参加者のほとんどが21世紀になってからの草間彌生しか知らなかったので、前半生を知って驚きました。
この時代、女性としてもアーティストとしても新しいことに取り組んだ人間としての認識を新たにしました。
参加者の中には、草間彌生と松本の女学校で同時代を過ごされた方がおられました。
タイニーシアター・ガイアさん 23/08/25 19:24
参加者は、大人4名、実行委員6名、子ども2名でした。
上映後の参加者から以下のような感想が出されました。
●子どもが小さかったときは生協に入っていたが、もう一度食を見直したいと思った。経済的に厳しいと安全な食が手に入らない。裕福でも貧しくても、安全な食が手に入る取り組みはいいなと思った。
●マンション暮らし。コロナのときに一年間実家に戻ったが、実家の地域は戸建て多く、庭もあり、人間的な生活だと思った。工業的に生産されたものばかり食べている。「余裕」がないとできないかもしれないけど、「余裕」を持ち寄って一緒に畑をする取り組みは素晴らしいと思った。2014年の映画だが、今はどうなっているのだろう?
●ワークショップのシーンが印象に残った。「自分たちで取り戻そう」「スムージーで」というのが良かった。「愛」がキーワード。銀行から借りずに、自分たちで協同組合を作って取り組んでいるのも良かった。
●「愛で対抗する」と言って去っていくシーンがかっこよかった。つい最近畑を借りて、野菜作りを始めた。ゴーヤがネキリムシにやられて2個しかできなかったが、野菜の温かみを感じたり、野菜に対して「頑張っているな」と感じたりした。
●食が「経済優先」となっているのを変えたい。多くの人は、スーパーで「買う」だけ。すぐ近くに畑があれば、野菜が育つ過程を観れて、「気づく」ことができる。いまはそれが見えなくなっている。先日田んぼの草刈りをさせてもらって、気づいたこともある。教育のなかで食を扱うことが大事だと感じた。
●昨年秋に糸島市から福岡市にやってきた。2年前から農家になり、いま農地を買おうとしているが、新規就農で、機械を使わない、多品種…と普通のやり方と違うやり方をしようとしているため、こと細かく聞かれて、まだ農地を買えていない。でも、都会でやっていくことの意義があると思う。生きるための基盤となる知識(空気、水、土…)について知らないことが多い。そういう知識を知っていくことが基礎となる。「これから福岡市でやっていきたい」という思いを新たにした。
●8年くらい前から1反ほど畑をしているが、近所の高齢の農家を見ると「子どもに継がせたくない」という気持ちは分かる。たいへん。夏は草とのたたかい。自然農をやりたいけど、状態を観ながら、方法を変えている。具合が悪くても、畑に出ると良くなる。「個人の問題ではない。政策としてやらないといけない」という言葉が印象に残った。福岡市の「須崎公園」「藤田公園(博多区役所の横)」などでも畑ができたらいいなと思った。
●価格と賞味期限だけを見て、それ以外はあまり気にしたことがなかった。将来の子どものためにも、知識をつけたいと思った。映画のなかで、畑によって人のつながりが生まれていた。実家の地域でも物々交換が当たり前にあった。畑の良さを改めて感じた。
●最近子ども食堂に関わりはじめ、フードバンクから届く食品を見ていると、ジャンクフードが多い。日本では「食の貧困化」の問題と「食の安全」の問題が両立できていない。教育やメディアの影響が大きいと思う。福岡市の「須崎公園」「舞鶴公園」「海の中道のカジノ計画」などの問題について、食や畑を使った対抗運動の方法が参考になった。
●大名小学校跡地にできたリッツカールトンのところが人工芝なのは残念。
●幼稚園のことをキンダーガルテンというが、最近の保育園はビルの一室にあったりして、「子どもの園」になっていない。もともとドイツでは、園の周りに畑があり、野菜が育っていたらしい。自然は、人間の原点だと思う。
●たとえば、ポストハーベストの問題を知らないと、農薬をまいているのを見ても、何も気づかない。まず知ることが必要。
●政策提言は必要だけど、そのためには市民も力をつける必要がある。いまNPOで福岡市有地の森の管理を任せてもらえることになったが、まず自分たちでやった実績があるから。まず自分たちで実績をつくる必要がある。「コモンズ農園」をまず自分たちでやりたい。
ママパパシネマ実行委員会さん 23/08/23 15:51
「ももシネマ」第3回目となり少人数ではありますが、リピーターの方がいらっしゃりうれしく思います。上映後はシネマダイアローグを行う予定でしたが、雰囲気的にできずに終わってしまいました。
まだまだ進行に慣れないところもありますが
努めていきたいと思っております。
セルジュさんのように慌てず、変化をゆっくり楽しむ心持ち、レバノンの各ワイナリーの方々のどんな環境の中でも続ける気持ちに感銘を受けました。
ももシネマさん 23/08/23 10:22
この日も暑い日で出足は鈍く、それでも9人の方が参加してくれました。そのうち感想シェアに参加したのは6人でした。
感想シェアでは、ダイアログらしく、1対1で自己紹介から感想を分かち合い、そののち全体にシェアするという形式で行いました。
今やアートに興味のある人なら誰もが知る草間彌生ですが、かぼちゃのオブジェの写真を見たことがあるけれど、どんな人かはしらなかったという方もありました。「こんな年齢の人だったとは」「昔から活躍していたことは知らなかった」「ジェンダー的視点からも面白い作品だった」「こういう現代アートは、評価されているからすごいんだろうと思えるけれど、果たして自分がリアルタイムに作品に触れて評価できただろうか」など、様々な視点からの感想があがりました。
