新着上映者の声

ジュゴンの声をしっかり受け止めたい

2021ウナギネマvol.9『ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき~』

ジュゴンが暮らせる自然を破壊してしまって、
水族館でなければジュゴンに会えない。
そんな未来はいらない。

もともと沖縄周辺には多数のジュゴンが生息していました。
戦後の食糧危機などもあり、食用として乱獲。

同時に、ジュゴンの食べる海草の生える浅い海を
乱開発することで生息が困難になる事情も重なり、
現在ではわずか3頭が確認されるのみとなってしまいました。

そんな中で、辺野古で新しいジュゴンの発見が。
ところが国は、生息に問題なしとして、米軍基地建設を急ぎます。

ブイ設置のために投下されたコンクリートで押しつぶされたサンゴ。
建設反対を訴えて強制排除される人々。

基地と共存共栄してきた周辺の住民は、条件付きの容認という立ち位置。
基地をなくして経済的にやっていけるのかと問いかけてきます。
本音は反対でも、大きな声では言えない現実がそこにあります。

誰も基地が来てほしいとは言っていない。
何をしても来るのなら、せめて条件をつけたほうがまし。
戦争の道具としての基地を残したい人なんていないと思うという言葉が突き刺さります。

沖縄では、昔から何かあるとジュゴンが現れると言います。
危機的状況になるとジュゴンが現れて、何かを訴える。
昔話では、ジュゴンの助言で津波から大勢が助かりました。

いまジュゴンは私たちに何を伝えたいのでしょうか。
もしかしたらとてつもない大津波が間近に迫っているのに、
私たち人間がそれに気づいていないだけなのかもしれません。

映画『ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき~』

ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 21/08/22 23:03

観たら、野菜をモリモリ食べたくなる!

映画『都市を耕す エディブルシティ』

アルシネマさん 21/08/22 17:02

同じように空を見上げても

どこでどのように生まれたか
それによって不利益を受けることがあってはいけない。

誰も取り残されない社会の実現へ。
SDGsの掲げる理念ですが、それが完全に裏切られる現実。
それがこの映画の中にあります。

作品中に登場する人物は私たちと何も変わることがありません。
休み時間にサッカーに興じて笑い声をあげる男たち。
お土産にアメを買ってきてと父親にねだる子どもたち。

違うのは頭上に広がる空の持つ意味。
私たちが空を見上げる時、大自然の営みと開放感を感じることがほとんどです。
しかし、彼らが空を見上げるのは、降り注ぐ恐怖への警戒から。

出口の見えない悲劇の連続に思わず目をそらすシーンもありました。
そしてこれは現在進行形で今も起きている現実なのです。

絶望的な状況の中で、彼らは魚を飼い、木を植えます。
この魚たちが増えたらいいな。
私たちには間に合わなくても子どもたちの時代には食べられるだろう。

希望の光もない中でも彼らの目には未来が映っていました。
そのたくましさに強く感動しました。
しかし、その未来は本当にあるのでしょうか。

映画『アレッポ 最後の男たち』

ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 21/08/22 09:48

大牟田で初めての試み

初めて開催した大牟田カルチャー映写室。コロナで福岡県にも緊急事態宣言が出され、キャンセルも出ましたが、10人以上の人に見てもらえました。映画「シャイン」を見た人もいて、その後のデイヴィッドの活躍を見ることができたのがよかったと、話されていました。

映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』

大牟田カルチャー映写室さん 21/08/21 21:52

夏休み中の子供たちと一緒に鑑賞しました。
字幕で難しいかと思いましたが、子供たちは最後までよく見ていました。
それぞれに心に残ることがあったと思います。

映画『プラスチックの海』

大江梨さん 21/08/20 20:55

衝撃的な内容でした。

ファッション業界のストーリーなので、基本的に華やかな映画だと思っていましたが、地球全体に関わる深刻な、人としてどうあるべきか、何を選択して日々を過ごすべきか・・・を問われる、内容でした。参加者の感想を別添いたします。

映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』

さん 21/08/18 14:03

自然再生エネルギーに対して、仕事として関わっている方の参加申込もあり、知識が深い方とこれから知りたい方とがうまく繋がっていく場のきっかけをつくれることはいいなと思いました。
10年前の作品ということもあり、アップデートされたものも今後観たいなと思いました。

映画『第4の革命 - エネルギー・デモクラシー』

232 CINEMAさん 21/08/18 10:36

上映終了後の対話時間が盛り上がりました

参加人数8名でのオンライン上映会でした。参加者の方は、関東唯一の捕鯨基地である南房総・和田エリアに住んでいる方や、文化人類学として捕鯨を研究している大学院生の方など、捕鯨やクジラに興味関心のある方が集まりました。作品のテーマが対話であり、どちらからの目線も紹介しているため、みなさん思い思いの目線からの感想や意見が飛び交い、とても充実した気づきの多い対話の会になりました。

映画『おクジラさま ふたつの正義の物語』

岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)さん 21/08/18 10:35

ガレージセールもあわせて開催企画しました。複合的にやることで、集客も増え内容も深まったのではないかと思います。

映画『台北カフェ・ストーリー』

232 CINEMAさん 21/08/18 10:31

うちなる心に向き合う時間を作ることの大切さ
自然から与えてもらっていることの偉大さを意識すること。
ついつい、スマホから情報を入れがちですが適度に使うこと。
使わない時間を持つこと。
それぞれが静寂の時間を意識したゆっくりした、いい時間になりました。
また、何度も観て思い出したい映画でした。

映画『静寂を求めて -癒やしのサイレンス-』

浦田千恵さん 21/08/16 17:43

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