食をグローバルな経済・流通システムから切り離して、地域コミュニティの中で確立させようというのは、物価が高騰している今、とても考えさせられる内容でした。耕作放棄地や農家の高齢化という課題もある中で、ポジティブな解決策を考えるヒントになりました。
やぶきSDGsさん 23/05/11 10:46
自分が購入する製品の原材料がどうのように生産・採掘されているのか。まずは関心を持って考えることが必要と感じました。さらにその先には認証制度を鵜呑みにできないことも。モノと情報が溢れている現代社会で何かを買う責任について考えるきっかけになりました。
やぶきSDGsさん 23/05/11 10:44
援助や寄付が盛んになったことで起きている新たな問題について知ることができました。支援や慈善活動がシステム化されていく中で現地の抱えている課題の変化とのズレが生じているのかなと感じました。支援を受ける人たちに対して、受身の支援ではなくて、能動的な活動を支援する方法というのは貧困地域だけでなく、日本にも通じることだと感じました。
やぶきSDGsさん 23/05/11 10:43
経済的な価値を追求しつつ、社会や環境への価値も追及して、それぞれを両立しようという社会起業家の挑戦について知ることができました。材料の調達方法や雇用、製品コンセプト・デザイン、プロモーションなど様々な側面に対してのアイデアに触れることができました。
やぶきSDGsさん 23/05/11 10:41
都市の真ん中に山をつくる。そしてその上にスキー場をつくる。なんとも荒唐無稽なアイディア。
しかしそこには、迷惑施設、嫌悪施設とも言われるゴミ処理場のイメージをひっくり返し、人が集まり、人で賑わう場所にするアイディアだった。
都市生活にとってゴミ処理場は必要不可欠。なければ生活が成り立たないにも関わらず、迷惑がられ、嫌われてきた、という矛盾を解決するアイディアであり、生活を保つインフラと生活を楽しむエンタテインメント施設とが共存することで人々の生活を豊かにする、なんとも見事で鮮やかな解決策。
映画そのものも、エンタテインメントに溢れていて、建築や街づくりに関心のある方はもちろんのこと、そうでもない方々も強く惹きつけ、ハコシネマの場も過去最高級の賑わいと盛り上がりを見せました。
「山には、人が集まる」んですね。
シアタームメイジュクさん 23/05/09 16:41
SDGsフィルムフェスティバルの最終日を飾る映画として選ばせていただきました。
日本人にはあまり馴染みのないヴァンダナ・シヴァ氏ですが、SDGsの言葉とともに環境への意識が高まってきた昨今では、彼女のメッセージはより多くの方へ届くのではと思い、上映しました。
当日は上映前に、近隣の自然栽培実践生産者を集めたファーマーズマーケットを開催。多くの方へ足をお運びいただきました。
実際、買い物だけの方が多かったのですが、生産者さんたちの意識がやはり高く、マーケットの片付けもそぞろに上映にもご参加いただきました。
参加者からは「日本の社会は(特にこの地域は)年配の男性の権力が強すぎた。今後は女性や若い人が変えていく、声を上げていく必要がある」「勇気をもらった」「牛に対する自分の考えが変わった。家畜に対して(環境への悪影響など)良くないイメージがあったが、この映画での牛の扱いを見るとそのイメージが変わった」「米が650種類ってすごい!」「メッセージがとても力強く伝わった」「この映画を見て、我々もどういう実践や行動を起こすか、それが大切」といった感想がありました。
実際に自然農の専門家が集まっていたので、そのままご自身の実践や近隣の生産者の有意義な情報交換会となりました。
今後この地域の命と食の革命が楽しみです。
シネマザガウラさん 23/05/07 11:47
SDGsフィルムフェスティバルの1作品として上映いたしました。
「まちづくり」「コミュニティガーデン」「オーガニック 」などのキーワードのもと、映画でアメリカを舞台にした市民活動実践をしり、そして上映後のワークショップ「シードボールを作ろう」で「自分ごと」に置き換えるプログラムでした。
