新着上映者の声

ちょうど改正入管難民法が可決されたタイミングでの、シリア難民問題の映画でした。登場する難民家族らに同情したのにも関わらず、シェア会では日本人は周りに住む外国人を受け入れきれない雰囲気だという意見が交わされ、皆に関わる解決すべき問題というコンセンサスが得られました。また、初めて来場されてあらゆる社会問題についてどんどん語る方がいて、今までいかに皆が意見をほんの少ししか発信しなかったかに気付かされました。

映画『レフュジー 家族の絆』

CATFLIXさん 23/06/10 09:48

身近な「食」について考えるきっかけには最適

以前から気になっていた作品で、ようやく上映にこぎつけることができました。それなりに広報にも力を入れたつもりでしたが、結果はいつものメンバーのみ。他のイベントと重なったりして日程が合わなければどうしようもないとは言え、少し残念でした。

というのも、やっぱり作品が素晴らしかったから。
情報量の多さや、もったいないキッチンの考え方の変遷を追いきれない部分もあったにせよ、見た人それぞれが、記憶に残った場面から思考を深掘りしていけるような、そんな多面的な作品だと感じました。

そして題材からしても、映画上映だけで終わらせるには「もったいない」作品で、ゲストを呼んでのトークセッションや、実際にもったいないキッチンをやってみるなど、映画上映と他のアクティビティを組み合わせてのイベント企画がやりやすそうだと感じました。

作中では、前作「0円キッチン」とのつながりには特に触れられていませんが、連続上映することで見えてくるものもあるように思えます。上映後に、作品中で扱われていたテーマを整理・分析してさらに探求していく題材にもなりそうです。

何よりも、主人公と言えるダーヴィドの屈託の無さに救われました。ややもすると小難しく考えてしまいがちなテーマでもあるので、彼のシンプルな発想をヒントに、また上映会を企画したいなと思いました。

映画『もったいないキッチン』

山小屋シネマさん 23/06/08 18:01

教育に興味のある方が集まった

急遽開催を決定したので、参加者が2名であった。どちらも未就学児、小学生のお子さんを持つ保護者の方で、お子さんの教育について、自分たちの学びについて興味関心のある方だった。上映後の感想会では、たくさんの良い言葉がでてきたが、すぐには咀嚼できないので、家でじっくり考えたいという意見や、今自分がやっている仕事のありようにも繋げていきたい、という意見があった。

映画『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』

岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)さん 23/06/06 20:34

6/4「ザ・ニュー・ブリード」上映&感想会

貧困や不平等、環境破壊といった社会課題をビジネスの手法で解決しようと挑戦している、アメリカのミレニアル世代の社会起業家たちを捉えたドキュメンタリーです。

理想を追い求める日々の中で、きっと大変なことはたくさんあったかとは思いますが、映画の中の彼らは明るく活力に満ち、とても前向きなのが印象的でした。
「買い物は未来を選ぶための投票」という言葉がありましたが、私も、今後は物ができるまでのストーリーを想像しながら買い物をしたいと感じました。

上映後の感想会で出た意見の一部をご紹介します。

・「自分で家族を養いたい」という一言が印象に残った。お金や場所を与えるだけではいけないと思った。
・講演をしていた黒人女性が何をきっかけに今の立場になったのかが気になった。
・学校で社会を変えられると教えてほしい。日本の子どもたちは、ずっと変わらないままだと思っている。

映画『ザ・ニュー・ブリード』

大東市 アクロス&DIC21さん 23/06/05 19:43

ただ1ドルで1日をすごす話ではなく
海外協力隊にかかわるような内容もあり、
面白い映画でした。

映画『1日1ドルで生活』

n-syounai@okamoto-group.co.jpさん 23/06/05 10:28

今回からオーガニックコーヒーを飲みながら映画を観れるようになりました!

参加者は、おとな9名(スタッフ含む)、こども1名、計10名でした。

以下、わかちあいの時間での感想です。

・いい映画だった。

・「物の価値はその人の心が決める」と映画で言っていた言葉に共感した。

・カフェでの物々交換は物だけでなく、物語や歌とも交換していた。その人が価値があると思えば物でなくても交換の対象になるのが面白かった。自分は何を選ぶのかが大事だと思った。

・物との関わりに人との関わりがあり繋がりあっている、物を通して人と人との繋がりもできる。

・物との関わり方と別れ方、物への執着や熱量は人によって違う。

・明治生まれの祖母は「物にも命がある」と言って物を大事に使っていた。今は全てが使い捨て。物に対する価値がこの数十年で変わってしまっている。

・所有物にはいろいろな記憶や物語を持つ物がある。大事だと思っている物もいつか手放さなければならない時が来る。その時ちゃんと折り合いを付けてお別れできればいいな、と思った。

・店主が最後に自分の物語をつくりに旅立ったところに共感した。

・地球までも脅かす今の社会の在り方には疑問がある。私たちは店主のように束縛から自由になって、物だけでなく、生き方そのものから社会、地球まで考えないといけないと思った。

・今の社会は全てのもの、行為にまで値段がついている。この映画は「値札」ではなくて「価値」を付けていると思った。

・台湾という侵略され続けた歴史と多文化を受け入れてきた人たちだから、このカフェストーリーができたと思う。

・10年前にこの映画を観た時と感じ方が違う。自分の感じ方が変わるし、物に対しての自分の価値や、今の自分にとって大事なもの、ことも変わってくる。それを大事にしたい。

