新着上映者の声

ANIMAL

ここまで生態系が壊れているのに私たちは今のままの生き方でいいのだろうか?いや、いいわけがない。映画の中で紹介されたのは実際に起こっていることの一部に過ぎないと思いますが私たちの消費行動など様々な選択の結果だと思うと胸が痛みます。2人が大人に向ける真っ直ぐな質問に対し大人の一瞬困惑した表情が見えるシーンはこの社会の矛盾のあらわれだとおもいました。でも、こんな絶望的な社会の中にいながら子どものように目を輝かせそれぞれの立場で命を守るために力を尽くして生きている人達に希望をもらいました。自分の命と同じように動植物、小さな命を大切にに思えるような学び、それには自然体験がいかに重要かがよくわかりました。ベラとヴィプランと一緒に旅をしながら多くを学ぶことが出来ました



映画『アニマル ぼくたちと動物のこと』

小林の環境を守る会さん 25/07/07 16:43

前作以上に

日本の「もったいない」は、いつからか形骸化したのか。私が子供の頃は、もったいないが当然で、最近までラーメンのお汁さえ、環境に問題あるかもと思って、飲み干していたぐらい。このラーメン飲み干しについては、ビートたけしさんの兄である北野大さんもかつて同じことを言っていた。それほど、体に染みついた「もったいない」。明るいトーンの映画だけれども、見るたびに切ない。ちょっとずつ自分はやっているものの、毎晩見る近くのスーパーの見切り商品の多さを見ると、ちょっとげんなりしている。

映画『もったいないキッチン』

キビコクシネマ(吉備国際大学)さん 25/07/07 09:51

農家さんファースト!

第17回マチリノシネマは、大人気作品『食べることは生きること』
「オーガニックの母」「おいしい革命家」と呼ばれるアリス・ウォータースさんのドキュメンタリー映画です。
今回、食育心理研究所代表・ミネラルアドバイザーの国光美佳先生がゲストに来てくださいました。国光美佳先生も、この映画は今回の場で初めてご覧になられたそうで、上映中、何度も涙がつたいました!と。。。長年、活動されてきたからこその臨場感あふれる感想と、給食を中心としたお話をしてくださいました。
また、会場に参加された方々は、長年活動されてきたアクティビスト、料理を専門とされる方々、子育て中のお母さん、自営業の男性、そしてまさに「ファーマーズ・ファースト!」の主役ともいえる生産者さん…などなど。映画にも出てくるような方たちが一同に介しました。上映後は残れる方で、持寄りランチを囲みながら映画のシェア会。それぞれのお料理には、メニューと作った方のお名前を貼って。
あちこちから「すごーい!」「豪華!!」「どうやって作るんですか?」
そんな声が終始絶え間なく。。。みなさんと幸せな魔法のテーブルを囲むことができました。手作りマルシェのような、いつもと少し雰囲気が違った今回のマチリノシネマ。熱い想いと、美味しい料理、そしてみなさんから溢れるあたたかな笑顔。
ここには確かに、不調和や諍い、憎しみは似合いません。
美味しい食べ物、豊かな食材が世界中に行きわたれば、世界から戦争が消える。
映画に出てきた言葉です。それを映画が終わって、すぐに実感した時間でした。
始まりはベランダからでも、ひとつのポットからでもいい。みんなが、土に触れ、何かを作りはじめたなら。。。そうしたらそれは、生産者の一歩であり、大地を守る人の誕生の産声でもあります。上手にできる、できない…よりも、この大地を、地球を守る人として一歩を踏み出せたことを、これからもっともっと喜び合いたい!感じあえる場所を作りたい!そんな想いで胸がいっぱいになりました。
ご参加くださったみなさま、そして国光美佳先生、ありがとうございました。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

マチリノさん 25/07/06 16:32

魂が震えた

同じ映画を同じ空間で鑑賞し、その直後に自分の人生と映画を重ねた、上っ面ではない心の対話をし、それぞれのグループで話した内容を全体シェアし合う、という稀有な時間を過ごして魂が震えました。映画が素晴らしいのはもちろんのこと、リラックスした環境(お寺)で、人と一緒に映画を観て、その感想を正直に飾らずに語り合うことで、単に一人映画館でいい映画を観るより100倍素敵な時間になりました。

映画『ミッション・ジョイ ~困難な時に幸せを見出す方法~』

taketong@mac.comさん 25/07/06 15:59

アリスのポジティブなメッセージに共感して

参加者のうち半分ちょっとの人が感想シェアに参加してくれました。2組に分かれてグループごとに感想シェア。
どちらのグループも、アリスの温かいポジティブなメッセージに後押しされて、自分たちができることがあるのではないかと話が盛り上がりました。
自分の仕事に引き寄せた会話が弾んだり、食の基本としての農業の話が盛り上がったり、どちらも会話が途切れず、30分ほどのシェアタイムではおさまらない様子でした。

映画自体は1時間ちょっとの作品ですが、日本の現場を回った作品でもあり、関心の度合いが高かったのだろうと感じました。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

