2024年アメリカ大統領選挙の直後のタイミングで、とても時宜にかなった上映会となった。参加者からも、選挙結果を考えると暗い気持ちにもなりかかるが、映画の中で数多く紹介される草の根の活動を知ることで、日本ももっと取り組むべきことがある、私ももっとできることがある、と励まされたという声が多数寄せられた。
森脇厚一郎さん 24/11/19 16:43
最後の上映となりました。
今回も地元新聞が最後の上映として記事を載せてくれましたが、会場の都合で日曜日の夜の上映となりました。若い人達に見てほしかったのですが、今回も観客が高齢者3名で最後の上映会を惜しんでいただきました。延べ80名の方に鑑賞いただきました。
最後に相応しいドキュメンタリー映画でした。6度目の大量絶滅が始まっている。気候変動が私達ホモサピエンスも含め、絶滅を加速させるのか、それでなくとも古生物学者は数百年から数千年で人類は絶滅に至ると予測しているが、どうなるのか?
ピープル福知山シネマさん 24/11/18 17:06
上映のあと、3人から5人、周辺の人と自己紹介や感想のシェアを行いました。なかなか話が尽きない様子で、一応定刻で会の終了をお知らせしたあともそこここで話が弾んでいました。
たまたま直前にあった来日講演にたまたま同じ回に参加した人があったり、以前サティシュ・クマール氏が登壇したZen2.0に関わった人があったりと、それぞれの情報シェアもお願いしました。
映画『ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』
ロータスシネマさん 24/11/18 12:53
草間彌生さんといえば奇抜でユニークな印象が先行していて、彼女がどのような人生を歩んできたのかは詳しく知りませんでした。
しかし、映画を観てみると、私が想像していたより何倍も壮絶な人生を歩んできたことが分かり、彼女に対する見方が180度変わったように思えます。
今となっては児童虐待とも捉えられる育て方をされ、1960年代のニューヨークに単身で渡った際には、女性で東洋人であることから全く相手にされず精神が狂うほど悩まされていたようです。
しかし、そんな中でもご自身の信念を貫き通して、今となっては世界的に有名なアーティストとして活躍していらっしゃいます。
たとえマイノリティーであっても、世間に認められなくても、自分のスタイルを大切にしてきた草間彌生さんの人生がたっぷり詰まった80分間でした。
ADVANCEシネマさん 24/11/18 10:50
コープ自然派組合員向けの研修として上映会を実施しました。
戦禍にさらされるガザの様子を報道では時折目にするけれど、そこで暮らす人々は何を思い、どのような日常を過ごしているのかはなかなか想像がつかない。イタリアの医学生リッカルドが留学中に関わったガザの医学生やホストファミリーの言葉や思い、若者の日常、緊迫する街の様子を通して、遠い異国のガザが、隣人としてぐっと身近に迫ってくる。ガザの地に生まれたというだけで不自由を強いられる理不尽さ。なぜパレスチナで戦争は続くのか。平和のために、私たちができることは何か。映画を通してそれぞれが考える時間を持てたのではないかと思います。
自然派シネマならさん 24/11/17 11:38
今回の上映会は、自分の感想を言葉にするのが比較的得意な方が多かったこともあり、上映後の感想シェア会が盛り上がりました。
何を映して何を映さないか、というのは制作者の意図と感性に委ねられるので、こういう「知られざる姿を映し出す」的な作品を観るときは注意深くならねばならない、けれど…これが現実、私たちと同じ日常の中に、死や爆撃の恐怖が入り込んでいると考えるだけでとても気分が重くなる。
そんな参加者の感想が印象的でした。
日本は今のところ戦争に巻き込まれていませんが、自然災害による被害は多いです。でもこれが、もし人為的に引き起こされた被害だったら…と想像するだけで確かに気が重くなります。
なぜ、ガザはこんなことになってしまったのか。
彼の地に生きる人たちの姿を映画という形では言え知ったことで、その素朴な疑問が改めて浮き彫りになりました。そしてきっと、ガザに生きる人の多くも、同じような疑問を抱いているのではないかと思います。
ガザが海洋国というか、漁師が当たり前にいる街なのだという認識からしてなかったことに気付かされた本作、ぜひ多くの人に観てもらいたいと思います。
山小屋シネマさん 24/11/17 10:30
昨夜の映画会「ANVMAL ぼくたちと動物のこと」は、少人数でしたが、初めて参加いただいた地元の方が何人か来られて、嬉しい時間となりました。
