毎月1回ドキュメンタリー映画の上映をするという会なので、ドキュメンタリーではない『台北カフェストーリー』はどのように捉えられるのか少し心配もあったのですが、いつもと違う雰囲気だったけどのんびりと楽しめた、という感想が多かったです。
1回目と2回目の間の時間では、「編み編み企画」として、編み物が得意なスタッフが編み物やってみたい人に教えるという企画をしました。参加した方にはとても楽しんでもらえたようでしたが、教えるスタッフにとっても楽しい時間となりました。
物々交換ではなく、コトコト交換?ですが、映画のカフェのように、すまっこ上映会が来てくれる人たちにとって、それぞれの価値観を尊重しながらゆるく繋がれる場になるといいなと思いました。
下川すまっこシネマさん 22/12/04 12:19
大阪市下水道科学館にて、今月2回目の「ザ・トゥルーコスト」の上映会を開催し、計10名の方にご参加いただきました。
前回に引き続き、安く売られる衣服の背景にある生産者の過酷な労働環境や、工場排水による河川の汚染と流域の人々の健康被害などを知り、参加した方たちからもたくさんの感想をいただきました。
一例をご紹介します。
* * *
・物の値段に生産者への賃金や労働環境を整備する費用が含まれていることを考えなくてはいけない。
・汚れた水が川を流れるシーンが印象に残った。
日本のような技術がある国こそ、海外に行って水質汚染の問題に取り組んでほしい。
・私たち消費する者は、欲望と必要を取り違えてはいけない。その代償は計り知れないと知った。
・自然環境をもっと大切にしないといけないと思った。
・考えさせられることがたくさんあった。とても良い機会になった。
・このようなイベントをこれからも開催し続けていただきたい。
・バングラデシュで働く人々の状況など、普通に生活しているとなかなか見えないことが分かった。
自分自身しっかりと目を開き、行動していきたいと思った。
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40代~70代の年齢層の方が多かったですが、
「残る人生に何をしたらよいのか?と考えさせられた。」
「自らの生活を見直す機会となりました。」
「世界中の人々の苦しみ悲しみを知り、とても重い課題をいただきました。」など、年齢問わず多くのことを学び、考える機会にしていただけたようです。
当館の上映会の名称にある「みずから」は、「水から」「自ら」の二つの意味を持ちます。
これからも私たちの生活と水環境や自然環境との関りに触れた映画を上映し、みなさまと一緒に課題を知り、私たちに何ができるのかを考えるきっかけにしていくことができれば、と思います。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
みずから考える上映会さん 22/12/03 16:35
9月に準備していた上映会が台風で延期になったため、ようやくの第一回上映会が開催されました。
映画もテンポよく明るく考えさせられる内容でした。映画の後は地元でフードバンクを運営しているNPO理事長とのトークセッションと、参加者同士で感想をシェアするワークショップを行いました。参加者の満足度も高く、2回目が早くも楽しみです。
宮崎ソーシャルシネマさん 22/12/02 16:18
戦いを愛に変えるチカラとは?」「人類の危機をラブストーリーにできるか?」と問いかけてくる。もし、戦いを肯定するとしたら、そこに愛があるのか、と言うことだけなのかも知れない。
上映後の対話で映画の感想は想像以上に、肯定的な意見が少なく、日本人の感覚として、OCCUPYという言葉は強すぎるのかもしれないと感じました。
映画の中で、キング牧師の名言「愛なき力は暴力であり、力なき愛は無力である」が紹介されてました。
自分だけのためにオキュパイするのではなく、すべての人のために、暴力ではなく愛の力で1つになること。
対話の問1「自分が愛の力で変えたいものは?」
問2「愛という言葉で思い浮かべるものは?」
最初は小難しい映画だなと眉をひそめていた人も全人類的な「愛」とは?を再認識させてくれた映画だという意見もありました。
最後は社会を変えていくためにはまず身近なところに目を向けて、小さくても行動していきたいという場になりました。
キネマカマタさん 22/11/28 22:45
※ 上映者の声投稿数で集計