中々知ることの出来ない、北朝鮮市民の普通の暮らし。
この映画の意見シェア会では、世界平和と持続可能な暮らしに関して、様々な意見を交換することができました。
世界平和は、まずは知り合うことからだなと思いました。ピーター・フランクルさんが、「世界平和のためには、人をお宅に招いてください。知り合うことから始まります。」と言っていたことを思い出しました。
強制的な経済制裁によりグローバリゼーションからはじき出された北朝鮮には、便利さを追い求めた日本が失ってしまった「人々の繋がり」、「ローカル資源を活かした持続可能なライフスタイル」に関するヒントがあったなとも感じました。
撮影許可の下りたところで、担当者が将軍様の愛をとうとうと語りながら、”ガイド”による24時間監視の中でされた撮影ですが、行間からにじみ出てくるものが多々あり、全てが新鮮でした。
まずは、韓国出身の監督が、軍人さんの中でアイドルのように人気で「一緒に写真を撮ってくれ!」と言われてワイワイ楽しそうに写真を撮っていて「私たちはそちらに行けないから、また来て。」と言っていたのが印象的でした。
平和のためには、人と人が知り合うことが一番大切だと思うのですが、知り合うことすら出来ないということ自体が一番の障壁なのだなと思いました。
世の中の分断が進んでいる昨今、まずはお互いを知り合い、受けとめ合うことが必要なのだなと思いました。
最後に、当日会場でメモに書いてもらった感想を、写真に添付します。
里山映画部@綾部、京都さん 21/01/18 01:01
とても素晴らしい映画だったと思います。
上映の後に、コンゴの方にオンラインにてインタビュー、お話をして頂き、とても内容の濃いものになりました。
コンゴの現場、アフリカの恐ろしい妄信されてる風習、悲しい現実をなんとか出来ないものかと考えさせられます。
天劇キネマトロンさん 21/01/16 17:24
オンライン映画館「ウナギネマ」は、上映後にzoomで交流会を開催します。
今回も北は秋田から南は沖縄まで、いろいろなところからご参加いただきました。
オンライン交流会で出てきた声を簡単にご紹介します。
・ダムってそんなにたくさんあったんだ!
・大きいものは壊すのも大変そう。原発もそうだけど、公共工事は後戻りが難しい。
・今の時代だと、違和感があるが、経済成長の時代にはフィットしていたのかもしれない。その電力のおかげで発展したとか。
・発電、水害防止、貯水など様々な側面があ流ので捉え方にも多様性がある。個別のダムによって状況が違うのかもしれない。
・ありのままの自然を大事にしていく、といったムーブメントが主流になりそう
・日本でも「水源連」など様々な反対運動がある。
・日本でも球磨川でダムを撤去の事例がある。
http://www.arasedamtekkyo.hinokuni-net.jp
・ダウンサイジングがこれからの時代にあっている
ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 21/01/16 11:41
各回3~4人ずつの参加でしたが、楽しんでいただけました。
上映会後のお話会でも、祖父がクジラ漁をやっていた方もいて、話題が多岐に渡り盛り上がりました。
ぐるりのさん 21/01/08 10:21
3年という避難の旅の中のたった90分ですが、難民になるとはどういうことなのかを想像できる映像でした。過酷な状況の中にも喜怒哀楽があり、人は強い生きものだと感じた方が多かったです。
スマホのみで撮られたことにも驚きの声が多かったです。
終了後に、1年くらい前の朝日新聞のインタビュー記事を紹介し、ドイツで落ち着いた暮らしをしている一家の写真を見ていただきました。録画データを守るためにどういうサポートがあったかなど、参加者の皆さんに紹介できて良かったです。
浦田千恵さん 21/01/08 02:22
Face to Faceで開催の予定を、新型コロナ感染拡大を受けて急遽オンラインに変更させていただいての上映会でした。
参加人数は多くありませんでしたが、その分上映後のオープンディスカッションは皆さんから積極的な発言があったと思います。
消費者として何を選択していくかを意識していくことは、誰にでもできる、かつ積極的な行動だという意見や、すでにローカリゼーションにつながる活動をしている方からの活動内容の紹介があったり、とても良い会になりました。
初めてのオンライン上映会でしたが、思ったよりも簡単にできました。これからも活用させていただきたいと思います。
ハコシネマ - 知ることからさん 21/01/07 14:59
原題は「Salam Neighbors」
まさに隣人愛がテーマの作品。
コーランに「汝、隣人を尊べ」とあるから手伝いに来たと語るアラブの人たちは、なぜ盗みをしたり紛争を続けたりするのだろうか。
ISISなど過激な集団はいったい何がゴールなのだろうか。
作品中に登場する子供たちのどの絵にも涙が描かれているという現実にうちのめされ、学校に行きたくても行けない心の傷を抱えた少年に胸を痛め、だからこそこの子たちには希望の種が必要とのメッセージに心からうなずけます。
全編を通じて「同じ人間なんだ」と「同じ人間なのに」という思いが心を占めます。
同じ人間として私にできることはないのでしょうか。
難民キャンプの中に3000を超える店が並び数百万ドルの経済が回っている事実に、彼らのたくましさが見られます。
施しではなく人間らしい暮らしがしたい。
その思いが画面から溢れてきます。
難民となったことで慣習的な性差別から解放された女性の姿が印象的でした。
でも、シリアに戻ることができた時、女性の立場は元通りになってしまうのではないか。
ぜひ彼女たちには自分らしい暮らしが待っていてほしいものです。
子どもたちの職業観も正反対。
日本ではユーチューバーなどが人気。
楽をしながら自分のために働くという視点です。
ラウフという少年の夢は、勉強をして医者になること。
傷ついた人を救いたいという願いから、社会のために自分がどうやって役立てるかという視点です。
人の尊厳は守られるべき人権。
そのためには住居、就労、教育が保証されるべきだというラストのメッセージは本当にその通りだと思いました。
We are neighbors.
どこの国でも人は変わらない。
ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 21/01/05 23:37
開催報告は,下記webサイトに公開しております
https://ut-psr.net/2020/10/22/cinema-report/
oniduka@g.ecc.u-tokyo.ac.jpさん 21/01/05 18:07
日本で住んでいると難民問題について知ることが少ないように思います。そう言った意味でも、このような映画を見ることが必要なのではと思いました。
上映後の意見交換の場では、いつもよりも参加人数が少なかったのですが、知らないことが多いせいか思ったことを話してくださる方が少なかったです。
SDGsで地球上の「誰一人取り残さない」と誓っていますが、この映画を見て難民問題のことを考えると、非常に大きな問題だと改めて感じさせられます。簡単には、解決できない問題ですが、映画を見て知ることも大切ではないのかと思った上映会でした。
ココウェルのちいさな映画館さん 21/01/04 19:56
今回は、環境NPOの方にもお越しいただき上映会の後に、いまの日本の状況についてお話いただきました。
作品は、参加者の関心度が高かったということもありますが「とても良かった」というメッセージを何人かの方からもいただきました。制作してから10年近くになりますが、いまの日本にとって非常に参考になる作品だったと思います。エネルギー問題を解決するひとつの方法を、作品を通して紹介してくれたようにも思います。
今現在、様々な環境問題が注目されていますが、再生可能エネルギーはその中でも注目度が高いようにも感じました。また機会をみてこの問題をとりあげた上映会をできればと思います。
映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~』
ココウェルのちいさな映画館さん 21/01/04 19:15
※ 上映者の声投稿数で集計