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プラスチックの海

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監督:タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ
監督:タル・バルダ
監督:デイモン・ガモー(『あまくない砂糖の話』(2014))

プラスチックの海

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 100分/22分 製作年2016年  監督 クレイグ・リーソン

海がプラスチックで溢れている―。わたしたちには何ができるのだろうか。

世界70カ国以上、1200回以上の上映。17カ国語に翻訳され、短縮版が国連本部でプレミア上映された話題作。

「地球に心から謝りたくなりました。そして同時に、地球と一心同体の僕ら自身も蝕まれ始めていることも、あらためて実感しました。誰もがすぐできること、それは「プラスチックの海」でまず現状を知ることです。」
高砂淳二(自然写真家)

「全人類に見てもらいたい映画です。現実から目を逸らさないで。私達は大自然によって生かされている事を知って今すぐに行動しよう!」
土屋アンナ(モデル、女優、歌手)
他多数! https://unitedpeople.jp/plasticocean/rv

Screening Information

2025/07/18 ~ 2025/07/21
[ 滋賀県 ] 【プラスチックの海】宮前舎の上映会/(7/18-20)
2025/07/18 ~ 2025/07/21
[ 滋賀県 ] 【プラスチックの海】宮前舎の上映会/(7/18-20)
2025/08/23 ~ 2025/08/23
[ 兵庫県 ] 『プラスチックの海』上映会とお話会&『0円食堂』

上映会 開催者募集

About the film

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

More info

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。世界中の海でプランクトンより多く見つけたのはプラスチックゴミだった。美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実を知り、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査し撮影することを決意する。調査の中で明らかになるのは、ほんの少しのプラスチックしかリサイクルされていないこと。
海鳥の体内から、234個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていること。そして、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすかもしれないこと。撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしていく。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

Data

原題 A Plastic Ocean 製作年 2016年
製作国 イギリス・香港 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 100分/22分

Cast & Staff

監督 クレイグ・リーソン 製作総指揮 ソンジア・ノーマン、ダニエル・アウエルバッハ、クレイグ・リーソン
プロデューサー ジョー・ラクストン、アダム・ライプジグ 原作
脚本 クレイグ・リーソン、ミンディー・エリオット 音楽 ミリアム・カトラー、ローレンス・シュワルツ
撮影 マイケル・ピッツ 編集 ミンディー・エリオット
キャスト クレイグ・リーソン、デイビッド・アッテンボロー、バラク・オバマ、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、リンジー・ポルター、ジョー・ラクストン、ダグ・アラン、ベン・フォーグル、マイケル・ゴンジオール他

Review(3)

22/07/08 18:35

y5804jp@yahoo.co.jp さんのレビュー
感動 役立ち 学び
海とクジラの大好きな監督クレイブ・リーソン氏がメガホンを持ちながら,自ら出演し、話す映像から始まった。
クジラ愛が高じて,巨体が生きる海への関心へと広まり、出会ったクジラの1頭が打ち上げられ、苦しむさまを目の当たりにすることを契機に,真実探求の旅が広がる。
監督を通じて話は展開するも、それぞれの専門家が数々登場する。
船で運ぶ小型無人探査機で、深海まで潜り調査をしたりするので、資金も莫大なものだろうと察する。
5つの海や大都市,風光明媚な観光地、欧米が輸出したプラスチックを燃やしたりしてゴミの山で暮らす、スモーキーマウンテンなど世界各地に飛び、現地の人に聞き取りをしてプラが燃える気体の採取や動物の死体からもデータを集積。
本来ならあってはならない,人の営みで出来た、プラ袋のゴミの数々で内蔵を覆い被せられたことによる死。
解剖し、何百枚,何十㎏ものプラ袋が出て来る。
生き物のいのちが蹂躙されるさまを、まざまざと見せつけられる映画だった。

24/04/19 20:09

信木総一郎 さんのレビュー
役立ち 学び
20世紀の最大発明のひとつ、プラスティック。生活は便利になった。しかし、いまでは生き物の居場所を奪い、生命さえ脅やかす。どうしたらいいの?

美しい海洋映画のつもりで見ていると無惨な浮遊ゴミ、海底ゴミを見せられる。ぞっとするのだが映画は終わらない。世界中のプラスチックを見せてくれる。

プラスチックを誤飲・誤食して飛べなくなっている海鳥たち。浜辺に落ちている海鳥の死骸を解剖すると、ぱんぱんに膨れ上がった胃の中身は色とりどりのプラスチック片。
これは未来の人類の戯画。微細なマイクロプラスチック片を飲み込んだ野生動物の食物連鎖の中にいる人間も汚染を免れない。

24/08/11 17:29

ひろんた村母屋 さんのレビュー
役立ち 学び
プラスチックが海に捨てられ、自分たちが加担している現実にうんざりする映画ですが、やはり知りたい事です。感想シェア会にて、飲食店で働いている方から、なるべく水を汚さないよう、使い捨てをしないよう工夫しているお店もあるという経験談を聴きました。私たちにできるアクションとして、提案だけでなく、「おっ!いいね!」というポジティブな反応を、そういうお店で、その場で伝えるのもいいのではと気が付きました。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
夏休みこども上映会2
大阪市下水道科学館 2023年07月25日
大阪市下水道科学館にて小学4年生~中学3年生を対象に開催した「夏休みこども上映会」の2日目です。

