのが面倒、邪魔になる、カッコ悪い、からだろうか。楽をしたい、という気持ちを変えられたら良い。
・ 海洋プラスチックの問題は、なんとなくはわかっていたが、この映画を見て、日々の生活を変える必要がある、と思った。
・ 毎日の買い物を振り返ってみると、コンビニで売っているものは、過剰に包装されている。マイクロプラスチックを知ってから関心を持っているが、当たり前のように使っているプラスチックに関して、改めて考えるきっかけとなった。一人ができることは些細なことかも知れないが、家族や周りに知ってもらうことも大事だと思う。
・ ツバルのごみ問題は現在どうなっているのか、気になる。 →未だに解決できていない。
・ 東海大学の海洋学部の先生に魚の解剖をしてもらい、腹の中にあるプラスチック片を見せてもらったことがある。それを小学校の先生が、子どもたちに見せたら、「ぼくたちは何を食べさせられているの?」という声があがった。それがとても印象に残り、そんなものを食べさせてはいけないと思っている。
プラスチック問題の解決策
・ プラスチックの問題の解決策として、循環型社会を構築すること。再利用するのは私たちなので、国や自治体に任せておくのではなく、一人一人が取り組むべきではないか。
・ 日本は過剰包装が多いので、それを禁止する規制は国や自治体に作ってもらいたい。
・ 国が主導する必要がある部分もあるが、個人の取り組みも必要である。
・ ヨーロッパでは、ペットボトルなどの回収ボックスがある。代金に上乗せして購入し、その容器を戻すとチケットが発行される。日本でも一部のスーパーで実施されているが、普及していない。業務スーパーエスポットに、ペットボトルを入れるとポイントが付く回収装置が一台あった。ポイントがたまるのであれば、日本人はやるのではないか。もっと増えると良い。
・ マニラのごみ問題は深刻で国が規制しないといけないと思う。静岡市は遅れているが、今後はゴミの分別回収が始まる。分別しなくて済むのは楽だったが、これからは考えていかなくてはいけない。ペットボトルの回収は、マックスバリュー、スギ薬局、セブン等でもやっている。取り組む店が増えれば、変わっていくのではないか。
・ マイクロプラスチックなどの摂取による健康被害は気になるが、どうしたら良いのか分からない。
私たちは日々さまざまなプラスチックを使って暮らしていることを再確認する時間でした。参加した皆さん、有難うございました。













クジラ愛が高じて,巨体が生きる海への関心へと広まり、出会ったクジラの1頭が打ち上げられ、苦しむさまを目の当たりにすることを契機に,真実探求の旅が広がる。
監督を通じて話は展開するも、それぞれの専門家が数々登場する。
船で運ぶ小型無人探査機で、深海まで潜り調査をしたりするので、資金も莫大なものだろうと察する。
5つの海や大都市,風光明媚な観光地、欧米が輸出したプラスチックを燃やしたりしてゴミの山で暮らす、スモーキーマウンテンなど世界各地に飛び、現地の人に聞き取りをしてプラが燃える気体の採取や動物の死体からもデータを集積。
本来ならあってはならない,人の営みで出来た、プラ袋のゴミの数々で内蔵を覆い被せられたことによる死。
解剖し、何百枚,何十㎏ものプラ袋が出て来る。
生き物のいのちが蹂躙されるさまを、まざまざと見せつけられる映画だった。