今回の上映会は初めてのご参加の方も多かったですが、「また参加したい」「大変良い作品だった」と言っていただけるほど、この映画『大海原のソングライン』は大変好評でした。
登場する民族の方々を見て演奏を聞いていると、私たちの便利なくらしにより、その笑顔を壊してはいけないな、と感じさせてくれます。
参加された方々からいただいた感想の一部です。
・自然の偉大さ、海、川のすばらしさを再認識できました。
・私たち人間は生物の中では小さな集団なのに、自然に大きな影響を与えていることしっかり考える必要がある。
・音楽は人の気持ちをやさしくする。環境問題を考えていくきっかけにもなりました。
学びがあった良い映画だったので、周りの人にも伝えたい。
・自然物からできたものから現れる音楽は心地よい。歌が想像以上に良かった。
・なんでもネットで調べればすぐにわかる現代。未知の大海原に出ていく古代の人たちの冒険心はすごい。
などなど、たくさんの感想をいただけました。
この作品は、また当館で上映させていただきたいと思います。
みずから考える上映会さん 23/05/04 21:34
「軍隊をなくしたことで弱くではなく、強くなったのです」
「私たちを守ってくれるのは軍隊ではなく、法です」
「軍備への投資をやめ、教育に投資することこそ発展の道です」
幸福度№1の平和国家を築いてきた人たちの言葉です。
世界に誇れる憲法を持ちながらそれを生かさず、軍備拡張にひた走る日本。今、世界中の人に見て、考えてほしい映画です。
上映後にたくさんの質問や感想、意見が出され充実した学習会となりました。
安田喜正さん 23/05/03 10:15
ダムを壊してからの自然の回復力に自然の偉大さを感じました。
ダムやメガソーラー、人間の愚かさや傲慢さにガッカリする反面、人間だから出来る知恵を絞って共存の道が探せないものかと感じました。
CATFLIXさん 23/04/30 13:55
今回は超満席となるなか、自然農をやられている方やシードバンクを実践されている方なども参加されて、上映後の意見交換会はいつにもまして大いに盛り上がりました。
Jaja's Theaterさん 23/04/30 09:59
まちで戦闘が行われていてもワインを手放さない人々の姿に強い印象を受けた。ワインは人生そのもののようだ。以前、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で荒れたまちを訪れたときも、まちのあちこちで人々がグラスを傾けていた。時々、砲撃があるというのに。ワインは戦争への抵抗の証なのだろうか。
みどりアートパークさん 23/04/27 16:28
今回の上映会は、4月22日の世界的な環境記念日「地球の日=アースデイ」に合わせて京都で開催している「アースデイ in 京都」という催しの中で、『アースデイ星空シネマ』という野外上映会で、フードロスをテーマにした『もったいないキッチン』の上映会を行いました。
オープニングトークでは、映画にも登場されている若杉ばあちゃんこと若杉友子さん(京都・綾部で野草のお料理をされていた方)や、京都の発酵食堂カモシカの店主 関恵さん、400年続く木桶で本物のお酢をつくるお酢屋さん「中野商店」代表の中野善之さんをゲストにお招きして、「もったいない」をテーマにしたトーク対談も行いました。
4月の夜はまだまだ寒くて、ダウンコートを着ている人もいるくらい。みんなで寒い寒いと言いながらも、最後まで楽しく見させていただきました。
全国各地で活動する方々や、その土地の余った食材を工夫して食べる知恵などを知ることができて、とても充実した時間となりました。
持田博行さん 23/04/25 23:24
情熱や信念を持って自然保護に取り組んでいることがすごい。オサ半島でやれていることを、自分達の地域でも。まずは自分に出来ることで1歩ずつ自然保護に取り組んでいきたい。
ラボラトリオツルーガさん 23/04/25 14:59
大人12名のほか、乳幼児3名の参加でした。
以下、参加者からの感想です。
◎対立せず、歩み寄って”やさしい未来”をつくろうと、日本でもいろんなアクションが行われていることにビックリした。行ってみたい。都会でも繋がりあえる、寄り合いの場を作れたらいいなと思った。
