この作品は、平凡な日常をじっくり見てほしいという意図で制作されたものなので、人によっては長すぎると感じた人もいたようです。しかし、なにげない日常やとても美しい景色・景観を丁寧に紹介することで、温暖化に伴う厳しい現実をより際立たせていたように思います。
やぶきSDGsさん 23/01/19 12:04
普段あまり海外ニュースをチェックしていないような人だと内容についていけないこともあるかもしれませんが、それでもやはり衝撃的な内容で、映画鑑賞直後には感想をすぐに言えない人もいました。
現在の日本の状況を理解する上でも必見です。
kiraidoさん 23/01/17 13:35
ダベリバシネマ、初回を開催しました。
告知も充分でなく、寒い雨の降る金曜日で誰も来てくれないのではと気を揉んでいましたが、
仕事終わりやたまたまタイミングが合うなど時間を作って何人かの方が来てくださりホッとしました。
上映した「バベルの学校」は、フランスの公立中学校にある適応クラス(様々な事情で世界各国からやってきたフランス語を母国語としない生徒たちのクラス)の1年を撮影したドキュメンタリーです。
生徒たちの変化や生の語り(これこそがナラティブです!)が観る人の心に様々な思いを生み出します。
個人的には反抗的なセネガルから来た女の子、言葉と裏腹に全身から本音が溢れ出していてたまらなかったです。様々なバックボーンを抱えて集まってきた生徒たちと向き合う先生の姿に、自分の活動や経験がオーバーラップしました。本編ではほんの少しだけど、先生の粘り強く受容的な態度と対話に頑な心もほぐれていったんだろうなと感じました。
上映後のシネマダイアローグはそれぞれの経験や知識から、また日本の状況や岐阜の状況を踏まえた様々な話題で話が広がり、時間がまだまだ足りないと感じるほどでした。
一部の方とスタッフでその後もディープな教育談義や今後の新しいアクションに繋がるような話で盛り上がり夜が更けていきました。
映画を媒介としてコミュニケーションが広がり、深まる。シネマダイアローグの可能性を実感しました。会って、話す。やっぱりいいですね。
ダベリバシネマさん 23/01/17 11:20
苦しい過去をギリアンの支えにより抜け出したデイヴィッドの「今を生きる」振る舞いや奏でる音楽が、デイヴィッドの周りの人や映画の鑑賞者を、驚かせながらも楽しませ、和ませ、学ばせました。
上映してみると、予想以上に、鑑賞者が笑っていました。運営の方も、試し観の時よりも音楽を含めて作品を楽しめました。
左鐙劇場さん 23/01/17 11:14
・安価で安定的なものを安易に買うのではなく、サプライチェーンまで今後は意識していきたいと思いました。
・私たち市民が良く知って、良く考える必要があると思いました。
・この映画をもっと多くの人に見てほしいです。
とても勉強になりました。
はちどり石蔵さん 23/01/17 01:11
食物を摂る構造が違うとは言、大量のプラスチックゴミが動物たちの体内から見つかるシーンは、本当に申し訳なく思いました。発展途上国のただ埋め立てるだけのゴミ処理の状況、日本からの技術などが活かされないのか思いました。
以下、感想会で出た意見です。
・人間は自分で自分の首を絞めているように思った。
沢山の子どもたちに見ていただきたい。
・プラスチックの代表とされるペットボトルを便利に利用しているが、これらを廃止してエコ活動を行うという取組みを社内で行っているが、なかなか浸透しない。人の意識を変えるのは難しい。
また、中国などで水を汲んで持ち運べるようなシステムがあるが、それを入れる容器はポリ袋などで、最後はそれを道に捨ててしまっているところを見たりすると、意味ないなと思う。
・自身の住んでいる市でどのようにごみを処理されているのか気になった。
どんなものにプラスチックが使われているかみんなで出し合い、いかに生活に浸透しているのか、ということを改めて認識しました。
少しでもいいので、何かできることがないか、これから活動を始めたいという声も多く挙がりました。
大東市 アクロス&DIC21さん 23/01/15 21:40
ちょうど断捨離を進めている時期だっただけに、非常に興味深く作品を拝見させていただきました。
今世界中で起こっている様々な環境の問題の根本に、人類が少し豊かになり、消費社会に傾倒していってしまったことが挙げられるような気がしていました。
本作品でそれらから脱却し、立ち止まり、自らを見つめ直、本当に必要なものを必要な分だけ所有することの大切さを考えました。
「モノ」だけではなく、「マインド」も太りすぎていたり、消費してしまいすぎないよう、考えていきたいです。
感想会では、様々な意見がでました。
以下、ご紹介いたします。
・理想的な生活だとは思ったが、家族や恋人同士だとしても、あまりにも距離が近い生活は自分には難しそうなので、裏庭に住むタイプがいいなと感じた。
・終の棲家を探しているところだったので、非常に興味深かった。アメリカだからできるのかも?と思ってみたり。
・トイレの処理はどうしているのだろうか?と思った。
・楽しそうだけど、キャンプとかで短期間がいいな。
・自然で暮らすのも楽しそうだけど、自分は人がたくさんいるところの方が落ち着くので、コミュニティを作りたい。
・タイニーハウスを自分で作る、ということに意味があるのだと思う。家を作ることは、一つの人生、自分自身を作り上げることだろう。
大東市 アクロス&DIC21さん 23/01/15 21:33
紛争や気候変動で食糧の供給が滞ったり、畜産業の餌、農業の肥料など品薄になっています。効率をめざした農業では様々な面で輸入に頼ってきたけれど、こういった時代にはそれは思いがけないほど脆弱で、食料自給がもともと低い日本では、食糧危機が訪れるかもしれないと言われています。
そんな中、今こそ大地の力を信頼し、不耕起不施肥で自然と共存する自然農が、リジェネラティブ農業、カーボンファーミングとしても注目され始めています。
ということで上映を決めたのですが、大地と自然の中で、生きること、すべての命が等しく価値ががあることや支え合い、分け合うことなどを語る川口さんの言葉は、お坊さんや哲学者のような重みがありました。淡々と、農と芸術を生きる姿に感銘を受けました。
参加者の感想や気になった言葉も、それぞれの仕事や経てきたものによって違いますが、古い作品ではあるけれど、今こそ見たいという点ではみな一致していました。
ロータスシネマさん 23/01/14 14:08
山梨県の北杜市、韮崎市で開催したのですが、地域柄農に携わる人や移住の方が鑑賞に来てくれました。
約10年も前の映画なのですが、ヨーロッパのフードロスに対する意識の違いや、慈善団体の活動内容や、支援が進んでいる状況を観て感心していました。
本編が終わっても、畑で出る規格外の野菜や国内のコンビニ、スーパーの廃棄について、何か方法があるはずだ!と皆さんが熱く語っていました。
FARMWAREさん 23/01/13 08:39
※ 上映者の声投稿数で集計