より安くより良いモノを消費者に提供する、という企業理念・社会貢献の陰で、多くの労働者が過酷な環境で就労し苦難の人生を過ごさなければならない現実がここにある。富を求めた資本主義、自由主義経済が富裕層と貧困層の格差社会をつくっている。富の分配は富める者だけに決定権があり、就労者にはその富を享受することは許されていない。富める者は言う「この企業での就労がなければ彼女らはもっと厳しい現実に身を置くことになっていた」企業家が就労者へ過酷な現実を与えそこから富を搾取している説明にはならない。「限られた予算ゆえに、安価なことが購入理由の大きな要素であったが、これからは価格と品質といった表面的な現実の裏側をしっかりと考察したうえで購入していきたい。」といった声が多かった。消費行動は自分の労働環境につながっている。消費行動を見直す良い機会を得ることができた。
先進国企業が後進国国民を経済力で服従させ利益を搾取する。この映画は現代の帝国主義、植民地政策ドキュメンタリーである。その現実を変えるのは自分の一歩でしかない。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
シネマ・ルーチェさん 19/08/19 11:45
いままで、知らされている北朝鮮の実態に垣間見れたような気がします。
ドキュメンタリーでは、そのままの状況を見ることができるのですが、まず、現状をそのまま知ることが大切だと思いました。
もっとも、本当の姿のすべてを見せるわけにはいかないめんもあるのではないかと、思われたシーンもありました。
また、南北統一はほんとうに実現できれば、と思っていますが、現状の格差が大きいので、その後の南北がどうなるのかが心配になりました。
キネマ ケノービーさん 19/08/19 09:39
日本でも同じような思いをしながら暮らしている子どもは沢山いる。ちゃんと気にかけてもらえる、お世話してもらえることで、人に何かを与えることができるようになる、そこに幸せがあるんだな、という感想がありました。
また、僧侶に会いに行きたい、という感想も・・・
中学生の参加者からは大人になったら僧侶のような人になりたい、という嬉しい感想もいただきました。
atさん 19/08/16 11:05
※ 上映者の声投稿数で集計