映画の中のプラスチックと動物たちの被害、うさぎ工場?のシーンはショッキングでした。私たち大人が作ってしまった社会の結果として、若者世代には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
次回の映画会は「コスタリカの奇跡」ですが、映画の最後に若者の2人がコスタリカを訪れるシーンがあり、また参加者の小林緑さん(国立音大名誉教授)がこの会の前の集まりが、コスタリカのテーマであったこともあり、軍隊のない国コスタリカの話題で盛り上がりました。
次回は12\14(土) 「コスタリカの奇跡」オンラインゲストはこの映画の配給会社の関根健次さんです。関根さんは家族と一緒に1年間コスタリカに移住されていました。次回も楽しみです。
予約も始まっています。ぜひご参加ください。
https://forms.gle/pXGXhAf6t5PKEfXn7
ソシアルシネマクラブ杉並さん 24/11/17 10:23
映画の舞台はアフリカのサヘル地帯。
ということで、参加者さんには民族にまつわる何かあれば身に着けてきてね、とサラリとお伝えしていたら
手織りのお洋服でいらしてくれたり
アクセサリーや小物を身に着けてきてくださったり
あと、意外に楽器が揃ったので(マリの女性シンガーが主人公だったからか)
映画始める前に、みんなで楽器を手に歌いながら、フリーセッションしました♪
お友達から借りたジャンベ
カリンバ
マラカス
手作り楽器
お皿と棒で、即興鳴り物も。
こんな風に、楽しく陽気に奏でる歌や演奏もあれば
劇中、枯れ果てた大地を耕す農民が歌う唄。。。
切なかったなぁ。
できることなら、投げ出して逃げたくなるような現実を前に、
硬い土に鍬を打ち立てながら歌う唄は、雨乞いの祈りに近いものを感じました。
ときに奮い立たせ、
ときに嘆き、
ときに感情があふれんばかりに…
アフリカの現状は、どこまでも楽観視できるものではないけれども
歌と音楽が映画の中で終始、伴走してくれていたから、観ている側も臨場感持って、共に旅しているような氣持ちになりました。
あの砂漠を目にしたあとのシェア会では、
「日本の不耕作地なんて、雑草がいっぱい生えてきて、なんて豊かなんだ!」
「日本には作物育たないなんて土地、ないよね!」
アフリカから遠く離れた日本にいる私たちだけど、
おなじ地球人として、未来に続く選択と行動をしていこう、という話もでました。
映画からも
参加者さんとのシェア会からも
たくさん、たくさんのことを学ばせていただきました。
マチリノさん 24/11/16 07:27
今回の映画『アニマル ぼくたちと動物のこと』
を見ての個人的な感想としては
二人の高校生が世界中の研究者・実践家に会い
いろんな現場を訪れるという旅を通して
人として多くの学びを得て
一回りも二回りも大きな人間に
成長していった成長の記録のような映画だったと感じました。
映画の冒頭に出てきた時と
最後のインタビューの時では
表情も話していることも大きく変わっていて
ベラが終盤はとてもいい笑顔を見せてくれていたのが
一番印象に残りました。
上映会としては今回も新しくやってきてくれたメンバーがいて
山陰の地で少しずつ「映画つながり」の輪が拡がっています。
これまで1年間たくさんの映画を届けて頂き
ありがとうございました。
ひらやんさん 24/11/15 22:49
出演されたテキサス大学のラージ・パテル教授「究極の選択は、買わないこと。実際に持続可能な商品をつくるには4倍〜5倍のコストがかかる。今の社会は不必要なガラクタを大量に作り消費者はその中心にいて物を買うことで環境破壊に加担している。情報がなくて消費者は適切な判断するには難しい社会」
いかに地産地消、自分で育て作ることが大切か実感できる作品です。
環境への意識や知識を持たれた方が多く集まる上映作品でした。グリーンフライデーのキャンペーンとして開催しました。
「身体に影響で買う物を考えていたけれど、買うことで自然破壊にもつながっていると思うと、そういう背景も考慮して、買う物を選ばなければならないと考えさせられた映画だった。 」
「一人一人声をあげるのは大事だとおもった。 」
「贅沢の裏側は犠牲がすごいことがわかった。 」
「自分たちの選ぶもので自然が破壊されたり、不当な労働が起こってることにぜひ目を向けて欲しい。 」
「今日から、できることはしよう!まずは買う物を選ぶ。不必要なものは買わない。 」
そんな感想が生まれた上映会となりました。
自然派シネマならさん 24/11/14 08:52
※ 上映者の声投稿数で集計