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バベルの学校

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監督:ヴェルナー・ブーテ
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
監督:ティム・コール
監督:ベン・コトナー、ライアン・ホワイト
監督:ジャレッド・P・スコット

バベルの学校

ジャンル 教育 人権 多様性
時間 89分 製作年2013年  監督 ジュリー・ベルトゥチェリ

「違い」は、集団において財産である――。
2020年までには、日本にもそんな文化をつくっていきたい。

- 作家 乙武洋匡

子どもたちの無限の可能性を引き出す本当の教育とは何か。
原点をじっくり教えてくれるこの作品。
ぜひ多くの教育関係者、親たちに見てほしいです。

- 教育評論家/法政大学教授 尾木直樹(尾木ママ)

24人の生徒、20の国籍、24のストーリー。
フランス中を感動に包んだドキュメンタリー。

文部科学省特別選定 社会教育(教養) 青年向き
文部科学省選定  社会教育(教養)成人向き
(2015年1月15日選定)

Screening Information

2024/05/26
[ 広島県 ] そうだ!座 映画上映会「バベルの学校」

上映会 開催者募集

(c)pyramidefilms

About the film

アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。世界中から11歳から15歳の子どもたちがフランスにやって来た。これから1年間、パリ市内にある中学校の同じ適応クラスで一緒に過ごすことになる。 24名の生徒、20の国籍…。この世界の縮図のような多文化学級で、フランスで新生活を始めたばかりの十代の彼らが見せてくれる無邪気さ、熱意、そして悩み。果たして宗教の違いや国籍の違いを乗り越えて友情を育むことは出来るのだろうか。そんな先入観をいい意味で裏切り、私たちに未来への希望を見せてくれる作品。

More info

アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。11歳から15歳の子どもたちが世界中からフランスのパリにある中学校にやって来た。24名の生徒、20の国籍、そして24のストーリー。家庭的な事情でやってきたもの、辛い母国の生活から逃れてきたもの、亡命を求めてやってきたもの、または単によりよい生活を求めて移民して来たものなど理由は様々。

フランスに来たばかりの彼らが入ったのは適用クラス。このクラスでフランス語を学び、話せるようになるための集中トレーニングを受け、やがては通常のクラスに移るために、他の教科も学んでいく。

国籍も宗教もフランスに来た理由も違う子どもたちの中には時に大声で口論し、泣き、自暴自棄になる子も。ブリジット・セルヴォニ先生は、そんな子どもたちを驚くほどの辛抱強さで見守り、なだめ、そして導いていく。

国籍も宗教も家庭のバックグラウンドも違う十代の生徒たちが、異国の地フランスで、言葉もままならないなか葛藤を抱えて新生活を初め、時にぶつかりながらも様々な壁を乗り越えて友情を育んでいく。そんな彼らの姿は私たちに未来への希望を見せてくれる。

ジュリー・ベルトゥチェリ監督作品(『パパの木』、『やさしい嘘』(カンヌ映画祭批評家週間賞))。
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
文部科学省特別選定 社会教育(教養) 青年向き
文部科学省選定  社会教育(教養)成人向き
(2015年1月15日選定)

Data

原題 La Cour de Babel 製作年 2013年
製作国 フランス 制作 Les Films du Poisson、Sampek Productions 共同製作:ARTE France Cinema
配給 ユナイテッドピープル 時間 89分

Cast & Staff

監督 ジュリー・ベルトゥチェリ 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽 オリヴィエ・ダヴィオー
撮影 編集 ジョジアンヌ・ザルドーヤ
キャスト

Review(5)

19/02/26 07:08

the.rootless.0902@gmail.com さんのレビュー
感動 泣ける
多様なバッググラウンドをもち、多様な思いをもつ若者たちがフランスを舞台に描き出すストーリー。

