新着上映者の声

学びとヒントに溢れた映画でした!

「もったいない」という言葉にして語られる多くの日常。
賞味期限切れの大量廃棄の現場の一方で
全ての命を感謝して頂く仏教の精進料理や
福島の廃棄される野菜を使った料理
コンポストを中心にした循環型コミュニティなど
胸が痛くなるような面と共に
希望に満ちたヒントや取り組みが数多く語られ、
観る側を励まし、一歩踏み出す勇気をくれる映画でした。
当日はキャンセルが続き人数は少なかったのですが、
各自が持ち寄った端っこ野菜や廃棄野菜を持ち寄り、
美味しい野菜のポタージュスープを作りました。
その驚きの美味しさに思わず歓声が上がり、大変盛り上がった上映会になりました。

「もったいないキッチン」

Mind Seeds Cinemaさん 24/05/01 18:02

未だ夢の中

ピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴットさんとそのパートナー、ギリアンさんのドキュメンタリーフィルムで描かれた日常のドラマは、観る側のひとりひとりそれぞれに違った感触を残して、容易には言語化できないインパクトを与えてくれたようでした。
カメラ越しではありますが、演奏をしていない普段の彼は日々常々、たいへんに、よく喋る。ことばはほとんど空気のようなものなのだろうか、絶え間なく、延々と出てくる。そしてそれは、周囲にいる現実の実在してそこにいる人々への愛情のメッセージであり、コミュニケーション。
そして一方、ピアノを弾く彼、というか、ピアノを弾いているシーンでは、画面のこちら側にいる我々もひとつの時空間のなかに引き込まれていき、一体化していく。音楽の力をまざまざと感じることになる。圧倒的な技術と表現力で全てを包み込む。場を支配する、というようなものではなく、場全体が包み込まれ、彼そのもので満たされていく、かのような。
映画が終わると、まるで全員が夢から醒めたかのような独特の雰囲気で、普段のドキュメンタリーだったら、何かを語りたい、共有したい、という感じで、話が始まるところが、全くそうはならなかったのは、言語的であり非言語的であるというこの映画ならではのものであったのだろうということは、最初にお帰りになった方が発した「この余韻に浸ったまま今日は帰ります」とのひと言に象徴されているように感じました。そう、未だ夢の中にいたかったのかもしれません。

「デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり」

シアタームメイジュクさん 24/05/01 16:24

なぜ戦争がなくならないのか?という問いの一端が明らかに

「シャドー・ディール」は、武器ビジネスが戦争を生む要因となる現実を様々なインタビューや取材から丁寧に描き出しています。武器ビジネスの裏側に潜む腐敗や欲望、そして、政府、政治家、情報機関、軍事関連企業などの複雑な関係が暴かれ、戦争の背後にある真の動機の一端が明らかになります。
この作品は我々が目を背けたくなるような現実に向き合う機会を提供し、戦争がなぜ続くのかという根源的な問いを投げかけます。
参加者からは、「日本人の多くが好意的に思っているオバマ元大統領のイメージが変わった」「民間軍事企業についてもう少し掘り下げてほしかった」などの意見が寄せられました。
戦争や紛争が多くなっている今だからこそ、多くの方に鑑賞してほしい作品です。

「シャドー・ディール 武器ビジネスの闇」

からびなシネマさん 24/05/01 12:21

前日の地元新聞の記事を見た来場者含め13名

上映のお知らせを地元新聞の両丹日日新聞にお願いしました。なかなか掲載が無かったので、諦めていたところ、上映日の前日に記事が載りました。これを見て来場された方も数名あったようで、目標の20名には届きませんでしたが、13名の来場者がありました。一応、成功と言えますが、今回も大学生などの若い人達が来なかったのは残念でした。料金は任意カンパとしました。

「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」

ピープル福知山シネマさん 24/05/01 05:17

2024ウナギネマvol.1『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』

2015年制作と少し古い映画ですが、現在でも色あせることなく、私たちの生活にひそむ課題を洗い出してくれています。
映画の詳細については、こちらのサイトをご覧ください。
https://unitedpeople.jp/truecost/

上映終了後、一緒に映画を観た方々と感想を共有しました。
その中で「2ユーロのTシャツ」というyoutube動画に話が及びました。

街角に2ユーロという安い価格のTシャツの自動販売機を設置して、人々の行動を観察するというものです。
安さにひかれて立ち止まり、2ユーロを入れてボタンを押すと、ビデオが再生されます。
そこには、この安い服を作る貧しい労働者の姿が映し出されます。
ほとんどの人が、最後には「Buy(購入)」ではなく「Donate(寄付)」のボタンを選択します。
まだご覧でない方は、2分もかからない短い動画ですので、ぜひ一度ご覧ください。
・2ユーロのTシャツ https://youtu.be/KfANs2y_frk?si=t9cEYsyokk8hI66y

