新着上映者の声

「つくる責任、つかう責任」を問う作品

「環境に優しい」と謳われている商品でも、我々の知らないところで環境破壊が行われている現実があると知りました。
例えばパーム油は熱帯でしか育たないため、大企業は熱帯雨林を焼き尽くしてすべてパーム油林にしてしまいました。その結果、生態系や地域住民に悪影響を及ぼす事になってしまったそうです。

環境に配慮したパーム油であることを示す「RSPO認証」を受けている企業でさえも、焼き尽くされた熱帯雨林を所有しているという事実もあるとか。

我々消費者は何を信じて商品を選択すればよいのか、自分で無理なく続けられる「正しい消費」とは何なのか、非常に考えさせられる作品でした。
来場された方にも非常に好評いただき、少人数ながら意義のある上映会になりました。

「グリーン・ライ~エコの嘘~」

ADVANCEシネマさん 25/06/02 10:33

上映会開催に関して

・世界中にはこんなにも沢山の方が環境のために動いていると知って、未来は明るいかも!という単純な気持ちですが前向きに捉えることができました!微力ですが、家庭でできることはあると思うので、無理なく出来ることを調べて実行しようと思います!
・どんどん地球の環境が悪くなるという情報ばかりが飛び交っていて、自分ができることは無いんじゃないかと思っていたけど、この映画を見ると、できることはたくさんあって、世界はいい方向に進む術を持っていることが分かった。
その術を知り、その中で自分の生活を見直し、活かせる力が自分自身にもあると感じたので、行動していきたい。
・良いと思うことを実践していくしかない
・世界中の方々の環境を守り育てていくためのアイディアや活動を知ることができて、楽しかったです。
・小さな力は、やがて大きな力になると、改めて感じた

「2040 地球再生のビジョン」

仲村智子さん 25/06/02 09:38

2025ウナギネマvol.5『アニマル ぼくたちと動物のこと』

「生物多様性」という言葉を当たり前のように使っていますが、
それがどうして大切なのか、きちんと説明できるでしょうか?
自分ではわかったつもりでも、他人に伝わるように話すのは簡単ではありません

この映画は、2人のティーンエイジャーを主人公にして、
生物と人間との共存を考えていきます

最初の頃は、人間、特に生物のことを考えず自分の利益を優先する大人たちに怒りを表すシーンが続きます
しかし、そこから彼らの学びは深まっていきます

多くの専門家と言葉を交わすことで、2人の考えは変化していきます
「動物への愛を、人間への怒りに利用しているね」という厳しい指摘も受けます

様々な取り組みを知る中で、人間を排除しなければ自然を再生できないと思っていたが、バランスを保てば、人間でも再生できると気づきます

そして最後のシーンで2人はこう語ります

人間について多くを学んだ
人間を憎んでいては何も成し遂げられない
自然の中での人間の立ち位置を考えなくてはいけない
人間も動物なのだから

生物多様性の大切さは、宇宙で唯一の守るべき美だ
それだけで守る価値がある

私個人としては、冒頭部の「決して届くことがない求愛の歌」に胸が痛みました
生物の絶滅には、すべて人間のエゴが絡んでいます
今はこういう社会なのだから「仕方ない」と言って見ぬふりをするのではなく、ささいなことでもいいから、行動できる人であることを心がけたいと強く心に誓いました

次回の上映は6/24火曜&25水曜、『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

予約の取れないレストラン“シェ・パニース”のオーナーで、エディブル・スクールヤード(食育菜園)の創始者アリス・ウォータース。
世界中の料理人と教育者に影響を与える彼女が信じる「おいしい革命」とはー?
「食べ方を変えれば、人の価値観、そして社会が変わります。
さあ、皆で動きましょう。気候変動を止め、地球と私たち自身の健康を回復するために。」  
ー アリス・ウォータース
https://peatix.com/event/4442024

#映画 #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ #福岡 #柳川 #ドキュメンタリー

「アニマル ぼくたちと動物のこと」

ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 25/06/01 15:42

鑑賞後すぐには感想が言葉にならないような、静かな雰囲気がありました。
「そもそも比べられるものではないとわかってはいるけれど、自分たちは金銭的には恵まれている。それでも、本当に彼らより“幸せ”なのだろうか」「経済的に貧しいとされる人々に何かを“施す”という発想は違うと思う。そもそも、お金の価値とは何なのか」といった感想が寄せられました。
自分たちの暮らしや価値観をあらためて見つめ直すような、深い問いを投げかけてくれる上映会となりました。

「1日1ドルで生活」

岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)さん 25/06/01 06:05

パーマカルチャーについて再確認

自給自足を目指して二拠点生活をされている方や、起業しながら自分の田んぼを耕している方、パーマカルチャーを学ばれた方など、程度の差はあれど「農的な暮らし」に関わる参加者が多くいらっしゃいました。「自分たちが今できることから少しずつ始めていこう」という前向きな意見も多く聞かれ、未来に希望を感じる上映会となりました。

「TERRA ぼくらと地球のくらし方」

岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)さん 25/06/01 05:59

5/25「TERRA~ぼくらと地球のくらし方」上映&感想会

「パーマカルチャー」という言葉を聞いたことがなく、どんなものなのかまったく知りませんでした。
観る前は、「必要なことかもしれないけど、自分にはできるのか?」という気持ちがあり、少し距離を感じながらのスタートでした。でも、実際に作品を観てみて、これまでのいわゆる「エコ活動」とは少し違う印象を受けました。

特に新鮮だったのは、「円環(サイクル)」をイメージさせる考え方。自然の流れの中で、無駄なくすべてがつながっていくような仕組みが印象的で、単なる節約や我慢ではない、新しい視点だと感じました。

