「パーマカルチャー」という言葉を聞いたことがなく、どんなものなのかまったく知りませんでした。
観る前は、「必要なことかもしれないけど、自分にはできるのか?」という気持ちがあり、少し距離を感じながらのスタートでした。でも、実際に作品を観てみて、これまでのいわゆる「エコ活動」とは少し違う印象を受けました。
特に新鮮だったのは、「円環(サイクル)」をイメージさせる考え方。自然の流れの中で、無駄なくすべてがつながっていくような仕組みが印象的で、単なる節約や我慢ではない、新しい視点だと感じました。
また、「脱炭素」という言葉も映画の中で初めてしっかり理解できました。これまでは何となく聞いたことがある程度だったのですが、環境への配慮がどんなふうに行動につながるのか、少しイメージが持てるようになった気がします。
パーマカルチャーは、田舎で広い土地がある場合しかできないのでは?と思ったが、そうとも限らないことも知れました。実際に都市の中でも実践している例が出てきて、「こんなやり方もあるんだ」と驚きました。多様なスタイルがあるのは、すごく魅力的です。
「とてもいい活動だな」と感じる一方で、理想だけでは進まない部分や、実際に運営していく上での問題点など、もう少し現実的な面も知ってみたいと思いました。そこまで含めて学べたら、自分にできることも見えてくるかもしれません。
以下、感想会ででた意見です。
まず、「自分も地域の菜園コミュニティに参加しているけど、そこでの活動を思い出した。パーマカルチャーという言葉は知らなかったが、菜園の代表者が良く言っている理念にとても近いと感じた」という声がありました。
「すごくいいことだとは思うけど、自分が実際にやるのはなかなか難しいかも」という正直な意見もありました。理想と現実の間にはギャップがあって、それをどう受け止めるか、という問いも投げかけられた気がします。
また、作品の中で「道(みち)」について触れている場面があり、それを聞いて、自分が続けてきた合気道の理念を思い出したという人もいました。合気道で学んだことが、作品のメッセージと重なる部分が多くて、改めて「道」という考え方の深さを感じたそうです。
みんなそれぞれの立場や経験から、いろんな感じ方をしていて、作品を通して豊かな対話が生まれました。
大東市 アクロス&DIC21さん 25/05/31 19:57
本日は上映会8回目、15名以上の参加者があり共感いただける方が少しづつ増えている事を実感しました。
今回の作品について、グリーンウオッシュというキーワードを知りながらも、その実情を深く知り得る事がなかったので、世界各地の現地の映像に驚きの声がありました、椰子の田畑が自然破壊に繋がっている事実、シンガポール各国などでの空気汚染、ドイツの炭鉱採取がいかに生活を壊しているか、、、等々。
特に日本ではこれらの事実が隠蔽され、大企業の都合のいいイメージ戦略ばかりがメディアを覆っている中で、嘘か真かを見極めるのはなかなか難しいなと。が、それでも私たち消費者1人1人が知恵や意思を持って選択するという行動を、より多く連携すれば、いずれは変革が起こせるのだと、そう感じる作品でした。
ラストの星の王子さまのメッセージが身に沁みました。
ありがとうございました
KOSUGI-de-Cinemaさん 25/05/31 17:39
サステナビリティを強調する広告が増えてきて、疑問だったので上映することにしました。
主役の2人が、企業に対して厳しく、鋭く、追求していて、様々な側面を知ることができてよかったです。
一見誠実そうにみえる、企業のサステナビリティに関する表明は、並べてみると曖昧なことばかりだとわかります。
企業の不正に対して現場で戦っている人たちの姿を見て、力強い連帯に胸が震えました。
参加者からは、製品のラベルをよく読むようにしたい(パーム油が使われていないか)、無駄な物は買わないようにしていきたい、企業の不誠実な姿勢に対して怒りを感じる、友人たちと環境について話したいという感想をいただきました。
ここさんぽさん 25/05/31 01:12
今回は、ハーブ&ドロシーがコツコツ「コレクション」しているストーリーにちなんで、上映後に、コレクションしているもの・していたものについて発表しました。
ついついご当地の民芸グッズを買ってしまう、小さい物を集めたくなる、ガチャガチャを回してしまうなど…
ハーブ&ドロシーの数にまで及ばずとも、何かを好きで集めるって、人生が楽しくなりますねと、話が盛り上がりました。
前回は、『Simplife』を上映し、今回の作品とは真逆の「いかにモノを少なく暮らすか」というキーワードがありました。
