反対か賛成か決められない、
自分の中でもなかなか答えが難しい、
いろいろ考えを巡らせる機会になった、
このような感想が多く見受けられました。
単純な二項対立ではなく、文化や歴史、信条、立場など、それぞれに多様な背景があることにも焦点を当てた構成となっていたため、映画を観た方々にとっても考えさせられる内容だったようです。
参加者の感想
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日本にはたくさんの伝統や文化がありますが、「だから途絶えさせてはいけない」という部分がすごく問われている作品だったように思います。
多くの人が関わることなので、その時代に合った考え方に沿って少しずつ変えていくことも次世代まで継続していくためには必要なんじゃないかと思いました。
例え、形が変わってしまっても途絶えてしまってもその時代に生きている人が違うのだから嘆くことではないのかなとも思いました。
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地域の方々の暮らしに深く関わるため難しいですが、個人的には論点により賛否両面ありました。反対派意見についても同じです。互いが利己的にならず、また一方的に意見を押し付けずに、見直すべき点は見直し生命や自然にとり良い報告に向かえることを願いました。
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子どものころ、くじらは身近なたべものでした。今は高くて食べたくても買えません。
こんな問題が日本でおきてたことは知りませんでした。
その土地で昔から食べられているものには地形、地質なども背景に生命と暮らしを守るための文化があることに気づかされました。
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下川すまっこシネマさん 24/11/11 23:50
告知期間が1ヶ月未満でしたし、慣れない上映会でスタートはおぼつきましたが、いろんな方の支援や応援の声を頂き、結果、きて欲しい方にお越し頂け、以外な方が当日きてくださったりしての、いい1日となりました。的を絞ってチラシを置いていただいたりしたのですが、やはり実際に声をかけて話した方が来場してくださった感じです。上映の合間にレバノンワインの試飲の時間を設けながら、交流できたのいい時間となりました。20代から60代前半くらいまでの方で、男女半々くらいでした。この映画を観たら、絶対レバノンワイン飲みたくなるよね!との声を多く聞いたので、用意できて良かったと思います。ピースワインのオンライン販売のご案内もしましたが、映画が終わったらその場で買いたかった!との声が多かったです。ワインが好きでこの映画に興味を持ってくださった方も結構いらっしゃいました。戦争してる国という認識しかなかったけれど、この映画でレバノンのことをもっと知りたくなったという声も聴くことができ、上映してよかった!と充実感で終えることができました。
3s.cinemaさん 24/11/11 16:10
世界食料デーに合わせ、10月は食料関連のサステナビリティをテーマとするイベントが多く行われます。私たちは、この『0円キッチン』鑑賞によるインプットと、その後に各人の意見や感想をグループワークとしてアウトプットし、シェアする時間までを上映会として企画・実施しました。
鑑賞・インプットによる気付きに留まらず、参加者それぞれの気付きや想いをアウトプット・シェアする時間はとても対話が盛り上がりました。今日から、今から、自分に何ができるのか考え、実践してゆく気概をもつきっかけになったと考えます。
(一社)Sustainable Niigataさん 24/11/10 03:38
4月から10月まで、毎月公園の芝生の広場を映画館にして上映している久屋シネマ。
収穫の秋にふさわしい、今年最後の上映にふさわしい会になりました。
公園と言う場所だからこそ、新しい文化に出会ったり、知らない人と言葉を交わしたり、興味のあることを学べたり。
映画上映前後のトークイベントや、終わってからも、来場者同士の会話も止まることなくつづき、改めて映画とがは、いろんなきっかけになる。体験装置だと感じました。
今回はHisaya-odori Parkでいつもファーマーズマーケットを出店いただいている人だったり、そこにまつわる生産者さん達にお越しいただきました。
どうしても忘れてしまいですが、自分たちが食物が食べられているのは、それぞれの生産者さんが自然と向き合ってくれているから。
普段はあまりわからない作り手の気持ちや苦労、考え方などを知るとてもいい機会になりました。
実際に生産者さんたちが作った食材やビールを口にしながら見る映画も最高!