文化や宗教という壁を越え、彼らはお互いをわかろうと不器用に衝突を繰り返している。

たまにふとみせる寂しげな表情に、移民としての辛い過去を垣間見て、胸がつまるようでした。

たどたどしく、それでもひたむきに。
自分を主張していこうと懸命にもがく彼らに、強さをもらいました。

人は、こうも強くあれるものかと感じさせてもらいました。

そして、彼らそれぞれを見据え、あらゆる偏見、差別の類いを度外視して、個人として生徒に向き合う先生の姿に教育者の鑑をみました。

最後のシーンは、涙をこらえられませんでした。

必見です。


19/03/08 09:01

2404413 さんのレビュー
感動 役立ち 学び 人生変わる
2019.3.2 参加者アンケートより

〇様々なバックグラウンドを持つ子供達が、話を重ねながら理解を深める様子を見て、互いにぶつかってもコミュニケーションを重ねることや自分の話をし、相手の話を聞くことの大切さを改めて感じました。国際理解はもちろんですが、日頃の人間関係でも言えることだと思います(30代女性)。

〇セルヴォニ先生の忍耐強さに感服。すばらしい映画だった。これからを担う若い人たちに「違いはあたり前」をいい環境の中で育っていって欲しい(60代女性)。

〇色んなバックグラウンドを持った子供たちが、自分の国、アイデンティティを誇りに思いながら、時に周りとぶつかりながらも一生懸命生きている姿に感動しました。これから外国人が増え、日本や私達の地域でも同じような状況が起こりうると思います。そうなった時に自分たちはどうあるべきか、考えさせられる素晴らしい映画だった(30代女性)。

20/04/26 18:13

Minami さんのレビュー
学び
●教育と異文化理解について深く考えさせられる映画!

1番印象的だったシーンは適応クラスの授業の様子。
自分たちの信じる宗教について話題があっちにいったりこっちにいったり。
「ブルカは大人の女性になった象徴でお母さんから買ってもらって誇らしかった。」
「パリで買ったコーランだから特別。大人になった気持ち。」
「みんな神様の子だからみんな平等なはず。」
「アダムとイブはどうやって子供を作ったの?それを教えてくれたら先生の話を信じる。」
日本では聞けないし、話せないし、感じることのできない多様性をのびのび感じることができた。

自分がここにいていいんだという居場所が
多くの子ども・青年にとって「学校」だったら幸せだなぁ、と。
どうやったら、そういう「学校」を作って行けるのかなぁ、と。

大人が自由に本当のことを言える環境・職場を持っていること、
そんな大人になれるように多くの体験を通して学ぶこと、
が今、自分にできることだなと感じました。

15/11/06 13:55

ユナイテッドピープル さんのレビュー
感動 学び 泣ける
「違い」は、集団において財産である――。
2020年までには、日本にもそんな文化をつくっていきたい。

- 作家/東京都教育委員 乙武洋匡


子どもたちの無限の可能性を引き出す本当の教育とは何か。
原点をじっくり教えてくれるこの作品。
ぜひ多くの教育関係者、親たちに見てほしいです。

- 教育評論家/法政大学教授 尾木直樹(尾木ママ)


言葉を獲得することは、世界と出会うことだと
この映画が改めて教えてくれました。
人は、伝えずにはいられない存在であり、
多様であらざるをえないということを、
みずみずしい10代の感性が生々しく伝えてくれる、貴重な映画です。

- 特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ 代表理事 川辺洋平


喧嘩をしたり、涙をこぼしたり、慰めあったり、笑い転げたり、
共に真剣に本音で向き合って時間を共有することで、やがて人々は一つになれる。
幸せとはお金でも、権力でも、名声でもない。
そんな家族のような人達に囲まれている事なのではないか。
誰も一人では生きていけない。
人生にとって何が大切なのかの答えがここにある。

- 国際教育家 坪谷ニュウエル郁子

17/07/24 19:08

Shake-Handsシネマ&トーク さんのレビュー
感動 元気 学び
2017.2.9 参加者アンケートより

・差異にどのように向き合っていくかを考える機会になりました。教育という場のあり方や共生のための作法について、ゆっくり考えていきたいと思いました。

・まだ若いのに、すでに様々な重みのある人生を送ってきた子どもたちに思わず自分はあの年齢の時に何をしていただろう?と思いました。そして、皆、ちゃんと自分ならではの大切な思いや考えを持っている。それを他人に伝えることもできる。
人はどんなに近くにいる相手だとしても、思いは伝えないと本当の意味では分からないと思うので、素敵な子どもたちだなあと思いました。もちろん、子どもたちが発言できる場をつくっている先生も素晴らしいです。
シェア会の時に、「お互いの立場は違うけれど、全員が違うという共通点がある。だからこそ最後にはお互いにとって大切な存続になったのでは?」という言葉に、その通りかもしれないと思いました。お互い、普通だったら、その場にいるはずがない、話をする気にもなれない相手だとしても、一つの目標、共通点があると、お互いの違いをこえて繋がることができるのかもしれませんね。

