新着上映者の声

地域の意識が高まる日

12月9日に福井県小浜市「和久里のごはんや おくどさん」という自社レストランにてお昼と夜に上映会を開催しました。
昼は小浜市役所職員や水産事業者、京都の料理人など、関係者と勉強会や昼食を挟んでの上映会でした。
上映後、料理人と地域が繋がると何を創造していけるのか、という議題に全員で話し合いができましたし、この映画はなにも農業者だけの話しではない事も認識できました。
夜は地域の農業者を中心にまちづくりをしている方々や高校生まで、幅広い層にご来場いただきました。
給食に携わる方も来場されており、映画上映後の座談会で小浜の食のレベルの高さを実感しながらも、もっと何が出来るんだろうという建設的な話し合いも持てました。
こういった映画を一緒に観てから座談会をすると地域の意識が高まる話し合いが持てる事が実感できました。今後も定期的に開催していければと思いますので、宜しくお願い致します。

「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」

あつしさん 25/02/07 10:25

重たいチョコレートの物語 バレンタイン一揆

第一回目のcinemo映画上映です。
バレンタインシーズンに合わせて、感想シェア会ではフェアトレードチョコレートのおやつとして、大地再生のマシュピの森のチョコレートを提供しました。
上映料としてフェアトレードチョコレートによる支払いも設定していたので、チョコレートで支払ってくれる参加者もいました。参加者が持ってきてくれたフェアトレードチョコレートを見て、ラベルを見比べたり、スーパーでも取り扱っていることがわかってよかったです。

参加者からは、
「チョコレートを食べられないカカオ農園の人、という言葉は知っていたが、映像で少年が話しているのを見ると、その問題の深刻さがよくわかった。」
「児童労働をさせられていた15歳の心のあたたかい青年を見て涙が出た。彼はでも児童労働してできたものを買っている私達を怒って責めるのでなく、淡々と事実を話していて、むしろ児童労働をなくそうと考えてくれることを嬉しく思ってくれていた。」
などの感想をいただきました。

私自身、映画に出てくるゴッドフレッドくんの詩を、映画を観る前に読んだときは軽く読み流してしまったのですが、ゴッドフレッドくんが語る姿や、カカオ農園の危険な重労働の映像を見てから、その詩がとても重く感じられました。詩の中に一言一言にどんな経験があったんだろう、どんな気持ちで書いたんだろうと、色んなことを考えさせられました。
感想シェア会では、ゴッドフレッドくんの詩を参加者で輪読しました。

参加者のお子さんが、映画上映会の後に家で「どうして子どもが働いているの?」と保護者に聞いたそうです。遊びながら映画を見ていた子どもの心にも児童労働の問題を訴えかけたようです。
学校で遊ぶガーナの子どもの屈託のない笑顔が印象的でした。

「バレンタイン一揆」

ここさんぽさん 25/02/06 15:19

自分を変えることからしか始まらない。

・コミュニティの外で実践することが難しいと感じる。周りを変えることはできないけても、自分を変えることからしか始まらない。一人ひとりが愛で満たされて動くことからしか始まらないんだなと思った。

・言葉はやさしいけど、強さも感じた。「自分しか変えれらない」。いろんな人の言葉が自分を作っていると感じている。ママパパシネマでは、一人で観るのではなく、人と一緒に観て、話してきた。いい取り組みだったと思う。

・“家族の平和”と“世界の平和”が今の自分の課題。サティシュの言葉を胸に刻んで、その両立をめざしたい。

・言葉にしづらい。シネマに参加していつも「自分は何もしていない」と落ち込む、知識だけためて、行動できていない。でも「今は仕方ない」「人と知り合うことだけでもいいこと」と思っている。感想を分かち合う時間を持てて、良かった。

・自営+コミュニティをつくることが大事。大量絶滅型社会に加担しない生き方をしたい。それと同時に、次の社会を作っていきたい。両方必要。どうやったら生きものたちを救えるか。誰かが救うのではなく、自分が救う。

・地球上から種がなくなると、生物多様性がなくなる。食べつくすのではなく、次に残す。種を残すことが重要だと感じた。

・職につかないで、現実的にどうやって生活するのだろう。コロナで貯金がなくなったときも、自給自足の方向にはならなかった。人を攻撃しなければ、攻撃されないというのは本当? シューマッハ学校に行けば学べるのだろうか。

・「お金を持たないで行きなさい」というのも凄かった。いま畑をしていて、野菜の種を集めている。お金をかけなくても、土地さえあれば、いろいろできる。自分ができることをやろうと思う。

・インドの人がサティシュを受け入れたのが印象に残った。お母さんが赦したことも関係あったのだろうか。自分の母も尋常小学校にあまり行っていなかったが、サティシュのお母さんと同じようなことを言っていた。今日の映画を観て、納得した。