小野寺さんにお越しいただけたことで、映画の楽しみ方の幅がより広がりました。
様々な人が集まったことで、この上映会が名古屋や東海地方の 飲食や生産、生産者さん達の新しい活動や目線の広がりのきっかけになるそんなことを思わせる会となりました。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
大倉曉さん 24/11/08 11:08
11/3の文化の日。
大阪唯一の村にある道の駅ちはやあかさかで、
アリス・ウォータースドキュメンタリー野外上映会を催しました。
野外上映会はある意味賭けで、
前日土砂降りだったのがウソかのように
当日は見事なお天気に恵まれました。
映画を見た人は、定員60名のところ65名と、
スタッフや出店者さんも含めると90人くらい。
事前アンケートで、来てくださる皆さんに一つ質問を投げかけていました。
「あなたにとっての豊かさとは?」
その答えを当日会場に掲示させてもらい、言葉は交わさなかったとしても
ここにはこんな思いの人が集まっているんだなと感じることができました。
「自然体で生きること」「生き物たち全てが共生できる暮らし」
「選択肢があること」「誰かと心を通わせること」など。
私自身、この言葉たちにすごく共感し、当日来てくれる皆さんと
いい時間を過ごせるように準備するための活力となりました。
そして、映画とともにローカルなカフェや農家さんにも出店していただき
S l o w F o o d MARKET を同時開催しました。
コーヒー、チャイ、焼き菓子、はちみつ、パン、スープ、
石窯ピザ、おにぎり、カレー、玄米とお野菜のお弁当、
アリスの本は地域の創業70年の小さな本屋さんに。
出店してくださった人たちも、それぞれ信念を持ってお店をされています。
上映後は、出店者さんにも一言ずつお店の紹介や、感想などを話してもらい
映画の続きのような、農家さんや料理人のリアルな声を聞くことができとてもいい時間でした。
今回規模が大きくなりすぎてシェア会ができなかったのが残念でしたが、
また来てくれた人に呼びかけてやってみようと考えています。
【いただいた感想を少し載せたいと思います。】
・地の物を、旬の時期に食べることは単純に美味しくて幸せ。子供にも季節を感じて、食べ物を味わう感性を身につけてほしい。その積み重ねが環境への意識と、何かを選択する時の価値観を育むのだと思う。
・あの澄んだ夜空の下、山の麓のロケーションで、この映画を観れた事が、想像通りの素晴らしいひと時でした。更に、こだわりのフードマーケットや司会進行&店主の方々のお話も相乗効果で、映画の世界が現実と結び付く感じがしました。
この素敵な会をありがとうございました!映画の中の、シェフよりその作物を育て作ってくれた農家の方々を敬い支援する事の大切さ、日常の連続が一生、という言葉が特に心に響いています。
・とてもよかったです。何度も泣きそうになり(1人だったらボロ泣きだったと思います)、心に刺さる言葉がいくつもあり、この映画を何度も観たくなり、今は上映会をできないか思案しているところです。
・字幕がほとんど見えなかったのですが、この映画の伝えたいことは感じることが出来ました。似た想いをもつひとが集まっていたんだろうなと思うので、そうでないひとたちに広がる為にはどうしたらいいのか、考えられたらいいですね
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この感想を見て、今回企画した私たちの思いである、アリス・ウォータースさんのことをもっと知ってほしい、同じ思いのつながりや豊かさを広げたい!この覚悟がしっかり届いたんじゃないかなと、とても嬉しい気持ちです。
また、この企画がはじまってからほんとうにいろん人に出会いました。月に数日集まって会議する時間も、できない部分を助けてくださった人たちの優しさも。
運営をしていて、一度も苦しくなることがなかったのがびっくり。
そんなきっかけをくれたアリスのスローフード宣言という本、
