Food Studies vol.1は、おかげさまで多くの方にご参加いただき、あたたかな時間となりました。
「どこで、誰が、どうやって作ったものを食べるのか」。
私たちの食卓のその先に広がる環境、農業、暮らしへの影響を見つめ直すきっかけとして、アリス・ウォータースの映画を上映しました。上映後は、映画で登場した「シェ・パニース」の哲学にインスパイアされた特別ディナーをTALKS cafe & barが提供。季節の野菜を使ったコース料理を味わいながら、映画の余韻とともに、「食べること」の意味を参加者同士で語り合いました。
参加者の皆さまからは、
* 「農家さんへの感謝につながった」
* 「映画だけでなくお料理も楽しめて良かった」
* 「明日からのごはん作りに、少し気持ちを込めてみたくなった」 といった声をたくさんいただきました。
これからも、食の背景にある物語から未来を考える時間を、PLAT UMEKITAとTALKS cafe & barを舞台に育てていきたいと思います。
「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」
野村蘭さん 25/04/30 13:30
初めての開催でしたが、ご家族連れも参加してくださり、上映後もコミュニケーションをとれる時間も取れました。『simplife』内容がご自身の環境とマッチするので観れて良かったというお客様の声も頂きました。
ひるねさん 25/04/30 12:23
地域内でいろんなイベントが重なる日だったせいか、1名の参加者となりました。上映後はスタッフ含めて3名で感想のシェアをしました。結局便利を突き詰めるといろんなところで不具合が起きてくるのではないか、知らなかったことがたくさん出てきて現実のこととは思えないが、まずは知れてよかった、という感想がありました。
岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)さん 25/04/30 09:51
名古屋のシネマスコーレで観てこれは上映したい!と思っていた作品。
相変わらず集客には苦しんでおりますが
上映後にはみなさん目を真っ赤にされてなかなか言葉が出てきません。
しかし1人でも多くの方に観ていただいて
ガザとイスラエルのことに関心を持ってもらえればと言ってもらえました。
第二次世界大戦を経験された人が少なくなり
戦争が架空のものと思ってしまう人が出てくる恐れもあり
世界のどこか、ではあっても現実に起こっていることを知る機会としては映画は素晴らしいツールだと思います。
ありがとうございました!
シネマCAFEハートレイさん 25/04/29 17:00
当院ではこれまで、目のご不自由な方も楽しめる映画鑑賞会「ユニバーサル・クリニックシアター」を3回、開催いたしました。
第1回「ローマの休日」
第2回「三十四丁目の奇蹟」
第3回「雨に唄えば」
令和7年4月19日の土曜日に、その第4回目を開催いたしました。
今回の上映作品は「私は憎まない」というドキュメンタリー映画。
ガザ地区出身のパレスチナ人医師イゼルディン・アブラエーシュ博士のドキュメンタリー映画です。彼はパレスチナ人として初めてイスラエルの病院で医師として働き、産婦人科医としてイスラエル人とパレスチナ人の両方の出産に携わり、命の平等を体現していました。ところが2009年のある日、ガザの自宅がイスラエル軍の戦車の砲撃に会い、彼の目の前で3人の娘と姪を殺されてしまいます。無残な姿の娘たち…その悲劇を嘆く電話での彼の音声の一部始終が、イスラエルのTVニュースで生中継で放映される…。
ところが彼は「憎しみで戦争や虐殺は解決しない」と、発砲した兵士やイスラエル軍の上層部を憎むのではなく、あくまでもパレスチナとイスラエルの橋渡し役となるために共存の可能性を信じ、憎しみの連鎖を断ち切ることこそが真の平和の道だと訴え、過ちを認め謝罪するよう、イスラエルの裁判所に訴え出る、という姿を追っています。
その精神は世界中でたたえられ、中東のガンジー、マンデラ、キング牧師ともいわれ、5回もノーベル平和賞候補(まだ受賞はしていない)になっています。
これまでの上映作品はエンターテインメント的なものばかりでしたので、今回は思い切り社会派な内容です。
上映後、参加者の方へアンケートをお願いしているのですが、今回は設備や環境についての感想よりも、内容についての感想が多く、皆様平和についてとても考えさせられているご様子でした。
「1日でも早く停戦して平和な未来で世界、みんな平和でありたい。戦争で1つも良いものが生まれないと思うのでどれだけの犠牲を前にこれを続けている意味があるのか私にはわからない。」「私はニュースでイスラエル、ガザが大変なことになっているのを知りました。表面的なことはわかっているけどガザの人たちを応援、支援しなきゃと思っています。日本も平和ではありません。貧困、格差が大きいからやっぱり教育、指導者が大事だと思います。」「題名を聞いていたので少し調べて興味深い内容だったので楽しみにしていました。重たい内容でしたがこういう映画ってあまり解説もいれてもらえないしTVでもあまりやらない気がするので興味深く観させていただきました。」「TVでやってても字幕は全然見えないがこういう音声ガイダンスだったら楽しめるんだなと思いました。普通映画しか観たことがなかったから今回のドキュメンタリーをこんなふうに楽しめるんだなと思いました。」「一度字幕スーパーだけで観ていたため今回の音声ガイダンスがどのように解説、吹き替えするのか興味があった。30人くらいが関わっていたと聞いてこういうものを作るのは大変な作業なんだと感じた。こういう機会はとても良いですね。(お付き添いのご家族)」などなど…
今回は夢の世界ではなく、現実に今この世の中で起きていることに気付き、考える機会を持っていただくことができたのではないかと、この作品の上映会ができたことを嬉しく思います。
私が尊敬してやまない中村哲医師と同じく、アブラエーシュ医師も心から尊敬できる方のお一人です。その活動と精神がより世界に広まり、それが停戦、和平につながるなら、ぜひノーベル平和賞も受賞していただきたいと思っています。
片桐眼科クリニック
院長 片桐喜彰
https://www.k-eye.jp/
院長さん 25/04/29 15:40
地方都市の真ん中に住む者ですが、子供時代は戦災で焼失しまった屋敷内が畑に変わり、花と野菜、果実に季節を感じる生活でした。
そこへの回帰に憧れる現在ですが、世界の各地に豊かな農的生活をする人々があり、天からの恵みを惜しみなく分け与える生き方を実践している点が感動的でした。
それは現在世界を席巻する金融自由主義の生き方とは真逆のものであり、そこにある人としての豊かさが見る者に精神的安らぎを与え世界への信頼感を醸成してくれます。
マザーアース&のさりさん 25/04/29 08:39
いつもにも増して少ない視聴者に気落ちしています。どこかにはきっといる見たい人のために、広報の仕方に工夫をしなければ続かないことを実感しています。
内容としては直接のガザや周辺国関連作品よりは軽いので、その意味では広い対象に見てもらえるものと思います。信じられないほど好人物のカナダ側受け入れ先の人々、まるでおとぎ話ですが、カナダの田舎ではそこまでしてでも人口を増やしたいのか?人がいなければ何事も始まりません。難民受け入れの背後にはそういうのっぴきならない事情が見えるようです。
父権の強さと同時に意外に女性が強いことには驚きました。カナダの地方より、砲弾の雨に苦しめられているシルアのダマスカスの方が文化的だとも分かるし、文化と歴史の理解がさらっとついて来るという副産物が貴重です。
マザーアース&のさりさん 25/04/29 08:19
※ 上映者の声投稿数で集計