軍事に当てていた予算を、教育・福祉費にすることで、コスタリカは平和で幸せな国になりました。
この映画を見て、教育の重要さ(たとえ貧しくても、教育が受けられること)が、参加者の皆さんの心に大きく残ったようでした。
ホセ・フレーゲス・フェレールをはじめとするコスタリカの大統領らが人道的で、政治家が国民に誠実であることや、その大統領を選ぶ勇気を国民が持っていること、一人一人が自発的に政治に関わっていることなどに感銘を受けたという感想も聞かれました。
上映会後にコスタリカに実際に訪れた方から、コスタリカの歴史等について、パワーポイントを用いてプレゼンテーションをしていただきました。
映画では、字幕量が多く、ついていくのがやっとでしたが、このプレゼンによって、より映画の内容が理解できました。
nanacinemaさん 19/04/09 11:18
自然と共生するための国の在り方を創造しているコスタリカ。
「先進国」・「途上国」の括りは何をもって判断すべきかと考えてしまいます。
コスタリカは、国民一人一人が尊重されることが前提で(人だけでなく生き物、自然全般)、お互いに生かし合う社会でした。
持続可能な発展を進めていくのなら本当に先々のことを考えてしていかないと、ラダックの二の舞になってしまうのでは?と感じました。
参加者の多くの方は、本日「コスタリカの奇跡」も見ているので、コスタリカという国の素晴らしさがわかったようでした。
今回は2日間で3つの映画を上映しました。
「静寂を求めて」「コスタリカの奇跡」「最後の楽園コスタリカ」。
全体を通して思ったことは、心の静寂ー根底にある生き物としての願い・全体の幸せを願う気持ちーを感じる時間や空間が、人間が自然と共生するために必要なんだということです。
端的に言えば「耳を傾けること」。
ひとに対しても自然に対しても自分に対しても、まず静かに耳を傾けることが、平和で幸せな社会への道であると感じます。
nanacinemaさん 19/04/09 11:01
上映会後、クリスタルボウルの音浴(ヒーリング)を皆で体験しました。その後のシェア会での皆さんの話し方がいつになく静かで心地よく、映画と音浴の効果を感じました。
それぞれの静寂に耳を傾けて自分の波紋の源を知ることは、自分の心の平和と人とのコミュニケーションにおいても暖かく落ち着いた状態でいるためにとても有効。ついいろんな場面でいろんな人と張り合ってしまいがちだけれど、その前に一息、自分の心の平安を感じるきっかけになる映画だと感じました。
皆さん、静寂な時間の大事さを感じられたようでした。
nanacinemaさん 19/04/09 10:41
「今までコーヒーは嫌いだったけど、ちょっと飲んでみようかな。口に合うものもあるのかも。」
ある参加者の感想です。
その方はコーヒーの苦味が苦手でずっとコーヒーを飲んでいなかったのですが、映画をみてから飲んでみたくなったそうです。
「ああ、コーヒーが飲みたい!!」
これも、また別の参加者様。
スタバのカップを持って来場された彼女は、
おいしそうにコーヒーを飲む姿に誘惑されてしまったようです。
交流会では、そのようなやりとりがあちこちから聞こえ、
「映画とは、やはりすごいな」
ただそう思わされました。
一方では、「これだけ手の込んだ飲み物なのにあの安さはおかしい」と、消費や生産と向き合うような建設的意見を述べてくださる方もいらっしゃり、アカデミックな話題も盛り込むことができました。
ぜひまたやらせていただきたいです!
the.rootless.0902@gmail.comさん 19/04/09 10:38
鯨ベーコンを取り寄せて、試食しながら上映会後にシェア界をしました。
参加者は少なかったのですが、お祖父さんが若い頃捕鯨船乗組員で昔イルカを食べていた方や、捕鯨に興味があり、東京まで上映会に行った方もいらっしゃいました。
捕鯨に携わる方も、捕鯨に反対する方も自分が正しいと思っているので、話し合いをしても、平行線のまま交わることはありませんでした。
そんな中で、ジェイさんのような中立な立場で、太地の漁師さんにも寄り添ってくれる方がいたのが良かったと思います。
答えが出る映画ではなかったのですが、だからこそ、皆さん色々考えるところがあったようでした。
見る前は捕鯨についてそれほど詳しく知らなかったので、固い映画なのかなと思ってましたが、テーマは真面目ですが、思った以上に面白く、何度も見てみたいと思う映画の作りでした。
「ザ・コーヴ」を作っても、太地町が捕鯨をやめないため、「ザ・コーヴ2」が作られると聞きました。
最終的に太地町と反捕鯨派がどこに着地するのか、今後も注目したいと思います。
nanacinemaさん 19/04/07 23:11
上映は2度目でしたが、食料問題について楽しく観ることができる良い映画だと思います。
まずは自分たちの食生活から変えていきたいという感想が多く出ました。
また、中学生の子が「無理だなと思ったことも、その例がないからやらないだけ。でもやってみたい」と言葉がすごいなと思いました。」という感想を書いてくれたように、食に限らない生き方なども学べるように思います。
amakoさん 19/04/06 21:19
この映画を試写した時、あまりに日本での生活とかけ離れていて、観た人がどう思うか?知りたくなかった、自分とは関係ない、というような拒否反応を感じる人もいるのではないかと思い、正直少し心配していました。
実際、「ショックすぎて感想が出ない」「思っていたよりもずっと重かった」「自分の中で処理するのに時間がかかりそう」という感想がたくさん出ました。感想シェア会の時に涙する方も…
でも、「観て良かった」「もっと知りたいと思うきっかけになった」とも言って頂けて、やはり上映して良かったなと思いました。
コンゴの歴史や鉱物と紛争の関係など少し事前に説明をしてから観てもらったほうが分かりやすかったようでした。
amakoさん 19/04/06 21:10
テレビなどで知っている北朝鮮とは違う映像に、様々な感想がでて非常に興味深い映画でした。
全部ウソのように見えた、洗脳・統制されすぎていて恐ろしく感じた、もっと裏が見たかった、という感想が出た一方、人々の様子はリアルに伝わってきた、勤勉さや素直さはいいなと思ったなど好意的な感想もありました。
中学生の参加者が、「北朝鮮というと怖いとか、悪いというイメージしかなかったけど、普通の人たちは私たちと同じなのだということが分かった。いろんな情報を知ることが大切だと思った」と書いていて、監督が伝えたかったことはシンプルにこんなことだったのではと思いました。
amakoさん 19/04/06 21:00
参加者は過去や現在、地域で何かしら活動をしている方がほとんどで、なかなかうまくいかない現実も知っているので、活動家たちの情熱や行動力に一層感銘を受けたようでした。
いろいろな活動をしている人達がつながり、支え合うことが大切だと思いました。
amakoさん 19/04/06 20:14
一方では食料を捨てて、一方では食料に飢えている人々がいる。なんて不思議な世の中なんだろう。でもこうした社会を創っちゃったのは僕ら一人一人の訳だから、今さら犯人捜しをしてもしょうがない訳で、大切なのは今後どうするかだ。その行動の変革を生み出す上で、とても良いきっかけになったと思う。なぜかというと、とにかく見てて楽しいからだ。重いテーマなのに皆笑っていた。この点が本作品の凄いところだと思う。次回の「もったいないキッチン」がとにかく楽しみだ。
馬場直子さん 19/04/05 14:40
※ 上映者の声投稿数で集計