もっとたくさんの人に届くことを願っています。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
spoonさん 24/11/08 01:14
サティシュの言葉、ひとつひとつに心揺さぶられる作品でした。
上映後、「みんな、特別なアーティスト」にちなみ、一部のお客さんにはご自身の作品をお話ししていただきました。
藍染作家でありながら、ゲストハウスもされているお客様や絵をかくことがお好きなお客様。毎朝あいさつ運動をされている、ご近所さん。さまざまな方が錢屋カフヱーに集まりました。
何度でも観たい、というお声もあったので、また来年も上映できればと思っています。
錢屋シネマさん 24/11/06 14:55
戦時であるということは生に与えられたひとつの条件だー例えば性別とか、貧富とか、健康かどうかとかのようにーが、決して決定的なことではないとする生き方に目から鱗が落ちた思いだった。レバノンワインが世界から評価されるに至ったのは、戦時であるという生に与えられた重い条件をむしろ逆手に取ったとさえ言える。戦時だから何もできないというのでは既に死を意味するという非凡で不屈な人のあり方に敬意を抱く。
それは、閉じ込められたガザの人たちの絶望からは遠い明るさだと思った。
マザーアース&のさりさん 24/11/05 22:59
二階シネマでは毎月テーマを決めて2作品上映しています。11月は「パートナー再考」として、本作と「ジェンダーマリアージュ」を上映します。
参加者からは「昔映画館でやってた時、観たいと思って観れなかったからうれしい」という声もありました。
生死に関わる重い内容でないので、鑑賞後の心地よさがありました。現代アートをよく知らなくても十分楽しめるお話でした。
二階シネマさん 24/11/05 14:34
二階シネマでは毎月テーマを決めて上映会を行っています。
今月は「公共建物—破壊と創造にユーモアを♡」ということで、前半に「ダムネーション」と後半に本作品を上映しました。
一か月半前くらいにSNSで告知しますが、北欧に興味がある方、建築業界の方、関心をもってきてくださいました。主催者として、市のダム管理課へもチラシをもって伺いましたが、こちらの反応は特にありませんでした。
1時間弱の作品なので、あっという間に建物が出来上がります。字幕を頼りに観るにはストーリー展開が早く、少々理解が難しいところがありました。上映後「日本ではこんな施設は無理よね...」と意見でましたが、参加者にいなかった学生さんなど若い世代が観たら、どんな感想が聞けたかなと想像してしまいます。
前例のないことにチャレンジすること、新しいアイディアを肯定すること、よい刺激をもらえる作品でした。
二階シネマさん 24/11/05 14:28
この作品は生物多様性や生物の絶滅危惧に対する課題が主題だが、それ以上に課題に対して若者の認識がどのように変化するのかを丁寧に描いています。
課題に対する不安や疑問が、科学者や環境保護活動家との子どもたちの交流より具体的で実践的なものへと変わっていく様子、問題に立ち向かおうとする姿勢は、同世代だけでなくそれ以上の世代にも強い印象を与えることでしょう。
作品で描かれる若者の成長過程は、「自分にも何かできる」という意識を芽生えさせ、「主体性を持って動くことの重要性」を伝えます。
また、この作品は若者が環境問題にどう向き合うか、そしてそれを他者にどう伝えていくかについても示唆しています。作品の終盤にかけて、学んだことを自分たちで実践するだけでなく、他者に伝えることで社会全体の意識を変えようとする姿が描かれています。 複雑に絡み合った社会課題にどう立ち向かうかという難しい問題に主人公たちの意識変容のプロセスを示唆することで、若者だけでなく幅広い世代に「変化を起こす力は自分たちにある」というメッセージを伝えることに成功しています。
主人公たちの(特に女の子の)、顔つきが変わっていく様子が特に印象的です。
からびなシネマさん 24/11/04 18:00
※ 上映者の声投稿数で集計