衝撃的な事実だったのですが、実際に解決しようと活動していることも紹介されていたので、何か自分たちでも取り組むことができそうだという希望がありました。
space.SUEMURAさん 21/12/06 14:17
12年間、国際協力の分野で働いてきたので、この映画を見るの、少し躊躇していましたが、見てよかった!!そもそも、自分は国際協力の分野に就職するという意識ではなく、環境活動(主に植林)をフィリピンでやるというつもりで行ったのですが、JICAや外務省などのODAファンドからも補助金をもらっていたので、だんだん、国際協力の分野を意識するようになっていました。私は、ずっと現場で、現地の人たちの声を聞きながら活動を進めていたので、私たちの活動が思わぬ”副作用”を引き起こしていた事例を私自身は認識していませんでしたが、改めて、振り返ってみると、現地の産業に影響を与えたり、隣人同士の妬みあいの原因になったりしていたかもしれないと思うこともあります。思いやりの気持ちは大切ですが、特に政府や大企業が行う援助は、援助する側の都合(先入観)が優先されており、現地の人々が本当に必要としていることに届かない仕組みになっていることが多く、矛盾だらけです。今は、その分野からは一旦離れて、スモールビジネスで地域に密着して活動していますが、今の活動は、フィリピンでの経験なしにはできなかった事なので、これまでやってきたことに対する後悔はありませんが、これからは外的圧力からなるべく身を逸らし、自分の頭で考え、自分が良いと思うことを貫いていきたいなと改めて思いました。
pekemaruさん 21/12/06 05:47
ここまでプラスチックが大きな問題となっているとは。
一般的に知識として知っている以上の現実がありました。
プラスチックも、最初は夢の技術でした。
技術の進歩によって、後からその害がとわかるわけです。
一概に最初に作った人を悪くは言えません。
コロナ禍で持ち帰り容器の消費が非常に増えました。
でも、映画であるように、プラ容器を拒否することまではなかなかできません。
社会全体で見れば、プラゴミも爆発的に増えたでしょう。
ちゃんとリサイクルをすればいいのか。
それとも、リサイクルしても問題なのか。
ちゃんとリサイクルできればいいのでしょうが、
現実には、圧倒的な量を消費しているという問題があります。
私たちがリサイクルできる範囲を超えて、プラスチックを使い続けているわけです。
リサイクルのための設備を整備する必要もあります。
特に途上国に対しては先進国の応援が不可欠です。
なぜなら、先進国から莫大な量のプラスチックが途上国に流れ込んでいるから。
フリースなどのように、洗濯から排出されるマイクロプラスチックも気になります。
では、フリースがなかったら防寒は毛皮でしょうか。
今度はアニマルウェルフェアの視点からの問題が起こりそうです。
100%安全なものというのはないのかもしれません。
自然素材を使おうと、木製のせっけん置きを使い始めた方がいます。
ところが、木のものは乾かさないといけない。
その面倒から、だんだんと妻わなくなってしまったそうです。
プラスチックは間違いなく便利なものです。
私たちの生活には、すでになくてはならないものとなっています。
便利さのために、良くはないとわかっているものを使い続けるしかない。
本当に、どうすればいいのでしょうか。
根本的な解決は無理で、総量を減らすしか方法はないのかもしれません。
私たちがリサイクルできる範囲の使用量に止めることができれば、効果は期待できます。
最近では「量り売り」のお店も増えてきました。
必要な分だけを購入し、過剰包装を防ぐことができます。
また、地産地消を進めることで、包装のない流通が可能になるかもしれません。
これまでの社会は「グローバル」「集中」をキーワードにしてきました。
これからは小さいコミュニティがたくさんある社会を目指して、
その中で様々なものが循環していくことが、持続可能な未来につながるのではないでしょうか。
次回のウナギネマは12月18日(土)『ジェンダー・マリアージュ』。
アメリカ最大の人口を誇るカリフォルニア州。
一度は認められた同性婚が、「提案8号」の法案通過により、再び禁止されることに。
これを人権侵害であるとして提訴した2組のカップルと、彼らを支えた弁護士たちを5年間にわたって追い続けた、感動のドキュメンタリー。。
ぜひ次回のウナギネマもどうぞお楽しみに。
ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 21/12/05 13:13
最後の方のシーンで印象的な言葉
「皆が静寂を学べれば、地球にとっても良いことです。
空いている空間を必死に埋めようとしなければ
そこに空(から)の空間を詰められます。」
詰め込むことから解放される。
音を、空間を、詰め込まず、空(から)を詰めることで、
私たちは、落ち着いて、今すべきことを考えることができるかもしれない。
うちのまちには、安藤忠雄さん設計なのに、あまり活用されていない建物と小さなホールがあります。
そのホールで映画「静寂を求めて」を観た後で
安藤忠雄が見せたかった?風景を観ながら
「皆で創り出す4分33秒の静寂」を楽しみました。
空白を創るって、クリエイティブな試みなんだな。
ということに気づかされた上映会でした。
今回は、感想シェア会はせず、静かに片づけをして、後で感想を寄せてもらうことにしました。
里山映画部@綾部、京都さん 21/12/03 14:13
日本語の美術では「美しい」が条件だが、アートは感じることが大事。
「ごみアートです」と言っていかにもな作品をつくるのを観ることが嫌いで、この映画のアートの完成度もまだまだだと思ったが、映画に撮ることの意味と重ね合わせると、これはこれでいいと思った。
アートを作品として単品で観たら、ここまで感動してみることはできないと思う。映画としてとることの意味があったのだと思う。
Rolling20'sシネマさん 21/12/02 21:19
本当にいい映画を観たと思います。参加者それぞれに響く言葉があると思います。なので、観るときは是非、メモを片手に。
その後のシェアの時間においても、一つ一つの言葉の意味するところを共有した状態でシェアリングできたのでとても有意義だったと思います。
cinepara710@gmail.comさん 21/12/01 16:21
※ 上映者の声投稿数で集計