新着上映者の声

新たな交流のきっかけになりました

映画上映ののち、朝鮮族の方々と、東アジアの情勢に詳しい学者も交えて、上映&トークをしました。牧歌的な映画に映る景色や人々への好意的な意見とともに、検閲が厳しい北朝鮮では映画ではいいところしか写っておらず、実際にはもっと厳しいだろうという意見がありました。近いアジアの人々ともっとお互いを知り、繋がりたいという感想がありました。

映画『ワンダーランド北朝鮮』

山本佳史さん 22/05/10 20:50

2022ウナギネマvol.3『戦火のランナー』

太宰治『走れメロス』に以下の一節があります。
「それだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い! フィロストラトス。」

自分のすべてをかけて走るグオル・マリアルの姿に、このメロスの言葉を思い出しました。
人の命すら超越した大きなもの。
それはいったい何なのでしょうか?

内戦のために住む場所を追われたグオル。
兄弟もみな命を奪われた故郷に、それでも帰りたいと願う彼の心は、私には理解しがたいものがあります。
国という存在はそこまでして守らなくてはいけないものなのでしょうか。

また、ランナーとして活動を始めた後も、様々な困難が彼を襲います。
人とはこんなにも醜く邪悪な面を持っているのかと、絶望的な気持ちにさせられます。
しかし、困難を一つずつ乗り越え、常に前に向かう彼の姿に、人への希望と勇気をもらいました。

人としての尊厳、その国の国民であることの誇り。
多くの犠牲の上で勝ち取ったものだからこそ、こうした思いが強いのかもしれません。

太平洋戦争では日本でも多くの若者が、国を守るために進んで命を捧げました。
現代に生きる私たちは、2度とこのような悲劇を繰り返さないことを誓っています。
しかし、同じようなことは世界の至るところで今も起きています。

2020年の時点で、世界の難民の数は8000万を超えています。
その後もおそらく増え続けていることでしょう。
日本の人口に匹敵するほどの数の人々が、今も故郷に帰ることができず、苦しい生活を送っているのです。

戦争を1日でも早くなくそう。
文字にするとありきたりのものになってしまいますが、あらためてその思いを強くしました。
地球上に生きるすべての人々が、心安らかに過ごせる日が来ることを切に願っています。

現在、ウナギネマでは、新規会員募集中です。
月に2本ソーシャルシネマをオンライン鑑賞できて、年会費8800円(5/21までにご入会の場合)です。※2023年3月まで有効
ぜひこの機会にウナギネマへの入会をご検討ください。
詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
http://www.unaginema.com/

次回のウナギネマは5月21日(土)『幸せの経済学』

今、問われる幸せとは?真の豊かさとは?
人や自然とのつながりを取り戻す暮らし方を探るドキュメンタリー。
本当の豊かさとはなにか? それを、今こそ考える時ではないでしょうか。
GDPからGNHへ。グローバリゼーションから、ローカリゼーションへ。世界中に広がるローカリゼーション運動のパイオニア、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジが、人と自然とのつながりを取り戻す、「ローカリゼーション」を提唱します

詳細・ご予約はこちらからどうぞ!
https://2022unaginema04.peatix.com/

#映画 #オンライン #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ

映画『戦火のランナー』

ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 22/05/09 20:32

土に種を植えれば、貧困も解決できる!

衣食足りて礼節を知る、という諺がありますが、お腹が空いていれば、誰でもイライラしてしまいます。ご飯が食べられなければ犯罪に手を染めてしまわざるを得ない状況を解決するすごいアイデア。
貧困により、犯罪が多い地域。貧困により、ご飯が質の低い加工食品しか食べられない。
命を支える食品が、産業に組み込まれ、命と分断されている現実。生産手段がないことが、貧困時に危機的な状況を生んでしまう。

