SDGsフィルムフェスティバルの作品として、「まちづくり」「都市と環境」という視点で、上映をしました。当日は、「自分ごと」として置き換えていただくために、地元市役所の都市整備課の職員さんをお招きして「市役所職員さんに聞いてみよう!わたしたちのまちの都市計画」を同時開催しました。まちづくりに関する条例や、市民としてまちづくりに参加する方法(土地利用の方法を住民主体で決める方法;現状のヤード問題や太陽光発電などの無秩序開発を防止する方法の一つ)をご紹介していただきました。参加者は地元市民だけに止まらなかったので、各自の自治体の例を意見交換するなど、各々にとって大変興味深い時間となりました。
映画は、さすが北欧コペンハーゲン!というユニークかつ実践的なデザインのコペンヒル建設の過程を、コンパクトに紹介。
わたしたち日本でも、建築家グループの奇抜なアイデアとそれを全員一致で受け入れるコンペ委員会の寛容さ、膨れ上がる予算への葛藤と折り合いをつけるディスカッションなど、見習うべき点が多々ありました。
壮大なオーケストラの背景音楽が、巨大施設建設プロジェクトをまるで神話のような厳かな雰囲気に見立てていて興味深かったです。
参加者からは「コペンハーゲンは(地元の)市と環境が似ているので、この街でも真似できるかも!?」「こんな施設があったら、行ってみたい」「この施設があったら、ごみのことも考えるきっかけになる。」「北欧のようなディスカッション、日本でもしっかりやっていくべき」「コンペなどのスタイルでも、市民が参加できるまちづくりは大切」などの感想をいただきました。
ビャルケ氏率いるBIGが日本のトヨタの未来都市ウーブンシティに関わっている建築集団というのも、今後、何か期待してしまう点ですね。
コペンヒルはコペンハーゲンを訪れる機会があったら、ぜひ行ってみたいです。
シネマザガウラさん 23/05/07 10:39
SDGsフィルムフェスティバル内で上映しました。
映画自体は、太平洋からインド洋まで遠い国々の民族楽器や舞踊、音楽を取り上げたものでしたが、映画の後は「自分ごと」に置き換える体験を提供したいと思い、地元のわらべ歌の専門家にお越しいただき、「歌とお話〜わらべ歌の謎に迫る〜」と銘打って、日本の子守唄やわらべ歌について楽しいお話をご紹介いただきました。まさに日本のソングライン!全体を通して、自分たちに受け継がれてきた歌の良さや温かみをしみじみと感じ、その伝統を培ってきた大いなる自然の尊さに想い馳せる時間となりました。
映画自体は思わず体が動いてしまうようなテンポの良い音楽だったり、しんみりと自然の音や味のある歌声を味わう音楽だったり、様々なアンサンブルを楽しめました。各島々の固有の自然を写した映像が素晴らしく、自然環境保全への意識も高められました。自然なくして文化なし、文化なくして自然なし、のメッセージを受け取ることができました。
参加者からは、「こういった映像と音楽のドキュメンタリーを初めて見たが、とても美しい映像と音楽に感動した」「(取材が)台湾まで来たなら、日本にも来て欲しかった」「オーストラリア先住民の楽器演奏を期待していたが、それはあまりなかった。何か事情があるのだろうか」「綺麗だったね、の感想で終わらせるだけでなく、メッセージを受け取って、今後の音楽と自然のいく末に向けて行動に移すことが大切」などの感想をいただきました。
シネマザガウラさん 23/05/07 10:16
『大海原のソングライン』は、かつて同じ言葉や音楽で繋がっていた人々の伝承音楽を、もう一度終結させる壮大な音楽ドキュメンタリーでした。
地球環境や文化の継承に関するメッセージが盛り込まれた内容だと感じ、とても勉強になりました。
上映後の感想会で出た意見の一部をご紹介します。
・映像も音楽も素晴らしかった。
・知らない音楽なのに、不思議と懐かしく感じた。
・子どもたちの目がキラキラしていて、文化を担う次世代だと思った。
・人も文化も破壊してしまう戦争はいけない。
感想会では、自身の旅行体験でのエピソード、生まれ故郷の自然環境について、など自分の経験と結び付けてお話しされる方が多く、体験談も共有することが出来ました。
大東市 アクロス&DIC21さん 23/05/05 15:24
紛争、人種、宗教、国境、そして新型コロナ。「パレスチナのピアニスト」はそういった様々な壁に翻弄されながらも、プロのピアニストを目指す少年を追うドキュメンタリーでした。
参加者の皆さんも特に感情移入してご覧になられていた様子でした。
上映後の感想会で出た意見の一部をご紹介します。
・紛争地域のことは知っていても、そこに住む人の生活は知らなかった。
・あの年齢であそこまでのパフォーマンスができるのはすごいことだ。
・今後の活躍を追っていきたい!
