この作品は、移民大国と言われるフランスが学校に設置している移民子弟向けの適応クラスの様子を記録したドキュメンタリー映画です。教室の様子、先生と生徒の会話、生徒同士の会話など、日常の様子をたんたんと記録した作品ですが、とても説得力を持った内容でした。参加した方々からも、先生の子どもへの接し方に感銘を受けたとか、生徒たちがしっかりと自己主張している姿に驚いた、といったような感想が寄せられていました。何よりも、フランスの言語や文化を一方的に押し付けるのではなく、生まれ育った国の言語や文化を大事にしながら適応させようという姿勢が感じられ、これからの日本を考える際のキーワードとなるダイバーシティやインクルージョンを学ぶのに最適の作品だと思いました。
やぶきSDGsさん 23/03/06 10:54
改めて当時の景色を見ることで、この震災の悲惨さを改めて認識し直した。
一人の男性の思い付きで、進んでいくプロジェクトだが、賛成の意見も反対の意見もどちらもあって、そこにはそれぞれの想いがあって、そのどれもが正しいということが、動きをまとめることの難しさになっている、というようなナレーションが印象に残っている。
また、こんな大変な時にそれどころではないと多く言われるだろうし、自身でも思うことがあるだろう。それなのに、どうして「花火を上げてみんなに少しでも元気を届けたい」という想いを起こして行動に繋いでいけるのだろうと疑問だったが、この計画を話した時に、ある少年が期待で嬉しそうに笑った顔をみて、絶対に成功させようと決意を新たにした、と語っていた話を聞いて、とても納得できた。
以下、感想会では様々な意見が出された。
・花火大会が開かれていることは知っていたが、こんなに大きなつながりだとは思ってもみなかった。
・こんなプロジェクトは自身の国(アメリカ)では無理かもしれないが、日本は成功させていてすごいと思った。
・画面が揺れるので少し酔ってしまった。それだけひっ迫した状況で撮影されたんだと思うと、より臨場感を感じた。
・みんながやろう!となってつながっていくことに心が熱くなった。
・被災の状況により2011年の時点では参加できなくても、そのあとの年で参加出来たり、このイベントを目標としたり、次の年にもつながることのできる試みなのがいいと思った。
感想が出された後、やはりそれぞれが2011.3.11に何をしていたのか、ということに想いを馳せ、みんなで共有し合う会にもなりました。
映画『LIGHT UP NIPPON -日本を照らした奇跡の花火-』
大東市 アクロス&DIC21さん 23/03/06 10:38
多国籍な子どもたちがいるのだろうという認識はあったが、なぜフランスに来ることになったのか、という背景が興味深かった。望んでやってきた子もいるが、ほとんどが彼らにはどうしようもない理由で来ざる得なかった、という事実が衝撃だった。
文化的背景によって命の危険がある子、母親と暮らすためや、よりよい教育環境を求めてなど、自分の想像が及ばず、世界にはこんなに困難な状況があるのだ、という認識を新たにできた。
教育現場では、気持ちを言葉で表現させていたことが印象的だった。早く言語を覚えてフランスになじませる、という目的もあるだろうが、子どもたちの心を育てる工夫でもあるなと感じた。はたして日本の教育現場はこれに類することができているだろうか・・・という疑問を抱く。
以下、感想会では様々な意見が出された。
・宗教の違う子どもたちがひとところに集まり、何か問題が起きるかと思ったが、お互いに尊重し合い、学び合っていた。宗教が理由で戦争が起きる現代だが、宗教は人々を分断させる理由ではなく、お互いの違いを認め合わないことが理由ではないかと考えた。
・何かを決断させるときに、「こちらの目をみて」と言っていたり、日本とは違う、先生の教育方法が印象的だった。
・昔は外国の子どもたちに会ったことはなかったな。自分が受けた教育と自身の理解の甘さについて痛感した。たくさんの人に見てほしい作品。
・彼らがとても大人に感じた。それは、自分の意見をしっかりと言えるからだろう。
・社会に出ていくことを念頭に置いて、そこに達していないのだからもう一度学び直そう、というような留年制度はいいなと思った。
大東市 アクロス&DIC21さん 23/03/06 10:25
午前の回・午後の回を開催し、下は小学生、上は70代まで、いろいろな立場の方に参加していただきました。
アフタートークも実施しました。日本との違いに驚くことから始まり、鎖国の歴史の影響、フリースクールの可能性など様々なトピックが出てきて、あっという間の時間でした。
事後のアンケートでは、「子ども達の言葉に学びがたくさんありました。見れてよかったです。」といった声が多くなんと回答者全員が「とてもよかった」と回答していました。ありがとうございました。
はしのまち映画会さん 23/03/06 08:45
映画鑑賞後、出荷できず廃棄にまわるお野菜を使った「もったいない野菜スープ」を、参加者みんなで食べました。それからグループディスカッション。①家庭での生ゴミ削減②食品廃棄物の焼却処理③出荷できず廃棄にまわる野菜④食品ロスを生まないまちづくり、の、4グループに分かれて活発な意見交換をしました。今回の上映会企画を通し分かったのは、軽井沢町のごみの多さです。長年町内のごみ問題に関わってきた企業の社長さんや、町議会議員さんなどからは「いいイベントを開いてくれたね!今後も応援するよ!」と嬉しい言葉をいただきました。ナカマノコエでは2023年、軽井沢町の食品ロス削減について情報発信したい考えです。今回開催した上映会で得られた新しいつながりを生かし、家庭系食品ロス削減と事業所系食品ロス削減のどちらにもアプローチできる発信を、今後したいと思います!
