サティシュ・クマールをすでに知っている人もそうでない人も参加しやすいように上映会とインド料理を食べながら感想シェアする内容を企画しました。参加者の皆さんは、サティシュを知っている人がほとんどでしたが、サティシュのことをよく知らないけど「巡礼」「インド」というキーワードから上映会に興味を持ったという方々がいました。特にサティシュのことを知らずにこの映画を観た方の感想が気になったのですが、開口一番「見にこれてすごくよかった!」という嬉しい反応をいただきました。映画では、サティシュの哲学、人生、ジャイナ教やガンジー、インドの思想、パートナーとの愛、母との葛藤など、偉大な活動家としての功績をうかがいつつ1人の人間としてのサティシュを捉えることができ、観客はより身近にサティシュを感じられる時間になったのではないでしょうか。感想シェアの時間では、映画に登場したシューマッハカレッジの食事シーンを真似て瞑想をしたり、祈ったりしながら、昨今の社会情勢、個人の死生観や経験談を語り合う特別な時間となりました。アーユルヴェーダ講師の話もあり、深淵なるインド哲学の世界を垣間見ることができました。また機会があればぜひ上映したい作品です。
映画『ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』
シネマザガウラさん 25/03/17 19:11
ニュースやマスメディアでは伝えきれないガザの現実と、そこでこれまで起こってきたことを目の当たりにして、上映会参加者は衝撃を受けました。
アブラエーシュ医師と一命をとりとめたお嬢さんの「憎まない」強い意志が平和への架け橋となり、一日も早い本格的な停戦の実現と継続、そして復興への動きをもたらしてくれることを願ってやみません。
多くの皆さんに観てほしい映画でした。
松井正博さん 25/03/17 18:36
3/15(土)昼、第215回 銀座ソーシャル映画祭 x デモクラシーフェスティバル・ジャパン x 第24回プロギング部ラン&ピースを開催しました。
上映後のいつもの感想共有が、いつにも増して濃い内容で、面白かったです。何でも発言できる良いコミュニティかと思います。
その後は、久々にプロギングを実施しました。ホコ天の華やかな銀座を走り、歌舞伎座、築地を抜けたところでゴミ拾いをして、最後は降り出した雨を避けながらひたすら走って戻りました。おしゃべりしながら走るのは楽しいです。
銀座ソーシャル映画祭さん 25/03/16 22:22
3/8(土)午後、第214回銀座ソーシャル映画祭を開催しました。先月の第213回銀座ソーシャル映画祭で上映した作品「ジェンダーマリアージュ」がとても良かったことから、今月も再上映となりました。当上映会では6回目の上映です。
作品はアメリカの同性婚を巡る連邦裁判のドキュメンタリーです。
2ヶ月連続で観ても、見どころの多い作品です。人間愛やアメリカ文化も感じますが、裁判ドキュメンタリーとして素晴らしい記録映画です。多様なジェンダーを認めないトランプ大統領に負けたハリス大統領候補が、カルフォルニア州司法長官として主人公たちの同性婚を受理するシーンもあります。ほか、様々なシーンは、上映後の感想共有をすることで、現代の問題を振り返る良い材料になりました。
映画『ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~』
銀座ソーシャル映画祭さん 25/03/16 22:08
私は原発から30㎞圏が地元で当事者、遠く離れた四国で意識の違いを感じていましたが映画を見て改めて「原発のこと何も知らなかった」と語ってくれたた姿がありました。
同じように、沖縄の基地問題や能登やこれまでの国内の災害、ガザやウクライナさまざまな世界中の争い当事者でない事柄に関心を寄せていくことの難しさを感じています。忘れない努力と心を寄せようとする時間とそんな世の中で足元から生きるしたたかさを鍛えたいなと思いました。そのために映画の時間がとても有効で助けになりました。
柳島シネマさん 25/03/16 11:07
