株式会社 日比野設計です。
私たちが上映会の開催をさせていただいた理由は、この映画を観る事で地産地消の大切さ、農家さんの大切さ、地域には素晴らしい活動をされている方がたくさんいることに気づいていただき、そして地域に対して自信と誇りを持っていただきたいと思ったからでした。
今回は、市の文化会館にて映画の上映会を、その後運営している地産地消レストラン 2343DEPARTMENTで座談会・懇親会(地域の有機農家さんのお野菜で作ったお料理のご提供)・地域の有機農家さんによるファーマーズマーケットを一緒に開催しました。
また、イベントには農家さんを複数名招待させてただきました。農家さんのお話を伺いながら野菜を購入すること、農家さんの野菜を作るにあたっての想いやこだわりを直接伺うことは普段の生活ではなかなかないため、この映画をきっかけにような機会を提供できたことを本当に嬉しく思います。
この上映会イベント生まれた新しいつながりを大切に、これからのよりよい地域社会に向けてみなさまと力を合わせて進めていければと思います。
本当に素敵なこの映画をたくさんの方に見ていただく機会を、ありがとうございました。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
ymasukawa@hibinosekkei.comさん 24/09/26 18:06
3月に次いで、2度目の上映会でした。
初めての上映会での衝撃とインパクトの大きさに「これはもっと多くの人に観て欲しい映画だよね!」という声が上がり、今回はゲストに胤森なお子さんをお呼びしての開催となりました。
私達全員が関係している洋服がテーマ。映画の内容の濃さ、世界を巻き込んだ経済システムがこんなにもガッチリ出来上がってしまっている事に改めて衝撃を感じました。
胤森さんからは、映画が作られた2015年以降のファッション業界での変化について、そして問題意識を持った時に声を上げる時のポイント、一人一人の消費者が企業に対して出来る事などについて話してくださいました。
その後のシェアタイムでは、次々に挙手でのシェアが続きとても盛り上がりました。
衝撃を受けた、という人が多いのはもちろんでしたが、胤森さんからのお話を聞いて、これからの自身の行動を具体的に考えた人が多かった事が、とても意義深く感じました。
また、参加者の方からも「また上映して欲しい!」「これはもっと多くの人に観て欲しい映画!」という声が上がり、背中を押される想いでした。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
Mind Seeds Cinemaさん 24/09/26 06:47
パレスチナ、ガザ、そしてイスラエルのことは東洋の東の端の日本に生きる私たちはとても遠く感じてしまいます。
でも、一方で世界中で今回のイスラエルによるガザ攻撃への反対の声が高まっているのに、私たちはわからないままでいいのだろうか?関係がないと思っていいのだろうか?
そんなときにこそ、
この作品のようにガザをパレスチナを理解できる入り口になる映画の力を感じます。
一日も早い人々の平安を祈ります。
旅するシネマ&カフェさん 24/09/25 22:54
当団体では、お茶とお菓子を用意し、上映後のお話会もセットで開催しています。
今回は、お子さん連れのご家族や高校生などにも参加して頂いたおかげで、普段感じる身近なモヤモヤ、ライフハックの共有などでも盛り上がりました!
以下、対話の時間ででた話の例です。
◎プラスチックは身の回りに溢れすぎていて、いきなり使用をやめるのは難しい。そんな中でも、自分たちにできる事は何なのでしょうか?
◎環境に優しい生活って大変だし、周りの人にも考えてもらうのは難しいし。けど、今できることを続けていかなければ。
◎普段は環境問題について考えることがなくて。こういう現状を知るともっと向き合わなければと思うし良い機会になりました。
◎柔軟剤を、お酢に変えるの、良いですよ!環境にも体にも良いし、実用的で!