どちらの映画も鑑賞し、その対比を楽しんでいただいたお客様もおられました。
ハーブ&ドロシー2も上映したいと思います。
錢屋シネマさん 25/05/29 16:38
私たちがお座敷シネマを始めたのは、湯平温泉という湯布院の奥にある小さな温泉旅館街です。現在、まちづくり協議会で進んでいる小水力発電によるエネルギーの自給への道。しかし、難しい部分も多く、少し希望を失っているのではないかと感じていた中で、この作品の中の様々な実例を地域の代表者の皆さんと共有でき、「やっぱりこの道だよな!」と嬉しい感想を沢山いただき、良い機会になりました。
また、この作品は10年位前の情報であることを申し添えて、現在の状況、ソーラーパネルに関しては特にその使い方に危機感も感じていましたので、そういった問題点も参加者と共有し、さらに私たちも意識を持って見守る必要があることを相互に確認しました。
電気会社に任せきっていた電力を自分たちのまちで自給することの意義は大きいですね。何より実例の中で皆さんがワクワクとアイデアを出しながら取り組んでいたことも心に残りました。
現在、情報やメディアの多様化の中で、昔のように茶の間に集まって同じ番組や作品を見るという機会も減ってきました。家族でさえです。それによって他者との繋がりを失った部分もあるんじゃないかなと感じていたので、こうして上映会を開くことで、世代の異なる住民同士、お客さん同士で同じ作品を観て、対話できる時間はとても有意義だなと実感できました。引き続き私たちもお座敷シネマの取り組みを続けていきたいと思います。
*当事業は、由布市の補助事業のため金額設定を低くしております。
湯平藝文會(YACA)さん 25/05/29 12:26
山形は田んぼや畑、山に囲まれ旬の食材に恵まれた地域ですが、それが当たり前すぎて本当の豊かさに気が付かないことがあります。改めて農業、食文化の大切さを考えるきっかけとしてアリス・ウォータースの哲学に触れようと周りに声をかけました。そしてせっかくなので鑑賞した後で地元の食材を使った身体に優しいごはんを皆と食し心が満たされる時間を共有しました。「日本に住んでいる皆さんは幸せですね」というアリスの言葉が「山形に住んでいて幸せですね」とも捉えられるようなたくさんに気づきがありました。とても好評だったのでまた企画したいと思います。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
なりぶうさん 25/05/28 16:18
「みらいカフェ」自主上映会(in旧縁寺)に多くの方に参加していただき、みなさんと感想をシェアしました。
「この映画のことを知らなかった」「いつか観たいと思っていた」「10年以上前にバングラデシュでこんなひどい事故があることを知らなかった」「好きで買っていたファストファッションの服の背景でこんなことが起きているなんて全く知らなかった」「今やウルトラファストファッションが現れているけどどうなの?」という声がたくさん。
10年前とさほど変わらぬ現状からして、今なお、この映画を上映する意義を強く感じました。
また、子供たちにもわかりやすく編集して上映してほしいとの声も多数上がりました。
ファッションは毎日のことなので、この映画を観たことにより、今までとは違う選択をする方が増えるのではと思われました。
ファッション業界も大きくかかわる貧困の格差、人権侵害、環境破壊、気候変動といった諸問題を解決することは、とんでもなく困難な道のりに感じるけれど、何も考えず何もしなければ、何も変わることはありません。よりよい未来のためには毎日のお買い物、一人一人の選択が大切なことを認識し、できることを皆さんと一緒に取り組んでいこうと思っています。(みらいカフェM)
以下に匿名でいただいた参加者アンケートを抜粋して掲載させていただきます。
みなさまご協力をありがとうございました。
・「ビジネスや経済が拡大すればするほど、お金が循環して、企業も人々も皆が幸せになり、世界が笑顔で満たされていく」という理想を持って、以前は銀行に勤めていました。
しかし、昨日の上映会で、発展に伴う闇の部分、世界で起きている真実を知って、目を覆いたくなりました…
労働問題、人権侵害、自然破壊、環境汚染、健康被害…大切な命の犠牲のうえの発展とは…と考えさせられます。
なぜ、なぜ、なぜ…どうしたら良いのだろう…ぐるぐる頭を巡っています。問いの先には、必ずまた新しい問いが生まれ、ずっと続いていく。
それは果てしないことで、途方に暮れることかもしれないけれど、答えは出なくても、正解に辿り着かなくても、それでも問い続けることを諦めないことが大切なんだろうと感じます。
また皆さんと一緒に話せたら嬉しいです!
