”もったいない”精神に魅せられたオーストラリアの食材救出人ダーヴィドが、日本を旅してサステナブルな未来のヒントを発見する映画です。
まとめて廃棄される、まだ食べられそうな食材の山にとてもショックを受けました。
自分が食べるものが、どんな道のりの上に食卓に上っているのかを考えていきたいと思いました。
今回の感想会では、『もったいないキッチン』のディスカッションガイドを用いて、クイズなどをしながら意見を交換しました。
その意見の一部をご紹介します。
・食料自給率のことを考えると、将来的には虫を食べる必要があるのかもしれないが、まだ抵抗がある。
・食品ロスのために、自分ができることはやっていきたい。
・消費期限、賞味期限切れの食べ物が食べられると言っても、やっぱり不安を感じる。
・それぞれのセクションの最後に、登場した方が「もったいない」といって終わるが、この言葉に込められた実感、本気度は、やはり実践を伴っている人ほど深く発せられているように思えた。
・目隠し精進料理体験で出てきたお坊さんが、「食品ロスはなくなると思うか」と問われた際に見せた、否定・迷い・希望が逡巡するような表情が印象的で、言葉として「すべての人が意識をもってこれに当たればその道は不可能ではない」といった内容のこたえを出しておられ、自身の考えと共通する部分がとても大きく安心した。道は困難だが、それは達成できないことではない。
私たちは自分たちの世界をよりよくすることができる。
大東市 アクロス&DIC21さん 23/06/28 14:50
アメリカからグアテマラの貧困地域に赴いた4人の若者が、貧困状態から抜け出すための方法を探っていく実践ドキュメンタリーです。
現地の生活により近づくために、1日の収入をランダムにするなどの工夫をした彼らだからこそ、リアルな貧困生活が見えてきたのだと感じました。
最後の、「より良い生活の為ではなく、生きるために戦っている」という言葉がとても印象的でした。
上映後の感想会で出た意見の一部をご紹介します。
・生きていくだけで精一杯という生活に胸が痛くなった。
・貧しい中でも子どもたちの目がキラキラしていて、お金がすべてではないと思った。
・人間の強さを感じた。
・「貧困層の生活を紹介してあげるんだ」というような上から目線の描き方だったらどうしようと心配していましたが、まったくそんなことはなく、2人の若者は等身大に、同じ目線で立ち、彼らと接していることがよくわかり、感動しました。
大東市 アクロス&DIC21さん 23/06/28 14:43
今月、川口さんの訃報を知り、急遽企画した追悼上映会でした。
急だったので人数は少なかったですが、いい時間を過ごせました。
・音楽が素敵で感動した
・言葉にするのがもったいないくらい感じるものがあった
・今までの上映作品の中で一番静かな映画だった
などと、観終わった後のお話し会もゆっくり聴き合う時間になりました。
また、今の自分の食との関わりを切り口に多様な参加者の交流ができたこともよかったです。
川口さんの「攻撃しない、批判しない、争わない」などと、淡々と(色々と苦悩はあったのでしょうけれど)信じる道を歩まれてきて発される言葉の数々に、たくさんの学びや知恵を授けていただくような時間でした。
近視眼的になりがちな現代、長い目で、トータルで見たときに何を選ぶかが変わってくるということ。立ち止まってゆっくり確かめることができました。
亡骸の層は豊穣の舞台。川口さんや先人たちが積み重ねてきてくれた歴史の上に、私たちがこれからどんな未来を重ねられるか、そんなことに思いを馳せられて、この時間を作ってくださったあらゆることに感謝しています。
また、「都市を耕す〜エディブルシティ〜」と合わせて同日に2本上映しました。
どちらも食を起点に、どう生きるか、どう暮らすかということがテーマで、この2本を選んでよかったです。
かめとだいこんさん 23/06/27 10:39
「川口由一の自然農というしあわせ」と合わせて同日に2本上映しました。
