イスラエルと米国がイランに仕掛けた戦争でホルムズ海峡が閉鎖され、世界的に石油の供給が滞っています。ニュースなどでは、アラスカの石油についても取り上げられているのを見ましたが、この映画で、その油田開発で現地で暮らす住民の生活が脅かされていることを初めて知りました。
映画では、アラスカ州と同様にユタ州やミネソタ州で、広大な公有地が開発されていく様子が描かれています。法律を次々発して開発を進めようとする大統領、そして簡単に嘘をつく共和党議員や政府高官。開発企業も含めて、こうした人たちは住民全体、アメリカ全体の利益を考えているのか。それとも特定の人の利益だけを考えているという指摘のとおりなのか。考えさせられます。
さて、日本ではどうかと考えた時に、沖縄県辺野古沖で建設が進められている米軍基地が思い浮かびました。公有地=公有水面を埋め立てて新しい基地が造られているということを、私たちはどれだけ理解しているでしょうか。
参加者アンケートでは、
「人が生活するにはエネルギーが(電気も石油も)大量に必要。石油はまだまだ必要、電気も。食糧生産も…。」
「アメリカの抵抗運動を知ることができてよかった。」
「今回も”ワー!!”、知らない世界を知りました。(公)国有地が私有地になる!!。大きな力に立ち向かう人がいることはすごい事で、また、大切なことです。何よりも、世界で起きていることを知ることができる事がすばらしい。また、大切なことです!」
などの感想が寄せられました。
シネマシェア米沢さん 26/05/26 17:37
配給会社ユナイテッドピープル代表の関根健次さんを迎えた上映会を開催しました。
関根さんからは映画の力、「知ること」「共感すること」で世界を動かす力になるという印象的な言葉も発信されました。上映中はすすり泣く方や、初めて知りました、という感想も多く頂きました。
いまだジャーナリストはガザに入ることが出来ない(イスラエル監視下の従軍記者を除く)ガザの状況下では外国からの記者が自由に取材したり報道できたりすることが不可能です。
ファトマさんのように中から発信できるジャーナリストの存在が大切なわけですが、中からの情報のみではイスラエル側から「真実でない」と言われてしまいます。
ジャーナリストが自由に取材できない事自体が問題で、僅かな網を潜り抜けて発信された情報、とりわけ戦争とは無縁なガザに生きる人たちの声に作品を通して触れることは大切だと思います。
「知らなければ無かったことになる」ことがないよう、機会を見つけて情報を共有できる場を作り続けたいと思います。
会場内での質問なども紹介します。
Q)ファトマさんがイスラエル軍の攻撃で亡くなった状況について。標的とされピンポイントで亡くなったのか、そうでなかったか。
A)カンヌ出品が決定した翌日というタイミングやフォレンジック・アーキテクチャーの報告等を踏まえると、ほぼピンポイントで狙われたと考えている(*)。ファトマは婚約中、妹は妊娠中だった。
※ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ「フォレッシング・アーキテクチャー」報告
Q)日本に暮らす自分たちに出来ることは?
A)地理的にも心理的にも遠い立場にいる日本だからこそできることはたくさんある。
まずは知ること。知らなければ無かったことになる。
・外務省では中立的な立場で和平を勧める国際和平調停ユニットを最近立ち上げている
・個人的に支援(送金)することもできる※SNSで繋がりを持つ
・NGOに寄付をする(パルシック、パレスチナ子どものキャンペーンなど)
https://www.parcic.org/index.html
https://ccp-ngo.jp/
・民間、ジャーナリズムなど出来ることを探してみるとたくさんある。
Q)もしファトマさんが生きていたらカンヌ映画祭に出席できたか?