映画で、空いた土地に種を植えて、ボランティアがクチコミで広がり、コミュニティができていく。
健康な野菜をみんなで作り出し、ボランティアで手伝うと新鮮で健康な野菜を持ち帰れる。収穫した野菜をコミュニテイスーパーで手に入れられるように。
しかも、理想論ではなく、現実に行われている。

食べ物を自分で作ることができれば、餓死することも無くなるし、孤立することも無くなる、本当に素晴らしい取り組み。

コミュニティづくり、シェア、健康づくり、勉強になる視点は様々あります。必見です。

映画『都市を耕す エディブルシティ』

ancient beat clubさん 22/05/09 15:34

忘れてはいけないこと

上映後のディスカッションでは「心が動いた」「知ることが大事と感じた」などの感想がありました。

報道されていることが自分事にならずに流れていく時代、少し意識を変えることで、未来の子ども達のために、今、私たちにできることがあるかもしれないと考える良い機会となりました。

映画『抱く{HUG}』

サタデームービークラブさん 22/05/08 12:06

第28回 haishopソーシャル映画祭 × 第135回 銀座ソーシャル映画祭

フェアトレードミリオンアクションキャンペーンの
関連イベントとして開催いたしました。

1日1ドルで生活するって幸せなのか。
日本だと大体どれくらいになるのか。
そこで生活している人々は幸せなのか。

「生活する」ということを通してのみ学べることがある
ということを映画で感じることができました。

つながりの中で誰かが悲しい思いをすることがあってはならない。
頭ではわかっていながらも、その負の連鎖を止められていない現状で改めて「発展途上」は本当に「発展途上」なのか
そのような立場にそもそももうおかれてしまっているのではないか。
システムのあり方を考えさせられる映画の上映会でした。

映画『1日1ドルで生活』

haishopソーシャル映画祭さん 22/05/07 15:52

Rolling20'sシネマ ザ・ニュー・ブリード

「映画の終わりにはいつもスッキリしていたのに、この映画にはモヤモヤ感が残りました。それは、何かの誰かの役に立っているのだろうかというメッセージから伝わりました。私もフェアトレードで商品を扱っているのですが、同じ気持ちを持つ頃があります」と、観た方からのメッセージがありました。
私は、とても素敵な映画という印象です。社会的連帯経済などと言われて久しいですが、このような経済活動に希望を感じます。きっと、雇われて奴隷になるのでなく、自分で仕事を起こして、やっていきたいと思いました。

映画『ザ・ニュー・ブリード』

Rolling20'sシネマさん 22/05/07 11:25

『トゥルーコスト』オンラインイベント

コロナの感染拡大状況のため、リアル上映会を延期し、zoomオンラインイベントに変更して企画し直しました。

今回は初めてトークイベントも開催し、映画のテーマに合った活動をしている地元の方をゲストとしてお呼びしました。
町内でフェアトレードshopを運営している方にファシリテーションをお願いし、フェアトレードや古着販売などをされているゲストの方にお話を伺いながら、チャット欄に参加者の意見をどんどん書き込んでもらって意見交換しました(顔出ししてもらうのは、なかなかハードルが高いようでした…)

重いテーマの映画でしたが、トークタイムがあったおかげで、自分たちのできることなど前向きな話ができたことが良かったと思います。

----参加者アンケートより----

「衝撃でした!知らなければいけない内容だと思いました。衣類をリサイクルに出して貢献していると思っていたけど、必ずしもそうなっていない…自己満足だったかとショックでした。安易な消費者にならないよう、何が出来るか考えて行動していきたいです。」

「衣類に関わらず全てに通じる問題ですが、そのものができるまでをどこまで想像できるか。想像してどこまでそれを行動に反映させられるか、常に問われている気がします。まずは自分の行動として、何をどこから調達するのか、それは本当に必要か、よく考えたいと思います。」

