「松江と出雲をフェアトレードタウンにする会」の、2019年度事業「みんなで考えるフェアな社会 シネマ&ワールドカフェin松江出雲
」の第一回として上映しました。ファッションレボリューションデーに合わせ、身近な洋服を通してフェアトレードを考えることのきっかけになればと開催しました。参加者は映画を通して、安い価格の裏にある過酷な現実や、縫製に関わる人々の痛みに触れ、それぞれに思いを深めていました。映画を通して得たこと、感じたことをぜひ身近な人と共有し、買おうとする物が作り手や環境に対してフェアなものか、といった価値・判断基準を持ってもらえたらと思います。そしてまずは自分の消費行動から見直し、持続可能な社会に向けた変化が、地域からも生
まれてほしいと思います。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
松江と出雲をフェアトレードタウンにする会さん 19/04/23 12:50
開催時アンケートに無記名掲載の許可をいただいた感想から
・人種、宗教、言語が違う人がいっしょにまなぶということは大変なことで、日本に暮らす私には全くそ想像できなくてこの映画を見て、驚くことや新しい発見がありました。この映画は小学生には難しいと思いますが、特に日本で暮らす子供達にも見てもらいたい内容だと思いました。中学生の子たちが宗教について語り合うこと、ユダヤの人たちに対する差別など、驚きでした。(30代)
・様々な背景を持つ子供達が1つの教室で学ぶことの大変さは計りしれませんが、最後に心を通わせ合っている姿を見て、とても感動しました。(20代)
・多様性のあるクラスでの学びが、子供達を成長させている様子がよくわかりました。ここでこそ学べることがたくさんあるのだと思います。各人が必死に生きているから、あれだけ熱く、気持ちを語ったり、人とぶつかったりしているのだと思う。今の自分にそれだけ熱くなれるものがあるか?と考えてしまった。(30代)
・”違うが前提”って素晴らしいなと思いました。ぶつかり合いもするけど、、しながら、、時を重ねていく中で受け入れ合って、認め合っていける。そんな姿を見せてもらえました。いろいろあるけど。一人一人が一生懸命生きているなーと思いました。(50代)
・国籍や価値観が違う生徒。そしてその生徒たちを教える先生、お互いに学び合う姿に本当の教育の姿があったと思います。(40代)
・いろんな国の中学生を中学生の娘と家族みんなで観れたことがとても意味のある時間となりました。日本の学校もこれだけ率直な話を、先生と生徒、お互い熱心に語り合え、そして何より子供自身が自分の主張をしっかり持っている、そんな日本になってほしいなと思いました。とてもいい映画でした。企画してくださり感謝です。ありがとうございました!(40代)
・いろんな国の人たちが集まって生活していて、私もたくさんの人がいて、楽しく暮らせないと思うから、すごいと思いました。(10代)
・子供達の成長が印象的でした。(30代)
・学校に勤め始めたので観にきました。いろんな子が通う学校を知りたくて。(40代)
・自分がいかに狭い中で生きているのか知らないことがたくさんあることはわかっていたけれど、子供達がいろいろな環境の中で生きて成長していく姿、真剣に向き合う先生の姿に感激しました。いろいろなことを考えました。いろいろなことを知る機会ができ、自分の世界も広げていきたいと思いました。(50代)
・ありがとうございました。とても感動いたしました。(50代)
・生まれた国や人種のちがいだけではなく、あまりにもたくさんなちがいのある子どもたちを、丁寧に教育していることにとても感心しました。子どもたちも正直に言いたいことを言える学校(クラス)でいいなあと思いました。(60代)
・子どもたちが今を生きている姿がリアルに伝わりました。世の中で子どもたちが様々な状況におかれていることに気づかずに過ごせていることをありがたいと思いました。(30代)
つきいちシネマさん 19/04/22 13:41
・「血でできた服なんか誰にも着て欲しくない」という言葉が心に刺さった
・広告のプロパガンダの残酷さを知るべき
・よい作品に出合うことができました。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
聖心女子大学グローバル共生研究所さん 19/04/22 10:23
【柏まちなか映画館『マヤー天の心、地の心』】
古代文明の神秘のような内容かと思っていましたら、現代の社会問題を指摘するドキュメンタリーでした。
グァテマラとメキシコの国境付近に、マヤ人•先住民たちが暮らしています。
先住民とその文化への迫害。
外国籍企業の金鉱採掘により、先住民は公害に苦しみ、水など資源の枯渇。
古代文明遺跡も破壊されている。
先住民は、女性の識字率が低いなど、教育の問題も抱えている。
熱帯雨林が破壊され、豊かな生物多様性が損なわれ、地球環境を危機に追い込んでいる。
遺伝子組み換えトウモロコシと農業と地域経済の崩壊。
人間の技術(西洋文明)への過信と自然の軽視への警鐘が鳴らされている。
映画の語り方が、一方的な告発にとどまり、退屈な印象も受けた。ただ、この印象が、先住民の無力感や閉塞感そのものであり、悲惨な現状でもあるのかもしれない。
この映画を観て退屈と感じた私たちは、先住民に寄り添うことができただろうか? これから、私たちはどうすればいいのか?