A)おそらく出席できたのではないか?現在もガザから出ることは出来ないが、国際的な映画祭であることや映画祭開催国のフランスが絡むことから、出席は可能だったと思う。
そのほか、印象的だった言葉など
・「ガザにいる人の悲鳴が聞こえない」。
→映画を通して「知る」ことで小さな叫びを聞き出し、知って共感できることが大切。
・アメリカに留学中という学生の方が身の回りの状況を報告してくれました。
大学には3人のパレスチナ人がいて一人はガザ出身だそうです。彼らは自分が発言することで自身に危険が及ぶことを警戒して何も話してくれないそうです。
一方、関根さんのお話では、反対に「話したい!聴いてほしい!」という人もいる、ということで「ダニー・ジンDANNY JIN」というミュージシャンを紹介してもらいました。
https://www.youtube.com/@DANNYJINHojiCha
パレスチナの人は1948年の「ナクバ」の記憶が残っているので土地を離れることに強い抵抗感を持っている、というお話もありました。
一方で外へ出たくても封鎖によって出られず攻撃にさらされざるを得ない人もたくさんいます。
同じ地球上で、差別によって今現在も人が大量に殺されていて、ジャーナリストも入れず、中の人たちの悲鳴もかき消されそうな状況下で、スマートフォン越しで紡がれたこの作品がたくさんの方の目にとまりますように。
世界中を旅したかったファトマさんの写真は、今、出雲市の「フェアトレードfuku-mimi」に滞在中。入場無料。
ぜひ、ファトマさんがカメラ越しに見たガザの写真に会いに来てください。
フクミミさん 26/05/26 16:40
・出演者の「習慣が社会を作る」という発言が刺さった。大人も子どもも生き方の問題だと思う。どんな食品を選ぶか?どんな店やどんな生産者を買い支えるか?消費者として、生活者として考える機会になる。
・映画のタイトルは知っていて以前から観たいと思っていた(有機農業従事者)。有機作物生産者を大切にし、連帯する姿勢は大事。
・アリスの「ファーマーズ・ファースト」という考え方に触発される。有機農法のリスクを共有して流通させる仕組み作りが良い。安全な食、安全な土、安全な土地(治水)、三方良し。
・”食”は人を繫ぎやすい。
・土は大事。土に触れる生活が人の心をほぐす面がある。
・学校給食に有機食品・食材を取り入れるのはとても良いことだ。現状、国よりも地方自治体のほうが生活者と近いので、実施に関心持ってもらうためにも、自治体や教職員やPTA(保護者)の人にも観て欲しい映画でした。
・アリスはファーストフードに否定的でした(早い安い安全じゃない…)。良い食材の良い食事をすれば「戦争はなくなる」とも。食事が心に影響を及ぼす、微妙な満足感や安心感の違いに思い巡らしました。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
稲森理恵さん 26/05/26 13:26
リペアカフェの上映と合わせて
ダーニングWS
キーホルダー製作
ハーブティー付き
上映後に体験型のイベントとして開催しました。
映画作品内でもあったような、小さなコミュニティーの生まれる実感のあるイベントとなりました。
それぞれが満足されたような面持ちで会場を後にされたのが印象的でした。
参加者さんからは住む町でリペアカフェを開催してみたいとの声も聴かれました。
宮前シネマさん 26/05/25 12:21
5/17(日)昼、第247回 銀座ソーシャル映画祭 x デモクラシーフェスティバル・ジャパンを開催しました。
今回は初めて参加する方が多かったです。作品を追って来られたようです。2016年作、2023年公開の「シャドー・ディール 武器ビジネスの闇」を追って参加された方が多かったです。当会でも2023年に2回上映し、今回が久しぶりの3回目。10年前の作品ですが、あらためて観ると、米国とイスラエルのイラン攻撃が予見されていたり、以前観た時より興味深く、かつ絶望的な印象でした。
