新着上映者の声

すぐ隣にあるワンダーランド

こんなに近くにあるのに、極めて偏ったある一面しか知る機会がなかった、閉ざされた社会主義国家 北朝鮮。
この映画の制作に対して政府の検閲が入っているということもあり、作中の人々の言葉や暮らしが嘘か本当か、疑念が晴れない中、それでも施設や空間、衣食住にも焦点を当て、たわいもない会話から実態を掴もうとする監督とともにゆっくりと旅をするような作品でした。
個人的には第二次世界大戦後に独立しまだ80年満たない国が、ここまで独自の社会を築いていることに、あらためて驚きを感じるとともに、1948年という大戦後の時代の大きな変化の中、その時に主権を持った人たちの意図によって、こうも国民の未来、社会は変わるものだろうかと恐ろしくも感じました。

今世界はまた戦争のムードに飲み込まれているように感じます、こんな時期だからこそ、日本もどんなリーダーが立ち舵取りをしていくのか、しっかりと見つめて発言していきたいと思います。

映画『ワンダーランド北朝鮮』

湯平藝文會(YACA)さん 25/08/06 11:24

平和とは、つかみ取り続けるもの

「積極的平和国家のつくり方」と副題にある通り、『平和』は積極的なはたらきかけをもって、つかみ取り続けるものなのだと感じました。

「平和ボケ」なんていう言葉が、日本ではしばしば聞かれるけれど、ボケっとしていて保てるほど、甘いものではない。

利害対立の当事者以外との、関係構築する力や、信頼の獲得こそが、平和を守る力。
誰かの生命を奪う暴力が、平和を作る土台にはなり得ない。

何度も危機を迎えていて、その都度、勇敢な指導者があって乗り越えて来た事かもしれないけれど、何より国民の非武装を貫く覚悟が、そうした指導者を選んできたのだな、とも思いました。


午前の部、午後の部と合わせて、24名の方が参加して下さり、
鑑賞後にはグループ対話の時間を持ちました。

それぞれで話題は様々な方面に及んだようですが、どのグループでも、「突き詰めれば教育」とい話にはなったようでした。
学校教育や家庭教育もさることながら、
こうした映画の鑑賞を通じて対話する、学べるコミュニティがある事のありがたみを、参加者の皆さんと共有できた時間でもあったと思います。

映画『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』

つながる映画館さん 25/08/05 08:12

ドキュメンタリー映画祭 第2回目!

大変重く衝撃的な映画だったので、どれくらいの方に来ていただけるのだろうと思っていましたが、前回よりも多くの人が見に来てくださいました。

コンゴでの悲惨な状況にショックが大きかったが、ムクウェゲ医師の行動で女性たちや地域の人々が立ち上がる姿は感動だった。しかし、形だけの裁判の様子を見るともやもやしたものを感じた。結局は国や権力者たちが変わらなければ何も変わらないのでは…と思ってしまう。少しずつでも前に、良い方向に進んでいければいいのだけれど。
いろいろと考えさせられる映画でした。


映画『女を修理する男』

そよかぜCINEMAさん 25/08/04 18:43

Food Studies vol.2 開催レポート

PLAT UMEKITAにて「Food Studies vol.2」を開催しました。
今回は、映画『0円キッチン』の上映と、TALKS cafe & barによるスペシャルディナーを通じて、「食品ロス」をテーマに学ぶ1日となりました。

映画では、ヨーロッパで実践されている食品ロス削減のアイデアが紹介されました。上映後には、参加者や主催者がそれぞれの視点から、家庭でできる食品ロスの取り組みについて意見を交わしました。

食、映画、そして対話を通じて、日々の選択がより良い未来につながることを実感する機会となりました。

映画『0円キッチン』

野村蘭さん 25/08/04 10:15

ヴィーガン料理付き映画会

映画の内容にちなみ、ヴィーガン料理付き映画会が好評でした。
17時スタートという時間帯からしても、コーヒーを飲みながら映画を鑑賞し、食事をしながらお話の時間を過ごすスタイルは、今回に限らず、今後も続きそうな感じです。映画の内容もよかったです。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