鑑賞後の対話で、そんな話し合いが行われました。
柏まちなか映画館さん 19/04/21 13:55
Happy Cinema 第4回目は11人の方に来ていただきました。映画の背景であるパレスチナ問題の歴史歴背景についてスライド提示してから上映を始めました。イスラエルパレスチナ間の問題は圧倒的に重く、そこにほんのひとすじの光をみるような映画でした。パレスチナに住む家族の様子や文化が生き生きと描かれていることが印象深かったです。
上映後のディスカッションでは、どうしたらいいんでしょうねというこちらの問いかけに対し、どうしようもないですねと言わる方、どうしようもない中で個人レベルでの相互理解や関わりが重要になってくるのではという方、それでは全く意味がないといわれる方がいました。これは宗教問題なのか、宗教とはなんなのか、いや侵略問題であり宗教は利用されている、などさまざまな意見がありました。映画自体は家族の愛にあふれた映画で、女性は問題を直視し、先に進んでいく力を持っていて強いと感じたという別の視点からの感想もいただきました。
近年のネタニヤフ政権のユダヤ人国家法に至るまで、イスラエルによるパレスチナの身勝手な占領やそれを支援する欧米に問題があるように感じていますが、これまでのユダヤの歩みなどを踏まえると問題はとても根深いものです。他者への愛やわかちあうことが価値を生むような思想の広がりが政治的和解につながる日がくればいいと思います。
utakoさん 19/04/19 16:06
水曜日の夜に、都内で開催した『ハッピー・リトル・アイランド』上映会。
都市から自給自足の島へ移り住むという作品の内容が、都会で暮らす私たちにとっては貴重な気づきとなりました。
今回も「対話」の時間をたっぷりとりました。
参加者どうし、映画の感想や、自分たちの日常について、いろいろな観点から自由にお話を楽しみました。
イカリア島の人々から学ばされたことは、本当に自分が必要としているものを考え直そうということでした。それは、あまりにも便利で、簡単に物が手に入る都市で暮らしていると忘れがちなこと。
でも、幸せのためには、きっと欠かせないことだと思いました、
映画『ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で―』
URANOさん 19/04/18 16:25
女性監督による、朝鮮半島の同胞の視点が特徴的であった。
また、北朝鮮の許可を得て取材をしているがプロパガンダではないという絶妙な立ち位置の作品であると思う。
北朝鮮の市民を正面から丁寧に描いた貴重なドキュメンタリーであった。
Cinema Waves 西麻布さん 19/04/15 15:18
「涙しました!」「これが、本当にあったことだと知ったら、さらに感激しました」「音楽の奥深さを痛感しました」……と言った感想が寄せられました。感想を求めても、「今はお腹が一杯になった感じで、何もいえないです」と帰っていった方も。
見た人同士が、涙をこらえながら語り合う上映会となりました。
Tomoaさん 19/04/10 19:32
※ 上映者の声投稿数で集計