新着上映者の声

映画を通じて広がった共感と学び

このたびは「食べることは生きること~アリス・ウォータスのおいしい革命~」を上映させていただき、誠にありがとうございました。

上映会当日は、スクリーンに向かって深く頷きながら鑑賞する方や、中には涙を流す方の姿も見られ、映画のメッセージが強く共感を呼んでいることを実感しました。

午前と午後、それぞれの上映終了後には、希望者に残っていただき感想や意見をシェアする時間を設けました。そこで交わされた言葉は「これが正解」という答えではなく、それぞれが自分の生活や価値観の中で「大切にしたいこと」を見つめ直す機会となっていたように思います。

今回は若い世代の参加が少なかったことがやや残念でした。
また上映会は続けて行きたいと思っています。食に関わる仕事をされている方や教育関係の方々には、ぜひこの映画を届けたいと強く感じました。

改めて、この映画が地域に深い共感と学びをもたらす機会となったことに感謝申し上げます。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

challenge46a@gmail.comさん 25/09/30 23:00

「どう食べるか」は、「どう生きるか」につながっている。

8月のからびなシネマ上映作品は『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』。
日々の暮らしや食に関心を寄せる方々が参加されました。

アリス・ウォータースは、カリフォルニア・バークレーで1971年に「シェ・パニース」というレストランを開き、地域の農家と食べ手を直接つなぐ“ファーム・トゥ・テーブル”の草分け的存在として知られています。
彼女の姿勢はやがて、オーガニック、地産地消、学校給食改革といったムーブメントへと広がっていきました。

今回の作品ではアリスが来日し、日本各地の生産者や料理人、子どもたちと触れ合う様子が描かれています。
「いただきます」と言って食べることの尊さ。
「大地を守る人たちは宝物」というまなざし。
静かな語りの中に、食を通じて世界を変える意志が息づいていました。

上映後の感想シェアでは、
「食という身近なテーマから、教育や地域社会の未来まで考えさせられた」
「食べることって“政治”なんだと、初めて腑に落ちた」
「暮らしのなかでできる“小さな革命”を始めたくなった」
といった声が寄せられました。

鑑賞をきっかけに、食卓を見直したいという想いが交差し、
「どう食べるか」は、「どう生きるか」につながっていて、
食べることは、ただの行為ではなく、私たちが未来に渡すバトンなのだと、アリスの言葉がそっと背中を押してくれるような気がしました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

からびなシネマさん 25/09/30 10:03

意外な解決策もありました

今回の作品は、「条件が合えば未来がこれでよくなるかもしれない」と思えるポジティブな作品で、実際にすぐ実現できなくとも、考え方の転換をうながしてくれるような面があって、感想のシェアもポジティブなものになりました。
特に、海洋パーマカルチャーに注目した人が多かった印象があります。日本の食生活では海藻が割と身近だったけれど、それが地球の再生の一役を担うと考えていなかったという意見が多く、感想シェアでも盛り上がりました。

男性からは女性のエンパワーメントが世界を動かすという視点が面白いという感想も出て、それぞれが新しい視点を持つことができたように感じました。

映画『2040 地球再生のビジョン』

ロータスシネマさん 25/09/29 18:58

生き方が変わる映画でした

映像もアリス・ウオータースさんの言葉も美しく響く映画でした。
今後も鹿児島の各地で上映し、多くの方と共有したいと思います。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

岡元ルミ子さん 25/09/29 13:36

5日間の上映で21名の方に観てもらえ、対話が出来ました。8月の上映から合計すると累計61名になります。今後も上映して年内に100名の方に広めたいと思っています。ご参加の方には他県で上映とマルシェなどを企画中の方もおられ、各地にリペアの動きが広がっているのを感じます。
今回は一日だけ、上映後に実際にリペアデーを開催し、家電製品の修理が得意な方と、ミシンカーで福岡市から来てくれたご夫婦のご協力で衣服のリペアも出来ました。参加された15名ほどの方は扇風機や草刈機、掃除機なども持参し、順番を待ちながら互いに新たなコミュニケーションを取っていました。
私自身もコーヒー豆のグラインダーの故障を参加者の方と分解しながら、6年ほどの使用でモーターが駄目になるのはどうなのか?とか、珈琲好き同士、色々とお話できた時間がとても楽しかったです。結局その方は直らずでしたが、参加して良かったと予備のヒューズを分けて下さいました。
扇風機が直ってまた動き出した時は拍手と歓声が上がり、リペアカフェの映画のあのシーンの再現のようでした。直してくれた方は「大したことはしていないのに喜んでもらえる」と嬉しそうにされていました。
普段生業としていることを無償でおこなうのは様々な葛藤や価値観の変革が必要とされ、すぐにスッキリと解答は出ませんが、今後も模索しながらやっていけたらと思います。
ノドカフェはリペアの場としても人つなぎになれるよう、今後も場の継続に尽力したいと思いました。

映画『リペアカフェ』

いとしまリトルシアターさん 25/09/29 09:28

しあたーひるね第10回

今回の作品は小学生〜高校生の環境問題に興味がある子、動物が好きな子などが参加してくれました。
*作品の感想*
活動家である若い二人の真っ直ぐな眼差しが印象的でした。ベラが語る人間の存在意義への疑問や、悲観や怒りを通り越したという心情には共感しつつも、思想が偏りすぎてしまわないかという心配もありましたが、後半ではチンパンジー保護職員との対話や、循環型農園を営む人、一頭一頭の個性を大切にしながらも矛盾に苦しみ、それでも牛を愛して肉牛農家を続けている人たちとの会話を通じて、憎しみや怒りに基づいた活動から、前向きに共生を考える姿勢へと変わっていったのが、とても共感できました。ヴィーガニズムに関する対話も、この映画ならではの魅力だと思います。