今回、オーガニックカフェ・ウインドファームさんの出店があり「カフェの映画を観ながらコーヒー。映画を五感で楽しむことができた」と皆さん喜ばれていました。

映画『台北カフェ・ストーリー』

ママパパシネマ実行委員会さん 23/06/02 22:45

自然保護の成功事例からヒントを得る

 水や自然環境に関するSDGsや社会問題をテーマにお届けしている「みずから考える上映会」。
5月の上映作品は『最後の楽園コスタリカ ~オサ半島の守り人~』、今回は2回目の開催でした。

コスタリカは中国と四国を合わせたほどの大きさに、世界中の全動植物種の約5%が生息する、生物多様性世界一の国です。そんな豊かな自然も一時期乱開発され、崩壊の危機がありました。

その中でも情熱と信念を持って自然を守り続けた人々のおかげで、みごとに豊かな自然を取り戻していることを映し出したドキュメンタリー映画です。

スタッフがコスタリカで海外協力隊として活動されていた知人に事前にお話をお聞きしたところ、コスタリカは軍事を撤廃して、軍事費を教育と環境保護に充てているとのこと。

また、コスタリカの人々は自分の国を大変誇りに思っているとのことでした。

それは映画にも出てきた「エコツーリズム」に生かされ、観光客にも自然の美しさや生態系を理解してもらい、国民も外国の人も自然を守る意識が高まるというものです。それが経済と自然の両方を守ることにつながっているとてもバランスがとれている国でした。

そんなコスタリカの成功事例を見て、上映後の感想共有も盛り上がりました。

いただいた感想の一部をご紹介します。
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・情熱と根気とビジョンの3つを忘れないでいたいと思いました。
・コスタリカのエコツーリズムに参加してみたくなった。年齢がいっても働けたらいいなぁと思う。
・自然に悪影響を与えないよう、水の汚染などについて考えていかなければいけないと思った。
・日本の誇りに思う文化などを大切にしていきたい。
・観光と自然との調和。
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日本にも美しい自然がたくさんあります。観光客が戻りつつある今、まずは自国のことを誇りに思う気持ちを大切にして、コスタリカのエコツーリズムのようなことが実現できれば良いねという話もしました。

参加者さまと一緒に前向きな気持ちになれたような、とても良い上映会となりました。

映画『最後の楽園コスタリカ ~オサ半島の守り人~』

みずから考える上映会さん 23/06/01 21:38

少人数のご参加でも有意義な時間に

 以前「もったいないキッチン」を上映した時に上映会を気に入ってくださったという方がご参加くださいました。

生物多様性世界一のコスタリカにおいて、人々の意識の高さやエコツーリズムを取り入れながら経済と自然保護を両立させていることを映画を通じて知りました。

スタッフの知人でコスタリカで海外協力隊として活躍された経験がある方のお話を伝え、参加者様からも経験に基づくお話をいただきました。
気負わずたくさんの会話をしながら、私たちの生活でできることや意識していきたいことを共有しました。

「壊れかけた自然も復活させることができることを知った。自分の行動が未来にどのように影響するかを想像することが重要で、1つひとつ考えてから行動したいと思います」
というご感想をいただきました。

お一人のご参加でもとても有意義にお過ごしいただけたようです。その後Twitterで当上映会のことをツイートしてくださり、次回はご家族と一緒にご予約いただきました。
このように少しづつでも映画を通して一緒に考える人の輪が広がれば幸いです。

映画『最後の楽園コスタリカ ~オサ半島の守り人~』

みずから考える上映会さん 23/06/01 21:33

5/28「ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~」上映&感想会

同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過し、同性婚は再び禁止されることとなりました。
同性婚を勝ち取るまでの闘いを5年以上に渡って撮影し続けた感動のドキュメンタリーです。
同性であっても人と人が愛し合っていることに違いはなく、正当な理由を説明できないのにも関わらず、それを妨げることはしてはいけないと強く感じました。

上映後の感想会で出た意見の一部をご紹介します。
・同性愛が本当にあるのか懐疑的だったが、鑑賞したことで少し感じ方が変わった。多くの人に見てもらいたい作品だった。
・日本でも同性婚が認められる時が来るのかなと思った。
・同性婚の子どもたちのことについて、法的に整備するべきだと考えた。

映画『ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~』

大東市 アクロス&DIC21さん 23/05/30 14:02

5/28 「ソニータ」上映&感想会

ラッパーになるという夢を持つソニータは、家族の手によって9,000ドルと引き換えに嫁がされそうになります。
夢を追いかけるか、家族との関係を守るかのジレンマを抱えながらも、音楽の力で道を切り開こうとする彼女の強い姿に感動しました。

上映後の感想会で出た意見の一部をご紹介します。
・日本に生まれてよかった。
・小さな女の子がよくやったと思う。夢が叶ってほしいと祈りながら見ていた。
・もっと他国の実際の問題についての映画が見てみたい。
・アフガニスタンに親として生きていたら何をしてあげられるかを考えさせられた。

映画『ソニータ』

大東市 アクロス&DIC21さん 23/05/30 14:00

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