ロータスシネマさん 25/07/05 22:51

HAPPY上映会を経て

前回は花まつりというお釈迦様ご生誕の法要に合わせての上映会で、今回が初めてのテンプルシネマとしての上映会でした。集客はうまくいきませんでしたが、参加した方は何かしらの気づきを得て楽しまれていたようです。最新のドキュメンタリーでなくとも、心に響くものは確かにあるようです。また、共通の話題として考えられる内容も多く、終了後の懇親会ではみなさんが自身のケースから幸福や人のつながりについてお話されていました。また、テンプルシネマでは、お客さんに薬草茶をふるまっていて、お茶菓子にはダンマパダから抜粋したお釈迦様の言葉をくくりつけています。その言葉もおみくじのようで、それぞれのみなさんの境遇に合った言葉になっていたことも驚きでした。次回も参加してくださる方がいると嬉しいです。

映画『happy -しあわせを探すあなたへ』

TEMPLE CINEMA JORAKUJI~浄楽寺~さん 25/07/04 16:43

学生にとっていい機会となりました

大学図書館での上映会ということで、所蔵本に関連する映画を選びました。また、本学ではSDGsの授業も多いこともあり、この映画の上映を企画しました。
アリス・ウォータースが半世紀かけて積み重ねた功績は大きいですが、なにより彼女自身から語られる言葉の美しさに、大きく心を揺さぶられ、食について考える貴重な時間となりました。

学生にとっても、この映画がこれから生きていく上での教養の一つとして、心の片隅に残ってもらえたら嬉しいです。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

京都外国語大学付属図書館さん 25/07/04 14:41

アメリカ政治の奥深さを実感しました!

正直な感想を言わせていただくと、ポスターのイメージのおどろおどろさで損をしている作品なのではないかと、、、
見終わってから、「知人友人に教えてあげたい。次はどこで上映するのかしら?」と聞かれる方が数人いて、答えに窮しました。他県でも上映するところが無かったので。とても素晴らしいドキュメンタリーで、もっとっ注目されてもいいのに。特に、全世界をひっかきまわし、全米を分断させているトランプ政権下のアメリカを知るうえで、今こそ観るべき作品のように思うのですが、、、
アメリカの公有地とその権利をめぐる戦いを淡々と描いており、とても見ごたえがありました。特に、第一次トランプ政権になって、以前の共和党政権下でも守られていた大自然に対する権利を、エネルギー政策のもと、まるでオセロのよぅにひっくり返してしまうところは、とてもスリリングかつショッキングでした。身のすくむような展開に息をのみました。もちろん、ロシアや中国問題などが複雑に絡んでおり、エネルギーと環境は表裏一体、とても複雑な問題を抱えていることは、ぼんやりと頭でわかってはいるのですが、、、
第二次トランプ政権のもと、全米各地の公有地問題がどうなっていくのか、続編をも観てみたい気がします。
このようなすぐれた作品に出会えたことを、幸いに思います。また、アメリカ社会の奥深さ、市民の方々の頑張りに心から賛美と賞賛を送りたいと思いました。

映画『パブリック・トラスト』

みどりアートパークさん 25/07/04 12:32

「生き方・環境のシフトによって得るもの」

ハッピーという邦題から楽観的な話かと思いきや、「幸せとは何か」について、慎ましく生きる島の人々(特に高齢者)から学びを拾い集めるような内容で、対話の中で印象に残る言葉が多くありました。
移住者として、頷ける部分も多く、順風満帆とはいかないところや葛藤もリアルで良かった。田舎に移住して「ハッピー」になれるのは、誰しもではないこと、何もないのか、全てがあると思えるのか、その人に問われている、ということを再確認する作品でした。

またこの作品は10年以上前なので、その後イカリア島の彼らが今どうなっているのかとても興味が湧き、上映後もそういった話が盛り上がりました。
背景の音楽もとても良かったです。

映画『ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で―』

湯平藝文會(YACA)さん 25/07/03 14:12

小さな変革が世界を動かしていく

作品が1時間弱だったのもあり、オリジナルのサウンドトラックと共にテンポよく観ることができましたが、すごく情報量は多い作品です。私たちも小さな畑を始めたところだったのと、日本の里山も休耕田畑が目にあまるようになってたので、今月は農と暮らしをテーマにした上映会を行いました。もともと自給していた里の暮らしも今は、物流に頼る生活に。荒れていく田畑にもう一度目を向けて、安全な食べ物を作っていく暮らしを目指していけたらと思い、上映会後に意見交換も行いました。予約いただいた方には、私たちの小さな畑からフェンネルとビーツとパセリのプチプレゼントも。
教育と結びつけて子供達と食について学んでいく姿勢についてはとても参考になりました。 私たちも都市と里山をつなぐ活動を少しずつでも進めていきたいと思います。

映画『都市を耕す エディブルシティ』

湯平藝文會(YACA)さん 25/07/03 13:50

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