時間の短い作品でしたが、話題満載でした。
希少鉱物という言葉は聞いたことがあるものの、実際にどのように採掘されているかまではなかなか分からないものですが、その実態を簡潔・克明に伝えるすぐれたドキュメンタリー作品だと思います。
上映後の振り返りにおいても、驚いたという声や、子どもたちにも見せたいといった声が上がっていました。
やぶきSDGsさん 22/11/17 15:47
経済的に発展した国が、それに比例して幸福度があがるわけではない、ということに驚いたが、どこかで薄々気が付いていたような気もする。
何を幸せととらえるかは人それぞれだが、今回の登場人物の共通点をあえて考えるとすれば、「たくさんもつこと」「お金をてにいれること」「ひとから羨まれること」これらを持って「いない」。
持って「いる」のは、家族・友人・心から笑い合える関係・行うべきと自身が強く思っている活動をできていること、であるのではないかと思った。
以下、感想会で出た内容です。
・幸せについて考えていない時の方が幸せではないだろうか
・内容が盛りだくさんだったので、もう一度見たい。
・元気であること、健康であること、寝れることが、食べれること、それが幸せ
・脳科学で幸せを図っていたのが興味深かった。
・人のために何化することが一番いいのではないだろうか
・幸せを考える前に、不幸せについて考えることが多い気がする
・死をどのように受け入れるのか、悲しみをどのように乗り越えるのか
様々な感想を共有した中で、今回の上映会+感想会という試み自体が、面白いという意見をいただきました。
そこから派生して、どんな事業を行えば人が幸せになるだろうかという着眼点から、楽しそうな事業提案をみなで考える、という時間を作ることが出来ました。
感想会では、毎回違う結果になるのが本当に面白いです。
大東市 アクロス&DIC21さん 22/11/16 21:46
新しく島にやって来た若者が、今までの暮らしを捨てて0から生活を立てていく様子を見て、現代のあたりまえとされてきた価値観が本当に「幸せ」なのだろうか、ということが浮き彫りになる内容だった。
島の人たちが、持っているものは分け隔てなく与えようとする姿勢が印象的だった。
よく言えばフレンドリー、悪く言えば過干渉と思ってしまうような出来事もあるかもしれないが、自由は確保されているが誰にも助けを求められない、誰を助けることのもない生活もそれはそれで窮屈なのかもしれないと考えた。
感想会では、実際にこの島を訪れたことがある方の体験談を聞くことが出来た。
作品内では語られなかったが、この島は北と南を山で区切られており、山を通って行き来をする方法がなく、分断されている、といったお話を聞けた。
また、一から生活を起こすといった内容から、戦後、懸命に働いた自身の家族の歴史に思いを馳せたり、現在の自分の仕事を振りかえったりと、様々な想いを共有することができた。
映画『ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で―』
大東市 アクロス&DIC21さん 22/11/16 21:17
知識詰め込み型の教育が疑問視されつつある昨今。
学校とは、学ぶとは、生きるとは、という本質的な問いに自分の答えを持つ必要があると思わされる。
その時にサティシュの学校のような場所が日本にもたくさん出来れば、知識だけでなく、体験から学ぶことで、人が生まれながらに持っている感性を育てることに繋がるのではないかと感じた。
space.SUEMURAさん 22/11/15 15:10
私たちが普段食べているものについて改めて考えさせられた。
スーパーで野菜の産地に気をつけることはあっても、野菜の種についてまでは調べることはない。そもそも調べられるのだろうか。
自然の恵みである種が、ある企業に独占され、人間の都合の良い形に品種改良されている現実には、恐怖しかない。
space.SUEMURAさん 22/11/15 15:02
最初タイトルからのイメージで、ごみを使ったアート作品のお話だと想像していたが、実際はもっと深い、人間の本質的な美しさを扱った作品だった。
完成されたアート作品はもちろん素晴らしかったが、作品のモデル一人一人の人物像が丁寧に描かれているのが、完成された絵画作品そのものよりも、描かれているモデルとなっている人、その人自身が作品なんだと感じた。
space.SUEMURAさん 22/11/15 14:54
サティシュさんが語られる言葉のひとつひとつが、複雑な社会になっていく今の世の中で、生き辛さを感じている人にとっての、生きる指針になるのではないかと思いました。
space.SUEMURAさん 22/11/15 14:41
ロータスシネマは従来土曜日午後開催なのですが、初めての平日夜開催。いつもとは違った層の参加者がありました。
ひとつの作品を一緒に見ても「食育の重要性」「農的くらし」「政治にはたらきかけよう」「地域コミュニティの再生」「住民の自治」と関心も着目点もさまざま。だからこそ新たな視点を得ることができるのだなと、感想シェアの大切さを感じました。
そして、毎回主催者が一番得るものが多いのかもしれないと感じます。
今回の作品は、身近な食と農がテーマだったこともあり、誰の感想も一層響くものになったと思います。
ロータスシネマさん 22/11/14 16:01
生協の組合員活動として、昨年から今年の6月までzoom上映会を開催してきましたが、今回は初の実開催でした。
こじんまりした会場で、参加者も多くはありませんでしたが、大きなスクリーンで観ると心の入り込み方が違うと改めて思いました。
「もったいないキッチン」を観て、手軽さを求める食生活のスタイルとそれを促す商業主義などが、多くのムダを生み出していると改めて思いました。
土井善晴さんの言う「一汁一菜」のように、人任せでなく、また、世の中の情報や趨勢に流されることなく、むずかしいことではないシンプルなこととして食と向き合うこと。それが、生きていくことの根幹であることを、この映画に出ている方たちがそれぞれのかたちで教えてくれています。
今回のコロナ禍でもわかるように、お膳立てされたもの、これがいいよと言われたものを当たり前として受け入れる人がほとんどです。でも、ちょっと待って、本当にそれでいいの?私は本当はどうしたいんだろう?そんな問いが広がって行ってほしいです。それがフードロス削減にも結びついていくと思います。
からきたさん 22/11/14 06:42
※ 上映者の声投稿数で集計