2月のロシアによるウクライナ侵攻は突然のように感じられたが、少し調べてみると実は何年もくすぶっていた問題の延長線の上に起きたことだったようでした。
わたしの人生で見聞きした最も大きな争いはベトナム戦争だと思ってきましたが、いまではマスメディアに上がらない争いが地球上に降り注いでいたことを知るようになり、いまさらながら近代史から紛争について学び始めています。
私の住む北九州市は朝鮮戦争と深いかかわりがあり、当時は灯火管制も敷かれたことも、ベトナム戦争のときに「OKINAWA」が出撃拠点だったこともずっと後に知りました。ウクライナだけではないパレスチナもミャンマーも世界中の紛争に、世論・個々人が関心を向けるには信頼できるメディアに加え、ドキュメンタリー映画のチカラが有効だとこの10年余の上映活動から感じてきました。
今回は7名の大学生にも上映会に参加してもらいましたが、ほとんどの学生があまり映画を見てはいないと語っていました。
「紛争はウクライナだけで起きていない」との思いから本作を選びました。難民当事者家族から伝わるメッセージの強さに、平和への道のりがいかに難しくともあきらめるわけにはいかないとの思いを主催者、参加者で共有できたと感じています。
「誰の子どもも殺させない」60年安保の時にこの言葉が使われていたそうです。権力を握る立場の都合で命が脅かされ、奪われること、平穏な暮らしが奪われないためにきな臭い世相のこの国で「不断の努力」の一環として御社の配給作品を活用させていただきたいと思います。次はパレスチナの作品にも期待しています。
旅するシネマ&カフェさん 22/07/15 10:40
都市こそ農業。
一見すると矛盾しているこの取り組みが、いかに効果的であることか。
この映画はそれを見事に教えてくれています。
自分の食べ物に無関心である人はいないはず。
健康で安全な食生活を送りたければ、自分たちで作ればいい。
空き地を次々と畑に変えると、いつの間にか人が集まってきます。
農をきっかけとした新しいコミュニティの誕生です。
元気な子どもが育つ健康な家族を作れば、
健康なコミュニティができる。
ほら! 健全な国家のできあがり!!
大量生産&大量消費のため、広大な面積で単一栽培を行う現代の農業。
そのためには多くの農薬も必要です。
機械化された農場で作られる作物を食べることは、化石燃料を食べることに等しいのです。
持続可能な社会の実現のためにも、地産地消は非常に有効です。
スーパーに並んでいる遠くの生産地のものではなく、個人商店に並ぶ地元の作物が手に入るシステムをつくっていきたいものです。
次回のウナギネマは7/16(土)&7/17(日)です。
作品は『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』。
現代を代表するエコロジー思想家、非暴力平和運動家であるサティシュ・クマールの語る珠玉の言葉をぜひお楽しみください。
予約は不要です。
2022ウナギネマvol.8『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』(86分)
7月16日(土)①14:00〜、②17:00〜
7月17日(日)①14:00〜、②17:00〜
会場:交流拠点あかりかたり(福岡県柳川市旭町55-1 古澤邸)
料金:1000円、柳川市民割引500円、中高生は無料。
詳細はこちらから。
https://fb.me/e/4CEvt4US8
#映画 #オンライン #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ
ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 22/07/12 18:37
映画を見て初めて知る事が多く、たくさんの学びを得ました。弊社ノースダイヤルでゴミ拾いを社員全員で取り組んでいましてSDGsの14番、海の豊かさを守ろうでもつながります。映画を通じて現実を知りできるだけプラスチックを減らすような行動をしていかなくてはいけないという意見等、様々な意見は出ましたが、最終的には自分たちの環境は自分たちで守ろうということだと思います。以上を踏まえて今回の映画を参考にさせて頂きかつどうしていきたいと考えています。
nn-0604-10@north.ne.jpさん 22/07/11 14:23
距離的にも時間的にも長いアフガン難民の欧州への旅。4台のスマホだけで撮ったとは思えない美しい映像で、過酷な道のりも家族の明るさが救っている。故中村哲さんの地元大牟田での開催で、タリバンの知識も多いペシャワール会のメンバーも来ていて、作品を監督したような知識人と、一般庶民では考え方に差があることを指摘していた。
大牟田カルチャー映写室さん 22/07/09 18:36
国民が憲法の権利をしっかりわかっていて、国のリーダーの信念が平和と平等にしっかり向かっていたらコスタリカのように奇跡とも思える体制がとれるのですね。日本に置き換えてみると気の遠くなるような道のりですが、個人個人がもっと関心を持てば少しは変化があるのではと希望を込めて自分自身で出来る事をして行こうと思った。
CATFLIXさん 22/07/09 13:24
先日、常盤木学園高等学校で「もったいないキッチン」の上映会を行いました。
学校でもともと食品ロスについて勉強していましたが、映画を通してより学びを深めることができました。映画内でもったいない精神を大切にしている人はみな、食べ物を物というより、命のように捉えていると感じました。そういった捉え方が広まれば、今後の食品ロスが減少していくと思うので、まずは私たちが食べ物の捉え方を改めていきたいです。
まりなさん 22/07/08 22:33
2012年の作品とのことで、昨今のSDG'sとはリンクしない部分が多いのかと思っておりましたが、まさしくその意思や地域連携の在り方など、そのままSDG'sだなと感じました。
地域によるエネルギー自給圏を確立し、それを自然エネルギーで適うものなのかと思っていましたが、この事例は本当にすごいことだと感じました。
映画では、公共と民間の間に確かな「共同体」が存在していることに驚いたとともに、現在の日本の課題が見えてきた気がしました。参加者からも強い反響があり、その後のグループ討議でも熱い議論が交わされ、非常に良い上映会となりました。
映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~』
牛代さん 22/07/08 11:22
明るいタッチでたくさんの事例を知ることができました。その分、進展が早く、頭の切り替えがついていかないという声が多かったように思います。また、昔の生活に戻るのがいいようなところには戸惑いの声も聞かれた一方で、新しい考え方や方法をうまく取り入れているところなど、日本にも本当に色んなところがあるものだと感じました。
やぶきSDGsさん 22/07/05 22:46
※ 上映者の声投稿数で集計