戦時であるということは生に与えられたひとつの条件だー例えば性別とか、貧富とか、健康かどうかとかのようにーが、決して決定的なことではないとする生き方に目から鱗が落ちた思いだった。レバノンワインが世界から評価されるに至ったのは、戦時であるという生に与えられた重い条件をむしろ逆手に取ったとさえ言える。戦時だから何もできないというのでは既に死を意味するという非凡で不屈な人のあり方に敬意を抱く。
それは、閉じ込められたガザの人たちの絶望からは遠い明るさだと思った。
マザーアース&のさりさん 24/11/05 22:59
二階シネマでは毎月テーマを決めて2作品上映しています。11月は「パートナー再考」として、本作と「ジェンダーマリアージュ」を上映します。
参加者からは「昔映画館でやってた時、観たいと思って観れなかったからうれしい」という声もありました。
生死に関わる重い内容でないので、鑑賞後の心地よさがありました。現代アートをよく知らなくても十分楽しめるお話でした。
二階シネマさん 24/11/05 14:34
二階シネマでは毎月テーマを決めて上映会を行っています。
今月は「公共建物—破壊と創造にユーモアを♡」ということで、前半に「ダムネーション」と後半に本作品を上映しました。
一か月半前くらいにSNSで告知しますが、北欧に興味がある方、建築業界の方、関心をもってきてくださいました。主催者として、市のダム管理課へもチラシをもって伺いましたが、こちらの反応は特にありませんでした。
1時間弱の作品なので、あっという間に建物が出来上がります。字幕を頼りに観るにはストーリー展開が早く、少々理解が難しいところがありました。上映後「日本ではこんな施設は無理よね...」と意見でましたが、参加者にいなかった学生さんなど若い世代が観たら、どんな感想が聞けたかなと想像してしまいます。
前例のないことにチャレンジすること、新しいアイディアを肯定すること、よい刺激をもらえる作品でした。
二階シネマさん 24/11/05 14:28
この作品は生物多様性や生物の絶滅危惧に対する課題が主題だが、それ以上に課題に対して若者の認識がどのように変化するのかを丁寧に描いています。
課題に対する不安や疑問が、科学者や環境保護活動家との子どもたちの交流より具体的で実践的なものへと変わっていく様子、問題に立ち向かおうとする姿勢は、同世代だけでなくそれ以上の世代にも強い印象を与えることでしょう。
作品で描かれる若者の成長過程は、「自分にも何かできる」という意識を芽生えさせ、「主体性を持って動くことの重要性」を伝えます。
また、この作品は若者が環境問題にどう向き合うか、そしてそれを他者にどう伝えていくかについても示唆しています。作品の終盤にかけて、学んだことを自分たちで実践するだけでなく、他者に伝えることで社会全体の意識を変えようとする姿が描かれています。 複雑に絡み合った社会課題にどう立ち向かうかという難しい問題に主人公たちの意識変容のプロセスを示唆することで、若者だけでなく幅広い世代に「変化を起こす力は自分たちにある」というメッセージを伝えることに成功しています。
主人公たちの(特に女の子の)、顔つきが変わっていく様子が特に印象的です。
からびなシネマさん 24/11/04 18:00
上映することが楽しい作品でした。もちろん重たいテーマに重たい映像もあるのですが、海も森も美しく、音楽もダイナミック。自分のパソコンで観るのはもったいない作品だと思います。環境系の作品は、必ずどんなテーマでも気候変動に結びついてしまいます。罪深さを感じながら、常に「自分たちのできることは何か」を話し合える上映会でありたいと思いました。
ロータスシネマさん 24/11/04 15:23
大学の卒業制作の一環として、映画の上映会を開催。
企画・運営が1人という状況の中で、多くの大人を巻き込みながらイベントを開催し、結果的に60名近くの方々に見ていただくことができました。
この映画を知ったのは、6月。京都での上映会に参加し、映画の内容とその場に集まった人との出会いに感激した私は、どうしてもこの映画を地元・群馬の方々に見てもらいたいと思い、実行に移した10月末。
1日に5回上映を行ったのですが、メインとなる最終上映会では、集まった人同士で食に関する意識の共有をしたいと思い、座談会とおいしいシェア会を行いました。
生産者と消費者、それぞれの視点で語られる言葉の数々。
未来の食を守っていくためのビジョンを共有できた時間は、とても有意義なものとなりました。
シェア会で集まった食材は、白米、パプリカ、スープ、パン、クッキー、みかんなどなど…。
地域の繋がりを育むようなコミュニティデザインが実践できたので、良い経験となりました。
普段食べているものや行動を見直し、食材の背景に想いをはせるきっかけとなれば嬉しいです。
「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」
Bauerntochterさん 24/11/03 19:41
ちょうど2年前、横浜での上映会「戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン」に参加、関根健次さんと直接お話しする機会があり、ユナイテッドピープルさんの理念やCinemoサービスについて感心し、是非自分もやりたいと想って2年。念願叶って自分でCinemoでの上映会を開催できた事にとても感無量です。初回にこの作品を選び、改めて哲学的な示唆が多い良い作品であるなーと。参加者の方々とも、参加した経緯や映画を観た感想など素直なお気持ちを話していただいて、それぞれの方のストーリーとも相まって本当に良い時間であるなと感じました。引き続き、小さく緩いつながりで何か行動の一歩となるような、そんな場づくりを続けようと思います。
KOSUGI-de-Cinemaさん 24/11/02 08:47
10/26(土)、第202回銀座ソーシャル映画祭 x デモクラシーフェスティバル・ジャパン x 第21回プロギング部ラン&ピース(注:新会場@銀座)を開催しました。
とても良い参加者の集まりとなり、有意義な時間を共有いたしました。
イスラエルがガザを攻撃して今月10/7で1年が過ぎました。約210万人が住むガザで、多くの子どもを含む4万人以上が殺され続けています。
攻撃は緩まるどころか地域を拡大して続いています。この犯罪を日常から忘れ去られることのないよう、ガザをテーマにした作品を繰り返し上映しています。多くの人に考えてもらいたいです。
当上映会でガザに関する同作品を見たことのある方は、無料招待しますので、何度でもご参加ください。その際、ぜひ、新しい参加者をお連れください。どなたでも、お連れの2名目以降は半額にいたします。多くの方に関心を持ってもらいたいためです。
銀座ソーシャル映画祭さん 24/11/02 04:03
メッセージが強すぎず、気を張らずに上映することができました。
また、お客様もゆったりとみていただき、温かい雰囲気で終えることができました。
FUNNY FARMさん 24/11/01 19:10
今月は当館オープンデーや大掛かりなジャズライブのあった後だったり、天候が悪かったりで、来館者は伸び悩んでしまいましたが、アンケートの結果は通常会と同じくらいか、それ以上の満足をもって帰られたようでした。最後のクレジットで、映画の舞台となった建物はすべて、破壊されてしまったとありました。また、若者たちが未来を信じて語り合ったり、歌ったりしている様子を見て、とても切なくなったと感想を寄せた方が何人かいらっしゃいました。(幸い、どなたも命を落とされなかったとのこと)、、、今朝もラジオで、アメリカの大統領選でアラブ系の住民が、「理想を掲げる民主党のハリス氏より、戦闘を止められるトランプを!私たちをハリスを捨てる」と運動をおこしているニュースを流していました。ニュース解説者は、日本にいては伝わりにくい、リアルな現実、と話していたのが印象的でした。今後とも、世界の情勢と平和について考えるきっかけを与えてくれる映画を上映し続けたいと思います。
みどりアートパークさん 24/11/01 16:21
※ 上映者の声投稿数で集計