シード〜生命の種〜
をご覧になられた方々の感想が
「種は美しい。大切なものなのに今恐ろしいことになっている。」
でした。
何もご存知なかった方には衝撃的で、ご存知だった方には、さらに危機感を強める作品でした。
若い方にぜひ見ていただきたいです。
※フォーマットの都合上、料金は1000円ですが、上映会はドネーションで行いました。
榊原一憲さん 19/12/04 13:46
米国では80年代ころに草の根で広がり始めたシンプルな暮らしのムーブメント。デュエイン・エルジン著の「ボランタリー・シンプリシティ」を引き合いに出して語り合いました。
大事なのはタイニーハウスに住むことではなく、一度生活をシンプルにしてみることによって、自分自身の内面と向き合い、何が自分にとって大切なのか、自分らしい生き方とはどういうことなのかを考える機会になることだ、というところに参加者の多くが頷いていました。
何でも他人任せで消費とお金を稼ぐことに明け暮れる生活からの転換点として、タイニーハウスなど身の回りのことを何か自分で作ってみる、アレンジしてみるという体験をしてみること、子どもたちにもそういう機会を作ったり実践を見せてあげることが大事なのではないかという話が出ました。
藤村聡さん 19/12/04 10:54
とても充実した上映会になりました。
映画は、全編とても美しく彩られた映像に圧倒されます。緑の畑、青い空、インドの農家の女性たちの鮮やかな衣服、そして種そのものがこれほど多種多彩であることに驚き、そこに詰まった生命のエネルギーまで見えるような気がしてきます。
これと対照的に、神に代わってゲノムを編集し、農薬で大地を汚染し、特許を盾に伝統的な農業を駆逐してゆく多国籍企業の醜さが、おのずと浮き上がって見えてきます。人間も大いなる生命の一部であるにもかかわらず、どうしてこんな愚かな営みを止めることができないのかと、悔しくなります。
私たちの上映会では神奈川県愛川町で「有機農園けのひ」を営む北原瞬さんにお話をしていただきました。たくさんの微生物が含まれる土を大切にし、年間80種類の野菜を育てる北原さんですが、伝統的な野菜よりも消費者に馴染みのある野菜、あるいは収穫しやすい種を育てざるを得ないジレンマも抱えていると仰っていました。一方で、イタリアやフランスの有機農家を訪ねたとき、日本とは異なるその土地の野菜や食文化を守ろうとしている彼らが、自分とまったく同じ思いを抱いていることに勇気づけられたそうです。
作物を選ぶ一人ひとりの消費者も、映画で紹介される種の守り人たちや、伝統的な作物と伝統的な有機農法を守ろうとする農家の方々の思いに応えなければならないと、強く感じさせる上映会になりました。
haruko.kikuchi.47@adm.hosei.ac.jpさん 19/12/02 10:26
今回の映画上映では上映中にメモを取る参加者が多く、感想共有の際にも参加者同士感想を伝え合うことによって映画をより深く理解することができました。主催者側としてこれから生活する上でのヒントを提供できたのではないかと思います。参加者の中では身近な物についての映画だったからこそ、これから日々の生活の仕方を変えていこうという気持ちになり、これは服だけではなく色んなことにおける問題だと感想を伝えてくれた方もいらっしゃいました。
参加者の感想が聞け、とても濃い映画上映会でした。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
the.rootless.0902@gmail.comさん 19/12/01 17:21
「シリアの今とむかし、これから」というテーマのもと、イベントを開催しました。このイベントは、講演会、映画上映会、交流会の3部会で構成しました。
参加者の中には、中学生や高校生、これから国際協力を志す学生や、専門家、青年海外協力隊OBなど、さまざまな立場の人がいました。
講演会の講師からは、映画には撮影されていない裏側を読み解くことをお話くださり、また、映画を観た後に、参加者同士での意見交換をしていただいたり、シリアを支援する団体との交流を取り入れたことで、単に映画を観ただけで終わらないイベントを開催することができました。
映画自体のインパクトも強く、参加者からは想像していた以上の厳しい現状を知ることができたと、反響がありました。
映画を観るならひとりでもできますが、このように強い衝撃を受けるドキュメンタリー映画であれば、観た後に複雑な感情をひとりで抱え込むのではなく、一緒に観た人と思いをシェアすることが大切だと、今回改めて感じました。
鍋内郷子さん 19/11/29 18:57
ダムを壊す?ダム反対の映画ということは鑑賞前にわかっていましたが、実際鑑賞すると、ダム撤去に反対の人の声も取り上げらていますし、ダムの歴史もよくわかります。
河があるからこその文化、コミュニティ、魚、貴重な自然、自然体験が美しい映像で伝わってきます。
そして、何よりもこの映画の主役はサケです。養殖のサケの課題についても理解が深まりました。
それから、最後のエンディングのシーン、是非観てください!
GRiD CINEMAさん 19/11/29 17:00
ちょうど最近、ベネチアの州議会が水に浸かったニュースがあり、タイムリーな上映でした。10年前の作品なので、今どうなっているかが気になり、上映後にみんなで調べてみたりしました。
自分たちの暮らす街ではどういう対策が可能なのかも話しあって、色々な意見が出て有意義でした。
問題の深刻さを映像美で伝えるという意味で、見るべき映画だと思います。
浦田千恵さん 19/11/29 02:57
食品ロスの取り組みについて、ヨーロッパ各国の事例を楽しく観ることができました。やはり、日本と比較した場合、日本の取り組みが遅れていることを実感。
上映後の交流会では、フードバンクの活動を行っている方のお話を聞き、様々な課題を共有することができた。
おかげさまで大変良い上映会となりました。
日光ソーシャル映画祭さん 19/11/28 14:43
「発電の方法を選ぶというのは日本では難しい」
「災害時には太陽光発電と蓄電は有効な手段になる」
「電力会社主導の太陽光発電は若干抵抗がある」
「みやま市は地域の発電所、大木町ではバイオマスの利用をおこなっている。一次産業が中心の町は再生可能エネルギー利用の取り組みがやりやすいのではないか」
などの意見が出ました。
広報不足と天候不良で参加人数は少なかったですが
色々な視点の意見があり有意義な時間でした。
映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~』
春日シネマ&トークさん 19/11/25 17:57
※ 上映者の声投稿数で集計