新着上映者の声

参加者同士の交流から芽生えたもの

富山県高岡市にある城東音楽院ホールで、北陸初となる『女を修理する男』の上映会を開催しました。「コンゴの性暴力と紛争を考える会」のメンバーとして活動を続ける中、いつか地元富山での上映会を開催したいとの想いがあり、その願いを叶えることができました。

コンゴのこと、コンゴで長年続く紛争のこと、紛争下で兵器として使われる性暴力のこと、そして、紛争資源のこと。これらを「知って」いる人は富山ではほとんどいません。

ムクウェゲ医師は、ノーベル平和賞受賞スピーチの中で、このように訴えかけました。「コンゴ民主共和国の人々は20年以上にわたり、国際社会が知る中で、侮辱され、虐待され、そして虐殺されてきました。非常に発達した通信技術が使える現代において、誰一人として「知らなかった」とは言えません。」

まずは、知るための題材として、『女を修理する男』という映画を観てもらいたいと思いました。でも、映画を観ることだけが今回の上映会の目的ではありません。上映後に、参加者同士が少人数で感想を共有し合うことで、自分の思いや意見を自分の言葉で口にすること、他者の意見(違い)に耳を傾けること、そこから学び合うことを大切にしてもらいたいと思いました。

コンゴ産コーヒーを飲みながらの感想共有はとても盛り上がり、十人十色の感想を聞くことができました。参加者の感想や質問から広げながら、ムクウェゲ医師の来日時のメッセージも伝えることができました。

「ここ富山から、自分の、地域の、世界の未来を考える」という団体(Action for Future Toyama、本上映会主催)のコンセプトにある通り、参加者からは「まずは自分が生きる地域のことを知ることから始めたい」、「ここしばらくは自分の周りのことばかり考えていたけれど、やはりこうした機会を通して、世界のことを知って、考えて、発信していくことが大切だと思った」など、様々な感想を聞くことができました。私も参加者からたくさんの気づき・学びをもらいました。

ありがとうございました。

映画『女を修理する男』

大平和希子さん 18/12/17 11:40

自分の国の独自の文化

まずは第一声、ペルー料理美味しそう〜!どこへ行けば食べられるんだろう?と検索したら、神奈川県では県央地域で3件ヒット。働きに来ていらっしゃる方が多いとのことで、昨今騒ぎになっている国会案件を思い出しました。
そして、ガストンが最初に開いたのはフレンチレストランだったことについて、例えば音楽を習うにしても、ピアノやヴァイオリンやるのが普通で、琴や三味線を習う子どもはほとんどいない。グローバル化が進んだ今、文化的な標準は西洋になって、よほど意識しないと自国の文化は継承できないのだ、と気がつきました。
一方で、例えば落花生を茹でて食べる食文化は私たちの地域ではあたり前だけど、それは産地に限られていると気がつくのは、違う地域出身の方と話した時で、今でも地域特有の文化はあることはある。それは大事にしたいと思います。

映画『料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命』

みらい映画館まつださん 18/12/16 16:56

新鮮で驚きました!?

当イベントは食品ロス削減フォーラムで、講演やパネルデイスカッションとともに上映しました。参加者の多くは、熱心に見ていましたが、映画が最も新鮮との声が参加者からあがりました。映像だとわかりやすいという声と、ここまで向き合っている人がいるということに驚いたという声も寄せられました。

映画『0円キッチン』

Minato-Kumin さん 18/12/14 16:44

見たら即やってみたくなる、問題解決策テンコ盛り名画!

何度観てもワクワクして、すぐ実行してみたくなるアイデアがいっぱいの名作。

つくりがポップで、主人公も等身大。

「日常あるある」に度胸と愛嬌で切り込んでいく様子を笑いながら観ているうちに、「自分にもできるかも」という希望がムクムク湧いてきて、早くやってみたくてソワソワしてきました。

食料廃棄問題という重苦しいテーマの解決につながるいろんな糸口が具体的につかめてとても参考になり、行動している人々がヨーロッパだけでもこんなにいるんだと知って勇気づけられました。(いつか会いに行ってみたい!)