映画『アニマル ぼくたちと動物のこと』

ひるねさん 25/09/28 19:08

その土地で生きること

原発事故、環境汚染、様々な不安な要素の中で、私たちはどこかに責任を求め、責めて、自分たちの生活を顧みることをおざなりにしてきました。何か変えなきゃと思いながら、自然たっぷりの田舎への移住なんか、勇気が出ない。でも、この映画をみて、パーマカルチャーって特別なことではない。縁あって暮らしているその場所でも私たちは工夫し、デザインすることができる!創造するというワクワクするキーワードを感じさせてくれました。無限にある可能性。答えは一つではなく、それぞれ。
参加された皆さん、刺激を受けたようでした。

映画『TERRA ぼくらと地球のくらし方』

ブラウンライスさん 25/09/28 19:03

大切なことを確かめられる時間でした

広島県・安芸高田市のホールで上映会を行いました。生産者はもちろん、子ども食堂の運営者、食堂や給食の栄養士や調理者、カフェの経営者やキッチンスタッフ、畑を自分でつくっているひと、加工品の作り手、マルシェの主催者......など、いろいろな方が参加してくださいました。
それぞれの立場から、ぐっと胸にくるものがあったと感想をいただきました。なにか少しでも変化を起こすためにできることがありそう、そしてこんなに同志がいるのだと感じられる希望的な場になりました。
おかげさまで、食べるという日々の営みを大切にとらえることのできるあたたかい時間を過ごさせてもらいました。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

福岡奈織さん 25/09/28 16:37

ドレスコードは水玉模様!

今回は錢屋ホールの200インチ大画面で上映を実施!
ドレスコードは「水玉模様」で、みなさま思い思いに身につけてご参加くださいました。上映後は、草間彌生や水玉にまつわるエピソード、映画の感想などをシェア。
初めてお会いするお客さま同士も和気あいあいと交流され、今回もとても素敵な会となりました。

映画『草間彌生∞INFINITY』

錢屋シネマさん 25/09/28 12:17

2025ウナギネマvol.9『ラディカル・ラブ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』

9月のソーシャルシネマ上映は『ラディカル・ラブ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』でした

タイトルに「巡礼の旅」とあるので、その道中を描いた作品かと思ったのですが、そうではなく、左ティシュさんの人生すべての記録でした。
どのようにして生まれて、どのような学びを経て、現在の彼があるのか、それが克明に描かれています。

タイトルの「ラディカル・ラブ」は直訳すると「急進的な愛」ですが、実際には表面的ではない本質的な愛、無償の愛を指し示しているようです。

全編を通じて、サティシュさんの珠玉の名言が散りばめられているので、すべてメモして手元に残しておきたいくらい(笑)
そういう方は同タイトルの書籍も出ていますので、こちらを利用されるといいかと思います。
https://amzn.asia/d/dwemJAa

個人的に心に刺さったのは、シューマッハー・カレッジでの学生との対話の中で「ここではみなが同じ方向を向いて学んでいるからできるけれども、自分の暮らすところに戻るとここにいる時のようにはできない・どうしたらよいか」という問いへの回答です。

サティシュさんは「イメージすることは誰でもできる。愛は大事だと言えば、バイデンでも習近平でもプーチンでも、その通りだと答えるでしょう。大切なのは実行することです」と語ります。

まわりがどうであれ、自分の信じることをひたすら行うこと、これこそがあなたを輝かせる。
食べていくために自分をまげてするような仕事は今すぐやめましょう。

実際にはとても難しい選択ですが、この信条を持つサティシュさんだからこそ、核兵器を持つ四つの都市を巡礼する際に、お金を一切持たないで旅することができたのでしょう。
そして、お金を持たないゆえのつながりが、この世界を変えていくのだと悟ります。

人の生き方は2通り。
巡礼者としての生き方と、旅行者としての生き方です。
旅行者は希望や欲があるので、それが叶わなければ不満を持ちます。
対して、巡礼者はすべてあるがまま受け入れるので、怒りとは無縁です。
サティシュさんは、私たちに巡礼者として生きようと訴えますが、ここには最近の上映作品に共通するメッセージが読み取れます。

便利であることや物質的な豊かさを求める私たちの心が、世界を持続不可能にしている。

Slow is beautiful、Small is beautiful、Simple is beautiful
そのような価値観を私たちが1人でも多く持つことができれば、きっと未来は変えられるはずですね。

一緒に映画を観た方の感想です
「一つ一つの言葉が、私たちの生きる意味を考えさせられるもので、何が大切かを改めて考えるきっかけになりました」
「ラディカルラブ 今の自分にもできること、思いやりを持って生きていく、そして、決して無理はしないと」
「大切にしなければいけないことをしっかり考えさせられました。思想も拘らず。自分の信じる道を大切に歩まれる姿にとてもたくましさを感じました」
「『社会を変えるには、まず自分自身が変われ』この言葉が、私には一番響く、自分を応援してくれるような言葉でした」

次回の上映は10/28火曜・29水曜『シード~生命の糧~』
種は人類の命そのもの。
しかし種子の94%が20世紀に消滅。
種子の多様性を守るために私たちのすべき選択とは?

詳細はこちら
https://fb.me/e/1PiVjeMmCu

#映画 #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ #福岡 #柳川 #ドキュメンタリー

映画『ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』

ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 25/09/28 09:42

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