鑑賞する前は、チベット僧と孤児のふれあいや葛藤を追うドキュメンタリーと考えていた。しかし、物語が進むにつれ、孤児となってしまう家庭の背景のみならず、どうにか子どもを託したいと望む家庭や村が多いことを知り、驚きを隠せなかった。
参加者からは、「ケースは違うが、日本でいえば捨て犬や捨て猫の問題と構造は似ているのではないか」との意見がでた。捨てられる、生命が危ぶまれる状態になってから救う前に、課題を見つけアプローチする必要ではないのかと。
眉を寄せて考えさせられる一方で、主人公の1人であるタシちゃんの表情の変化には優しい気持ちにさせられた。子どもが受ける影響というのは、よくも悪くも強いものがある。直接的な言葉では表現されていないが、ドキュメンタリーだからこそ変化していく様子を感じることができた。
39分と短めだが、内容はずっしりとつまっているとかんじだ。ぜひ、親たる人たちには見ていただきたいと感じる映画だ。
NPO法人キッズバレイさん 19/08/24 14:41
ふだんなかなか考えられない「平和」という大きいテーマについて時間をとって考えることができ、大変よかった。
ドキュメンタリーに登場する人々から、まず一歩踏み出すことの重要さを学んだ。私たちも、日々の生活をつうじて少しずつ「平和」について考えたり行動していきたい。
SDGs映画上映会さん 19/08/22 14:26
福祉の仕事をしています。地域のしあわせのために働くには、まず自身のしあわせを再確認する必要がある…という目的で研修会を開きました。
心理学や脳医学から裏打ちされた“幸福度”は説得力がありました。
自身の生き方を見つめたり、仕事のやりがいを感じるきっかけになりました。
宮古島市社会福祉協議会さん 19/08/21 12:05
映画には、脳科学、ポジティブ心理学、幸福学、マインドフルネス、チベット仏教、教育、社会活動、地域社会と、いろいろな要素が入っています。
上映前に近くの人と自己紹介、また上映後に近くの人と感想シェアで、とってももりあがります。
また、短い時間の上映なので上映後にトークセッションも開催でき、非常に重宝しています。
GRiD CINEMAさん 19/08/20 10:32
幸せは経済成長から生まれるのか?
グローバリゼーションの負の側面などを知ることで、経済成長がすべてを解決するというのは幻想だと気づかされます。
衝撃的ではありますが、改めてどんな風に仕事をしていこうかを考える機会にもなりました。
さらに、里山資本主義、シェアリングエコノミー、共感資本社会、そういった新しい経済活動の重要性がとても理解できるようになりました
GRiD CINEMAさん 19/08/20 10:25
「人間と植物と動物が共存する世界を創る」を理念としているNGO団体Tier Pflanze にはいって、初めての主催イベントをサステイナブルシアターという事業を通して今回行いました。
これまでは、映画を見てから交流会に入ってイベントが終了するシンプルなものであったけれど、せっかくなら映画にちなんだ企画を+α行いたいと思い、今回はワイルドクラフトハーブティーの用意と自分を振り返ることのできるワークショップをゲストを招いて行いました。
いつものサステイナブルシアターでは、名前の通り「持続可能性」にちなんだ映画を上映してきたため、動物や自然環境、エシカル消費などについての映像を選ぶことが多く、賛否両論に別れることが多いのですが、
今回はあえて、静寂を楽しみ自分を振り返ることで周りとの繋がりを感じてほしく、このテーマの映画を選びました。
結果としては、ハーブティーとワークショップは大好評で、映画をよりいっそう楽しんでもらえる重要なエッセンスとなり、運営側だけで言えばイベントは大成功したと思っています。
参加者の皆さんが映画を見終わったあとに沈黙の時間があったのですが、その後のワークショップでその沈黙の間に考えていたことが「場に出ていった」ことで、運営側も考えたこともないような考えがでたり、人と人との間の壁がなくなっていくような瞬間が見えたのは運営側が平和だなぁ、幸せだなぁと思えた素敵な瞬間でした。
ただ、上映中冷房の音や室温が寒くて気になってしまった方が多かったので、冷房は切るなどして調整してあげるべきだったと反省しております。
次回は「Simplife 」の上映を行う予定なので、そちらの集客を頑張っていきたいと思います!
the.rootless.0902@gmail.comさん 19/08/19 17:54
ゴミ処理場で働く人たちは
一体どんな人たちなのだろうと思っていました。
やはり、辛い過去や苦しい環境で生きていましたが
明るく、陽気な一面も見受けられました。
そんな彼らがアートというものと出逢い、どう変わるのか
はたまた変わらないのか、その後の人生など、見応えがありました。
環境問題というより、完全にアートからの視点の映画で
作品を作り上げていく一生懸命な姿が映っていました。
今までにない視点からのアートは大変魅力的でした。
多くの方に観てもらいたい作品のひとつです。
どんぐりの里シアターさん 19/08/19 14:28
※ 上映者の声投稿数で集計