参加者は、おとな9名(スタッフ含む)、こども1名、計10名でした。
以下、わかちあいの時間での感想です。
・いい映画だった。
・「物の価値はその人の心が決める」と映画で言っていた言葉に共感した。
・カフェでの物々交換は物だけでなく、物語や歌とも交換していた。その人が価値があると思えば物でなくても交換の対象になるのが面白かった。自分は何を選ぶのかが大事だと思った。
・物との関わりに人との関わりがあり繋がりあっている、物を通して人と人との繋がりもできる。
・物との関わり方と別れ方、物への執着や熱量は人によって違う。
・明治生まれの祖母は「物にも命がある」と言って物を大事に使っていた。今は全てが使い捨て。物に対する価値がこの数十年で変わってしまっている。
・所有物にはいろいろな記憶や物語を持つ物がある。大事だと思っている物もいつか手放さなければならない時が来る。その時ちゃんと折り合いを付けてお別れできればいいな、と思った。
・店主が最後に自分の物語をつくりに旅立ったところに共感した。
・地球までも脅かす今の社会の在り方には疑問がある。私たちは店主のように束縛から自由になって、物だけでなく、生き方そのものから社会、地球まで考えないといけないと思った。
・今の社会は全てのもの、行為にまで値段がついている。この映画は「値札」ではなくて「価値」を付けていると思った。
・台湾という侵略され続けた歴史と多文化を受け入れてきた人たちだから、このカフェストーリーができたと思う。
・10年前にこの映画を観た時と感じ方が違う。自分の感じ方が変わるし、物に対しての自分の価値や、今の自分にとって大事なもの、ことも変わってくる。それを大事にしたい。
今回、オーガニックカフェ・ウインドファームさんの出店があり「カフェの映画を観ながらコーヒー。映画を五感で楽しむことができた」と皆さん喜ばれていました。
ママパパシネマ実行委員会さん 23/06/02 22:45
水や自然環境に関するSDGsや社会問題をテーマにお届けしている「みずから考える上映会」。
5月の上映作品は『最後の楽園コスタリカ ~オサ半島の守り人~』、今回は2回目の開催でした。
コスタリカは中国と四国を合わせたほどの大きさに、世界中の全動植物種の約5%が生息する、生物多様性世界一の国です。そんな豊かな自然も一時期乱開発され、崩壊の危機がありました。
その中でも情熱と信念を持って自然を守り続けた人々のおかげで、みごとに豊かな自然を取り戻していることを映し出したドキュメンタリー映画です。
スタッフがコスタリカで海外協力隊として活動されていた知人に事前にお話をお聞きしたところ、コスタリカは軍事を撤廃して、軍事費を教育と環境保護に充てているとのこと。
また、コスタリカの人々は自分の国を大変誇りに思っているとのことでした。
それは映画にも出てきた「エコツーリズム」に生かされ、観光客にも自然の美しさや生態系を理解してもらい、国民も外国の人も自然を守る意識が高まるというものです。それが経済と自然の両方を守ることにつながっているとてもバランスがとれている国でした。
そんなコスタリカの成功事例を見て、上映後の感想共有も盛り上がりました。
いただいた感想の一部をご紹介します。
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・情熱と根気とビジョンの3つを忘れないでいたいと思いました。
・コスタリカのエコツーリズムに参加してみたくなった。年齢がいっても働けたらいいなぁと思う。
・自然に悪影響を与えないよう、水の汚染などについて考えていかなければいけないと思った。
・日本の誇りに思う文化などを大切にしていきたい。
・観光と自然との調和。
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日本にも美しい自然がたくさんあります。観光客が戻りつつある今、まずは自国のことを誇りに思う気持ちを大切にして、コスタリカのエコツーリズムのようなことが実現できれば良いねという話もしました。
参加者さまと一緒に前向きな気持ちになれたような、とても良い上映会となりました。
みずから考える上映会さん 23/06/01 21:38
以前「もったいないキッチン」を上映した時に上映会を気に入ってくださったという方がご参加くださいました。
生物多様性世界一のコスタリカにおいて、人々の意識の高さやエコツーリズムを取り入れながら経済と自然保護を両立させていることを映画を通じて知りました。
スタッフの知人でコスタリカで海外協力隊として活躍された経験がある方のお話を伝え、参加者様からも経験に基づくお話をいただきました。
気負わずたくさんの会話をしながら、私たちの生活でできることや意識していきたいことを共有しました。
「壊れかけた自然も復活させることができることを知った。自分の行動が未来にどのように影響するかを想像することが重要で、1つひとつ考えてから行動したいと思います」
というご感想をいただきました。
お一人のご参加でもとても有意義にお過ごしいただけたようです。その後Twitterで当上映会のことをツイートしてくださり、次回はご家族と一緒にご予約いただきました。
このように少しづつでも映画を通して一緒に考える人の輪が広がれば幸いです。
みずから考える上映会さん 23/06/01 21:33
同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過し、同性婚は再び禁止されることとなりました。
同性婚を勝ち取るまでの闘いを5年以上に渡って撮影し続けた感動のドキュメンタリーです。
同性であっても人と人が愛し合っていることに違いはなく、正当な理由を説明できないのにも関わらず、それを妨げることはしてはいけないと強く感じました。
上映後の感想会で出た意見の一部をご紹介します。
・同性愛が本当にあるのか懐疑的だったが、鑑賞したことで少し感じ方が変わった。多くの人に見てもらいたい作品だった。
・日本でも同性婚が認められる時が来るのかなと思った。
・同性婚の子どもたちのことについて、法的に整備するべきだと考えた。
映画『ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~』
大東市 アクロス&DIC21さん 23/05/30 14:02
ラッパーになるという夢を持つソニータは、家族の手によって9,000ドルと引き換えに嫁がされそうになります。
夢を追いかけるか、家族との関係を守るかのジレンマを抱えながらも、音楽の力で道を切り開こうとする彼女の強い姿に感動しました。
上映後の感想会で出た意見の一部をご紹介します。
・日本に生まれてよかった。
・小さな女の子がよくやったと思う。夢が叶ってほしいと祈りながら見ていた。
・もっと他国の実際の問題についての映画が見てみたい。
・アフガニスタンに親として生きていたら何をしてあげられるかを考えさせられた。
大東市 アクロス&DIC21さん 23/05/30 14:00
生き方を考えさせられました/
最後のパーティの音楽シーンにこちらも踊りたくなりました/
ほんとうに見てよかったと思える映画で、いろいろなひとに話したくなりました/
現代の流通機構、経済の回し方では、ムズカシイ問題。哀しい/
じんちゃんさん 23/05/30 09:30
上映後に「一人では絶対に見ない映画を、ここで上映してくれてありがとう」と言っていただきました。映画を見ていると、(オバマ大統領の時ですが)今の状況と被っていたり
あれ?あの事はこういう事だったのかな?等色々と気づきが出てきます。ドキュメンタリーなのでテンポも速くてぐいぐいと引き込まれました。
日頃関心のない分野のため分からない言葉もあるし、テンポも早いので是非もう一度見たいねと感想を言い合いました。
コープ自然派京都さん 23/05/29 11:22
※ 上映者の声投稿数で集計