News

2025/11/05
【新規・再開契約対象】2026年新春キャンペーン!あなたもシネマを始めませんか?NEW

2026年1月に年間ライセンス契約を新規契約の方、契約再開される方を対象に
【先着10契約】限定で、ユナイテッドピープルが輸入販売するレバノンのピースワインを1本プレゼントいたします!
この機会にシネマを始めませんか?
https://www.cinemo.info/upc.html

cinemoで扱う映画は、平和、環境、食、多様性、芸術の持つ力など、世界について気付きや学びを深められる作品ばかりです。

年間ライセンスは、対象約80作品の中から、年間24回~、月額換算1.1万円(税込)で映画を定期上映いただけるサービスです。

複数の作品を鑑賞いただくことで、様々な世界の課題が立体的に見えてきます。
ぜひ、コミュニティの活性化・学校や企業での勉強会・イベント・交流の場として様々にご活用いただけますと幸いです。

─────────────────────────

■キャンペーン概要

対象:2026年1月1日開始の新規契約、再開契約*
申込締切:2025年12月26日(金)
上限:先着10契約
*前契約終了から3ヶ月以上経過

特典:ユナイテッドピープルワインが販売する下記レバノンワイン6種のうち、お好きな1本を無料プレゼント

1.ダー・リヒ・ハナン 2018 (赤)
2.レブナット・ペットナット・ゴールド 2021 (白・微発泡)
3.レブナット・ペットナット・ピンクロゼ 2021(赤・微発泡)
4.フェニックス・メルワ・スキンコンタクト 2022 (白:オレンジ)
5.エレベート ドウ・アル・アマル 2021 (白)
6.エレベート マリニ 2021(赤)
https://upwine.jp/collections/wine
※年間ライセンスのお申込み時に、フォーム内でご希望をご選択ください。

─────────────────────────

年間ライセンスで上映いただける作品は、話題の『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』『もったいないキッチン』『プラスチックの海』『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』『私は憎まない』『アニマル ぼくたちと動物のこと』など約80作品!

▼年間ライセンス お申込みはこちら
https://forms.gle/nJV9SnvxK2874zHB6

▼cinemo年間ライセンス契約対象作品一覧
https://www.cinemo.info/movie_list.html?cinemotheater=on

▼cinemo年間ライセンス契約 詳細
https://www.cinemo.info/upc.html

2025/10/31
12月1日発売!映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』個人鑑賞用DVDご注文受付開始!

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』個人観賞用DVDが2025年12月1日(月)発売決定!

全米で予約の取れないレストラン シェ・パニースの創始者でありオーガニックの母と呼ばれるアリス・ウォータースと日本国内、カリフォルニアへとおいしい革命の探究へと向かうドキュメンタリー。
https://www.cinemo.info/128m

個人観賞用DVDは、ご家庭などでお楽しみいただける個人観賞用DVDです。上映会の開催は出来ません。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』個人鑑賞用DVD
価格:4,400円(税込) 送料200円(税込)*日本国内発送に限る

▼ご注文はこちら ※12月1日以後、順次発送致します。
https://www.cinemo.info/128d1i

▼上映会開催詳細はこちら
https://www.cinemo.info/128j

▼2025年12月「テッラ・マードレ・デー」全世界一斉上映!最低保証料金割引キャンペーン!
対象期間:2025年12月1日~2025年12月10日の上映。「テッラ・マードレ特別ライセンス」をご選択ください。
https://unitedpeople.jp/alice/terra_madre2025

【映画概要】 

1971年、カリフォルニア州バークレーにアメリカで初めて、地域の農家と食べ手を直接つなぐフランス料理店「シェ・パニース」が開店した。旬を生かした料理と気取らないあたたかさで客をもてなし、予約の取れない人気店となった「シェ・パニース」。その在り方はのちに「地産地消」「ファーマーズ・マーケット」「ファーム・トゥ・テーブル」というコンセプトに発展し、世界中で知られるようになる。そんな「シェ・パニース」のオーナーシェフの名前は、アリス・ウォータース。半世紀をかけて、世界中の料理人と教育者に影響を与え、「オーガニックの母」「おいしい革命家」と呼ばれるようになった。
2023年、アリスの集大成となる書籍『スローフード宣言 ― 食べることは生きること―』(海士の風)の出版1周年を記念して、著者来日ツアーが開催された。アリスが日本各地を訪れ、学校給食を味わい、大地の守り手である生産者、料理人と触れ合っていく。そこで語られる力強い言葉と、彼女のまなざしが日本の「美しさ」を浮き彫りにする。日本、そして彼女の拠点であるカリフォルニア・バークレーでの取材を通じて、「おいしい革命」の探求へと向かう。未来につなぐための映画は、きっとあらゆる人の食卓を変えていく。