ソシアルシネマクラブ杉並さん 25/08/04 10:12

短い時間で多くの気付きを得る上映会

東京で既にご覧になった方のリクエストを受け、上映会を開催しました。その方自身が様々な手仕事をされる方で、縫い物や竹細工、金継ぎをされる方などが集まり、リペアカフェのような場を今後つくっていけたらという話になりました。
ご参加の方々が皆さん畑や田んぼをされているので、実際に集まってリペアの日を開催するのは農閑期になりそうですが、それまでもリペア人口を増やしつながりを広めるべく、上映をしていこうと思いました。
何度か上映していくうちに、直したいもの(作りたいもの)がある方と、そのスキルをお持ちの方が偶然出会う瞬間もあり、良い場となりました。
出来る人に託すのではなく、一緒に直してスキルの連鎖が起こることも、素晴らしいと感じます。
福岡市ではお直しマルシェなども開催されているようで、行政も関わった在り方、有償無償の範囲など、考えることは多岐に及びます。
少人数で観て話すのを繰り返したため、回によっては、物のリペアではなく生き方の話になったり、農の話になり盛り上がったりもしました。昭和10年頃湧き水を部落に引いてきたご先祖さまのお話しや、老朽化した水道管をどうするか問題、そして個人のリペアのみならず、企業の出す廃棄物処理の問題に話題はうつりました。ある大学のパソコン1600台を入れ替え処分する話や、修理できずお金にならず処分されるコピー機の話も。メーカーの製造の仕方、リースで5年毎に替える流れなど、大きなお金の論理で動く世界と、身の周りの小さな見える範囲の世界、それらの在り方を考える時間となりました。
今後も続けて行きたいと思います。

映画『リペアカフェ』

いとしまリトルシアターさん 25/08/03 21:40

下川すまっこシネマ 2025.6月上映会 『happy -しあわせを探すあなたへ』

昼の部は5名だったので、今日は参加者は少ない日になるかな〜と思っていたところ、夜の部は17名も来てくれました。毎回のことですが参加者数はなかなか読めないです…。

参加者の感想
----
とても考えさせられる良い映画でした。
心のもちようで人生は大きく変わる気がしました。
良いことをする事も自分の幸せにつながる、トレーニングできると知り、1日1個意識してやってみようかなと思いました!
----
ゆうふく と こうふく は一字しかちがわないのにね
一字しかちがわないから間違えてしまうのかね
----
とても考えさせられる良い映画でした。
心のもちようで人生は大きく変わる気がしました。
良いことをする事も自分の幸せにつながる、トレーニングできると知り、1日1個意識してやってみようかなと思いました!
----

映画『happy -しあわせを探すあなたへ』

下川すまっこシネマさん 25/08/03 17:25

短編×ワークショップで楽しく「もったいない」を知れました。

もったいないキッチンの短編バージョンを見た後で、米粉のうどんと麺つゆを作るクッキングイベントを実施しました。
映画でも出てくるかつおぶしを使って出汁を取って、出汁をとった後の鰹節はうどんのトッピングに使いました。
小学校低学年〜高学年まで幅広い年代の参加でしたが、飽きることなく参加できていました。
クッキングの内容を変えてまた開催したいと思っています。

映画『もったいないキッチン』

a.nakayamaさん 25/08/03 15:36

世界と人生

今回は参加者全員がディスカッションに参加されましたた。世界政治的なグローバルな視点で捉えた方、個人的な視点での捉え方、双方の貴重な意見を聞くことができました。この先手に取る一着について、この背景を想像し、ここへ来るまでの物語に思い巡らせようと思いました。10年前の作品ですが、現状は今も変わっていないでしょう。自分一人の価値観が何かを変えれるとは思わない。でもなにか行動を起こすとすれば、もしくは関わらないという行動を起こすとすれば、不買運動になるのでしょうか。などと考えされた時間でした。

映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』

ハウステックスさん 25/08/03 15:31

2度目の上映会

ご要望が多かったので、2度目の上映会でした。
見れば見るほど、新たな発見のある映画です。
サティシュクマールの肉声に皆さん驚かれていました。
最年少が15歳でしたが感じるところが多かったそうです。
多くの人に観て欲しい映画だと見終わった人たちが口々に話されていたのが印象的でした。

映画『ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』

一般社団法人ひぜん里山学舎さん 25/08/03 12:29

ランキング

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。世界中の海でプランクトン...
この数十年、服の価格が低下する一方で、人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。本作は、服を巡る...
『0円キッチン』はジャーナリストで“食料救出人”のダーヴィドが食料廃棄をなくすため、廃油で走るキッチ...
福島から鹿児島まで4週間1600kmの旅。ダーヴィドと旅のパートナーニキを助けてくれるのは、もったいない...
サーファーにラッパー、40人子どもがいる漁師のおじいちゃんなど個性豊かな人々が登場

あなたはガザ...
<「おいしい革命家」アリスのはじまり>
 1971年、カリフォルニア州バークレーにアメリカで初めて、...
1953年、アメリカのアイゼンハワー大統領(当時)は、軍産複合体を批判する有名な演説「鉄の十字架」別...
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。11歳から15歳の子どもたちが世界中からフランスの...
アメリカでは1981年から幸福度研究が始まり、幸福度を教える講座はハーバード大学で人気となりました。...
種は未来に実りをもたらすタイムカプセル

在来種が失われ続けている今、人類の未来の糧を守るため、...

※ 上映者の声投稿数で集計