上映会に参加した父(82歳)はさっそく、以前から氣になっていたという、たわわに鬼ゆずが実っている近所のお宅(見知らぬご家庭)に訪ねて行き、分けていただくことに成功!(笑)

マーマレードを作ってみたらとっても美味しく仕上がったのでお礼に差し上げ、「ゆずエンゲージメント」を結ぶことに(笑)。

父は、近所中のいろんなお宅の庭にほったらかしにされている果樹の実を集め、それを加工・販売する地元チームを作り地域の福祉活動につなげるぞ!とはりきっています(笑)

…という具体的変化も生まれやすいこの映画、多くの方に観て、語り合ってほしい名作です。

映画『0円キッチン』

シネモCafe所沢さん 18/12/12 13:49

エンパワーされる大感動作!

★この映画を観たのは2度目でしたが、まるで初めて観たかのように心がふるえ、何度も涙があふれました。

強く思ったのは、「愛から生まれたアイデアが持つ可能性や影響力は無限大で、それこそがARTなんだなぁ!」ということ。

そして、「それはひとりの人間から始まるものなんだ」ということでした。

地球のどこかで生まれた、ひとりの人間の強い氣持ち(愛)からアイデアが生まれ、それは距離やどんな悪条件をも超えて、絶望を希望に変える種となる。

きっと人間は一人一人誰もがそんな魔法のチカラを持ち合わせているんだな、と思わされ、指の先までエネルギーが満たされていく感じがしました。

折に触れて何度でも観たい名作です。
(上映会主催メンバー)


★すごくよかった!
人はどんな状況においても道を選べるんだな、と思いました。
(参加者・40代女性)

映画『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』

シネモCafe所沢さん 18/12/12 13:15

知ることが全ての始まり

今もこのような現実があるのかと思い知りました。日本の国に生まれ何不自由無く生活できているこの現実をしっかりと受け止めて、自分の出来ることにしっかりと専念していかねばと強く感じました。愚痴など言っている場合ではありません。とにかく行動をして参ります。素晴らしい映画の紹介、ありがとうございました!

映画『ソニータ』

久保山武さん 18/12/12 10:42

子ども達の生きる力を感じました

丁度良い長さの映画で、色んな国の子ども達が直面している問題点を新鮮に知ることが出来る映画で、お客様も、とても考えさせられる良い機会になったとおっしゃっていました。

映画『バベルの学校』

天劇キネマトロンさん 18/12/11 15:33

知る・考える・行動する

参加した学生の感想を紹介します。
ーーーーーーーーーーーーー
話を聞くだけでは、知ることができなかった現実を映像を通して知ることができました。日常の暮らしの中で当たり前のことが、当たり前ではない国があることに、目を向けていかないといけないと考えさせられました。
遠いコンゴの現状を知り、まず知ること・考えること。そこから、何ができるのか行動していきたいと思います。

映画『女を修理する男』

杉山精一さん 18/12/11 10:44

ショックを与えられた作品!

「良かれ」と思ってやっていることが、実際には機能していない。

そのことを知る機会となった。

人を支援するためには、どうしたら良いのか?

簡単に、気軽に、参加できる仕組みがある一方で、それをチェックしたり、相手の声を知る術がないのかな、とも感じた。

これからは、「当たり前」の向こう側を覗いてみよう。

映画『ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~』

AGAシアターさん 18/12/10 07:09

ランキング

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。世界中の海でプランクトン...
福島から鹿児島まで4週間1600kmの旅。ダーヴィドと旅のパートナーニキを助けてくれるのは、もったいない...
『0円キッチン』はジャーナリストで“食料救出人”のダーヴィドが食料廃棄をなくすため、廃油で走るキッチ...
この数十年、服の価格が低下する一方で、人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。本作は、服を巡る...
サーファーにラッパー、40人子どもがいる漁師のおじいちゃんなど個性豊かな人々が登場

あなたはガザ...
<「おいしい革命家」アリスのはじまり>
 1971年、カリフォルニア州バークレーにアメリカで初めて、...
1953年、アメリカのアイゼンハワー大統領(当時)は、軍産複合体を批判する有名な演説「鉄の十字架」別...
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。11歳から15歳の子どもたちが世界中からフランスの...
アメリカでは1981年から幸福度研究が始まり、幸福度を教える講座はハーバード大学で人気となりました。...
種は未来に実りをもたらすタイムカプセル

在来種が失われ続けている今、人類の未来の糧を守るため、...

※ 上映者の声投稿数で集計