監督・撮影・編集:田中順也
プロデューサー:長谷川ミラ、田中順也、阿部裕志、小野寺愛
出演:アリス・ウォータース 他
制作:jam 製作:海士の風 字幕:小野寺愛 配給:ユナイテッドピープル
66分/日本/2024年/ドキュメンタリー

2025/10/31
12月の寄付月間に映画『ポバティー・インク』上映しませんか?善意の裏に潜む問題とは

毎年12月の一ヶ月は、一年の終わりに未来のために寄付を呼びかける「寄付月間」が日本全国で呼びかけられています。

世界で困っている誰かのことを思いやり、寄付をする行為は尊い行為ですが、同時に、その寄付はどんな意味があり、どんな結果を生むのかということも知った上で寄付先を選択する必要があるのも事実です。

映画『ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~』は、「あなたの“善意”が、誰かを傷つけているかもしれない」ことを追求し、善意が貧困を産む原因になっている側面を明らかにしたドキュメンタリーです。

国際的支援業界でも話題となり、日本国内の国際NGOやJICAや大学でも支援のあり方を考える作品として上映会が多数開催されている作品です。

2025年12月中は、本作を特別料金にて上映いただけるキャンペーンを実施します。

ぜひ12月の「寄付月間」にあなたも上映しませんか?

【キャンペーン概要】

実施期間:2025年12月1日~2025年12月31日 の上映

上映料金:

◎1日ライセンス・・・最低保障料金55,000円(税込)



◎12月寄付月間ライセンス・・・最低保障料金33,000円(税込)に!

※ただし動員人数×660円(税込)が最低保証料金を上回る場合は、動員人数×660円(税込)
※1日毎に料金が発生します。
※同日、同会場(同敷地内)であれば、1日の間で何度でも上映可能です。
※入場料(参加費)の有無に関わらず、動員人数で上映料金を精算します。
※上映素材をDVD、ブルーレイご希望の場合は、別途送料520円(税込)かかります。オンライン素材(ストリーミング)は送料かかりません。

★お申込みの際は、「12月寄付月間ライセンス」をお選びください。

▼上映会開催詳細&お申込み
https://www.cinemo.info/43j

2025/10/31
ポスター全国掲示・チラシ配布協力のお願い『手に魂を込め、歩いてみれば』

『手に魂を込め、歩いてみれば』
2025年12月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
https://unitedpeople.jp/put

廃墟のガザで撮影を続けるフォトジャーナリストと、彼女を見守るイラン人監督
── 1年にわたるビデオ通話で紡がれた比類なきドキュメンタリー

本作のカンヌ映画祭ACID部門、出品の知らせをファトマが受け、
カンヌ行きを準備していましたが… 翌日、イスラエル軍の空爆により、
家族6人と共に殺害されてしまい、この衝撃的な殺害は、世界中でニュースになりました。

カンヌ映画祭2025 開会式でジュリエット・ビノシュ審査委員長は、
ファトマの死を悼み、「ファトマは今夜、私たちと共にいるべきでした。
芸術は残り続けます。」と述べています。

12月5日(金)に劇場公開となる『手に魂を込め、歩いてみれば』を広めていただけませんか?
たくさんの方に、ガザで今起きていることを、映画をきっかけに知ってもらうために、ポスター掲示やチラシ配布にご協力をぜひともお願いいたします。
もちろん、印刷掲示ではなく、JPEGデータをダウンロードしてSNS拡散も大歓迎です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

登場人物:セピデ・ファルシ、ファトマ・ハッスーナ
監督:セピデ・ファルシ プロデューサー:ジャヴァド・ジャヴァエリー
製作:Reves d‘Eau Productions、24images Production 
配給:ユナイテッドピープル
2025年/フランス・パレスチナ・イラン/113分
https://unitedpeople.jp/put

オトクなデジタル映画鑑賞券販売中!