どちらも食を起点に、どう生きるか、どう暮らすかということがテーマで、終わった後のお話し会も良い時間を過ごさせてもらいました。
「都市を耕す〜エディブルシティ〜」からは、
・食の主権を取り戻すということ
・どんなふうに社会に働きかけるのか
・人々の生き生きとしている姿
などが印象的にお話しされていました。
「アスファルトって壊せるんだ、そこがまた畑にできるんだ!」という素直な驚きも聞かれていました。
みんなで作り、行動するシステムチェンジのストーリーを、近隣の方々と一緒に観られてよかったです。
おやつを作ってきてくれた仲間のおかげでおいしい時間になりました。
かめとだいこんさん 23/06/27 10:25
フクミミ木次は「買い物で未来をつくる」を理念に商店街の空き家を購入して今年オープンし、毎月23日を映画の日と決めて開催しています。
日本海に長く接する土地柄、生活の中で海岸清掃に取り組んでいる人が多いと感じています。
今回は「ゼロウェイストジャパン」のスタッフの方が来場者の方と一緒にコンポスト体験をしたり、お話をしてもらったりと協力してくださいました。
木次商店街には住民が共同利用するコンポストが設置されていますが、当店で出るコーヒーのカスも今後一緒に使用させてもらえるようになりました。プラごみだけでなくアップサイクルしたりして、少しでも減らす工夫をすることで幅広い方に関心を持ってもらえるように心がけたいと思いました。
フクミミさん 23/06/27 09:31
今回いつもよりも参加者が多かったのは、海外の戦争や社会問題と比べて身近に感じられるテーマだったからなのでしょう。
サティシュの言葉は様々な気づきに溢れていて、参加者それぞれが自分の日常生活やこれからの人生に当てはめて感じ考えることができた様子で、アフタートークでも様々な感想・意見が飛び出し盛り上がりました。
CATFLIXさん 23/06/27 06:51
観にきて頂いた方々からは
「素晴らしい作品だった」との感想を頂き
上映することができ、うれしく思います。
ありがとうございました。
初めての上映ということもあり
準備の方に気を取られ
宣伝にあまり力を入れられず
折角の機会をもっと活かせたのでは・・
との反省の思いが残ります。
今回観にきて頂いた方々にも
口コミをお願い致しましたが、
主催する私たちも
次回は宣伝をより工夫して
取り組んでいきたいと思います。
ももシネマさん 23/06/26 17:48
2020年より私が主催している学習支援無料塾「みんなのてらこや北九州」での授業の一つに
子どもたちに
「食」について考える機会になればと
「ゼロ円キッチン」を見せてみました。
昆虫食のところや
古い食材でごちそうができるところに
反応が大きくて、
また、このような機会をつくること、
料理もさせてあげようと思いました。
旅するシネマ&カフェさん 23/06/26 10:04
老朽化したゴミ処理施設の立て直しアイデアを民間にコンペさせ、そこででたアイデア(ゴミ処理施設をサステナブルな遊び場&最大の観光名所にする)を採択し、完成までのストーリーを描いた作品でした。
鎌倉市がゴミの問題を課題に抱えているため、地域の方達や事業所の方が集まってくださり、自分ごととして捉えられ建設的なディスカッションもできとても良い機会となりました。
kouno@ldv.jpさん 23/06/26 09:28
子ども食堂で食材を寄付いただくこともあり、子どもも大人も、一緒に”もったいない”を考える勉強会として開催しました。
参加人数は少なかったのですが、上映後にみんなで感想を発表して話が弾みました。
廃棄食材が日本では1人当たり毎日おにぎり1個という想像しやすい数字で知ることができたり、将来の食糧危機を救うかもしれない昆虫、ネギ坊主の料理法などなどたくさんの驚きと初めて知ることが詰まった映画でした。
小学生の子どもとキッチンカーの訪れた場所を日本地図を見ながらの視聴も楽しかったです。上映後、おなかがすきます。
Grianさん 23/06/25 13:37
※ 上映者の声投稿数で集計