・淡々と子ども達の毎日を追っている画像は、受け取る側に様々な解釈を可能にする分、もっと知りたいとも感じさせられました。

・多様性とどう付き合うか、頭でイメージできても実際にその渦中で対応するのとでは大きく違うのだと思い知らされました。また、あの学校では国籍や宗教などの「ヨコ」の違いと、個々の習熟ペースの「タテ」の違いが入り混じり、それぞれを優劣でなく「違い」として受け止める姿勢があるのが素敵だと思った。日本ではとかく「タテ」の違いで劣等感を感じやすい状況にある印象があるので、その受け止め方が変わって欲しいし、まずは自分から何かできないかと宿題をもらった気がします。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
まちまるごと下五キャンパス『バベルの学校』上映会&講演会
子どもも大人も一緒に学ぼう社会課題とSDGsと題して、地元の町内会(下目黒五丁目自治会)と一緒に企画・開催しました。参加した地域の小学生から大人までが気軽に社会課題を考えるきっかけになりました。

中学校を舞台とした内容は、子どもから大人までそれぞれがイメージをしやすいこともあり、上映後は感想を語り合う様子も見られました。また後半の講演会では、アジア人文文化交流促進協会の楊淼氏から、映画(バベルの学校)で登場した状況等にも触れながら日本における在留外国人の概況や共生まで距離としての課題についてお話を聞きました。地元の地域で外国人と日本人の双方がご近所としてなじむために、できることを一緒に考える良い機会になりかした。

市民上映会として開催!
Cinema the Gaura Project  2024年03月09日
この度、市と市民の協働事業として採用され、市の広報や教育委員会にも協力していただき、市内図書館の視聴覚室での上映を実現できました。上映だけでなく、さらに市民がテーマを自分ごと化できるような工夫として、トークイベントを実施しました。上映作品の「バベルの学校」で以前、コラボされていた善元幸夫氏とゼミの学生さんたちにご協力いただき、短い時間ながらも、参加者の心に残る発表をしていただけました。多文化共生や多様性をテーマにした「バベルの学校」の上映は、近年の日本の社会課題と相まっており、このタイミングで上映できたことはよかったと思います。参加者の皆さんも、教育関係者から市民団体、子ども、年配者など多種多様な方々でしたが、それぞれ真剣に見てくださり、温かな雰囲気で参加していただけました。上映会後の懇親会も然り、その後もこの映画をきっかけにした交流が続きそうです。