2025年12月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

ぜひSNSフォローをお願いします。
Xアカウント: https://x.com/putysoul
Instagram:https://www.instagram.com/putsoul1205/

上映会を開催しませんか?映画『手に魂を込め、歩いてみれば』
2025年12月6日(土)以後~上映可!
https://unitedpeople.jp/put/blog/archives/38




2025/10/24
【新規追加】映画『森を織る。』2025年11月~上映可!服をつくる旅ーそれは、生命への祈りの旅。

日本の絹織物の服づくり――。
人と自然の壮大な共創を追った、感動のドキュメンタリー
服をつくる旅――それは、生命への祈りの旅。

映画『森を織る。』が、2025年11月1日(土)以後cinemoで上映可能となります。ぜひ、上映会開催をご企画ください。
https://www.cinemo.info/145m
※年間ライセンス対象

《上映料金》
◎1日ライセンス・・・最低保証料金44,000円(税込)

※ただし動員人数×660円(税込)が最低保証料金を上回る場合は、動員人数×660円(税込)
※1日毎に料金が発生します。
※同日、同会場(同敷地内)であれば、1日の間で何度でも上映可能です。
※入場料(参加費)の有無に関わらず、動員人数で上映料金を精算します。

《その他》
ドキュメンタリー映画「森を織る。」オリジナルサウンドトラック/平井 真美子
https://linkco.re/cEEgrz8s?lang=ja

MORI WO ORU では映画に出てくる産地へのツアーを開催しています。
Transformative Tourism -変容の旅-
▼募集中のツアーをCheck!
https://moriwooru.com/pages/tourism

■映画概要

土、水、植物、動物、人――、
過去から今まで、そして未来をも生きる
数えきれない生命が重なり完成する、
壮大な絹織物の服づくりの物語。

森、里山の恵みの中で
生命が織り重なって育まれてきた
日本の里山文化。
八百万神(やおよろずのかみ)
という言葉もあるように
古くから私たち日本人は
自然界のあらゆるものに感謝をしながら
文化を繋げてきた。
失われつつあるその風景が、
織物にまつわる産地に、
それらを守る人々によって
現代でも日本中に残っていた――。

監督:​エバンズ 亜莉沙(エシカルコーディネーター)
映像監督:​高嶋 綾也(​映像作家・YouTuber)
作曲・​音楽監督:​平井 真美子(作曲家・ピアニスト)
プロデューサー:​小森 優美(ファッションデザイナー/株式会社森を織る代表取締役)

(65分/日本/2025年/ドキュメンタリー)

2025/10/15
2025年11月1日より年間ライセンス対象に!映画『ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~』

映画『ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~』が2025年11月1日(土)より年間ライセンス*対象作品となります。上映会開催お申込み受付中です。
https://www.cinemo.info/140m

私は希望。新たな居場所を求めて、あなたと歩む。
戦争によって家や家族、日常生活のすべてを失った子どもたちの声を
伝えるため、3.5メートルの人形アマルがヨーロッパ横断の旅に出る──

▼上映会開催お申込みはこちら
https://www.cinemo.info/140j

*映画の定期上映なら年間ライセンスがおすすめです!
✔月額換算1万円(税別)~
✔cinemo作品のほとんどが対象作品
✔年間24回~上映可能
https://www.cinemo.info/upc.html

年間ライセンス対象作品一覧: https://www.cinemo.info/movie_list.html?cinemotheater=on

★文部科学省選定作品
社会教育(教材)
青年・成人向き 国際性(国際理解・平和)
2025年6月11日認定

【映画概要】

現在、世界で1億人以上の人々が国内外に避難し、難民状態にある。そして、その内の約4割が18歳未満の子どもである。戦争により子どもたちは住み慣れた家や大切な人、教育を受ける権利をも奪われ、貴重な子ども時代を失っている。そうした子どもたちの悲しみや願いを伝えるため、2021年、身長約3.5メートルの人形アマルの旅プロジェクトThe Walkが始まる。アマルはアラビア語で「希望」を意味し、9歳のシリア難民の少女をかたどっている。本作はアマルがシリア国境からヨーロッパを横断する旅路を追いながら、アマルの眼差しから世界の実情を伝え、アマルとともに難民の人たちの声を聴いていく。

タマラ・コテフスカ監督(アカデミー賞ノミネート『ハニーランド 永遠の谷』2019年)

配給:ユナイテッドピープル
80分/イギリス/2023年/ドキュメンタリー



2025/10/11
ガザにいる「ガザ・サーフ・クラブ」メンバーから支援を求めるビデオメッセージ

ガザのサーファー、モハメド・アブ・ガニさんから2025年10月7日、日本の皆さん向けに支援を求めるビデオメッセージが到着しました。クラウドファンディングを実施されていますので、ぜひご支援を検討いただけたら幸いです。

詳細はこちら https://unitedpeople.jp/gazasurf/archives/15672

クラウドファンディングが実施されています
モハメドとその家族が生き残るのを助けよう
https://chuffed.org/project/help-mohammed-and-family-survive