・子供を産んで、食や消費について考えるようになった。食べ物には気をつけているものの着るものについて考えることがなかった。知らないことばかりだった。ファストファッションが大きな犠牲の上に成り立っていたんだと思い知らされた。これからは少し服について考えていきたいと思った。小さなことから取り組んでみます。
・ファストファッション、消費生活の裏側の現実を「知る」ことは自分も含め、もっと広がっていくことが大事だと実感した。
・毎回何気なく着ていた服に対して意識が変わるきっかけとなりました。今回の映画を観ることによって服・食物をはじめ、自分を取り巻く環境に対して考えていこうと思いました。
・学生時代、服飾に関わっていたにもかかわらず知らないことばかりでした。「お金は目的ではなく何かをするための手段」は自分のテーマであり、うれしかったです。「We have to change」という言葉が印象的でした。
・ビジネスは愛が根底に、みんなが幸せになるシステムであってほしい
・衣服工場の崩壊事故をニュースで見ていたけど、もうすっかり忘れていました。ショックでした。日頃、こうしたことを考えずに生活していることに危機感を覚えました。
・前から労働者が大変ということは知っていたがこんなことになっているとは知らなかった。 (20歳以下)
・同じ人間同士だけど、国や立場によって公平に関わることができないことがもどかしく感じた。 (20歳以下)
・自分たちが着ている服はバングラデッシュの人たちなどが作ってくれたものであってあそこまで苦労して作ってくれているので大切にしたいと思いました。そしてもっと服のことについて知っていきたいと思いました。 (20歳以下)
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
宮下緑さん 25/05/28 16:09
自然と共に、地球を愛おしく思う気持ちを大切に過ごして生きたいと思いました。恵まれた自然に感謝し、そこに住むみんなが幸せになるように、自分の役割を見つけながら、楽しみながら暮らせたらいいなぁと思います。助け合いながら支え合いながら、自分ごとのように、自然、生き物、植物、全てが大切な家族のようにそう思いながら過ごせたらいいなぁと思いました。
Green theaterさん 25/05/28 15:43
今回初めて映画上映会を実施しました。初回ということで集客に苦戦しましたが当日は上映会に25名、ダイアローグに9名の方にご参加いただきました。参加者からは「食品ロスの現状を知ることが大事だと思った」「食への意識が変わった」などの感想が多く、食に対する新たな気づきを得ていただけたようです。その後のシネマダイアローグでは、参加者同士で普段から実践している工夫(ゴーヤのわたの天ぷらやビワの種の甘露煮など)をシェアし合い、会場は大いに盛り上がりました。私自身も、日常生活で無理なくできることからコツコツと始めていきたいと感じました。今回はありがとうございました。
hakata-c@hibiya.co.jpさん 25/05/27 15:23
※ 上映者の声投稿数で集計