新着映画レビュー

『0円キッチン』を観賞して

飲食店やコンビニで働いた経験のある人なら「食べられる食材の廃棄」の現場を目にして、何かしらショックを受けたことがあるのではないだろうか。

大事なのは、そのショックの後、観てみぬふりをして「仕方ない」とやり過ごした
気持ちの悪るさや、その事を考えないようにして生きる事でうまく生きる知恵とした
市場主義のバカさ加減を、ちゃんとこの映画は、「バカだね、ぼくら」
と思い出させてくれる事にある。

そして捨てられる食材を楽しそうに調理する姿はいたずらを試みる気持ちに似ていて、いつしか観てる側もその共犯者となって映画を楽しんでいく事になる。

映画観賞後、「賞味期限のウソ」の著者の井出留美さんのトーク。
映画で観た欧州の話から、一気に日本のわが身に降りかかる構成となった。
例えば、割りのは企業や食料品店。捨てられる食材は、市場主義を追う事業者の責任であるという強い思い込みが、あっさりと切り捨てられる食品ロスは日本で年間632万トン。
一般家庭と事業者と半々である事を告げられる「僕らに責任がある」という事。
それを自覚するに十分な内容だった。
知識を得ても勉強しても解決しない、行動が必要であることを実感し
とても充実したイベントでした。ありがとうございました。
(山懸有斗 様)

「0円キッチン」

ユナイテッドピープル代理投稿さん 17/05/25 18:03

0円キッチンを観たのは今回で2度目です。
以前とは違った空間や人たちと映画を観ることで新たな発見があり、面白かったです。
改めて食品ロスというテーマを身近な感覚で楽しく考える、行動することを見せることで、親しみやすい映画だと感じました。

上映後の井出さんのお話を聞くのも2回目でしたが、小さな会場ならではの、シビアで率直な見解も聞けたりしてまた違う味わいでした!
ヴィーガン料理のお弁当もとっても美味しかったので、また食べたいです。
(荒幡幸恵 様)

「0円キッチン」

ユナイテッドピープル代理投稿さん 17/05/25 18:01

気になってた映画を観てきました!

廃棄食材で料理をしながら旅をするドキュメンタリー『0円キッチン』☘

目から鱗な内容がたくさんで面白かったし、何より、深刻な社会問題をこんなにワクワクしながら取り組めるってすごい。

老若男女問わず、是非たくさんの人に観て欲しい映画です(*^^*)
(沖田明 様)

「0円キッチン」

ユナイテッドピープル代理投稿さん 17/05/25 18:00

高円寺の小さなライブカフェで毎月ドキュメンタリー映画を上映している
ソシアルシネマクラブすぎなみの主催で「0(ゼロ)円キッチン」を観ました。

世界の飢餓人口が8億人もいる一方で食料の3分の1は捨てられている、この地球の深刻なフードロス問題…その解決の難しい問題をアイデアと好奇心で エンタテインメントのネタにした監督のセンスにまず「いいね」です。
オリジナルのタイトル『wastecooking』は「ごみ(から作る)料理」という、そのものずばり。でもこれではこの映画の魅力は伝わらなかっただろうと思います。
「食材救出人のおいしい旅路」「『食糧危機』を吹き飛ばすエンタメ・ロードムービー」という宣伝コピーがこの映画の楽しさを表しています。
主人公(=監督)が食材救出に挑む巨大スーパーのごみ缶、そこから発掘される宝の山と、それを使ってできた料理を食べる人たちの笑顔。ごみの中から拾った食材と知っていてもだれも食べることをためらわないのは、それが「食べても安全」だと知っていて、「安心して」食べられるからです。
私にとってこの映画は、フードロス問題を切り口に「食の安全・安心」につ
いても気づかせてくれた作品でした。
(東京都議会議員 小松久子 様)