クラファンのメッセージ内容翻訳:

私の名前はサマーです。ガザに住む友人、モハメド・アブ・ガニのためにこの募金活動を企画しています。モハメドと私は、ガザ・サーフクラブのことを知った後、友人になりました。私は、メンバーたちの状況や、カリフォルニアに住む私たちがどのように支援やサポートができるかを知りたいと思ったのです。モハメドとその家族は、生活を築くことが非常に困難であることを認識し、教育目標を追求し、家族を養える仕事を得るためにガザを離れることを望んでいます。最終的には、彼の兄弟姉妹やその幼い子供たちを含む、残りの家族全員の避難を支援するのに十分な資金を集めることができることを願っています。
ご存じのように、継続的な封鎖により、ガザでの生存はさらに困難になっています。このような状況では、皆様のご支援が極めて重要となります。

以下は、モハメッドの言葉です。
皆さん、こんにちは。私は、ガザ出身の 23 歳のモハメド・アブ・ガニです。私の家族は 10 人で、母、父、4 人の姉妹、3 人の兄弟がいます。私は大学で情報技術を学んでいます。卒業まであと 1 年を残していましたが、残念ながら、私の家も職場も、すべてが破壊されてしまいました。学業も失い、今では私たちは家を失い、冬は凍えるほど寒く、夏は灼熱のテントで暮らしています。このキャンペーンの目的は、私がガザから避難して生き延び、学業を修了し、家族のために食糧、水、医薬品などの生活必需品を提供できるようにすることです。想像してみてください。学業で優秀な成績を収め、アスリートとして活躍し、人生を愛していた若者が、住む家も仕事も最低限の生活必需品もないまま人生を終えることになったのです。

ラファ検問所が閉鎖されたままのため、検問所再開を待つ間、家族はこの資金の一部を食料・清潔な水・冬服・防水シート・テント補強資材などの生存必需品購入に充てる可能性があります。最終的には検問所再開時に家族全員の避難費用を賄える資金調達を目指します。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。皆様のお力添えにより、近いうちに家族についてより明るい知らせをお届けできることを願っております。

2025/10/03
映画で「世界」を語り合おう ー シネマ・ダイアローグ #003 『KISS THE FUTURE』

2025年9月26日(金)からキノシネマ新宿他で公開が始まった『キス・ザ・フューチャー』ですが、
10月8日(水)18:45-は、キノシネマ新宿での上映後は、ミュージシャンのSUGIZOさんが上映後に登壇されます。
チケットを先行して販売しています。この日は一律1,500円となります。
https://unitedpeople.jp/kiss/archives/15651

さて、asobot inc 代表の伊藤剛さんと、ユナイテッドピープル代表の関根健次の対話シリーズVol.3は、『キス・ザ・フューチャー』。ぜひご覧いただき、今後の上映会のご参考にしてください。後日ダイアローグの質問案も記載します。

1990年代のボスニア紛争下、自由と尊厳を奪われまいと芸術や音楽に希望を託した人々、そして彼らのもとにロックバンドU2を招聘してライブを実現しようと奔走した活動家たちを追ったドキュメンタリー映画が『KISS THE FUTURE(キス・ザ・フューチャー)』です。戦火の中で歌い、踊り、生きることそのものが戦争への“抵抗”となった歴史的瞬間を描き、映画は、やがて終戦後に、民族を超えて4万5000人もの観客を前に実現した伝説のライブの様子も写していきます。音楽の力、人間の勇気、そして“ひとりの行動”が社会を動かす可能性――映画が投げかける問いを本作の配給を手掛けるユナイテッドピープルの関根氏に聞きました。
https://asobot.co.jp/journal/003_kissthefuture/

2025/09/30
【新規追加】映画『手に魂を込め、歩いてみれば』2025年12月6日(土)以後~上映可!

2025年12月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショーとなる、映画『手に魂を込め、歩いてみれば』が12月6日(土)より劇場上映の無い都道府県でのみ上映可能となります。
https://www.cinemo.info/143m

劇場上映情報: https://unitedpeople.jp/put/#theater

廃墟のガザで撮影を続けるフォトジャーナリストと彼女を見守るイラン人監督
1年にわたるビデオ通話で紡がれた 比類なきドキュメンタリー

《上映料金》
◎1日ライセンス・・・最低保証料金77,000円(税込)
◎1日ライセンス(年間ライセンス契約の方)・・・最低保証料金55,000円(税込)

※ただし動員人数×660円(税込)が最低保証料金を上回る場合は、動員人数×660円(税込)
※1日毎に料金が発生します。
※同日、同会場(同敷地内)であれば、1日の間で何度でも上映可能です。
※入場料(参加費)の有無に関わらず、動員人数で上映料金を精算します。