若い頃の作品記録や映像もたくさん見られて、すばらしい作品だったと思います。
ロータスシネマさん 23/08/21 17:48
日本全体が、まだまだ不謹慎とか、時期尚早とか、イベントが自粛される震災直後、花火を上げたいという一心で動いた高田さんの行動には心打たれました。
一人の行動から周りを巻き込んでいく…情熱に突き動かされていくうねりのような動きを目の当たりにし、感動しました。
参加者の皆さんからも「パワーをもらった」「あすからもがんばろう!」などの前向きな感想をいただきました。
ありがとうございました。
映画『LIGHT UP NIPPON -日本を照らした奇跡の花火-』
しまのぱんsouda!さん 23/08/21 15:01
今年も映画の上映と、映画と同テーマで活動しているゲストとのトークセッション、参加者同士のワークショップの3本立てて開催しました。
告知期間が短かったため参加人数は少なかったのですが、その分距離が近く、良い雰囲気の中濃密なトークとワークが出来たと思います。
映画もとても刺激的で、その後のトークセションが盛り上がりました。
宮崎ソーシャルシネマさん 23/08/21 15:00
「アフリカの気候変動にフォーカスした映画だと思っていたらそれだけにとどまらない問題定義のある映画だった。」や「木を植える前にまずは水路ではないか」など様々な意見が出ました。
CATFLIXさん 23/08/21 08:19
8/19(土)昼、 スキップしてた第100回 銀座ソーシャル映画祭 x デモクラシー・フェスティバル・ジャパン x 第8回プロギング部ラン&ピースを開催しました。
2020年3月に都内の美術館で開催予定した第100回は、コロナ禍突入の時期に重なり、延期が続いていました。スキップしたまま3年が過ぎ、すっかり忘れ去られていたので、10周年を迎える前に開催しました。
初上映「TERRA~ぼくらと地球のくらし方」は、パーマカルチャーに関心を持つ参加者が集まりました。パーマカルチャーの理解度は様々ですが、感想共有する中では、より良い社会へのヒントを感じ取っている様子でした。とても良い映画だったと感想する参加者も複数名。
上映後は、希望者のみで、第8回のプロギングを開催しました。北欧発のゴミ拾いとジョギングを合わせたアクテビティです。今回は6名で内幸町を出発。日比谷公園周辺でゴミ拾いをして、その後、ジョギングとウォーキングのグループに分かれ、暑い暑い都内を楽しみました。
銀座ソーシャル映画祭さん 23/08/20 15:34
自分の意見を臆せずに伝える生徒たち。
生徒に教えるだけでなく「聞く」力のある先生。
多様な背景を持ち、ニーズもバラバラな生徒たちの声を聞き続けた先生も、生徒たちも、その人間味と関係性の育まれ方に引き込まれました。
多様性の時代と言われる今、同調することが「当たり前」になっているところから、日本はどうやって、多様性を尊べる環境になるのか、答えのない対話が、映画の後に巻き起こりました。
日本公開当時は、日本とは違うな、というどこか遠くのいい話としてみたところがあった気がしますが、今の方が、身近に感じることができました。
つながる映画館さん 23/08/19 21:30
日本全国の「もったいない」を綴り合わせた作品。
登場するすべてが学びとなります。
中でも、心の真ん中にまっすぐ突き刺さってきたのがこの言葉。
「食べ物を捨てることは命を捨てること」
私たちが口にする食べ物、植物であれ動物であれ、すべて命のあるものばかりです。
その尊い命を犠牲にするからこその「いただきます」
食べ物を捨てるのは、それが「モノ」にしか見えていないから。
もともと命を持っていたものだと自覚していれば、決して粗末にはできないはずです。
しかしながら、現代では、食べ物はスーパーマーケットの清潔なパックに入っています。
もともとは命のある生き物だったと言われても、こどもたちには理解できないでしょう。
伝統的な製法で鰹節を作っている方の言葉が象徴的でした。
「今のこどもたちは、鰹節を見ても、それが魚だったとはわからない。」
確かに、スーパーマーケットでの買い物は便利だし、リーズナブルです。
広い駐車場もあるし、一か所ですべての用事を済ませられます。
ただし、その反面で、失ってしまったものも少なくないようです。
昔の市場には、魚や肉の生々しい匂いがありました。
目の前で生きている魚をおろしてくれる様子も見られました。
精進料理のシェフも務める住職はこう語ります。
「現代人は忙しすぎて、食べ物ときちんと向き合っていない。」
まさにその通りですね。
スマホを見ながらの食事は、いただく命への冒涜なのかもしれません。
次回のウナギネマは、9/8(金)〜10(日)の3日間です。
上映作品は『TERRA ぼくらと地球のくらし方』。
2021年、世界中がパンデミックで混乱の中、パーマカルチャーに魅了された夫婦が一歳の息子を連れて日本各地とアメリカ西海岸へ撮影の旅に出た。
共生革命家のソーヤー海と一緒に、より良い世界をつくるために活動するパーマカルチャーの実践者(ヒーロー)達に会いに行こう。
詳細はこちらから。
http://unaginema.com/2023/08/16/2023ウナギネマvol-6『terra-ぼくらと地球のくらし方』/
ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 23/08/18 12:42
※ 上映者の声投稿数で集計