中には「2ユーロという安さでも買わなければ、こうした労働者の仕事を奪うことになるのではないか」という疑念を持つ方もいるかもしれません。
しかし、この状況は果たして「仕事」と呼ぶことができるのでしょうか。

時給は13セント(ユーロ)という表示がありました。
円に換算すると21.84円です。
労働時間は16時間となっていたので、1日必死に働いて約350円です。
もちろん日本とバングラデシュでは貨幣価値が異なるので単純な比較はできませんが、それでも豊かな収入とは言えません。

映画では、月収160ユーロの契約履行を求めてデモを起こし、権力側から暴力的に排除され大勢の命が失われるシーンも登場します。
これも円に換算すると約27000円の月収です。
それすらも守らずに企業と権力側が、貧しい労働者を搾取しているわけです。

確かに、仕事をつくっているという言い方も可能なのかもしれませんが、働いても働いても貧困から抜け出せず、生活が改善していかない形での労働力の提供は、仕事という言葉とは遠くかけ離れていると言えるでしょう。
あなたの家族や知人にこの仕事を胸を張って勧めることができないことが、それをはっきりと裏付けているはずです。

それでも「2ユーロのTシャツ」の動画は私たちに勇気を与えてくれます。
最後に、ほとんどの人が2ユーロを寄付するという選択をするのですが、もともとこの2ユーロはTシャツを買う代金として自動販売機に入れたお金です。

Tシャツを買おうとして2ユーロを入れた時、その人が知っているのは、この販売機で売っているTシャツは2ユーロだということだけ。
ところが、ビデオが再生されることで、Tシャツを作っている女性の名前や劣悪な労働環境について知ることになる。
知ることで自分の行動を見直し、より良い選択をするようになる。

People care when they know.
人は知ったら必ず気にかける

なんと人という存在は素晴らしいのでしょうか。
過ちを犯すのが人であれば、過ちを改めて未来に向けて歩み出すのも人なのです。
私はここに人の無限の可能性を見る思いです。

「知る」ことによって、よりよい選択をすることができる。
「知る」人が増えることで、社会全体がよりよい方向に向かっていく。

これからも「知る」を広げる活動を通して社会貢献していきます。
ぜひ一緒によりよい社会をつくっていきましょう。

次回の上映作品『サティシュの学校 みんな特別なアーティスト』も、まさに「知る」ことがいっぱいに詰められた作品です。
ぜひご覧ください。

2024ウナギネマvol.2『サティシュの学校 みんな特別なアーティスト』

「本来の教育とは、知識を詰め込むことではない。
すでに備えられている“アーティストとしての自分”に気づくこと。」
サティシュの教育思想から、私たちの内にある想像力、創造性を呼び起こし、素晴らしい人生を、社会を、未来をつくりだしましょう。
さあ、あなたも「サティシュの学校」へ。 

詳細はこちら
http://unaginema.com/2024/04/02/2024ウナギネマvol-2『サティシュの学校%e3%80%80みんな特別な/

#映画 #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ #福岡 #柳川 #ドキュメンタリー

「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」

ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 24/04/30 16:37

電気を自分たちの手で作る

ローカルでの自治に興味のある人たちが集まった会になりました。振動で電力を作るベンチャーの会社で働いていた人や生活クラブで電気を買っている人など電気や生き方に対する色んな意見が飛び交う会になりました。

「おだやかな革命」

岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)さん 24/04/30 14:19

happyの上映会

宮前シネマの第一回にふさわしい、幸せをテーマにしたhappy

映画館のない地方都市ではじまるミニシアター。
年齢問わず沢山の参加者のかたがお越しいただき、新たな発見をしていただけました。

「happy -しあわせを探すあなたへ」

宮前シネマさん 24/04/30 13:06

映画とリアルなもったいないキッチンの贅沢コラボ

映画『もったいないキッチン』が公開される前から、使いきれない食材を持ち寄り、みんなで調理し味わう会を「もったいないキッチン」と名づけて活動されていた方々と映画鑑賞のコラボでした。
映画の中で実際にサルベージパーティーとしてやっていたことを映画を観終わった後に、体験できるという贅沢な会でした。
濃厚です。そこに集まる方々は、食品ロスにも関心が高い、そしてそのときそこで観ることが必要だった人たちが集まるんだなぁとつくづく思います。
直近の個人的な体験が絡んで映画の内容がとても響く内容になっていた方の感想が印象的でした。
みなさんが持ち寄った食材で、たくさんのおいしいお料理が出来たのも圧巻。
映画鑑賞と体験を組み合わせると、忘れられない体験になりそうです。

「もったいないキッチン」

荒幡幸恵さん 24/04/30 08:53

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