▼上映会開催お申込み
https://www.cinemo.info/143j

■映画概要

イスラエルによるガザ攻撃が続いていた2024 年、イラン出⾝の映画監督セピデ・ファルシは、緊急に現地の⼈々の声を届ける必要性を感じていた。しかし、ガザは封鎖されており⾏くことは出来ない。そこ で、知り合ったガザ北部に暮らす24歳のパレスチナ⼈フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナと のビデオ通話を中⼼とした映画の制作を決意する。

以後、イランからフランスに亡命したため祖国に戻れない監督と、監督の娘と同じ年齢で、ガザから出られないファトマとのビデオ通話が毎⽇のように続けられた。そして、ファトマは監督にとってガザを知る⽬となり、監督はファトマが外の世界とつながる 架け橋となり、絆を築いていく。

ファトマは空爆、饑餓や不安にさらされながらも⼒強く⽣きる市⺠の姿や、街の僅かな輝きを写真に収め、スマホ越しにガザの様⼦を伝え続けた。監督が「彼⼥は太陽のような存在」と形容するように、彼⼥はい つも明るかったが、度重なる爆撃で家族や友⼈が殺されていくにつれ、表情を暗くしていく。そして悲劇はファトマをも襲う。2⼈が交流を始めて約1年後の2025 年4 ⽉15 ⽇、本作のカンヌ映画祭上映決定 の知らせを、ファトマは喜んだが、その翌⽇、イスラエル軍の空爆でファトマを含む家族7⼈が殺され てしまったのだ。

25歳になったばかりのファトマの死は、本⼈が「もし死ぬのなら、響き渡る死を望む」 と書いたように、世界中に波紋を広げることになる。

登場人物:セピデ・ファルシ、ファトマ・ハッスーナ
監督:セピデ・ファルシ プロデューサー:ジャヴァド・ジャヴァエリー
製作:Reves d‘Eau Productions、24images Production 配給:ユナイテッドピープル
2025年/フランス・パレスチナ・イラン/113分



2025/09/29
【新規追加】映画『1/20 Fukushimaをきいてみる ー福島にイスラエルの高校生が来たー』2025年10月~上映可!

福島で暮らす人々の「本当に伝えたいこと」に耳を傾け、国内外の映画祭での受賞や、学校・企業研修での上映を通じて、多くの対話の場を生んできた、10本の長編ドキュメンタリーシリーズ『1/10 Fukushimaをきいてみる』。
(2013年~2023年にかけて制作)

10年間の歩みを経て、2024年から、短編映画シリーズ『1/20 Fukushimaをきいてみる』が新たに始まりました。

シリーズ第1作となる、「1/20 Fukushimaをきいてみる ―福島にイスラエルの高校生が来た―」が、2025年10月1日(水)以後cinemoで上映可能となります。ぜひ、上映会開催をご企画ください。
https://www.cinemo.info/144m
※1日ライセンス、学校法人向けライセンスのみ
※年間ライセンス対象外

《上映料金》
◎1日ライセンス・・・最低保証料金33,000円(税込)

※ただし動員人数×660円(税込)が最低保証料金を上回る場合は、動員人数×660円(税込)
※入場料(参加費)の有無に関わらず、動員人数で上映料金を精算します。

◎学校法人向けライセンス・・・22,000円(税込)*人数不問

【共通】
※1日毎に料金が発生します。
※同日、同会場(同敷地内)であれば、1日の間で何度でも上映可能です。

▼上映会開催お申込みはこちら
https://www.cinemo.info/144j

■映画概要

福島と中東——遠く離れた二つの地に、共通する問いがあります。

『1/20 Fukushimaをきいてみる』第1作は、福島の新たな局面と中東の問題を交差させた18分のドキュメンタリー。
ガザ地区への攻撃で世界から厳しい視線を向けられるイスラエル。その地から福島へやってきた高校生たちを、津波で家族を失った木村紀夫さんは複雑な思いを抱えながらも迎え入れました。

「対話は可能なのか?」

高校生たちは福島でこの問いに向き合います。ある生徒は、イスラエルでは憎しみを持つ相手とは話し合いの場すら持てない現実を痛感。しかし、福島では、それを超えて対話に向き合う人々がいることを知ります。

福島の地で生まれた対話は、分断を超える一歩となるのか――

この映画は、対話の力と、その可能性 を探る作品です。

(18分/日本/2024年/ドキュメンタリー)