【参加者の感想】
・宗教について討論しているのがすごいと思った。出身国のことを大切にしているなと思った。
・地球上の縮図のような教室だと思いました。たくさんの人種、宗教、貧富の差、各国、各家庭の違い、今の日本、自分たちがいかに他国について知らないことが多いか。中学生たちだからこそ、大人社会に対し て大人達が忘れてしまった”ギモン”について語っていると思う。彼らの作る未来を見てみたい!もっと若い方、高年齢の方にも見て欲しい映画でした。現在戦争している国々、情勢の中で1日も早く平和になってほ しい。また、教師の素晴らしさも。大人たちも考えなくては。
・身近にまだ経験していないので分からないが、育ちの違いや考え方の違いを尊重したいと常に思っている。
・映画は観終わった後で涙が出ました。
・それぞれが違うところで生きている人たちが集まり、一緒に暮らしていく中で、いろいろなことがあったと思うけど最後はみんなが分かり合えたところが感動的だった。
・生徒らのその後を知りたいと思った。
・勉強になりました。
・中学生たちのアイデンティティの成長が印象的でした。
・袖ケ浦市にも多国籍の人が多い。その人々について改めて考え直す機会になった。
・こんなにもたくさんの国から移民がいるって日本と違う。 ・とてもいい作品でした。子供たちも先生も素敵でした。この映画が通常の映画館で上映され、一般的な人に足を運んでもらえる社会になってくれたらと願います。 ・ドキュメンタリーで意図的につくられていない素直な子供たちの気持ちが良かったです。担任の先生のように大人が子供をあたたかく見守って導くことの大切さがよくわかりました。 ・先生が生徒や家族に寄り添っていることが心に刺さりました。 ・知らなかったことを知る有意義な時間になりました。多様性という言葉が聞かれるようになっているけど、まだまだ自分自身知らないことがたくさんあるのだと改めて実感しました。まずは知ることが大切だと 思うので、これからもこのような機会があれば参加したいと思います。 ・いろんな「世界」がある。いろんな「考え」がある。いろんな「違い」がある。自分がいかに狭い世界にいるのかと改めて思った。教育者、子供たちにも見てほしい。 ・私たち日本人の考える海外に住む外国人は親の仕事(駐在など)比較的裕福な家庭で育った理由もしかり、しかし、このように映画で教えてもらうことで自分の考えの狭さに気づかされました。決してその理由は Happyなものではないと...。
・異なる背景の生徒たちのストーリーが教室でシェアされたり、宗教について語り合っていたり、時にはぶつかったり、あるべき教育の姿を見た気がしました。 ・「ミンナチガッテミンナイイ」という言葉は日本人の中だけで捉えていましたが、そのことは世界共通なんだと考えを改めるきっかけになりました。 ・フランスはさすがに多民族国家で「フトコロ」が広いですね! ・内容が少し平面的だった。もう少し移民としてきた子たちの背景とかがわかったほうがよかったかも。この監督の「パパの木」は見たことがあるが、優しい視点で表現する人。 ・言葉で伝えきれない思いや感情というのが、子供達のみならず皆あり、子供たちはさらにそこに素直であるというだけで、教えるというより、そこから気づかせてもらうだけなのではないかと思う。 ・フランスの自分の知らない世界があることがわかり勉強になった。
・ナレーションがあったら、もっとわかりやすいと思いました。 ・字幕、映像見やすかった。すごくよかった。子どもでも読みやすいわかりやすい字幕。外国人と仲良くすること、教育であることが小学校の目標。 ・たくさんの人に見てほしい。ドキュメンタリーは受け入れられにくいけれど、若い人に感じてほしい。
・もっと多くの子ども達に見ていただける働きかけや取り組みをしていただきたいです。
・日本人同士でも互いに違いを認め合えるようにならなければと思いました。
・各国の生徒がフランス語を理解するプロセスについて知りたかった。

株式会社Innovation Design 2023年11月15日
様々な地域から集まった、国籍・母語・フランスへきた理由の異なる子どもたちが様々な悩みを抱えつつも一つの教室で学び、成長していく物語に心を打たれました。参加者の中にも教育に携わる方がいらっしゃり、「私も教育の場に携わる身として、劇中の先生のような教育ができるように根本から変化を起こしていきたい」とおっしゃっていて、担任の先生が一人一人に寄り添い、生徒や生徒の親御さんと対話をしながら普通クラスに馴染めるように向かい合う姿は、これからの教育の場で大切にするべき姿だと感じました。また、今世界で起こっている紛争や戦争も相互理解やそのための対話などが根本にあると思うため、多様な人々が生きる現代で周囲はもちろん、自分との対話も大事にしていきたいです。

多様な背景、多様なニーズに応えるクラス
つながる図書館 2023年08月19日
自分の意見を臆せずに伝える生徒たち。
生徒に教えるだけでなく「聞く」力のある先生。
多様な背景を持ち、ニーズもバラバラな生徒たちの声を聞き続けた先生も、生徒たちも、その人間味と関係性の育まれ方に引き込まれました。

多様性の時代と言われる今、同調することが「当たり前」になっているところから、日本はどうやって、多様性を尊べる環境になるのか、答えのない対話が、映画の後に巻き起こりました。

日本公開当時は、日本とは違うな、というどこか遠くのいい話としてみたところがあった気がしますが、今の方が、身近に感じることができました。

我々はいかに受け入れるべきか
日本でも早晩、こうなることを予想して参加者に話し合ってもらいました。
行政のみならず、優秀な外国人を必要とする民間企業が連携して受け入れ環境を整える必要があるという意見も出ました。