入場前から上映後まで映画「もったいないキッチン」の内容に因んだ出店や展示を行い、来場者へのフードロス・環境活動に対する関心を高め、全体として盛り上がりを見せました。
家庭から出る生ごみを堆肥化してハーブ栽培に活用する団体がエッセンシャルオイルの販売やアロマスプレー作りを行ったり、食の教育のために地元で畑づくりを行う方が市場では規格外となる地場産野菜を特別販売したりしました。また、フードドライブの寄付の募集や、廃品回収のプロによる業者の廃油処理のPR、食育ボランティア団体による食品ロスを減らす生活のアイデアを展示・配布するなど、多くの人にフードロス・環境問題について知って頂く機会となりました。
上映後、来場者のアンケートを収集しましたところ、「食材を大切に。無駄な買い物を止めようと思った」、「コンポストを再開しようと思った」、「もったいない精神よくわかる!実践しています」、「地元での取り組みを知ることができた」のようなご意見・感想が多く見られ、フードロスを実生活と結びつけて考えて頂くきっかけになったことと思います。
南足柄市文化会館さん 23/08/30 17:50
小さな渥美半島という地域での第1回上映会でした。
この地域で映画が見られるという事はもちろんですが、cinemoで取り扱っている環境や社会に関する映画のないように興味を持ってた詰まってくださった方も多く、映画を通じてみんなで未来を考えるきっかけとして、この先も運営していければと楽しみになりました。
上映した「もったいないキッチン」は食品ロスをテーマにしつつ、プラごみや福島の被災など、幅広い社会課題について触れる作品でした。
農業が盛んな渥美半島は、食の生産や流通に携わる方の多い地域なので、参加してくださった皆さんにとっても身近な話題で、考える機会になったのではと思います。
あつみシネマさん 23/08/28 19:48
今回の上映会は、小学生や中学生が「見てみたい」と当日参加してくれたほか、参加できなくなった方の代わりに連れて来られた大学生の方もいたりで、いつもより若い年齢層の人たちが多かったです。
アフタートークでは、「ファッションの問題に農業や環境も関係するなんて知らなかった!」といった感想が多かった中で、地域の洋服のお直し屋さんが、糸や布、衣類のいまの課題や、衣類のプロから見た「洋服を選ぶポイント」などをたくさんレクチャーしてくださり、参加者の皆さんは自分の洋服のタグをチェックしながら聞いておられました。
また、会場では橋本市のリサイクル・リユース促進団体「みんなで商店」とのコラボでリサイクル市を開催。
持ち込む方も、持って帰られる方もうれしそうな様子でした。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
はしのまち映画会さん 23/08/28 18:49
自然環境が破壊されていき
気候変動も益々厳しさを増す世界の中で
土地(環境)の一部になり、土地(環境)
と対話するプロセスの中で
自分がどのような生活をデザインしていくか
それが新しい文化となり文明となり
未来の子供にバトン出来るようになればいいな。
アナンタさん 23/08/28 12:57
8/26(土)昼、【祝GSFF10周年】第162回 銀座ソーシャル映画祭 x cinemo by ユナイテッドピープルを開催しました。
銀座ソーシャル映画祭を開催して、今月で10周年です。いつもと同じ会場ですが、ユナイテッドピープルの関根 健次社長をゲストにお迎えして、記念開催いたしました。飲み物付きで、ユナイテッドピープルワインも大好評でした。
いつもより多くの方々に参加いただきましたが、その多くが初めての参加者だったのも良かったです。
上映後に、ゲストトークを行い、映画舞台となっている軍隊を持たない国、コスタリカについてを中心にお話しいただきました。会場ではユナイテッドピープルワインを飲みながら、交流、談話が続きました。
【上映作品】
「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」(2016年製作/90分/監督:マシュー・エディー、マイケル・ドレリング)
銀座ソーシャル映画祭さん 23/08/27 22:35
こんな発想のゴミ焼却施設の案が日本で通る事なんてあるのだろうか?
