新着上映者の声

今回の映画は、生産と消費の間にある生産者側の貧困問題を取り上げ、その解決策のひとつとして「フェアトレード」があるということを映画やその後のイベント(トークとマーケット)を通じて、参加者に実感していただく狙いがありました。「バレンタイン一揆」というタイトル、日本の女の子たちのドキュメンタリーということで、子どもから中高生に関心を持っていただけるかな、と思いました。結果、親子で観に来られた方が数組見られました。アンケートを見ると、特に10代の観客は、映画の登場人物たちに自分自身や感性が重なったようで、”ガーナの子どもたちの表情や声”、”過酷な児童労働問題”、”日本の女の子たちの行動”、”伝えることの難しさ”など、それぞれが葛藤を抱えながら、考えながら、映画を見てくれたようです。大人でも一人で参加してくださる方もいらっしゃいました。ただ、若者向きと思われる映画の内容と時期的な理由(受験期、寒く消費が落ち込む2月)もあってか、我々の目標観客数の60名には届きませんでした。(ネタバレにな
りますが、映画の最後でもイベント集客の難しさを痛感するシーンがあります。伝えたいことをどう伝えていくか…いつの時代もどんな世代でも同じ難しさなんですね。)
上映後のNPO法人ACEのスタッフ杉山さんとのオンライントークでは、「フェアトレードの昨今の企業などでの取り組み状況」、「ガーナでの子どもた
ちや親たちの反応」について参加者からの質問もあり、映画の裏話(ガーナの男の子がその後教師になったこと、日本人の女の子が今は国内の若者支援の団体で頑張っていること、杉山さん自身も映画に登場していたこと、など)も聞けて貴重な時間でした。
さらに、会員の企画として、福祉作業所の方々による国産リンゴジュースの販売(チャレンジドフェアトレード・ローカルフェアトレード )、ぽこぽこバナナの販売(グローバルフェアトレード)、フェアトレードチョコレート・コーヒーの販売を行い、参加者の皆さんが上映後にフェアトレードな買い物をすることに関心をお寄せくださいました。その様子から、「バレンタイン」という時期にこだわらずとも、「フェアトレード」を始めとしたこうした社会課題解決に向けた学びを持てるイベントは行っていく価値があるな、と思いました。
また、今回は当日スタッフとして他市から市民ボランティアが参加してくださり、受付や販売において大いに活躍してくれました。

「バレンタイン一揆」

シネマザガウラさん 25/02/12 00:01

自然の映像が美しい

今回は長野善光寺の「もんぜん千年祭」のプログラムの一つ「もんぜん町劇場」に参加する形での上映会でした。いつもより多くの人が、コスタリカの映画に興味を持って集まりました。
見終わって直ぐに「映像の中の自然や動物たちが美しくて素晴らしかった」という感想が多く聞かれました。「一旦は牧草地や農地などにするために切り拓かれ、減ってしまった森林をまた増やすことができたなんて、とても希望を感じた。」「自然保護について声を上げる人はいるが、小さな国で実践して成果を上げていることが素晴らしい」なども。「森林を増やすことが出来たのは良いが、畜産業から観光業へのシフトという資本主義的な形には限界を感じた。良いことをするためにも、お金が絡まなければならないのか」「コスタリカのコーヒーは美味しい。でも大規模な農園ではなく小規模な農園で作っているらしい」などなど、上映後のカフェタイムでもお互いに感想を共有できて楽しいひと時となりました。

「最後の楽園コスタリカ ~オサ半島の守り人~」

ラボラトリオツルーガさん 25/02/11 17:17

第9回マチリノシネマ

第9回マチリノシネマは「アニマル」を上映しました。

今回は小学生の男の子と女の子も参加。
実際にお子さんを目の前にして、
(あのシーン、大丈夫かな)
(ショック受けないかな)

受け取る感受性は一人ひとり違うから、
大人が守りすぎないように。
かつ、一人一人の成長のタイミングも大切にしたいな。
そんな両方の気持に気づく時間にもなりました。
(シェア会で聞いたら、大丈夫でした♡)

上映会後、印象に残ったシーン、感じたことを聞いていくと、一人ひとり違った感想が聞けて視界が開けました。

「〜〜でなければ!」
「○○はだめ!」

他責にしたり、周りに変わることを求めるのではなく、
まず自分。まずは足元。
自分の暮らしと選択を見つめ直す「個の回帰」
と同時に、
システム、資本、お金、権力に支配されてる社会。身動き取れなくなってる大人たち…
価値観、システムからくる問題も確かにあることがよくわかりました。

団結して知ってもらうこと、伝えていくこと、繋がること。
そういったちょっとエネルギーが必要な「社会改革」「社会活動」。

「個の回帰」と「社会活動」この2つの視点を同時に、かつ分けて目の前に起こってることを眺める必要がありますね。

そして、デモやストライキも大切だけれど、
この“素晴らしいイノチ”を愛しているからこその、憎しみのパワーではなく、喜び・希望で伝えていくこと。

同じ「愛」からの動きだけれど、どちら側の視点で見ていくかで、見える世界が変わっていく。

若い2人の表情の変化が映画からも伝わってきて、ヒューマンドラマとして共感した方も多かったです。

今の暮らしの延長線ではないミライ。何から変えていこうか…そう参加者一人一人がテーマとして持ち帰られたように思います。

主催者として、「一度自分が観て終わりじゃないな。必要とする人が、子どもがいたら、また何度でもまた上映しよう。」
「少人数でも、赤字にならない限り、小さな声にも応えていこう」

そう感じています。
これからも、ドキュメンタリー映画のチカラをお勧めしていきます!