・サティシュのお母さんが断食をして死を受け入れたのも興味深かった。お母さんが凄かった。

「ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~」

ママパパシネマ実行委員会さん 25/02/06 05:43

経済成長って本当に必要? 自分たちはどう生きるかが問われている

・女の子は、昔の自分を見ているようだった。人間への憎しみ、自分もそうだった。

・前半は絶望的なシーンが多く、しんどかったが、最後は前向きな顔に変わっていて良かった。

・映画のBGMが良かった。しんどいシーンも、音楽に助けられた。

・研究者同士でも、分野が違うと交流がない。鳥の先生は上を見て歩き、アリの先生は下を見て歩く。いま舞鶴公園の問題に取り組んでいる勝瀬志保さんは、生物すべてを見ている。市井の学者だと思う。

・清掃活動をしているインドの方が「活動して、広めろ」と言っていたのが印象に残った。小さなことでもアクションを起こして、続けていくことの大切さを痛感した。

・現場の人、自然の中に入っている人のほうが知っていることもある。子どもはあ直感で感じられる。大学生など若者には「自然に入っていって」と思う。

・西新でも毎年変化を感じる。アリの数、セミの数、ミミズの数…。小さなスペースでも変化が起きていて、地球ではもっとすごい規模で起きているのだと思った。

・プラスチックの海を見て「本当にこんなにあるんだな」と感じた。

・プラスチックをなるべく買わないように、使わないようにしたいが限界がある。自分はどうやって変わっていったらいいのだろう。

・家畜の扱い方がショックだった。工業的畜産。スイスで牛を育てているおじいさんに救われた。

・地元でイノシシが出ると「捕獲」がニュースになるが、映画では「オオカミを殺そう」とならなかったのがすごいと思った。

・ホロコーストでは、番号(数字)で人を呼んでいた。「名前」を付けることが大事。

・生物多様性だけでなく、人間の多様性も大事。多様性があるから社会が強くなる。エンドロールでクラウドファンディングの協力者が白人ばかりだったのが気になった。

・経済成長、本当に必要だろうか? 健康や社会との繋がりなどを幸福度を測ることにする国々も出てきた。そういう国が当たり前になっていけばと思う。

・若者2人が「解決策を持っていて、それを広めていけばいいと思ってたけど、誰も解決策を持っていなかった」と言っていたのが印象に残った。100年後、200年後の人たちが豊かになれる方法は、おぼろげながら分かっているけど、まだ分かっていない。転換の時代。「自分たち人間は分かっていない」と謙虚な姿勢が大事。いま木を植えて、森になるのは100年後。100年森に関わることで、自分たちが変わる。その「過程」の関わりが大事だと思う。いま増えた多様性が、また次の多様性を生むと思っている。

・先が見えないのは、いつの時代も同じ。青写真はなくても、「自分たちはどう生きるか」と問われている。

・最後に男の子が「美しいから守る」と言っていたのがよく分かる。自分も地元の干潟を見て、たしかに干潟を守るのに理由は要らないなと思った。

「アニマル ぼくたちと動物のこと」

ママパパシネマ実行委員会さん 25/02/06 05:42

憎まないと許すは違う

参加者の人たちの多くは、「許すことなんでできない」と言っていました。わたしは「許してはいないと思う。憎まない、とすることの先を見ているんではないでしょうか」話しました。
そういう対話ができた時間でした。

「私は憎まない」

Social Book Cafe ハチドリ舎さん 25/02/06 00:57

初めての上映会を終えて

上映会とマルシェを同時開催しました。
マルシェでは、大地とともに活動するみなさまにご参加いただきました。
作った方のお顔が見えることは安心、嬉しさに繋がったようです。
料理担当のスタッフは生産者の方の畑に収穫に行き、どんなお料理にしたらいいかなどたくさんの会話の中からお料理を作り出しました。シェア会ではお料理について生産者の方について(生産者の方もご参加いただきました)お出しした徳島の阿波番茶について、それぞれご紹介しました。

シェアタイムでは、
この映画は何度も見たい。見てもっと理解したい。アリスの生き方に感銘を受けた。わたしにできることは何だろう。顔が見える方から買いたい。近くの生産者の方から買うことを心がけている。シェ・パニーズに行ったことがあり、衝撃を受けたことが今に繋がっている。自分の育てたお米を目の前で食べてもらって感動した。みんなで集まれる場所を作りたい。などさまざまなご感想をいただきました。それぞれのシェアがみなさんに響いたようです。


「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」

岡部悦子さん 25/02/05 22:04

コスタリカはやっぱりステキ

コスタリカは50年以上前に軍隊を廃止し、その資源を教育や医療に充て、大学まで無償化を実現しました。
その結果、現在では「世界で最も幸せな国」の一つとされるまでになっています。
映画では、軍隊を廃止する決断に至るまでの道のりや、アメリカからの大きな圧力にも屈せず、武器ではなく国際的な対話を通じて国を守る選択をしたことが描かれていました。その姿勢にとても感動しました。
本当に心を動かされる内容で、いつかこの素晴らしい国を訪れてみたいと思いました!

「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」

HAPPY PLANETさん 25/02/05 14:56

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