ナカマノコエさん 23/03/05 11:53
ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、2/24で1年でした。
平和を見つめて活動をしておられる方々をお招きし、映画の上映会とピースワインの試飲とトークセッション、フード・インスタレーションのイベントを開催しました。
取り扱いに悩む難しいテーマでもありましたが、映画やワインといった入り口により、参加者の方にも等身大で、入っていただけたかなと振り返っています。
良い機会を、ありがとうございました。
bokashi
bokashiさん 23/03/02 23:04
今回、字幕映画にもかかわらず、それをご了解いただいた上で、小学生を含む親子5組の来場もあり、プラスチック廃棄物問題への関心の高さを感じました。
映画のご感想は「大変ショッキング」「衝撃的な内容だった」など、映像が伝える事実は、やはりインパクトが大きかったようです。死んだ鳥のお腹を開くところなど、小さなお子さんにはつらいかなと思いましたが、多くは映像に釘づけになっていました。記憶に強烈に焼き付いたのではないかと思います。また、この状況をなんとかしたい、と多くの方に痛切に感じていただけたのではないかと思います。
一方で、課題が大きくて難しくて、自分でどうすればよいのかわからない、という声もありました。ディスカッションの中でも、自分だったら店舗でプラスチックを紙に変えてくれとはなかなか言えない、などの意見も出ましたが、感想の多くは、今回この映画を観たことで「意識が変わった」「自分のできることをかんがえてみたい」「できることから始めようと思った」といった内容だったので、そういう前向きな声が、ディスカッションに参加くださっている他の方に伝播していくようでした。
主催側もあらためて自分たちの生活の中での使い捨てを避けることや、買い物時の選択に、マインドフルになっていこうとシェアし合いました。
学校関係の方も参加くださっていて、ぜひ、学生、生徒に見せたいというお声もいただき、この事実を知ることの大事さを広くお伝えすることができたのではないかと思います。
この映画を観た人が増えれば、世界をきっと変えられる。そう思えた上映会でした。
SDGs映画上映会@がすてなーにさん 23/02/28 16:55
・自分にできる環境にいいことを少しづつ行うようにしたい。
・日本の水は恵まれているので大切にしたい。
・環境を守る活動の大変さを実感した。
・ひとりひとりの行動が大切だと思う。
エコットシアターさん 23/02/28 09:02
北朝鮮を取材した作品を扱うにあたり、韓国の方からの感想やコメントをいただきたいと思い、韓国出身の方をお招きした国際交流会を交えたオリジナル上映会を企画しました。
韓国出身の方曰く、この作品は韓国でほとんど観られていないとのこと(それがどのような理由でかは不明)、北朝鮮の風景や人々の笑顔に驚いた、とのことでした。また、韓国との文化や言葉の違い(夫を“世帯主”と呼ぶ、登場人物のメッセージの真意など)、日本人ではわからない気づきを数々シェアしていただけました。韓国では北朝鮮がタブー視されていた時期のエピソードには驚きでした。韓国人が北朝鮮人と話すことの緊張感、子ども時代に白頭山の歌を歌おうとして、公安に注意を受けてしまうなど。国家間の関係が民族を分断してしまう事実に脅威を感じました。
日本人参加者からは、北朝鮮の風景の美しさや日本の原風景に近く懐かしさすら感じられたこと、教育の強さ(自分も北朝鮮に生まれたらそういう思想が当たり前になるだろうと思った)、取材された人たちはある程度の地位や富裕層ではないか、などのコメントがありました。
交流会で参加者がざっくばらんに日本、韓国、北朝鮮のことを(政治体制批判を置いておいて)意見交換できたことはとても有意義でした。韓国文化紹介や韓国料理も振る舞われ、楽しいひとときにもなりました。
日本の占領時代も含め、私たちの関係は深く、朝鮮半島の課題は相互理解から解決していかなくてはならないと思いました。日本、韓国、北朝鮮がつながった貴重な時間でした。
シネマザガウラさん 23/02/28 08:00
地元の新聞に告知を掲載いただき、半分以上が初めて上映会に参加される方だった。
ディヴィッドさんを初めて知ったという方が多かったが、映画『シャイン』の大ファンで20年以上前にディヴィッドさんのコンサートに参加したことのある方もいらっしゃり、その当時、英語でお手紙を書いたところ、ギリアンさんからお返事をいただき、そのお手紙も人柄が伝ってくるようなものであったというエピソードをお伺いした。素人ながら音楽の良さに感動した、ディヴィッドさんとみていると人と人との壁をあまり気にしないで生きてもいいのかと思った、はじめの挨拶にどこから来たの?と聞くところが日本にはない感覚、など、いろんな感想が飛び交った会となった。
岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)さん 23/02/27 16:19
※ 上映者の声投稿数で集計