こんなユーモアたっぷりのプロジェクトに大人たちは真剣でこんな社会は幸せだろうと思う。
北欧の教育はとても良い教育をしている、
そういう基盤があってこのような事が出来るのではないかとの意見がありました。
非常階段のハイヒールのくだりではどっと笑いが起きました。
CATFLIXさん 23/08/27 15:14
参加者のほとんどが21世紀になってからの草間彌生しか知らなかったので、前半生を知って驚きました。
この時代、女性としてもアーティストとしても新しいことに取り組んだ人間としての認識を新たにしました。
参加者の中には、草間彌生と松本の女学校で同時代を過ごされた方がおられました。
タイニーシアター・ガイアさん 23/08/25 19:24
参加者は、大人4名、実行委員6名、子ども2名でした。
上映後の参加者から以下のような感想が出されました。
●子どもが小さかったときは生協に入っていたが、もう一度食を見直したいと思った。経済的に厳しいと安全な食が手に入らない。裕福でも貧しくても、安全な食が手に入る取り組みはいいなと思った。
●マンション暮らし。コロナのときに一年間実家に戻ったが、実家の地域は戸建て多く、庭もあり、人間的な生活だと思った。工業的に生産されたものばかり食べている。「余裕」がないとできないかもしれないけど、「余裕」を持ち寄って一緒に畑をする取り組みは素晴らしいと思った。2014年の映画だが、今はどうなっているのだろう?
●ワークショップのシーンが印象に残った。「自分たちで取り戻そう」「スムージーで」というのが良かった。「愛」がキーワード。銀行から借りずに、自分たちで協同組合を作って取り組んでいるのも良かった。
●「愛で対抗する」と言って去っていくシーンがかっこよかった。つい最近畑を借りて、野菜作りを始めた。ゴーヤがネキリムシにやられて2個しかできなかったが、野菜の温かみを感じたり、野菜に対して「頑張っているな」と感じたりした。
●食が「経済優先」となっているのを変えたい。多くの人は、スーパーで「買う」だけ。すぐ近くに畑があれば、野菜が育つ過程を観れて、「気づく」ことができる。いまはそれが見えなくなっている。先日田んぼの草刈りをさせてもらって、気づいたこともある。教育のなかで食を扱うことが大事だと感じた。
●昨年秋に糸島市から福岡市にやってきた。2年前から農家になり、いま農地を買おうとしているが、新規就農で、機械を使わない、多品種…と普通のやり方と違うやり方をしようとしているため、こと細かく聞かれて、まだ農地を買えていない。でも、都会でやっていくことの意義があると思う。生きるための基盤となる知識(空気、水、土…)について知らないことが多い。そういう知識を知っていくことが基礎となる。「これから福岡市でやっていきたい」という思いを新たにした。
●8年くらい前から1反ほど畑をしているが、近所の高齢の農家を見ると「子どもに継がせたくない」という気持ちは分かる。たいへん。夏は草とのたたかい。自然農をやりたいけど、状態を観ながら、方法を変えている。具合が悪くても、畑に出ると良くなる。「個人の問題ではない。政策としてやらないといけない」という言葉が印象に残った。福岡市の「須崎公園」「藤田公園(博多区役所の横)」などでも畑ができたらいいなと思った。
●価格と賞味期限だけを見て、それ以外はあまり気にしたことがなかった。将来の子どものためにも、知識をつけたいと思った。映画のなかで、畑によって人のつながりが生まれていた。実家の地域でも物々交換が当たり前にあった。畑の良さを改めて感じた。
●最近子ども食堂に関わりはじめ、フードバンクから届く食品を見ていると、ジャンクフードが多い。日本では「食の貧困化」の問題と「食の安全」の問題が両立できていない。教育やメディアの影響が大きいと思う。福岡市の「須崎公園」「舞鶴公園」「海の中道のカジノ計画」などの問題について、食や畑を使った対抗運動の方法が参考になった。
●大名小学校跡地にできたリッツカールトンのところが人工芝なのは残念。
●幼稚園のことをキンダーガルテンというが、最近の保育園はビルの一室にあったりして、「子どもの園」になっていない。もともとドイツでは、園の周りに畑があり、野菜が育っていたらしい。自然は、人間の原点だと思う。
●たとえば、ポストハーベストの問題を知らないと、農薬をまいているのを見ても、何も気づかない。まず知ることが必要。
●政策提言は必要だけど、そのためには市民も力をつける必要がある。いまNPOで福岡市有地の森の管理を任せてもらえることになったが、まず自分たちでやった実績があるから。まず自分たちで実績をつくる必要がある。「コモンズ農園」をまず自分たちでやりたい。
ママパパシネマ実行委員会さん 23/08/23 15:51
※ 上映者の声投稿数で集計