「0円キッチン」

ユナイテッドピープル代理投稿さん 17/05/25 17:58

平和先進国、コスタリカ。

映画”コスタリカの奇跡”、何度も何度も繰り返して観ました。
1948年には既に軍隊を廃止したコスタリカ。その後、約70年、どのように平和を維持してきたか。
他の国が攻めて来たらどうするの?そして、実際にアメリカが戦争に参加するように求めてきた時に、中立宣言。
軍を開放、中立宣言、簡単ではないけれど、出来る。

戦争反対って言うだけじゃ、何も変わらないけど、平和エネルギーを発信する人の数が増えれば、何か変わるはず。
この映画には問題を平和的に解決するヒントがいっぱい詰まってます。
家族、友達。みんなにコスタリカからの平和の作り方を受け取ってもらいたいです。

映画の中で、女の子が ”コスタリカ人は毎日をあるがままに受け入れて、楽しんで流れに合わせて生きている” と言ったのが印象的でした。
でも、しっかりとした平和主義が若い世代の中にも根付いていて、いざというときにははっきりとNoといえる国。
コスタリカ人はコスタリカ人であることをとても誇りに思っています。そして国民の幸福度世界1。
移住して4年。私もコスタリカのことをどんどん好きになってきています。これからもっとこの国のことを知りたいです。

この映画に出会えた事に感謝です。

Miho Beaux,

「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」

Miho,Bさん 17/05/20 23:16

感動 元気 役立ち 学び 人生変わる 泣ける

「この映画を、コスタリカの自宅で見た。
見終わった後、あたたかい涙が流れた。
でもそれは、コスタリカが「奇跡」を成し遂げたからではない。
「軍隊は必要ない。敵がいないし、敵はつくらないから。
問題が生じた時は、話し合い(外交)で解決する。」
そんなある意味、当たり前のことを、
コスタリカの政治家と国民とが一体となって達成し、
このクレイジーな世界で、淡々と保持し続けている。
それでいいんだよね、という安心感
ありがとう、という感謝の念
コスタリカに暮らして感じる心地よさ
そんなものが入り混じって、涙が流れたんだと思う。
この映画をきっかけに、多くの人の意識がコスタリカ
そして愛と対話に包まれた世界に向くことを、祈願している。」

コスタリカ在住 平和環境活動家 丹羽順子
https://www.imakoko.org/

「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」

ユナイテッドピープル代理投稿さん 17/05/19 18:12

コンテンツの充実した映画で、考えることがたくさんありました。特に印象に残ったのは、「GDPにあらわれないinput output」水、土、空気への企業のコスト意識、理念や正義を問う姿勢を持ちたいと思いました。あとは、オーガニックの板チョコ350円は安いと思うけど、途上国の作った板チョコ350円は高いと思う潜在意識があるのかな・・・

「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」

ユナイテッドピープル代理投稿さん 17/05/16 12:53

ファストファッション業界の裏(内部)事情を知ることができて本当に良かったです。着るものの先には、人がいて人々の生活があるということ。物質社会や消費社会が「豊かさ」や「幸福」でないということ、改めて感じることができました。ファッションを通して現代の経済システムの仕組みもよくわかり、これからは賢い消費者になるということ、世界中の劣悪な環境で働いている人々の人権や生活水準向上のために何かできることを見つけていきたいと思いました。

「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」

ユナイテッドピープル代理投稿さん 17/05/16 12:50

私たちが日ごろ身に着けている服が元で、現地工場の労働者に直接的に身体の変調やけが、はては死者まで出している現状はショックでした。良い服を安く着れることは人にとって喜びで、簡単には現状が変わっていくことは難しいかもしれませんが、これからは食品を手にとる時と同じ気持ちで衣服に考えを巡らせたいものだと思いました。

「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」

ユナイテッドピープル代理投稿さん 17/05/16 12:43

ファストファッション裏事情を知ることがなかったので驚いた。古着の寄付をしたことがあったが、迷惑をかけることになっていたのではないかと思った。
フェアトレードについて:当たり前のことが生産者の生活を犠牲を払うことなく、安全性の高いものを提供してもらうことは自分の健康や環境を保つためにも必要だなと思った。

「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」

ユナイテッドピープル代理投稿さん 17/05/16 12:40

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