また、「脱炭素」という言葉も映画の中で初めてしっかり理解できました。これまでは何となく聞いたことがある程度だったのですが、環境への配慮がどんなふうに行動につながるのか、少しイメージが持てるようになった気がします。

パーマカルチャーは、田舎で広い土地がある場合しかできないのでは?と思ったが、そうとも限らないことも知れました。実際に都市の中でも実践している例が出てきて、「こんなやり方もあるんだ」と驚きました。多様なスタイルがあるのは、すごく魅力的です。

「とてもいい活動だな」と感じる一方で、理想だけでは進まない部分や、実際に運営していく上での問題点など、もう少し現実的な面も知ってみたいと思いました。そこまで含めて学べたら、自分にできることも見えてくるかもしれません。


以下、感想会ででた意見です。

まず、「自分も地域の菜園コミュニティに参加しているけど、そこでの活動を思い出した。パーマカルチャーという言葉は知らなかったが、菜園の代表者が良く言っている理念にとても近いと感じた」という声がありました。

「すごくいいことだとは思うけど、自分が実際にやるのはなかなか難しいかも」という正直な意見もありました。理想と現実の間にはギャップがあって、それをどう受け止めるか、という問いも投げかけられた気がします。

また、作品の中で「道(みち)」について触れている場面があり、それを聞いて、自分が続けてきた合気道の理念を思い出したという人もいました。合気道で学んだことが、作品のメッセージと重なる部分が多くて、改めて「道」という考え方の深さを感じたそうです。

みんなそれぞれの立場や経験から、いろんな感じ方をしていて、作品を通して豊かな対話が生まれました。

「TERRA ぼくらと地球のくらし方」

大東市 アクロス&DIC21さん 25/05/31 19:57

嘘か本当か?見極めるのは簡単じゃない?

本日は上映会8回目、15名以上の参加者があり共感いただける方が少しづつ増えている事を実感しました。
今回の作品について、グリーンウオッシュというキーワードを知りながらも、その実情を深く知り得る事がなかったので、世界各地の現地の映像に驚きの声がありました、椰子の田畑が自然破壊に繋がっている事実、シンガポール各国などでの空気汚染、ドイツの炭鉱採取がいかに生活を壊しているか、、、等々。
特に日本ではこれらの事実が隠蔽され、大企業の都合のいいイメージ戦略ばかりがメディアを覆っている中で、嘘か真かを見極めるのはなかなか難しいなと。が、それでも私たち消費者1人1人が知恵や意思を持って選択するという行動を、より多く連携すれば、いずれは変革が起こせるのだと、そう感じる作品でした。
ラストの星の王子さまのメッセージが身に沁みました。
ありがとうございました

「グリーン・ライ~エコの嘘~」

KOSUGI-de-Cinemaさん 25/05/31 17:39

敵の子どもたち

色々と考えさせられる内容で圧倒されました。活発な意見交換が出て、とても良い上映会になりました。

「“敵”の子どもたち」

ゆめぱれっとシネマさん 25/05/31 09:56

企業の嘘がわかる映画

サステナビリティを強調する広告が増えてきて、疑問だったので上映することにしました。

主役の2人が、企業に対して厳しく、鋭く、追求していて、様々な側面を知ることができてよかったです。
一見誠実そうにみえる、企業のサステナビリティに関する表明は、並べてみると曖昧なことばかりだとわかります。
企業の不正に対して現場で戦っている人たちの姿を見て、力強い連帯に胸が震えました。

参加者からは、製品のラベルをよく読むようにしたい(パーム油が使われていないか)、無駄な物は買わないようにしていきたい、企業の不誠実な姿勢に対して怒りを感じる、友人たちと環境について話したいという感想をいただきました。

「グリーン・ライ~エコの嘘~」

ここさんぽさん 25/05/31 01:12

コレクションしているもの、全員発表

今回は、ハーブ&ドロシーがコツコツ「コレクション」しているストーリーにちなんで、上映後に、コレクションしているもの・していたものについて発表しました。

ついついご当地の民芸グッズを買ってしまう、小さい物を集めたくなる、ガチャガチャを回してしまうなど…
ハーブ&ドロシーの数にまで及ばずとも、何かを好きで集めるって、人生が楽しくなりますねと、話が盛り上がりました。

前回は、『Simplife』を上映し、今回の作品とは真逆の「いかにモノを少なく暮らすか」というキーワードがありました。
どちらの映画も鑑賞し、その対比を楽しんでいただいたお客様もおられました。

ハーブ&ドロシー2も上映したいと思います。

「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」

錢屋シネマさん 25/05/29 16:38

ランキング

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。世界中の海でプランクトン...
『0円キッチン』はジャーナリストで“食料救出人”のダーヴィドが食料廃棄をなくすため、廃油で走るキッチ...
この数十年、服の価格が低下する一方で、人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。本作は、服を巡る...
福島から鹿児島まで4週間1600kmの旅。ダーヴィドと旅のパートナーニキを助けてくれるのは、もったいない...
サーファーにラッパー、40人子どもがいる漁師のおじいちゃんなど個性豊かな人々が登場

あなたはガザ...
1953年、アメリカのアイゼンハワー大統領(当時)は、軍産複合体を批判する有名な演説「鉄の十字架」別...
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。11歳から15歳の子どもたちが世界中からフランスの...
<「おいしい革命家」アリスのはじまり>
 1971年、カリフォルニア州バークレーにアメリカで初めて、...
アメリカでは1981年から幸福度研究が始まり、幸福度を教える講座はハーバード大学で人気となりました。...
種は未来に実りをもたらすタイムカプセル

在来種が失われ続けている今、人類の未来の糧を守るため、...

※ 上映者の声投稿数で集計