参加されたお母さんの一人が、わが子の妊娠や出産を思い出しながら、監督の姿を通して追体験するように見ることができ、より近くに福島に起こったこと、起きていることを感じることができたと話してくれました。
見えない恐怖と不安という点では、PFASや農薬など日常にあふれている問題と同じで、それを思ったときに、小さい単位でも人がつながり、学び、声を出し、人と環境を大切にできる暮らしを求めることは大切だよねと話しました。約1年の上映で、小さくも同じ思いが共有できる近くの仲間と出会えたことが、この先もここで生きる底力になると思えます。
柳島シネマさん 25/03/16 10:58
ダム撤去について、歴史や政治的背景、決定までの議論やプロセスなども含めて多様な関係者から丁寧に取材した作品。美しい映像や音楽、豊富なインタビューを通して、日本では事例の少ない「ダム撤去」がもはや”クレイジー”ではないことが説得力をもって理解できた。
映画上映とその後のトークの時間を設けたことで、映画の解説と問題提起につながり、参加者にとって、映画のメッセージの理解を深め、遠い海外のことではなく身近なものとして考える場になった。
熊本では、2020年の球磨川豪雨災害後に川辺川ダム計画が復活。流域住民や市民の間からは疑問の声が出ているが、国は一方的に進めつつある。そんな中で、人びとの暮らしと川はどう関わってきたか、ダム建設のためにすでに失われてきたもの、世界の潮流と日本の現状を考えたいと企画した。映画「ダムネーション」を入口として、身近なこと、未来のことを参加者と共に考えたいという主催者の意図に沿った上映会となった。
寺嶋悠さん 25/03/16 10:29
食べ物を捨てることが日常になっていることの問題や時代・社会の変化に気づかされました。
「レシピに忠実に料理することが当たり前になり、ありあわせのもので料理を作る技術が失われているから、冷蔵庫の残り物を捨てることになるのではないか」
「マンションのディスポーザーからいつでも気軽に生ごみを捨てることができるので、食べ物を捨てることに罪悪感を抱きにくくなっている」
「付き合いでケーキをもらい過ぎて食べきれないので日常的に捨てている知人がいる」
「体に負担の多い菓子類を贈答する習慣を見直す必要があるのでは」
などの意見が出ました。
難しい問題を取り扱っていますが、監督がいつでも笑顔で人と接していることが印象的でした。
心に余裕をもって、笑顔で問題に取り組んでいきたいです。
ここさんぽさん 25/03/15 23:39
たんたんと固有種の大切さを訴える映画に
みなさん、感心!!!
農業の大変さ、偉大さ、尊さを感じた時間でした。
農業のプロセスに付帯する価値を
しつかりフィードバックしつつ
流通で上手く取り組む方法がないか!?
まずは、映画会に参加頂いた一人一人から
取り組んでいく必要性を強く感じました。
トランジションタウン神戸・映画会&0円食堂さん 25/03/15 17:29
上映中に、舞台袖から会場を見ていたら、チラチラと明かりが!慌ててその席に近づき、スマホをかざす高齢男性に近づいて「スマホの電源をお切りください!」とやんわり注意すると(上映前に、注意喚起しているのですがね、、、)その方は慌てて、「ご、ごめんなさい。セリフをメモしたくて思わず、、」と恐縮されている様子で、スマホを仕舞われました。気持ちは実に、わかりますがね。
本当に、サティシュ・クマールさんの発する言葉は誠実さと、厳しい現実に正面から向き合ってきた凄み、そして愛とやさしさに満ち溢れていて説得力があり、いちいち、心にメモっておきたいものばかりでした。若い人たちや盟友のヴァンダナ・シヴァさんとと本当に楽しそうに語り合っているのも素敵でしたが、奥様と向き合っている時はまた、全然別の表情になるのもまた、何とも言えずよかったです。生き方、ものの見方の角度を変えてくれる作品に出会えたことを、幸福に感じます。
参加者の満足度も高く、前回上映した「SEED」と印象付けて観ていただいた方も数名いて、その意味でも有意義な上映会でした。
映画『ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』
みどりアートパークさん 25/03/14 20:46
※ 上映者の声投稿数で集計