今回も上映作品は映画『プラスチックの海』。
プラスチックによって海にいったいどんなことが起こっているのか、映画を通じて知っていただきました。

昨年フルバージョンを大人向けに上映しましたが、今回は子ども対象ということもあり、22分のショートバージョンで上映。
作品としてはフルで見た時と同じくらい学べるもので良くまとまっていて、集中力が続く長さでとても良かったと思います。

開催日は朝からこの映画を見に来館した親子もいらっしゃいました。
中には小学6年生で起業してビーチクリーン活動をしているというお子様も。
そんな意識を持った参加者から、ただ館内で映画をやっていたからという理由だけで参加した人まできっかけは様々でも、ほとんどの人がしっかりと感想を書いてくださっていました。
それぞれ何かを感じていただけたようです。

感想に「人間は自分の家に虫が1匹入ったら嫌がるのに、他の生物の家にはゴミを入れるなんて。」というものもありました。
なかなか気づかされることも多かったです。

”今日からこうしたい、こんな世の中になったらいいな”と思った人には「わたしたちのSDGs宣言」というものを書いていただきました。一部をご紹介します。

\わたしたちのSDGs宣言/
 **********
・つかわないものは買わない
・明日から海に行ったらゴミひろいをしていこうと思う。
・これからゴミを出さないように日々考えて行動する。
・プラスチックに代わる材料を見つけることが大切
・ポイ捨てをしている大人がいたら注意する。
・明日からゴミを捨てない。捨てている人がいれば注意する。海はみんなの庭だから。
 **********

最後のものは映画の中の「海は生き物たちの庭」といった表現が響いたようです。

お子様たちのSDGs宣言がすばらしく、館内に夏休み中展示しました。これを見て、来館者にもまた気づきがあればいいなと思います。

子どもたちに無料上映会&ワークショップをしました
はしのまち映画会 2023年07月24日
夏休みと言うことで子どもたちに見てもらいやすいよう、22分の日本語吹き替え版で無料上映会を行いました。

小学校低学年から中学生とその保護者に見ていただきましたが、最後まで集中して鑑賞してくれました!

映画の後は京都の環境保護団体、おそうじパーティ のさちさんのコラボ企画で、プラごみ を減らすためのアイデア出しワークショップのクイズ大会。

映画を見た後に、自分のできることは?ということを日常に照らし合わせて考える機会となったようでした。


夏休みこども上映会1
大阪市下水道科学館 2023年07月17日
毎月当館で開催している「みずから考える上映会」を、夏休み特別企画として小学4年生~中学3年生までを対象に開催しました。この上映会では、SDGsや水、自然環境についての課題をテーマとした映画を上映しています。

今回の上映作品は『プラスチックの海』。

最初にSDGsとは何か、というお話から入りましたが、「言葉は知っている」、「環境にいいこと?」「持続するなんとか・・」など、みんな少しはご存知の様子。すっかり浸透しているようでした。

SDGsは環境問題のイメージが強いですが、他にも貧困、教育、ジェンダーなど、様々な世の中の課題について考えられていることをお伝えしました。

今回はその中でもプラスチックによる海洋環境問題についてのお話。

きれいな海の映像や、カニがプラスチックを食べてしまったり死んだ鳥のおなかから大量のプラスチックが出てきたシーンなど、お子さんたちは真剣に見ていて、それぞれに感じたことがあった様子でした。

映画を見終わって、「これからこうしたい」「こういう世の中になってほしい」という気持ちになった人に『わたしのSDGs宣言』を書いてもらいました。一部をご紹介します。

\わたしたちのSDGs宣言/
 **********
・SDGsは知ってるけど、大切なものだともっと分かった。
・将来3RやSDGsに貢献したいと思った。
・家で使ったものでまた工作などいろいろ工夫しようと思う
・しっかりゴミをゴミ箱に捨てて、リサイクルできるものはリサイクルをする。
・環境問題に詳しくなれた。もっと取り組もうと思う。
・レジ袋を遠慮する。
 **********

夏休みはもう1日開催しました。
次のレポートに続きます。

具体的アクションと繋がりやすい映画
はしのまち映画会 2023年07月09日
橋本市や和歌山市を中心に、大阪府・兵庫県などからご来場いただけました。
下は幼稚園年長さん(英語話者)から小学生、上は50代の方など幅広い年代の方に来ていただきました。
教員の方や教員経験のある方も多く、アフタートークでは子どもにどこまで伝えて何をするべきかという話なども出てきました。

かなりリアルな映像で、食欲がなくなってしまいそう、という人もいましたが、そのぶん、具体的に「自分も何かやらねば」という人も多かったようで、会場での物販(「バンブーファイバー二重構造タンブラー」や『ビッグイシュー日本版』のプラスチックフリー特集号がいつもより売れていたように思います。