難しく大きな問題にも、まずは知り、考えてみる所から、自分も含めてみんなで一緒に、一歩ずつでも前に進んで行けたらよいなと感じながらのイベント運営でした。
シネマダイアログかさまさん 24/09/25 18:39
種の保存、というテーマを聞くとどうしても身構えてしまいます。そういうことを語る人は、熱量が高すぎて引いてしまうか、頭でっかちな知識だけの辟易する人、というイメージが経験上定着してしまっていました。
この映画では、固定種を守る人、自らの技術で固定種の新たな魅力を引き出す人、と、理想を掲げるだけの空中戦ではなく、しっかりと地道な日々の活動を重ねている人たちの姿を拝見できて、ほっとすると同時に、自分こそ辟易されてしまう人間になっていないかと気持ちを新たにすることができました。
地道な活動は、周りに仲間がいなければどうしても孤独を感じたり、意味を必要以上に求めてしまったりするものです。そんなときに、ただ勇気をもらうためだけにでも見たくなる映画。そんな感想を抱きました。
「もったいないキッチン」とも通ずるところもあり、同じ食の分野の話でも全然毛色が違うと感じるものでもありました。
山小屋シネマさん 24/09/25 16:38
宗教的指導者として語られることがほとんどの二人が、宗教的背景を抜きにして「JOY」について語り合う。その説明を聞いただけで、ずっと上映したいと思っていた作品でした。おかげさまで、新しいお客様を得ることができました。
色眼鏡で見てしまうことを避けるために、お二人に関する情報はほぼインプットせずに見ましたが、見終わった後には、宗教的背景も含め、お二人のことをもっと知りたくなりました。日本は無宗教と言われますが、実際には宗教に対する偏見に満ちていると感じています。神道や仏教の素地もあるわけで、そんな中で宗教を「生きる上での困難に対峙するための哲学」と捉え直せば、宗教の見え方も変わり、宗教者を色眼鏡で見ることもなくなるかも知れない。そんな手応えを感じた経験となりました。
今後も、定期的に上映会を開催していきたいと思わせてくれた作品でした。
山小屋シネマさん 24/09/25 16:38
この度は大学の医学部キャンパスで映画会を開催しました。「医学生 ガザへ行く」は開催者である私を含めた主人公と同じ年代の医学生にとって、大変刺激となる内容でした。ガザでの若者たちの日常をリアルに感じることができ、とても良い機会でした。参加料は無料で、上映前と後にガザ支援の募金を呼びかけ、会場に来たほとんどの方から募金を頂くことができました。今後も同じような機会があればぜひ映画の上映を企画したいと思います。
ありがとうございました。
kazusa.12.27.h.uhuhu@gmail.comさん 24/09/25 16:25
上映会を企画するまではまったく知らない映画でした。
でも、上映会の終了後には評価が一変していました。これは、日本人なら全員読んで欲しい…と思います。
TEDのシーンから始まるわけですが、ぜひこのときのTEDも合わせて上映したいと願ったものでした。映画単独としての完成度の高さがこのテーマの描写を可能にしているわけですが、やっぱり生の声も聞きたいという思いがあり。映画を見て、感想をシェアして、そしてTEDを見て、また語り合いたい。そんな上映会の企画が見えてきたように思います。
おそらくこの映画は、公開の際にも国内ではほとんど話題にならなかったのではないでしょうか。しかし、映画そのものは、世界中のすべての人に見てもらいたいと思うほどの仕上がりとなっていました。物語を追っかけているうちに、フィクションとノンフィクションの境目が溶けていく。それこそが、映画というメディアの真骨頂なのではないかと思います。
山小屋シネマさん 24/09/25 16:01
こちらも2回目の上映でしたが、内容が記憶に残っていなかったので新鮮な気持ちで観ることができました。
アート、とひとくちに言っても絵画のようなスチルアートと、演劇のようなパフォーミングアートはなかなかに性格が違います。そもそも、アート作品そのものから何かを得たり引き起こされるということはあるのか、作品自体というよりも、作家との関係性によってぐらいしかそういったことは起きないのではないかという話が感想シェアの時間に繰り広げられました。
アートは世の中には必要なものです。なぜならば、わたしたちの日常に新たな視点を与えてくれるからです。そういった言説はよく見られます。しかしそこには何かしらのドラマ(物語性)が必要であり、ただ絵画を見てもそこまではたどりつけない…というのが個人的な意見でした。
だからこそ本作では、絵画を収集してアートの森を作ったお二人の人生が物語となっていることで、新たな視点を与えてもらったように思います。しかしながら、絵画そのものをなぜここまで収集するのか、そこの部分については最後まで理解も共感もできないままだったのが少しだけ残念です。それが、前回の上映が記憶に残らなかった原因かと思います。
山小屋シネマさん 24/09/25 15:46
この作品の上映は2回目でした。
また、前回とは違って、現在では主催者が田畑の耕作を行っているので、より実践的な目線から川口さんたち出演者の言葉を聞くことができたように感じました。
お客様はさすがに前回とは違うのですが、実際に川口さんの本を片手に畑仕事に励んでいる方でした。おっしゃっていることが分かるような、わからないようなという雰囲気でした。。
途中、盛り上がってここでクライマックスかな?と思った後に結構な時間、続きがあるなどして、映画としての魅せ方にはまだ改善があるように感じたのが少し残念と言えば残念です。
川口さんはもう亡くなってしまいましたが、彼が言わんとすることをより解像度高く認識するために、そしてそれを翻訳してより多くの人に伝えられるように、今後も定期的に上映できればと思います。
山小屋シネマさん 24/09/25 15:11
※ 上映者の声投稿数で集計