「アニマル ぼくたちと動物のこと」

マチリノさん 25/02/10 17:28

日本はまだまだやれる

とてもわかりやすく、アリスの言葉が温かく心に響く映画でした。
自分の住んでいる町にどれだけの生産者がいて、何を作っているのか。
自分たちの食べているものがどこからどう来ているのか。
より知りたくなるでしょう。
今の日本の食事情は危機的状況ではありますが、
まだまだ挽回できる、できることはあると勇気をもらいました。
今回は映画鑑賞&トークショー&ランチがセットの開催だったのですが、満足度がとても高かったです。
この映画はぜひ食事とセットで上映を。

「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」

ひゃくすたさん 25/02/10 13:40

ドキドキ、バタバタの初開催

シネマ牟岐、初開催を無事終えることができまいた。
当日はドキドキで、開場の5時間前から現地でソワソワしながら準備をしてみました。
開場になると、続々とお客様がいらっしゃりバタバタに。
普段関わることのない、50代以上の世代の方が中心にお越しくださり「この街にも昔は映画館があって、久しぶりにこうやってみれて嬉しかったわ〜」など嬉しい声をたくさんいただきました。
ドキドキ、バタバタの開催でしたがなんとか無事終えることができました。至らない点も多々ありましたので次回の開催に向けてしっかりと改善していきたいと思います。

「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」

シネマ牟岐さん 25/02/10 04:30

たくさんのご来場ありがとうございました

 当日の新潟市は、2月なのに青空が広がる貴重な晴れの日でした。たくさんの方に足を運んでいただきました。県外からや、県内でも新潟市外からのお客様がいらっしゃり、改めてこの映画に関心を持つ方の多さを認識しました。こういう映画はもっと宣伝すべきだ、という声もいただきました。
 上映後の感想会では、生産者、消費者、様々な立場から思いを共有することができました。とても静かに盛り上がり時間が足りないほどでした。また、上映会と感想会を通して鑑賞者同士つながりができたことは、とても有意義であったと思います。

「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」

菊田敦子さん 25/02/09 16:31

みんな、もったいないにあふれている

大人25人の参加で上映会を催しました。内容が、単なる家庭での食材のことに限らず、流通システムや循環型社会のことなど、多岐にわたっていて、参加者はさまざまな感想をもったようでした。上映会後の感想のシェアタイムでは、映画から感じたそれぞれの思いがあふれ、充実した時間になりました。

「もったいないキッチン」

つながる映画館さん 25/02/09 15:55

大雪の中でも見に来ていただいた方に感謝

開催する週の半ばは全国的に大雪となり、「延期はないのか」という旨の問い合わせも多くありました。長岡市内は比較的被害が少ない地域(通常の降雪より若干多い程度)でしたので実施しましたが、それでも不安はありました。そういった中、ご覧いただいた方には非常に良かったとのお声をいただき、開催して良かったと安堵いたしました。ありがとうございました。

「グリーン・ライ~エコの嘘~」

higashi32_10@yahoo.co.jpさん 25/02/09 09:12

たくさんの人に見てほしい映画でした

京都YMCAの会員を主な対象に広報をしたのですが、当日映画を見に来られたのは、会員外の方がほとんどでした。
映画の前半部分は、状況の説明が多く、家族の説明やアブラエーシュ博士の生い立ちなど。見ている人も少し退屈な様子でしたが、途中から緊迫した状況が伝わって来てどんどん引き込まれていく内容でした。
 イスラエルとパレスチナの間の非対称の力関係の中で起こる不条理の世界が生み出す憎しみと暴力。そしてその憎しみの連鎖の延長線上に今、ガザで起きていることが結び付いている現実感がありました。そんな状況下で平和を訴えることの困難さと、それでも平和を築こうとする博士とその家族、そんな彼らを取り巻く人々の想いなど、いろいろと考えさせられる内容でした。上映終了後の来場者の皆さんの表情もそのような複雑な感情が読み取れました。
もっと多くの方に見てもらいたいと思わされる映画でした。
会場の広さの制約があったため会員外への広報をあまりしていなかったのですが、対象を広げ一般の方にもっと来ていただいた方が良かったと上映してみて思いました。

「私は憎まない」

京都YMCAさん 25/02/07 17:17

地域の意識が高まる日

12月9日に福井県小浜市「和久里のごはんや おくどさん」という自社レストランにてお昼と夜に上映会を開催しました。
昼は小浜市役所職員や水産事業者、京都の料理人など、関係者と勉強会や昼食を挟んでの上映会でした。
上映後、料理人と地域が繋がると何を創造していけるのか、という議題に全員で話し合いができましたし、この映画はなにも農業者だけの話しではない事も認識できました。
夜は地域の農業者を中心にまちづくりをしている方々や高校生まで、幅広い層にご来場いただきました。
給食に携わる方も来場されており、映画上映後の座談会で小浜の食のレベルの高さを実感しながらも、もっと何が出来るんだろうという建設的な話し合いも持てました。
こういった映画を一緒に観てから座談会をすると地域の意識が高まる話し合いが持てる事が実感できました。今後も定期的に開催していければと思いますので、宜しくお願い致します。

「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」

あつしさん 25/02/07 10:25

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