いつものように感想共有することで、少し救われました。なかなか観応えある作品と認識を新たに、来月、また上映いたします。
銀座ソーシャル映画祭さん 26/05/25 01:30
最近日本では、食の安定的な供給にかげりが出ている。気候変動による作物の不安定以外にも、さまざまな要因で食料品の供給が滞る。昨今のナフサ不足による資材の価格高騰もそのひとつ。「食の手綱を一部でもいいから自分で握る」という必要を感じて上映をしてみた。
今回も感想シェアが面白かった。アメリカの食知識と日本の家庭科や給食からみんなが持っている食知識の差が大きいとか、ゲリラガーデニングを試みている人の話、「手に入らなくなった食品」から危機感を感じている人、アメリカでもハイソサエティとゲットーの地域ごとの文化の差、食から体を調え、医療体制への依存度を減らす話など、映画を題材に「普通の人が持っている知見の交換」がまさしくこの上映会の楽しさだと感じた。
ロータスシネマさん 26/05/24 19:17
お馴染みの環境ともなりましたが、今回は「もったいない」に様々なプロのアングルから意見がシェアされました。
消費者として、選択権を持つ者としての個人、行政の視点…
共通して出たのが、皆さんの興味を惹くのとの大切さでした。
自分レベルでできることも大切ですが、大きな社会で目指すべき方向を個人が意識することも大切なんだと改めて気付かされました。
ご参加頂き、分かりやすく気付きをもたらせてくださった皆様、ありがとうございました。
The Cさん 26/05/24 17:02
この映画は、アムステルダムのリペアカフェについて知ることができるだけの映画だけではなく、観るだけでも心が温かくなりリペアされました。まるで、湯船にゆったりと浸かったあとのような気持ちになりました。
映画を観たあとに、一緒に観た人同士で感想や、なぜ観ようと思ったかなどをシェアしました。本編では、リペアについて6つのエピソードが収められているのですが、最初のエピソードですでに涙した方や、観ている中でやってみたいことなどのアイディアが続々と出てきたなど、感想は様々でしたが、みなさんどの意見にも共感しとても楽しい時間を過ごせました。
この作品に出会えてよかったです!
あきほさん 26/05/24 14:57
アフリカ、サヘル地域の現状を知る、とても興味深い作品でした。参加者の皆さまも、ほぼ全員がとても良いと評価して下さりました。アフリカの現状の報道などが少ない中、サヘルの若者や子供たちの置かれた貧困と困窮の状態を知る良い機会となった、との感想が多く述べられました。
音楽の持つ影響力の可能性をとても感じさせてくれる作品でもありました。インナ・モジャのストレートに歌う姿と、共鳴する若者、特に目を輝かせアフリカのビートに合わせ踊る子供たち。アフリカの再生をかけたスケールのとてつもなく大きな植林プロジェクトに、若者たちが未来をかけて参加活動をしてくれればと願うばかりです。
気候変動の影響を最も受けるのは、貧困を抱える脆弱な地域の人々です。遠い日本に暮らす私たちに何ができるのか、あらためて問われる作品でもありました。
カフェ ニッチさん 26/05/24 11:11
コスタリカが軍隊を持たない国だと知らない人が多い中、この映画の関心度は高く、皆さん鑑賞後に感心して、「日本もこうなったらいいのに」「もっと多くの日本人が観たら憲法や政治のあり方に関心を持つと思う」という感動の声が上がりました。アンケートもたくさん書いてもらった中で印象的なのを掲載します。
「コスタリカが、米国がイラク戦争に参戦しろ軍隊を持てと圧力をかけた時に、国民の9割が反対したというのがすごい!」
「大国に軍事力で絶対勝てない小国が軍隊を持つのはナンセンス、無意味で無駄だと言ってたのにそのとおりだと思った。台湾有事に備えて日本は軍事費を増強しているが、中国の戦力は強大だから、軍事費は国民の教育・医療・福祉に充てた方がいい」
アンケートの感想は、おいものブログの「映画」に掲載しました。「おいものせなかのブログ」
新田文子さん 26/05/23 17:07
※ 上映者の声投稿数で集計