参加者からは「アメリカの食に関する問題が深刻で、日本はまだ良い方だと思った」「ウサギのシーンが...食のありがたみを感じた」「自分は自分の家族の病気がきっかけで食事を見直すようになった。こういうきっかけがないと現状、食のあり方を学んだり見直す機会がない。この映画を教育施設で見せるなどするといいと思う」「市民の行動力が日本と違う。そこがすごいと思う」という感想が聞かれました。
シードボールづくりの際には、イギリスなどでのゲリラガーデニングや日本の自然農法の話などもあり、コミュニティーガーデンやオーガニック への意識も高まった時間となりました。
シネマザガウラさん 23/05/07 11:34
SDGsフィルムフェスティバルの1作品として上映させていただきました。自然農やオーガニック に興味を持ち始めている人が増えてきたのを鑑み、川口由一さんの思想と実践を紹介する方法として映画を選ばせていただきました。
参加者は、実際に自然栽培を行なっている方にご覧いただきました。慣行農法が流通している地域である故、まだ実践者として思い悩むところもある中、「川口さんのメッセージに、勇気をもらえた」と喜んでいただくことができました。「自然栽培の稲作の周期は慣行とずいぶんズレているんだね」と昨今早くなってきている田植えや稲刈りに、暦とのズレをひしひしと感じました。
上映後は、自然農法の手法を取り入れた「シードボールづくり」を体験していただきました。体験中、「自家採取した自然栽培固有種の種を交換しよう」など、シードバンクへのアイデアも生まれ、いい時間となりました。
シネマザガウラさん 23/05/07 11:26
SDGsフィルムフェスティバルの作品の一つとして、取り上げさせていただきました。ちょうど4月がフェアトレードファッション月間(ラナプラザ崩壊事故の月)、5月がフェアトレード月間でもあったので、意識が高く開催できました。
同時開催のイベント「もったいない食品・服の交換会」では、今回衣服の交換が何度か行われました。過去の自分も含めて、各家庭の様子を伺うと、日本人のファッションの意識改革は必要だと感じます。当施設でできることとして、善意という名の途上国への古着の押し付けよりも、ローカルで回る古着への好意的な意識づけを行なっています。
参加者からは「今自分の服がどこで作られたのかとても気になった」「(中学生の)ジャージは、最たるものかも」「服を作ってくれている人がいることを忘れずに今持っている服を大切に着ることが大事」などの声がありました。当施設で扱っているフェアトレードという解決策の一つである購入方法を提案し、学んでいただきました。
作中にはデモの暴力シーンなどショッキングな映像も含まれていますが、この映画を見ることで、その「ザ・トゥルー・コスト」という意味がさらに伝わったのではないかと感じています。
ジーンズ一本、Tシャツ一枚にかかる、農薬問題、水問題、人件費、格差と貧困問題からくる命の代償などの真のコストを捉え、衣服に「もったいない」意識を持てる消費者が増えてくれるといいなと思います。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
シネマザガウラさん 23/05/07 11:16
当施設では2回目の上映となりました。
今回はSDGsフィルムフェスティバルの上映作品の一つでした。
食にまつわる「もったいない」を取り上げた興味深い作品です。
「自分ごと」として置き換える体験として、映画とタイアップした企画、「もったいない食品・服の交換会」を実施しましたが、当施設周辺やご利用者の皆さんはもともと食への「もったいない」意識が高いのか、食品の交換品は集まりませんでした。(いい方向に受け取りたいと思います!)
参加者からは、「野草のおばあちゃんがよかった。ナスのヘタなど、食べようと思ったら、食べられるものがあるんだとわかった」「ずっと見たかったが、見られてよかった」などとの感想があり、当作品のパンフレット(レシピ付き)もその後しっかり読んでいただいていました。
日本各地の食の「もったいない」にまつわる文化やそれを守る人々の姿を見る価値ありです!お子さまも気軽に見られる作品です。
シネマザガウラさん 23/05/07 11:00
※ 上映者の声投稿数で集計