「「安く手軽に」を作り出すために命が削られていることを突き付けられました。」

「昼と夜と参加しましたが、トークライブの内容が全く違い興味深かったです。以前からダーニングを身近で広めたいと思っていたのですが、需要が無いのでは?と不安だったのですが、ダーニング教室を開いてみようと思いました。なかなか田舎では古着やフェアトレードのお店に直接行くことがかないませんが、選択肢の1つとして頭に入れておこうと思います。下川はちょっぴり遠いですが、イベントやお店、大きな公園があり大好きです。最近はコロナのこともあり、お出かけできていませんでしたが、下川に行きたくなりました。」

映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』

下川すまっこシネマさん 22/05/04 15:22

「1日1ドルで生活」「タシちゃんと僧侶」の2本立て上映会

「1日1ドルで生活」と「タシちゃんと僧侶」の2本立てで開催したところとても好評で、短編ドキュメンタリーの2本立てをまたやってほしいと、リクエストをいただきました。

また、休憩時間には、以前に「トゥルーコスト」を上映した時に、服を長く大切に着るために自分たちのできることとして参加者から提案のあった「ダーニング」の体験スペースを設けたところ、こちらも好評で毎回恒例の企画になりそうです。

----「タシちゃんと僧侶」参加者アンケートより-----

「タシちゃんの心暗闇の変化していく過程が泣けた。僧侶の助けたい気持ちと、安易に期待を持たせるような返答が出来ないという気持ちとの葛藤が、痛く心に刺さった。その子の人生を預かるって重大な責務。本当に素晴らしい方。そんな素敵な「お父さん」に出会えた子ども達は、本当に良かったと思う。
どちらもバックは「貧困」なんだけど、どちらもコミュニティーが大事で、助け合う気持ちの大切さが伝わってきた。」

「子どものこころが救われる(または救われないことも、、難しい)お話がとても心にきました」

「タシちゃんと僧侶が面白かった。音楽もよかった。」


映画『タシちゃんと僧侶』

下川すまっこシネマさん 22/05/04 15:04

「1日1ドルで生活」「タシちゃんと僧侶」2本立て上映会

「1日1ドルで生活」と「タシちゃんと僧侶」の2本立てで開催したところとても好評で、短編ドキュメンタリーの2本立てをまたやってほしいと、リクエストをいただきました。

また、休憩時間には、以前に「トゥルーコスト」を上映した時に、服を長く大切に着るために自分たちのできることとして参加者から提案のあった「ダーニング」の体験スペースを設けたところ、こちらも好評で毎回恒例の企画になりそうです。

----「1日1ドルで生活」参加者アンケートより-----

「貧困という一言の言葉が、正しいのか?と感じた。どこをどう変えたら、貧困から脱する事が出来るのか?教育がどんなに大事か…安易に貧困って言葉で片付けられるものでも無く、必要な教育と環境整備が大切で、日本の貧困とは意味が全く違う。どんな環境でも、みんな笑顔で、おもてなしの気持ちがあって、私ってちっぽけな人間だなって思った。1日1ドルじゃないけど、どんな状況でも、生活出来ている事にもっと感謝していこうと思った。」

「自分は何ができるか、なにをすべきかを改めて考えるきっかけになりました。物資やお金ではない「愛」や「思いやり」のパワーって一番大きな変化をもたらすよな。」

「内容も上映時間も集中して見られて良かったです。今後も、すまっこシネマさんセレクトの映画を楽しみにしています。
自分に何が出来るのか?と考えさせられる作品でした。」


映画『1日1ドルで生活』

下川すまっこシネマさん 22/05/04 15:02

武器を持つ事について改めて問う

シリア内戦後10年以上が経ち、当初のアラブの春は影も形もなく、両者武装して争った結果は虎視眈々と狙う各国に付け入られ荒廃した国土と多数の難民を国外に放出した。
この前列を踏まえて今、ウクライナで起きている出来事について、今後の世界について、自分が考えていくべき焦点を見つける契機となるような映画でタイムリーな企画とする事が出来たと思う。

映画『それでも僕は帰る ~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~』

なつさん 22/05/04 09:21

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