1度この映画を上映したら農家さんや地域の方々との出会いがたくさんありました。映画を観てくださった方が口コミで広げて、「また上映して欲しいです。」「いつ観れますか?」という声を複数いただき、3回目の上映会開催となりました。
上映を重ねるほどに、性別、年齢層ともに多様になって、若者から杖をついて歩いて来てくださる高齢の方まで映画を観てくれています。自分たちは小さな上映会を開催していますが、また機会があれば企画させていただきたいです。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
鎌倉シネマさん 24/12/01 17:21
とても恐い。信じられない。現在の話なの?と、参加者の方々から、抑圧されている隣人への驚愕と同情、怒りのの声が上がっていました。高度経済成長期に生まれた自分も、「日本に、民主主義の国に生まれて本当によかった」と、空気のように享受していた、人間らしく生きる権利が保障されていることがどんなに尊いものかと、思い知らされました。今の平和な、食料も住居も、自由にものが言える日本でのほほんと暮らせるのは、先人のおかげなのだと、感想をのべられた方もいました。アンケートでは9割以上の方がこの映画に5点満点をつけておられました。横浜出身の若い清水監督(日系4世になられるのでしょうか?)がクラウドファンディングで作られた3Ⅾアニメ作品とのこと。脱北者から取材をかさねて、丁寧につくられたストーリーは芸術作品としても秀でており、それゆえに、北朝鮮の身も凍えるような厳しさを浮かび上がらせていました。作者の目線が前を向いていて、希望を捨てずに人間の尊厳と生きることの尊さを訴えかけてくれました。最後はショッキングでしたが、勇気をもらえた、と感想を述べていた方がいました。自分も同感です。ハードで辛く暗い気持ちになるだけでは、、と危惧し、観る前に敬遠してしまう人がいるのかもしれません。でも、そうゆう人にこそ、観て欲しい作品だと思います。このような素晴らしい作品、もっと多くの方に鑑賞して欲しかったなあ、つくづく、宣伝の難しさを痛感いたします!
みどりアートパークさん 24/11/30 14:42
親子で映画をみた家族から、「子どもたちが肉を食べたくない」と言うとお話がありました。肉食がいい悪いという二元論ではなく、それをきっかけに肉を食べるということ、現在の飼育や流通や大きいシステムのこと、人が生きるということ、生きものとの関係や尊厳、様々なところを家族で学んだり話したりしながらそれぞれの考えや選択が育っていくという希望を感じました。
柳島シネマさん 24/11/28 15:15
参加者は2名(うち1名は初参加の方)でした。
上映会2回で1名ずつです。
参加者の感想:
・そういえば昔、そんなニュースがありしたよね。忘れていましたが......改めて思い返しました
・好きな人と一緒にいたい、人生の喜びも哀しみも共有したい、相手が同性であろうが異性であろうがその想いは同じはず。人間愛の作品ですね。同性しか愛せないのは獣、何と心の狭い考え方なのか、哀しくなりました。
主催者の感想:
正直あまり関心事項でなかったので、主催者が興味をもてるかドキドキして視聴しました。予想に反してとても引き込まれ、最後まで観ることができました。レズビアンの原告者が「差別は日常的にあるけど、自分らしくいるほうがずっとマシ」と涙を流すシーンは自分も泣いてしまいました。
裁判や法律という点でもとても興味が強くなりました。
よい映画をありがとうございました!
映画『ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~』
二階シネマさん 24/11/27 06:07
3.11以降、生き方を見直し、持続可能な暮らしへシフトした人たちをフランス人カップルが訪ね、のべ15か所に取材を重ねていきます。
循環型の生活を営む屋久島のエコビレッジ。都会の真ん中でのパーマカルチャーの実践。ゼロ・ウェイストに自治体をあげて取り組む上勝町などなど、サステナブルな未来へのヒントがたくさん散りばめられています。登場する方々も生き生きと楽しみながら実践していて印象的です。私たちが何を選び、どう生きるかで地球の未来が変っていく。映画全体を貫く「できる」の合言葉が私たちに希望を与えてくれます。
参加人数は少なめでしたが、上映後にみんなで感想をシェア。それぞれの関心や、自分にできそうなこと、今実践していることなどを話しあい、いい時間を持つことができました。
自然派シネマならさん 24/11/26 23:19
とてもいい映画でしたが参加者があまり多くなかったので少し残念でした。主人公の2人と年齢が近い中高生にも見てもらえたらいいのにね、という声もあったので、可能であれば別の機会を設けられたらと思っています。
(参加者の感想)
----僕もかつて、主人公の少年少女と同じような怒りや疑問を持ち、明快な解決方法があるだろうと感じていたことを思い出しました。
そして根本の産業構造や社会システムに抗う術を持てぬまま、身近な生活や消費行動を見直すくらいのことでお茶を濁し正当化することで、自分を納得させていたと思います。
今回の映画で、環境問題に気づいたころの怒りと疑問に結局逆戻り。
どうしたらいいのか、堂々巡りです。
映画のなかで言っていたとおり、産業界のロビー活動は強い。
世界を大きくシフトするにはどうしたらいいんでしょうね。答えは見つからぬままです。
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とても勉強になった。
私も時には人間(人類)が居なければよいと若い頃は考えた。
しかしいろいろな物を見、人と会い、自然にあううちにそうでない事に気づいた。
確かにバランスが一番大切だと思う。
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人類は正しいバランスの中でしか存在できないと私も思っている。
自分も悪い現実を知るたびに悲しい気持ちになり、自分を含めた人間の存在が嫌になり・・・。
でも良い方向に動いて変わっていくことはやはりできるのだろうし、彼らのようなパッションを持った人々がいるだけで勇気とやる気をもらえる!!
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子どもたちの、ストレートな質問にドキッとしたのと、同じ人間を憎んでしまう世の中にした責任を、もっと多くの大人にも理解して欲しいと思った。「人間も同じ動物」と話をしてくれた大人に出会えて良かった。私たち大人も行動に移さないと!
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下川すまっこシネマさん 24/11/26 12:28
環境ふくい推進協議会では、近年大きな問題となっているプラスチックごみ対策のため、「プラスチックごみ削減セミナー」を開催し、本映画を上映しました。
プラスチックごみ問題について、参加者に考えていただくよいきっかけになったと思います。
参加者からは、「使い捨てプラ製品をできるだけ使わないようにしたい」「今まで以上にしっかりとリサイクルに取り組みたい」等、プラスチックごみ削減に前向きな感想が多くありました。
junkan@pref.fukui.lg.jpさん 24/11/26 11:11
集客が難しいなと感じますが、映画内容は全ていつもメッセージ性が強くてたくさんの方に見ていただきたいと思っているので、引き続き頑張ります!!!
千葉市ふるさとシネマさん 24/11/25 17:46
この度、初めて利用させていただきました。
館内を真っ暗にしての映画上映。
みなさまが熱心に映像を観ている様子は、大変ワクワクするものでした。
映画を通して、それぞれが幸せについて考えることができ、そしてその後の感想共有のための交流会でも、映画をきっかけにたくさんの話ができたのではと思います。
次回の開催でもお世話になれたらと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
高山和成さん 24/11/24 11:04
※ 上映者の声投稿数で集計