大東市 アクロス&DIC21さん 23/05/05 15:18
今回の上映会は初めてのご参加の方も多かったですが、「また参加したい」「大変良い作品だった」と言っていただけるほど、この映画『大海原のソングライン』は大変好評でした。
登場する民族の方々を見て演奏を聞いていると、私たちの便利なくらしにより、その笑顔を壊してはいけないな、と感じさせてくれます。
参加された方々からいただいた感想の一部です。
・自然の偉大さ、海、川のすばらしさを再認識できました。
・私たち人間は生物の中では小さな集団なのに、自然に大きな影響を与えていることしっかり考える必要がある。
・音楽は人の気持ちをやさしくする。環境問題を考えていくきっかけにもなりました。
学びがあった良い映画だったので、周りの人にも伝えたい。
・自然物からできたものから現れる音楽は心地よい。歌が想像以上に良かった。
・なんでもネットで調べればすぐにわかる現代。未知の大海原に出ていく古代の人たちの冒険心はすごい。
などなど、たくさんの感想をいただけました。
この作品は、また当館で上映させていただきたいと思います。
みずから考える上映会さん 23/05/04 21:34
「軍隊をなくしたことで弱くではなく、強くなったのです」
「私たちを守ってくれるのは軍隊ではなく、法です」
「軍備への投資をやめ、教育に投資することこそ発展の道です」
幸福度№1の平和国家を築いてきた人たちの言葉です。
世界に誇れる憲法を持ちながらそれを生かさず、軍備拡張にひた走る日本。今、世界中の人に見て、考えてほしい映画です。
上映後にたくさんの質問や感想、意見が出され充実した学習会となりました。
安田喜正さん 23/05/03 10:15
ダムを壊してからの自然の回復力に自然の偉大さを感じました。
ダムやメガソーラー、人間の愚かさや傲慢さにガッカリする反面、人間だから出来る知恵を絞って共存の道が探せないものかと感じました。
CATFLIXさん 23/04/30 13:55
今回は超満席となるなか、自然農をやられている方やシードバンクを実践されている方なども参加されて、上映後の意見交換会はいつにもまして大いに盛り上がりました。
Jaja's Theaterさん 23/04/30 09:59
まちで戦闘が行われていてもワインを手放さない人々の姿に強い印象を受けた。ワインは人生そのもののようだ。以前、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で荒れたまちを訪れたときも、まちのあちこちで人々がグラスを傾けていた。時々、砲撃があるというのに。ワインは戦争への抵抗の証なのだろうか。
みどりアートパークさん 23/04/27 16:28
今回の上映会は、4月22日の世界的な環境記念日「地球の日=アースデイ」に合わせて京都で開催している「アースデイ in 京都」という催しの中で、『アースデイ星空シネマ』という野外上映会で、フードロスをテーマにした『もったいないキッチン』の上映会を行いました。
オープニングトークでは、映画にも登場されている若杉ばあちゃんこと若杉友子さん(京都・綾部で野草のお料理をされていた方)や、京都の発酵食堂カモシカの店主 関恵さん、400年続く木桶で本物のお酢をつくるお酢屋さん「中野商店」代表の中野善之さんをゲストにお招きして、「もったいない」をテーマにしたトーク対談も行いました。
4月の夜はまだまだ寒くて、ダウンコートを着ている人もいるくらい。みんなで寒い寒いと言いながらも、最後まで楽しく見させていただきました。
全国各地で活動する方々や、その土地の余った食材を工夫して食べる知恵などを知ることができて、とても充実した時間となりました。
持田博行さん 23/04/25 23:24
※ 上映者の声投稿数で集計