◎普段考えていることが映画になっていた。シュタイナーの考え方と近かった。人類共通の想いだと思う。映像がきれいで、音楽もよかった。
◎フランス人だから見える視点だと思った。日本のメディアでは取り上げられることがほとんどない。
◎教育に関心がある。オルタナティブスクールがもっと増えたらいいなと思う。
◎子づれでも気兼ねなく参加できる「ママパパシネマ」に参加できて、嬉しかった。映画で紹介されていたところに子どもも連れて行って、自分で感じてほしいなと思った。
◎国政はdarkだけど、地域から変えていけるという言葉に共感した。「できる」と思って、わずかでも進んでいくことが大事だと思った。
◎「循環」「わかちあい」が印象に残った。下北山村のおばあちゃんのシーンも印象深かった。「一緒に生きていく」ことを大切にしたい。
◎映画で出てきたところは知っているところも多かったが、下北山村のおばあちゃんのシーンと、ヒッチハイクのシーンが印象に残った。実践していきたい。
◎自分の普段の生活を振り返ってみて「甘っちょろい」と反省した。マクロとミクロが繋がっていると感じた。
◎選挙に立候補し落選したが、当選しても落選しても、このタイミングで観ておきたいと思って今回企画した。4年ぶりに観れて良かったが、選挙前に観ておけばよかったかも…。政治以外の方法でも、地域を変えていくことができる。今後の活動のためのいろんなヒントをもらえた。
ママパパシネマ実行委員会さん 23/04/25 14:35
大人8名のほか、乳幼児2名の参加でした。
以下、上映終了後の感想交流で出た意見です。
●みんなそれぞれ違うところで生まれて、文化も宗教も民族性も違う人が集まって、互いの価値観を理解し合うプロセス。ひとつになっていく。学校ってすごいなと思った。
●バベルの学校のタイトル。旧約聖書には神に近づくために高い塔(バベルの塔)を作ろうとした。それを知った神はなんて傲慢な態度だと怒り、それまで同じ言葉で話していた人間の言葉を変えたとある。旧約聖書の話とこの映画がリンクした。最初互いを理解し合えなかったが、最後は互いを認め合った。意味が深いなと思った。
●日本の文化はみんなが同じ。世界的に珍しい。この映画をみて改めて、日本の文化は同調圧力が起こりがちな土壌があると思った。
●多様性を認める、大切なことだと思うが、中にはその中に身を置くことが辛いと感じる人もいるのも事実。自分が心地いいと思える場所を探すのも大切だと思う。
●同じ人が集まると、ちょっとした違いでも敏感に感じることもあると思う。違うことを指摘し合わないことが多様性なのか?人と違っていいと気付きを得ることかなと感じた。
●一口に多様性、どこまでって感じた
●色んなところで分断が起こっていると考えたとき、究極のところ「生きてていい」という基本に戻る。自分の心地よいところに身を鎮める。ありだなと思った。
●一人一人の多様性を認め合えば向上していくという訳でもない。日本の学校は構造的な問題も多いにあると思った。
●多様性を認めあうということは、自分の中の差別に気が付くことでもあると思う。
とても良い時間となりました。ありがとうございました。
ママパパシネマ実行委員会さん 23/04/25 14:12
Earth Day Nagiに参加した方々に映画を見ていただきました。映画に合わせ、地域に眠っていた古米と昨年の里芋、スーパーで処分されるお肉やレンコンを材料としたハヤシライスも参加者に食べていただきました。
参加した地域の方から、「大切なことは、行動に移していくこと」「食べ物や資源を無駄にせずに過ごしたい」「映画を通して知れたことを、考えさせられることも多く、自分自身の問題としても、社会の問題としても考えていきたいなと思った」
また、映画を見た子どもからは、「前の学校にコンポストがあったから、映画を見て、自分もまたやりたいと思った」「他の国や場所でどんな取り組みをしているのかも知りたいと思った」
という感想が聞かれました。
元気コミュシネマさん 23/04/25 11:05
※ 上映者の声投稿数で集計